もしもお嬢様を1mmも理解してないゲーマーがセシリアに憑依したら   作:まみま

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 ご機嫌よう!ブレイクダンスを嗜んでいるダンシングお嬢様ですわ!最近クラブに行けないから和室でパワームーブとアクロバット練習してたら歩くだけで床が軋むようになりましたの!
 それはそうとお気に入り300突破ありがたいですわね!皆様の対戦相手のR2が壊れる祝福をかけておきましたわ!
 あと今回から原作二巻の内容に入りますわ!一巻を無くしてたのでだいぶ書きやすくなりますわね!


お嬢様ザ○ギを揉みたい

「シャルル・デュノアです。フランスから来ました。この国では不慣れなことも多いと思いますが、皆さんよろしくお願いします」

 

 金髪の転校生、シャルルさんがにこやかな顔でそう告げますわ。皆さんは驚いているようですが、わたくしとしては呆れるやら面倒やらで……顔に表れているのが自分でも分かりますわね。

 

「お、男……?」

「はい、そうです! こちらに僕と同じ境遇の方がいらっしゃると聞いて……」

 

 境遇ねぇ……格ゲーで培ったわたくしの目はごまかせませんわよ。まあ、生徒会長から仰せつかった仕事はあくまでも『観察』――必要以上のことをする必要はないでしょうし、わたくしは静観に徹しましょうかしら。

 と、物思いにふけっているといきなり黄色い歓声が聞こえてきましたわ。鼓膜破壊されるかと思いましたわよ、大会の時のゲーセンよりうるせえですわね。元気なことですわ。

 

「ちょっとみなさーん! まだもう一人が終わってませんから!」

 

 さて、もう一人の転入生ですわね。もう一人はと言うと、綺麗な長い銀髪を下ろし、眼帯をした少女でしたわ。その表情やピシッとした身長が『軍人』のような雰囲気を醸し出して……というより、実際軍人なのでしょうね。小さく、筋肉も最低限しかついてない体ですが……あれはそれなりの実力者であることが窺えますわ。100先したら5回は持ってかれますわね。

 

「……挨拶をしろ、ラウラ」

「はい、教官」

「ここでは織斑先生と呼べ。私は先生で、お前もここでは一般生徒だ」

「了解しました」

 

 織斑先生に言われてようやく沈黙を破った彼女。教官、教官ねぇ……何にせよ、面倒くさそうなしがらみがありそうですわね。

 

「ラウラ・ボーデヴィッヒだ」

「……えっと、以上ですか?」

「以上だ」

 

 そうしてまた長い沈黙。空気読めないタイプですわねあの子。読めないのは尋常じゃんけんだけで十分ですわ。

 しかし、今の今まで沈黙と平静を保っていた彼女が、一夏さんを見て目の色を変えましたわ。……あー、なるほど……そういう問題ですわね……

 

「ッ! お前が───」

 

 張り上げられた彼女の平手が一夏さんを打ち据える……前に、その間に滑り込んだBTが平手を受け止めますわ。

 

「貴様、何のつもりだ」

「何のつもりだはこっちのセリフですわよ? 試合もしないうちにリアルファイトは少々乱暴すぎるのではなくって? スラム街生まれのゲーマーでもそんなことしませんわよ?」

「チッ……貴様はイギリスのセシリア・オルコットだな?」

「あら、ご存知でしたのね? わたくしはあなたみたいな野蛮なチビは存じ上げませんけれどもね、あたり判定が小さそうで羨ましいですわね?」

「イギリス候補生最強などと言われて調子に乗っているようだな。近いうちに後悔させてやろう」

「わたくしが後悔するのはゲージ技を外した時だけですわ」

 

 リアルファイトはゲーマーの中でも最後のまた最後の手段ですわ。煽りのために辞典読んで語彙力上げるより辞典で殴ったほうが早いとは言いますが、それを最初に持ってくるなど人間の風上にも置けない人ですわね。人として越えちゃいけないラインをグラウンドの白線みたいに踏みにじりやがって、アンチスレでも立ててやろうかしら? 

 

「あー、HRはこれで終わりとする。各々授業の準備をしろ」

 

 と、織斑先生の鶴の一声もあり、この場はおしまいとなりましたわ。

 しかしあの軍人、近いうちに仕掛けてきそうですわね。準備をしておいて損はないでしょう。はぁ……わたくしのゲームの時間が削られていく音がします……人のゲームの時間を鰹節みたいに扱いやがってたこ焼きの上に乗せるぞあの生徒会長……

 

 

 

 

 

 

 授業は二組と合同でのIS模擬戦闘ですわ。早々に着替えてグラウンドで待っていると、チャイムが鳴って少ししてから一夏さんとシャルルさんがいらっしゃいましたわ。おっかない織斑先生に怒られてますわね。そのうち背中に天って出そうですわあの人。

 怒られ終わった一夏さん達はわたくしの隣の列に着きましたわ。

 

「あっ、セシリア! さっきはありがとうな!」

「いえ、構いませんことよ。格ゲーマーとして当たり前のことですもの」

「本当に助かったよ!」

 

「では、本日から格闘及び射撃を含む実戦訓練を開始する!」

 

 生徒達の返事にも熱が篭りますわね。彼女達がしてみれば待ちに待った実戦訓練、気合も入るというものでしょう。大会当日のようなものですわね……いやでも大会とかって当日になるといきなり面倒になりますわよね、何なんでしょうアレ。

 

「今日は戦闘の実演をしてもらおう……オルコット! 前に出ろ!」

「はい!」

 

 ISを展開しながら前に出ますわ。呼ばれるのがわたくし一人ということはおそらく相手は……ちょうど今ハイパーセンサーでこちらへ向かってくるISを感知できましたわね。しかしこの機動は……

