前世の敵討ちをするRTAはーじまーるよー。
前回またマミさんのヒモになることに成功したので、今回はその続きからです。
次に出てくる魔女は、前回のゆりちゃんを魔女化させた機械の魔女です、ぶっちゃけ事故死はワンチャンありますが、前回より魔力量が増えているので安定はすると思います、ただ相変わらずほむほむ到着までに討伐するRTAなのでシビアなことに変わりありません。
前回と変わらず、晩御飯作りながらお菓子作りについて話題を振ってお菓子を作らせてもらいましょう。
これからの日課は朝寝て、夕方お菓子を作り、夜は魔女討伐です。
マミさんの家でお菓子を作ってお菓子作りスキルが上がる、ついでに魔女討伐時にほむほむにお菓子をプレゼントしてご機嫌伺い、更にグリーフシードと経験値も貯まる、おまけでマミさんとほむほむの距離が縮まってワルプル戦が楽になる、完璧なチャートだぁ……
ただし機械の魔女にほむほむは参加させません、経験値は僕の物だ……!
まあそんな前回も見たような光景なので倍速だ。
その間にこれ以降のステ振り並びに獲得スキルをご説明しておきましょう。
まずステータスについてですが魔力極振り、以上です。
暴力!暴力!暴力!魔力=火力のゆりちゃんには必須ステータスなのと、ワルプル戦での魔力消費がえげつないので必ず上げなくてはいけません。
肉体面のスペックは前回の周回で目標値まで伸ばしました、あとは細かいイベントで上昇するかもしれませんが誤差です。
スキルについては今まで出てきたものだと、【魔力譲渡】【活性化】【魔力掌握】この三点は最後に取るスキルの前提スキルになっているので、必ず取る必要があります。
というか、レベ上げがしんどいのはこいつらのせいだってそれ一番言われてるから。
前提スキルは他にも有り、伊達でスキルツリーの最奥に配置されてるわけではない強力スキルなのですが、合計要求スキルポイントがお太い!
その最後に取るスキルの名前は【愛】です。
何故そこで愛!?とどっかの教授がツッコんでるかもしれませんが、今回は見送ったもう一つのスキルは【勇気】です。
ここまで言えば分かるかもしれませんが、杏子のセリフ『そういうもんじゃん?最後に愛と勇気が勝つストーリーってのは』に対応した原作リスペクトスキルです。
効果はまだ伏せておきますが、正直ぶっ壊れチート能力です。
そのぶっ壊れチート能力があってラストのワルプル戦が二回に一回突破できるかどうかってどうなってるんだ……(絶望)
おっと、機械の魔女の結界前にたどり着きましたね。
それでは今日も魔法少女体験ツアーとかいう自札体験ツアーご一行をお連れして結界の奥地へ向かいましょう。
ほむほむが来るまでがタァイムリミットなので、突入前にセーブしてほらいくどー。
道中の使い魔はマミさんに片付けて頂いて、ゆりちゃんは魔力温存です。
マミさんもゆりちゃんの燃費の悪さは知ってるので率先して使い魔を掃除してくれます。
そしてたどり着きました、良くぞ前世のゆりちゃんを頃してくれたな!成敗してくれる!オラオラ来いよオラァ!
てなわけで機械の魔女戦第二ラウンド開始です。
まず初手はまどか、さやかの二人に結界を作って使い魔の攻撃をブロックする事です。
これやらないと使い魔にやられて契約されたりして、とにかく足手まといなので必要な措置です。
じゃあ連れてこなきゃいいじゃんアゼルバイジャン、再走して♡と思ってる早漏兄貴達もご安心ください、こいつらは使い魔の気を引くデコイの役目を果たしてくれるので、RTA的にはむしろいた方がいいです、二周目ともなると使い魔とはいえ割とダメージがお太いので。
ついでにまどか達が狙われるとマミさんは率先して使い魔掃除をしてくれますし。
そんなマミさんですが、しばらくは魔女に攻撃してますがダメージは全く通っておりません、ゆりちゃんは事前知識で魔法攻撃への耐性があることを知ってるので、適当なタイミングでそれを伝えてマミさんの行動を使い魔掃除に切り替えてもらいましょう。
ゆりちゃんは前回同様とにかく走り回って攻撃を避けながら素敵なステッキで浸透と爆破を魔女に付与していきます。
止まるんじゃない!犬のようにかけ(パァン!!
