気分転換に書いた中間管理録トネガワ×インフィニット・ストラトスのクロスオーバーです。
「買い物しようと街まで出掛けたら…財布を忘れただと…!ふざけるな!!ゴミめらが…!貴様は愉快などでは無い…不愉快だ!!…そんな事も気づかんのか?……わかるか?今この時代…何をするにも金…金…!金っ!!それにも関わらず金を忘れて買い物に出掛けるだと…?甘ったれるな!!学校の教師みたいに忘れ物を一々確認してくれるとでも思ったのか…?ひとたび二十歳を過ぎれば…世間は誰もお前らクズ共に何も教えやしない!!それくらいの事が何故わからん…!そんなだから…皆も…お日様も…貴様を笑っているんだ…!!今日がいい天気だと?貴様が能天気なだけだ…!!……一生…忘れてろ…!そして思い知れ…!!金の重みと…!お前の人生の薄っぺらさを……!!」
??「なぁ、利根川よ……あいえす、を知っておるか?」
金融コンツェルン帝愛グループ…現代日本においてその名を知らぬものはいない巨大企業、その支配者であり政財界に君臨する闇の世界の怪物…!!
その名を兵頭和尊…!!
そしてその怪物に仕えるはこの男…!!
帝愛グループ幹部にして…No.2の男…!!
利根川幸雄……!!
利根川「はっ……10年前に起きた白騎士事件をきっかけに世に認められ今では優秀な機体とパイロットを揃える事が国家のステータスとなっているパワードスーツ……それがどうかしましたか?」
会長「わからぬか?」
利根川「っ…も、申し訳ございません。」
会長「ふん…まぁよい……これを見てみろ。」ピッ
『皆さん!速報です!!大ニュースです。世界初の男性のIS操縦者が現れました!!ISを動かしたのはあの日本の宝ブリュンヒルデ織斑千冬元選手の弟!!織斑一夏くん。彼はなんと受験会場を間違え、迷い込んだ先にIS学園受験会場に使用する予定だった機体に触れ、そこで搭乗に成功しIS適正がある事が発覚したとの事です!現場の山田さーn』
会長「と、まぁこんな感じだ。」ピッ
会長「なぁ利根川よ……わかるか?儂の望むもの…。」
利根川…背中に走る!圧倒的悪寒…!!冷や汗……!!
利根川「(ま、まさか会長は…まさか…!!)」
ざわっ……ざわっ…
そうそれは…例えるならば無慈悲に振り落とされるギロチンの刃…!!
突きつけられた死神の鎌……!!
利根川…!!思い出す…!身体を走るこの感触……!!
利根川「か、会長…っ!(ま、不味い…頼む!外れてくれ…ワシの予感…っ!!)」
会長「利根川…用意しろ……わしのあいえす……っ!専用機…っ!!」
利根川「なぁ…ぁっ…あぁ……!!」グニャァ~
突きつけられる……!!圧倒的…無茶振り!!
第三会議室。
利根川「あー…諸君、ISとやらについて知ってるか?」
会議室、利根川の目の前にずらりと並ぶ黒服達…そう、彼らこそが利根川の元で悪魔的ゲーム『限定ジャンケン』を生み出し、その後も兵頭会長の無茶振りに答えるべく利根川と共に苦難を乗り越えた精鋭中の精鋭……!!
その名をチーム利根川…!!
山崎「知ってるも何も今話題になってるパワードスーツですよね?」
山崎健二、30歳。利根川の片腕的存にしてチーム利根川唯一兵藤会長に仕えていた経験を持つ…!
趣味は…ボウリング…!!
佐衛門「確か…10年前に開発された宇宙空間での活動を想定したマルチフォーム・スーツ…要は宇宙服で開発当初は誰も存在を信じなくて注目されませんでしたけど「白騎士事件」によって従来の兵器を凌駕する圧倒的な性能が世界中に知れ渡り、宇宙進出よりも飛行パワード・スーツとして軍事転用が始まって各国の抑止力の要とされているとか…。」
利根川「くくく…圧倒的…ウェキペディ○…!!」
佐衛門三郎二朗、23歳。チーム最年少にして限定ジャンケンの元となるゲームを発案したチーム利根川きっての有能…!