 

「一夏さん、白式を展開しなさい」

「えっ、おう!」

 

 一夏さんが白式を展開すると同時に、そのISが一夏さんに突っ込み、地面を転がっていきますわ。派手にやりますわねぇ……バル○ァルクの彗星みたいですわ。

 土煙が晴れると、そこには一夏さんを押し倒す山田先生の姿が! ……展開が遅れてたら死んでてもおかしくなかったですわねあれ。言ってからノータイムで展開を始めてくれて助かりましたわ。

 

「あ、あの織斑くん……こんな場所でそんなことは……いえこんな場所でなくても私と織斑くんは教師と生徒ですし……ああ! でも織斑先生が義姉さんになるのはいいかも……いやそうじゃなくってですね!」

 

 あの一夏のやろう、わたくしの○ンギを揉みしだいてやがりますわ。離せ、その当たり判定はわたくしが揉むべきものですわ。……と、鈴さんがISを展開して一夏さん目掛けて双天牙月を……投げたァッ! が、山田先生が二丁拳銃を持って弾き返したようですわね。やはり彼女、なかなかの使い手でしたわね。

 

「で、わたくしの相手は山田先生ですわね?」

「ええ、そうです! よろしくお願いしますねオルコットさん!」

 

 さて、相手は射撃主体の機体であるラファール・リヴァイヴ。今の射撃の腕から見ても、中遠距離型なのは間違い無いでしょう。ならばわたくしはひたすらに攻めるのみですわ。

 

「では、始めろ!」

 

 織斑先生の合図で、わたくしは前へ、山田先生は後ろへと飛び去ります。予想通りの引き撃ちですわ。飛んでくる鉛玉を躱し、あるいは銃剣で弾きますが、なかなか近寄らせてくれないですわね。やはり只者ではありませんのね。

 

「山田先生……手加減はいたしませんわよ」

「ドンと来いです!」

 

 BTを展開し、わたくしの突撃を射撃で支援させますわ。それでも中々距離が詰められないですわね。こうなればアレを使いますか。

 

「山田先生! 逃げ回ってばかりではいけませんわよ! そうやって辛いことから逃げ続けていると婚期も逃すということですわ! ただでさえ出会いが少ないIS学園で働いているのですから! もっと積極性を出しませんと!」

「なっ……婚期の話はやめてください! 同級生が最近結構してるんですよ結婚! 私だけ取り残された感じが辛くて……いやそうじゃなくてですね!」

「ふっ! まだまだ読みが甘いわ!」

 

 彼女の集中が途切れた瞬間に仕掛けるましょう。取り出したるは"ある液体"が満タンに詰まったドラム缶。それの蓋を剥がしてぶん投げますわ。

 青空に広がるオレンジ色の液体、その正体は……

 

「まさか! ガソリンですか!?」

「ご名答ですわ!」

 

 レーザーガンを落下するガソリンに撃ち込むと、その熱でガソリンが一気に爆発を起こしましたわ。わたくしが超ガソと呼ぶこの技、これの目的は相手にダメージを与えることではなく、その爆音と光で集中を奪うこと。そして……

 

「この速い突きがかわせるかぁ!?」

 

 最高速での突撃とともに炎を突き破っての銃剣刺突。それは完璧に山田先生の腹を打ち据え、隙を作り出しますわ。

 

「今は悪魔が微笑む時代ですわよ!」

 

 そのままBTの援護射撃と同時に銃剣でのラッシュを仕掛けますわ。剣を避ければレーザーが、回避を拒めばそのまま次の攻撃を繰り出せるIQ500の超連撃! 

 が、意外にも山田先生は銃床を使ってこちらの銃剣を弾き、頭を打ち据えるともにわたくしを蹴り飛ばして再度距離を取りましたわ。なるほど、ただの引き撃ちマンでは無いということですわね! 

 

 

「そこまでだ!」

 

 

 熱くなってきたところで、織斑先生から制止がかかってしまいましたわ。チェッ。武器をしまい、山田先生と共に地上へ降りますわ。

 

「見事でしたよ! オルコットさん! あのまま続けてたら私負けてました!」

「いえ……続けていたらわたくしも危なかったですわ。流石元日本代表候補生なだけはありますわね」

「えっ!? 知ってたんですか!?」

「古今東西の操縦者のデータを集めるのは当然のことですわ。わたくしの射撃パターンも、山田先生を参考にしている点がいくつもありますし」

「えへへ……オルコットさんみたいな優秀な生徒に褒められると照れちゃいますね……」

 

 頭を掻く山田先生ですが、わたくしの視線は彼女の胸のザン○エフに釘付けでしたわ。なにそのデカさ、本当に何なんですかそのデカさ。当たり判定でも食って育ったらそんなんになるんですの? ヤバいですわね。

 

「さて、これで諸君もIS学園の教員の腕を確認できたことだろう。今後は敬意を持って接するように!」

 

 はい、と再びいい返事ですわね。わたくしとて彼女の戦闘データを知ってはいましたが、相対するのはこれが初めて、改めて見直しましたわ。

 

「では、これよりグループに分かれて実習を行う! 専用機持ちの織斑、オルコット、デュノア、ボーデヴィッヒ、凰をグループリーダーとしろ! いいな?」

 

 グループリーダーに各生徒が自由に集まる形式のようで、当然一夏さんとシャルルさんの方にほとんど皆さんが集まっていきますわ。

 ……わかってはいたけど自分の不人気にちょっと凹みますわね……




 常にゲーマー語録と睨めっこしながらネタ考えてますわ。なんならいい感じの名言教えて欲しいですわね。

 そういや日間13位でしたわ!喜びですわね!今日はハーブを紙で巻いて火をつけて吸うおハーブパーティーを開きましょう!
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