失礼しました、頭を吹き飛ばされてしまいましたが魔力には余裕があるのでセーフ、ガバじゃないからヘーキヘーキ!追撃食らわなければいいだけってそれ一番言われてるから。
というかマミさんは何してるんですか、あなたが使い魔を処理しないとまたゆりちゃんのミンチが増えちゃうだルルォ!(5敗)
あー、これはゆりちゃんの頭のミンチを見て死んだと勘違いしてますね。
さらにその後何事もなかったかのように活動再開したことで恐怖のデバフ付与と言った感じでしょうか。
はぁ〜(クソデカ溜息)ほんまつっかえ!
人の頭が吹き飛んだくらいで何を動揺してるんですか、事情は後で説明するから今は使い魔をオナシャス!センセンシャル!
とりあえずそのうち復活するはずなので、今はとにかく魔女を殴ることに集中しましょう。
前回は無駄遣いして意図的に減らしていたグリーフシードも今回は余裕を持たせてあるので、前回のように魔女化するということは早々ありません。
何回コイツとの戦いを練習したと思ってるんですか、だからこの戦いで、私に精神的動揺は決して無いものと思っていただこう!
それでは前回も見たゆりちゃんがホラホラッシュを魔女にぶち込む姿を背景に、何故ゆりちゃんは頭を吹き飛ばされても頭を再生できるのかについて、お話します。
ゲームシステム的に言うなら『身体再生』スキルがあるからで終わりなのですが、物語的に言うなら魔法少女は別に脳みそで思考している訳ではないからですね。
まずシステム面から、これは厳密に言うなら身体再生スキルのレベル2を持っていると自動再生(魔力消費up大)を使えるからですね。
この能力があると四肢欠損や頭部欠損の際に自動的に再生してくれる効果があるのですが、代わりに魔力消費がかなり多いです、またリキャスト中に再度欠損されると蘇生にラグが発生し頭部ならば死亡判定が出され、自動再生を持っていない場合は一度目の頭部欠損時点で死亡判定が出されます、なお自動再生はオンオフ切り替え可能です。
物語的な面としては、ソウルジェムこそが魔法少女の本体であり、体は今までどおりの日常を送る為のオプションパーツに過ぎません、身体再生のスキルはそのオプションパーツの欠損した部分を魔力で作りなおして繫いでいるだけなんですね、故に頭を破壊されても一瞬ならば意識を保持したまま魔法の行使が可能となっているわけです。
というか極論するとこれは魔法ではありません、魔力を体の形にして放出してるだけなので。
なのでこのスキルはあくまで自分の体を造り直すスキルであって、他の魔法少女の治療やましてや人間の治療には一切使えません、当たり前だよなぁ?
なんて説明してたら十分追い詰められましたね。
魔力の残量確認、ヨシ!発破!
魔女の沈黙確認、ヨシ!
てなわけで機械の魔女、工事完了です……経験値がうん、美味しい!
こいつたぶんほむほむの参戦前提の調整の結果もらえる経験値がめちゃくちゃ多いんですよね、経験値は参戦魔法少女の数で減ってしまうのでRTA的にはどうしてもほむほむ抜きで倒したい相手です。
「ゆりか、どうやら無事──」
「今のはどういうことなの!?説明して頂戴!」
ほむほむが来たところで、マミさん説得タイムも同時にきました……
これはですね、マミさん的にはどう見ても死んだはずなのに生きてるからこそ起こるイベントでして、マミさんの目の前で魔法少女の真実に触れるような事、つまりソウルジェムを体から引き離した際の反応だとか、魔女化だったりをした際にも発生します。
マミさんと友好的な上で、魔法少女の真実について知っている場合は説得を行うことが可能となっておりまして、その成功率は友好度と性格等が関わっているらしいです。
なので魔法少女の真実は知っていても、敵対的でコミュ症のほむほむでは説得ができなかったわけなんですね。
このイベントが発生した時点で錯乱は既に少しマミさんしているので、問答無用でリボン拘束されます、これはイベントシーンでかけられるのでどうあがいても回避不可です。
あとついでにほむほむも巻き添えを食らって拘束されてますね……マミさんは普段からそれくらい活躍してくれませんかね?
