編集者としてこの小説を読んだが大体推測が立った。
、この事件は仕組まれたものではないのか、と言うことだよ。
そして君が性転換の独白にさらに加えて面白くできそうなのは仕組まれたものなら誰が裏で操っているかを書いていくのが面白くなるコツと言うわけだよ。ワトソン君。
いつの時代も人間は味方同士で争いあう生き物なのさ。
それをわかっていればオーディエンスは大いに喜ぶ。
ところで、、、持ってきてくれた小説の量ががいつもより多いな。いったい何を仕組んだのか教えてくれないかい?
とりあえずファントムとグリペンが帰ってくるまで八代通も対応することができないと言われてしまったので、第6格納庫、と呼ばれるところに詰められるらしい。アニマだからね。モノ扱いは仕方ない。
さて、兵隊さんたちはピリピリしていて取り付く島もないので一人グラーチュの事を振り返ることにしよう。
あの後グラーチェは自衛隊に確保されることになった。しかし、不明な機体として一旦調べを受ける事となった。しかし、出てくるのは謎のアメリカの企業がそこで横やりを入れたらしい。クロノスオブザーバーとか言ういかにも怪しい企業からだ、
ただ取り上げたりすることはなく解析したデータをよこせ、そして解剖系の拷問やら実験やらをするなとのこと。いかにも怪しい企業が出てきたが、、、、、、、、、、干渉してきたのがデータだけと言うところが余計に不気味だ。
それでグラーチェに話を戻すと別段使う気もないらしいし、勝手に発進されても困るので府中にアニマを立川にドーターを置いておくらしい。(アニマは人形のほう、ドーターは飛行機の方、、、、覚えてると思うけど一応)
グラーチェ本体の話に話を移すと刻印IDは確かに中国だったらしい。(まあ、正規軍が使ってたならそれでいいけどあの革命隊長が絡んでるとなると正直、、、、信じられないね?)なんでも中国からの噂程度の情報だと早期にザイ対抗しようとしてノウハウを積むための実験機だったらしい。実際量産されてカンボジアでの中国産グラーチェが数十機レベルで目撃されている(これもらしい情報)。能力は基本的に攻撃機としてのそれ。戦闘機動を取っても6G程度しか取れないと計算できたそうだ。ただ、謎に各所が管状の肉抜きがされており何か対ザイ用の取り付ける部品をいくつか欠損しているのではないかとの声が研究者たちの中で上がってるみたい。
そして一番大事な伝言として肝心な記憶について一つ本人は思い出したことがあり、隊長から一つ、死んだ時には伝えてほしいことを預かっていたのだ。
「明日よ、もしも手がかりがないならアメリカへ行け。」と。
何故アメリカなのか?なにがあるのか?
しかし人類が人類でありながら戦う術は自分の中にある。まだまだ戦場を離れるわけにはいかないが、もし本当に行き詰まった時。思い出さなくてはいけない。それまではそっと忘れぬように心の底に留めておくことにしてある。
それはそれとして、もう一時間も経っていたらしく流石に来客を待たせるような真似はしたくなかったようで手にイボのある、おそらく整備士であろう人がやって来ていた。
「ほう、君が明日架橋君かな?」
やや空白があって緊張しながら答える
「ええ、俺が明日です。まあ、こんな姿じゃ説得力ないと思いますけどね。」
「俺は船戸。みんなからはフナさんと呼ばれている。」
「へえ、じゃあ、よろしくお願いします。フナさんは整備士なんですよね?俺はそういう人とも付き合ってましたからひょっとして俺に配慮して優しくしてませんか?そういうのあんまり苦手なんで、もしそうじゃなきゃいいですけど、、、、、、俺は荒い言葉の方が好きなんで。」
「ふむ、まあ、、、、、、、、そうだな、、、、俺も言葉遣いが荒れてる方だしぼろが出るといけねえ。堅苦しいのは抜きにしようや。」
「そうしてもらえると助かります。俺も言えば何ですが、上官とは殴り合いで優劣を決めるような荒れた性格してるので。」
「そうか、、、、そんなんにやんちゃしてるのか、男の子だねえ。」
頭を掻いて船戸は笑う。
「まあ、あんたがライノそっくりになったってのもあらかじめ聞いてなきゃウチの馬鹿どもがナンパするとも限らないからなぁ、そういう雰囲気の方が社内恋愛じゃないがいざこざがなくて助かるさ。まあ、俺は直接会ったことがないが慧とグリペンちゃんは相当混乱するだろうからな,,,,,,,ま、仲良くできるように何とかしてやるさ。それはそれとして俺が宿舎の方に案内しよう。アンタ、記憶があるとか言ってたがここに来たことがないだろう?」
「そうですね、ほんと、助かりますよ、理解が早い人がいて。」
しばらく、小松の基地を回った後、とある通路を通る。
ある隊員とドンと肩がぶつかった、、、、、、こいつあえてぶつけてきたな?
「おい、なんのマネだ?」
「あ?気のせいじゃないですかねえ~?俺たちは天下のアニマ様にはちゃーんと優しくしてますよ?それとも何か?俺たちに何か非があると?」
「テメエ?今、俺に喧嘩を売ったな。いいだろう。やってやるよ。来いよ、自分の力も出せないようなガキが、イキるんじゃねえ。お前のこぶしはただブンブン振ってるだけの一生マザコンの子供だよ、ベイビー。ママのおっぱいでもしゃぶってな。」
「何を、、、、、、、、、」
「おいおい、、、、、やめるんだ、お前ら!」
船戸の制止を無視して、ジャブで相手の姿勢を崩す。イキったガキはこれを避けることくらい容易いと勘違いして避ける。思いっきり足を踏みつけて下に注意を集めたあと、手刀で首を軽く打ち、体全体をしびれさせる。そのまま寄りかかって倒れさせ素早く腕ひしぎの姿勢にもっていく。
「ギャアアアアアアアアア!!!!い”ったたあたあたたたったあああ!!!!!!!イッタアアアアアア!!」
「どうだ、俺の腕ひしぎは?そしてお前にはどうでもいいかもしれないが俺はまだ、人間の意識がある。勘違いするな。俺が死んだら、人類が人類自身でザイに立ち向かうすべをまた失うんだからな。覚えてろ。そして隊の全員に俺の強さを広めろ。わかったな!?邪魔するんじゃねえぞ!」
「わかった!わかったから!」
素早く組み伏せた状態から立ち上がり素早く、あのガキは逃げて行った。
「もう二度といざこざ起こすんじゃねえぞ!いいな!」
「おいおい、お前さんが最初に起こしたんだろ.........」
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ライノ?ふーん、あたしの破片を埋め込まれちゃった彼もうまくいってるんだね。
なんだかおもしろいことになりそう。ふふ。
クリスタルに囲まれたザイの巣窟の中、彼女はいつもの笑みを浮かべた。