目が覚めたらオビ=ワンになっていたがアナキンがどこかおかしい件について(白目)   作:トロロ将軍

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EpisodeⅠ ファントム・メナス
原作開始の日


惑星ナブーを封鎖する通商連合の戦艦に共和国の艦が着艦する。とうとうこの日が来てしまった。

 

俺がオビ=ワンに憑依して1年。原作開始に向けてセーバー・テクニックを磨きフォースの修業に励んできた。

 

ライトセーバーやフォースを上手く扱えるか不安だったが、そこはオビ=ワンの身体が覚えていた為問題なかった。そうして日々修業に励んでいたある日、師匠(マスター)と俺は突如評議会に呼び出された。

 

到着早々評議員のマスター・ウィンドゥは俺達に現在ナブーが通商連合によって封鎖されていること、俺達2人を共和国議長の特使としてナブーに派遣し、平和的にこの件を解決してきて欲しいことを告げられる。原作開始である。

 

準備は万端とは言い難い。というよりいくら準備しても万端とは言えないだろう。現実はゲームとは違う。一度失敗してしまえばロードはできないのだ。常に不安が付きまとう。

 

「大丈夫だオビ=ワン。交渉はすぐに終わる」

 

通商連合のドロイドに案内された貴賓室でそのようなことを考えていると師匠(マスター)が俺に話しかけてきた。恐らく俺が険しい表情をしているのを見て緊張していると思ったのだろう。師匠(マスター)の方を見ると師匠は余裕の表情をしている。様々な経験を積んだジェダイ・マスターはこの程度の任務余裕らしい。こっちは色々と不安すぎて心が落ち着かないのに・・・羨ましいことだ。

 

「何か嫌な予感がします」

 

とりあえず俺は原作に沿った返答をしておく。まぁ実際は前後逆の会話なのだが、まぁいいだろう。

 

それから暫くの時間がたったが、一向に通商連合側からのアクションがない。

 

「しかし連中、随分待たせますね」

 

「まさか連中もジェダイが出てくるとは思ってなかったんだろう。まぁそう焦るなオビ=ワン」

 

そう言う師匠(マスター)の表情も若干険しくなっている。まぁ原作を知っている俺はこれからこの部屋に毒ガスが流されるのを知っているが師匠(マスター)にそれを伝える訳にもいかない。やられることはわかっているのにいつ来るかわからないのは精神的にかなりくるものがある。早くやれ通商連合!

 

そんなことを考えていると突然爆発音が聞こえ、壁からガスが噴き出てくる。

 

師匠(マスター)、ガスが!」

 

「これが通商連合の答えか!」

 

そういえばガス攻撃前に乗ってきた艦を破壊され乗員2名が犠牲になるのを忘れていた。俺が覚えていたら救えただろうか?いや、俺達と一緒に貴賓室まで来てもガスでやられていただろう。ジェダイ道具の1つである呼吸器は俺と師匠(マスター)の2人分しかないのだ。

 

殉職した2名の乗員の冥福を祈りつつ呼吸器を咥えた。後は扉が開きドロイドが死体を確認しに来る時を待つだけだ。

 

5分後、扉が開いた。扉の向こうにバトル・ドロイドが数体見える。先頭にいるのは「了解了解(ラジャラジャ)」言っていた奴だろう。原作では面白・愛されキャラだったが今は敵だ。()らなきゃ()られる。

 

俺と師匠(マスター)はライトセーバーを起動しドロイドに飛びかかる。とにかくまずは目の前のドロイド達を倒さなくては。

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