まあ発生したものは仕方ありません、RTAの戦闘スタイル的にいつかは発生してしまうものなので事前調査も済んでいます、最良の結果になるように選択肢を選んでいきましょう。
魔法少女はソウルジェムに魂を固定化しているため、肉体の損傷は魔力で直せること、これはコツをつかめば一瞬で治癒できること、また同じ理由で意識を一瞬ならば保てることを教えましょう、間違っても魔女化について教えてはいけません、更に錯乱して『みんな死ぬしかないじゃない!』されます。
なんならキュゥべえに確認に確認してみてくれていいよ、という事を伝えたら説得完了です……あとはマミさんが信じてくれることを祈るのみです。
……(走者祈祷中)
ヨシ!今回は問題ないですね。
まあいつこれが起こってもいいように、マミさんの好感度は高めを維持するようにしてきていたので、それが功を奏しましたね。
というか失敗したら機械の魔女戦からやり直しとかやめてくれよ……
とまあ今回はここまで、ご視聴ありがとうございました。
「そんな!攻撃が全然効かないなんて……!」
魔女の結界奥地、そこで私達は魔女と戦っていた。
いままで通り……ううん、今まで以上に万全の状態だった。
戦う前に魔力の余裕があり、精神的にも落ち着いていて、それ以上に一緒に戦う仲間と、そして未来の後輩候補達がいてこれで万全じゃないはずがなかった。
だというのに、目の前の魔女に歯が立たない。
普通のマスケットによる攻撃だけじゃない、ちょっとした大技なんかも使ったけれど、僅かなダメージも与えられている様子がない、こんなことって……
「やっぱり間違いないかなぁ……」
「友梨香さん、この魔女を知ってるの?」
「んまぁ、ちょっとね……魔法による攻撃を尽く弾くとかいうちょっと頭おかしい魔女だよ」
魔法による攻撃を弾くって……そんなのどうやって倒せばいいのよ。
でも、友梨香さんはそれを知ってるということは、もしかして戦ったことがあるのかしら、だとしたら倒し方も分かるはずよね?
「友梨香さんは、この魔女と戦ったことが?」
「うん、前にね、だから倒し方は分かるよ」
やっぱり、完全に無敵なんてことはなくて、何かしらの弱点っていうのはある物よね、完璧超人なんてかっこ良くないもの。
で、それってなんなのかしら?
「他の魔女よりいっぱい殴っていっぱい爆破する」
「……それだけ?」
「それだけ」
……なんというか、とてもストロングスタイルな戦い方ね。
でも、そういう完璧超人に対して泥臭く勝つっていうのもカッコイイわよね……うん、多分そうだわ。
「そんなわけだから、使い魔を引き離してもらってもいいかな?」
「ええ、任されたわ!使い魔になら攻撃が通じることはわかってますもの!」
こういう役割分担っていうのはやっぱり憧れていたし、お互いの背中を預けるみたいでとても良いわね!