趣味は……ボウリング…!!
ちなみに利根川と会長以外のカイジキャラで名前を覚えておけばいいのは…!!この2人だけ…!!
山崎「ん?今って199じゅu」
利根川「白騎士事件の時は会長を落ち着かせるのが大変だった…。」
堂下「そう言えば最近はオリンピックよりもISの大会の方が注目されてるよな。」
堂下浩次、32歳。学生時代T京大学ラグビー部主将…!典型的…!圧倒的…典型的な体育会系…!
趣味は……ボウリング…!!
荻野「少し前まではアイドルのスキャンダルとか芸能人の離婚とかコロコロ変わっていた注目の話題が今じゃニュースもワイドショーもIS中心になってますよ。」
荻野圭一、35歳。アフリカ南部ザンビア共和国出身で、25歳のときには漫才コンビを組んでいたという衝撃的な過去を持つ…!
趣味は……ボウリング…!!
権田「えぇ、オマケにそのISは女性しか動かせない事からどういう訳か世の中は女性が偉いって風潮になって我々男は少し肩身が狭いもんですな…。」
チーム最年長…権田、49歳。利根川がインフルエンザとなった際にチームの臨時リーダーを務めた経験を持つ…!
趣味は……ボウリング…!!
そう…チーム利根川メンバー……圧倒的…ボウリング好き…!!
しかし…この話には…全く関係ない…!!
利根川「あー……それでだ…。昨日のニュースは皆知っているか?」
佐衛門「えぇ、ISを動かせる男が出てきたって…今朝も朝イチのニュースで特集やってましたが…それがどうかしたんですか?」
山崎「ん……男性のIS操縦者…チーム利根川の招集……!?ま、まさか……う、嘘だ……っ!!」
権田「や、山崎くん…どうしたんだ?」
利根川「気づいたか。山崎……そうだ、今日会長は……。」
利根川「会長専用のISを作るように我々に命じた…!!
「えぇっ!?」 「何かの冗談じゃ…?」
「いや、あの会長なら…!」 「む、無茶だ…!」
利根川「無論、ワシも馬鹿じゃない。会長に『ISは女性しか扱えない』ということを伝えた……だが…。」
会長『あぁ~?…利根川……あんな若造に動かせて…王たるこの儂にできないと言うのか!?』
利根川『でっ…ですが会長…あの青年が動かしたそうですが全国で検査しても他の動かせる男性は見つかっていないともニュースで…!」
会長『制裁っ!!』バシンッ!!
利根川『痛っ!?』
会長『儂と愚民共を同等に扱うつもりか貴様…!!聞けばあいえすを動かした若造の姉はその道のチャンピオン…奴もまた愚民共とは違う…とどのつまり……!儂が動かせない理由は……無い…!!』
会長『いいから作れ…!!さもなきゃ…魚の…餌ァアっ!!』バシンッ!!
利根川『か、かしこまりましたァ!!!』
利根川「会長は自分がISを動かせると信じて疑わない様子…。ならば…やるしかない…!!ここで負ければ…魚の養分…!!終点…東京湾……!!」
山崎「で、ですがどうやって…!?適正が無ければISを動かせない…そして……会長にその適正があるとは…とても…!!」
利根川「わかってる…!そんな事は…!」
山崎「だ、だったら尚更…っ!!」
利根川「だからやるしかないんだ…!!」
利根川「会長を誤魔化す手段…っ!!」
山崎「なっ!?それって…つまり……。」
そう!利根川…帝愛に務めて始めて…!!会長を騙す事を決意…!!
利根川「そこで…諸君らには『ISに乗りたい会長を誤魔化す方法』…この、アイディーアッ…を考えて欲しい。」
チーム利根川……!!始動!!
(ここら辺でトネガワOPを脳内再生してください。)
これは…上司であり兵藤会長と…部下である黒服に挟まれながら、無理難題を突きつけられ足掻く一人の男。
利根川幸雄の……小さな…!!小ぃ~さなっ!!物語……!!