バイオハザード 生物兵器の彼女は何を思うのか   作:コーちゃん元帥

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ファイブ&シックス 欲望渦巻く中で2

 

 「よっと!………オーケー、クリアだよ」とダクトから降りて確認したファーブに続いてジンクスも降りる。

 「ここはどこかしら?」

 

 「まっすぐだし第2階層だろ?それよりどうするデータ回収は?」

 

 「表面上の救助も並行してやる必要があるでしょ?とりあえずこの施設で避難所があるからそこに行きましょ」と迷わず進む、地図は暗記してる為に場所さえ分かってればなんてことなかった。

 ゾンビ等もいるがそれも問題ないが………

 

 「栄養補給………どうする」一番の問題はこの燃費の悪い自身の身体である。

 高カロリーの栄養補給用非常食は常時してるが、それで足りなくなることはかなりあり姉であるファーストですら、途中で敵の血肉を栄養補給目的で食すこともある。

 いかに任務中、効率的にエネルギー消費を抑えられるかは課題である。

 「目があるから辞めましょ、最低でも救助活動のあとね。言い方悪いけど最悪処分すれば」

 

 「だよな………苦手なんだよな、効率的って。姉さんじゃないんだから」監視員の目がどこにあるか分からない現在、栄養補給目的で補食も難しい

 そもそも敵地であれよこれよと無双できるのは、敵を喰らい栄養を補うことで成し得てる。

 補食すらしないで維持してるタイラントの持久力は、羨ましい限りだ。

 

 そして歩くこと10分、第2階層の避難所までたどり着いた。

 

 「ここであってるよね?」

 

 「そうよ。まあノックしましょ」と少し強めにノックすると中が慌ただしくなった。

 「私達はアンブレラから派遣されたU.B.C.S.よ。生きてるなら返事してください」と言うと開けてくれた。

 男性2名に女性1名の研究員、計3人だ。

 

 「おお!まさか救助部隊が来るとはそれにまさかあのフェア………」興奮のあまり口にしてはいけないことを口走ろうとしていたのでジンクスは銃口を突き付ける。

 「口は災いの元です。もし不要なことを喋るなら………分かりますよね?」と3人はブンブン首を縦に振る。

 一旦、扉を閉めて確認に入る。

 「まず私達は救助とデータ回収を命じられています。とりあえず地上まで護衛しますがそこまでのルートを教えて下さい、護衛します。そして地上にて質問に答えてもらいます。賢いならですが?」と、素直に応じてくれたので研究員を誘導する。

 

 「こちらジンクス、隊長応答願います…………はあ………すいませんがこの施設、通信妨害の何かあるんですか?」通信しようとしたらノイズが酷かった。

 

 「あるにはあるが………しかしあれは第3階層の設備だし」

 

 「ハッキリ答えてよな、まあつまりその設備が誤作動して通信障害が発生っと………まあ歩きますか」と、進みながらゾンビを節約目的でナイフで倒し、そして第1階層に着いたが……………

 

 「他の隊員………運がなかったってやつだよね」

 

 「そうね。せめてドッグタグだけでも回収しましょ」今回限りとはいえ仲間は仲間だ。

 あ!でもこの人、監視員だ。

 データ回収もしてまた進む途中、リッカーが現れるがこれも難なく倒しまあまた後ろで口走ろうとしていたので脅し、そして第1階層に居る研究員も助け特別苦労することなく地上まで守り抜いた。

 キャンプまで戻るがまだ誰も帰還していないようだ。

 

 そのあとは本部の人間が派遣されていたので引き渡した。

 「このあとは?」

 

 「第3階層の妨害設備は壊したいわね。そういえばファーブ、現状の戦力は?」

 

 「現状は20人中11名が死亡を確認、あと悪い意味で監視員と思われる人間がざっと8人ぐらい生き残ってるところだね。隊長は生きてるし部下も生きてるからバイオハザードに対してまぁ優秀と言える部類だよ。それとリストアップしといた注意人物は3人だね」と、ベースキャンプで監視員を洗いざらい調べ尽くしていたファーブは、ジンクスと共有する。

 

 注意人物その1

 ダルシス・クワバラス

 元アメリカ空軍出身。世の中金しか信じない人間であり、当時から金次第で裏で数々の悪事に手を染めていた。だがその頃、ある正義感の強い軍人に悪事を暴露されて鉄拳制裁、裁判で死刑判決を言い渡された程の極悪人。

 現在はその人物に復讐するために、軍資金及び様々な裏社会のコネクション作りに没頭中とのこと。

 

 

 注意人物その2

 オオカネ・ガナインダ

 元米国陸軍出身で女性関係において、吐き気を催すほどの犯罪を数々犯してきた極悪人の死刑囚。

 極限状態の中で女性を犯して殺す事に快楽を見いだす変態であり、現役時代に対テロ部隊のとある女性軍人に手を出そうとしたところ、返り討ちに遭い悪事も暴かれた。

 現在はアンブレラのこのくそったれな環境を天国と感じてるらしく、任務中に女性を襲える機会を狙っては証拠隠滅して好成績を出してる。

 

 

 注意人物その3

 

 ニコライ・ジノビエフ

 元スペツナズ出身で個々の能力では異常に高いハイスペックの持ち主。金に対する執着が高く、噂ではアンブレラ以外のクライアントと天秤で計ってると言われてる。

 非常に高いサバイバル能力があり、数々の戦場やバイオハザードから生還してきている。

 

 「他は大したことはないわね…………。はいこちらジンクス………。はい………。はい………。了解、装備を換装次第、再突入します」リストを確認中、通信が入る。

 

 「どうした?装備って?」

 

 「本部はもはや隠蔽しながらの作戦行動に意味はない、しかもアメリカ軍の介入が予想される。早急にデータを回収し施設を爆破せよ。新装備があと10分で届くから換装次第、再突入しろですって」

 

 「新装備ってセカンド姉のアーマード装備………だっけ?」普段のコートとは違うバトルドレスだったはず。

 

 「それだけ焦ってるってこと………まあいつも通りね。にしても介入とか速いと思うけど」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 第5階層…………

 

 「ほっ……本当にこのデータ取りに協力すれば助けてくれるんだな?………しかしあのタイラントを起動するのは……」

 

 「構わない………完全武装のフェアリーと対フェアリーを想定した大型タイラントこのデータは高く売れる。それにそこに転がってる無能とは違う」と、所長が命欲しさに言われるがまま、必死にプログラムを打ち込む。

 側に倒れてるU.B.C.S………いや、監視員になりたくない。

 男は所長を監視しながら、監視カメラを一つ一つ丁寧に観察する。

 金になりそうなデータがあれば、せっせっと仕事をこなす。

 「よしっ!タイラント起動に成功だ!さあわたしをこの地獄から出してくれ!!」ようやく起動に成功した所長は、やっと地獄から解放されると思い男に伝える。

 だが男からの返事はない………返事は鉛弾だ。

 所長は声を上げることなく死んだ。

 

 「すまないな………情報は知る人間が少なければ少ない程、価値が上がるからな………さて残りの隊員はどう利用するか」男は動く………金の為に………

 

 

 

 

 

 





 ノロノロ亀投稿になりますがすいません
 あと詳しい設定とか知ってる人が居ればどんどん指摘して貰えば助かります。
 ヴィレッジめっちゃ面白かった。

 
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