まあ普段から結構魔女は友梨香さんに、使い魔は私がってことが多かったけれど。
友梨香さんは火力が高い代わりに燃費があまり良くないから仕方ないわよね。
そんなふうに思って戦っていたのだが、一匹の使い魔を撃ち漏らしてしまった、それが引き金だった。
「友梨香さん!避けて!」
撃ち漏らしてしまった使い魔に、主である魔女に攻撃を仕掛けていた友梨香さんを狙った攻撃を許してしまった。
友梨香さんは既に攻撃の姿勢に入ってしまっていて、とてもでは無いが避けられそうには見えない。
そして、使い魔から放たれた凶弾は寸分の狂いなく友梨香さんの頭に吸い込まれていった。
私の持つマスケットなんかよりもよほど大きな弾丸に貫かれた頭は、肉片を撒き散らしながら爆発し、友梨香さんの体も力が抜けぐらりと揺らいだ……
こうして、魔法少女として戦っているからには分かっている、わかっていたつもりだったが、僅かな油断でこんなにも簡単に命は……
そんな絶望に浸る時間もなく、突如友梨香さんのソウルジェムが輝くと同時に友梨香さんの頭があったあたりが光る。
その光が晴れるとそこには以前通りの友梨香さんの頭があった。
今、確かになくなったはずの頭が……
今まで何度か手足を再生しているところは見た事があった、ベテランだけあって、膨大な魔力量から様々な魔法が使えるのだと感心したものだった。
だが、頭の再生は訳が違うだろう。
頭が、脳がなくなれば思考ができないのだから、魔法の行使だってできないはず、なのに一体なぜ?
それにどうしてたった今頭を吹き飛ばされたばかりだというのに、そんな風にすぐに戦いに戻ることができるの?
コレが、本当に私と同じ魔法少女だと言うの?
魔女の結界から抜け出した私は、たまに時を止めながら、あるいは動かしながら必死に街を駆けていた。
結界に巣食っていた魔女を倒し外に出ると同時に私の元へ一通のメッセージが届いていたことが原因であり、その内容は私を焦らせるには十分すぎるものだった。
差出人はゆりか、内容は前回と同じ日、同じ場所に魔女の結界が発生しており、おそらく前回の下手人である『機械の魔女』である可能性が高いという旨だった。
機械の魔女は前回ゆりかが自らの命と引き換えにまどかや巴マミ達を守りきり倒してみせた相手である。
痛み分けとはいえ一度は倒した相手、手の内もわかりきっている、アレ以来更に戦闘にも磨きがかかったゆりかが負けるとは思えない。
しかし、しかしだ。
前回自らが魔女化する原因となった魔女を目の前にして果たしてゆりかは平静を保っていられるのか?
あの日以来過激となった戦闘スタイルは、異常なペースでの魔女討伐は恐怖の裏返しではないのか?
わからない、彼女なら多分平気だろうとは思う。
彼女はとても強い人だ、これくらい乗り越えられるかもしれない。
でももしそれが私の希望的観測に過ぎなければ?
私はまた、大切な友達を失ってしまうかもしれない。
それは、嫌だ。
それもよりにもよって、またしてもあのインキュベーターの策略によって。
あれは間違いなくインキュベーターが狙ってグリーフシードを設置している、今回で確信した。
私が今相対していた魔女も前回その時に戦っていた魔女と同じ時間、同じ場所、同じ個体だった。
おそらくではあるが、ゆりかを中心として巴マミと私が協力しワルプルギスの夜に対抗し何事もなく倒してしまう″可能性″を嫌ったのだろう。
ゆえにこそ切ってきたジョーカー、それがあらゆる魔法を無効化する魔女なのだろう。
私にとってはカモのような魔女だ、何せ私は魔法を使った攻撃はしていないのだから。
私の攻撃は物理的な力を持った、科学の力なのだから。
だからこそインキュベーターは狙って私のそばに孵化寸前のグリーフシードを置いて時間稼ぎをしたのだろう。
しかし、そんなインキュベーターの策略はどうやら失敗に終わったようだ。
魔女の結界最深部にたどり着いたその瞬間、機械の魔女は木っ端微塵に消し飛んだ。
たどり着いた私に気付いたゆりかが私にピースサインを向けてくる、どうやら穢れも問題ないようだ。
魔女が魔法を″ほぼ″無効化する?ならいっぱい殴って無効化できないくらいいっぱい爆破すれば良いよね!力こそパワー!爆破バンザイ!
今回のループで彼女から聞いた機械の魔女の倒し方である、まさかインキュベーターもそんな方法で機械の魔女が突破されるなどと思ってもいなかっただろう、ざまぁ。
「ゆりか、どうやら無事──」
「今のはどういう事なの!?説明して頂戴!」
なんでゆりかじゃなくて