遊戯王ではない!デュエルモンスターズだ!! 作:なにかの波動に目覚めたトマト
でもねARCーVの途中までは許されてた、許されてたんだよ……無理なのは分かってるけど、やっぱ帰ってこねえかな。
「……相変わらず、ぶっ飛んだ世界だ」
拝啓、父さん。
貴方がエクシーズ次元で楽しく遊んでいる間にすっかり遊勝塾も衰退していきました。
俺はラスボスことズァークになりたくないので、頑張る時は必死になって頑張りますが取りあえずは男前ヒロインに介護をして貰っているツーショットを撮って母さんに渡すから覚悟をしておけ。
それはそうとして、柚子は可愛い。しかし、最近父さんの事を話題に出したりすると何処となく怖い……大天使クリスティアとヴァルハラを渡した自分が言うのもなんですが、柚子は本当に強く健気でエモい……。
「来い、来い!キャモン!」
俺がエンタメデュエルをしないので柚子が人二倍頑張っていますので、せめてハゲの魔の手から花鳥風月は守りたい。
あ、社長の言うことは絶対に聞きたくない。あれはもう、なんか無理だ。
さて、俺は現在なにをして居るかと言うとアニメの遊戯王では非常に珍しいカードパック開封をしています。DMとGXぐらいでしかカードパックの話がなく、カードは創造するのが遊戯王なのである意味珍しい光景だ。
え?転生特典でリンクとか使うの無理っぽいカード以外は全部持ってるだろうって?……OCGのカードは持ってるけど、アニメオリジナルのカードは無いんだ。
「……知らないシリーズの専用系のカードが多いな」
伊達に遊戯王世界でなくカードプールのインフレは激しいもので、知らないシリーズも多々ある。
だがそれよりも驚きなのがパックに入っている同名のカードは非公開で一箱に一枚じゃなくて製造の過程でそのシリーズにつき一枚もしくは三枚のみなことだ。おま、マジふざけんなよ状態である。カードゲームなんだから大量生産してくれ。
「最後の1つ……うっし!!」
パックを開封するも弱そうだったり下位互換のカードばかり。
最後のパックに望みを託して開封をすると最高にぶっ壊れなカードが当たった。
速攻魔法 ビッグ・リターン
①:自分フィールドのカード1枚を対象として発動できる。そのカードの「1ターンに1度」と書かれた効果を、このターンもう1度発動する。
「これ、本当に何処で作ってるんだろうな」
原作で見たことあるカードで、当たった事に喜ぶのだが直ぐに冷静になる。
通常魔法でなく速攻魔法だからバトルフェイズ中にも使用可能でビッグ・リターンの効果その物にターン1制限がない。となるとディザスターレオ2連発とか出来るしグスタフ……マジで何処の誰がこんな頭おかしいカードを作ったんだ?
アニメの展開的に必要かもしれない効果だが、もうちょっとましなOCG化されそうなカード効果に出来ただろう。
「遊矢、買ってきたわよ!」
「ありがとう母さん」
パックのゴミをゴミ箱に入れていると買い物から帰って来た母さん。
デュエル情報雑誌を買ってきてくれたので受け取り、ページを……エクストラデッキに関する事を開く。
原作でもLDSがつい最近教え始めたとかどうのこうのと言っていた融合、シンクロ、エクシーズ。それが遂に大々的に解禁される……というか生まれる?……ヤバいな、表現の仕方が分からない。
5D'sの時もZEXALの時も普通に出てきたから、考えてなかったが……3つの召喚法が同時に発表されたりしたら、カード制作会社大変だろうな。それに合うサポートカードを作らないといけないし。
「……よし、取りあえずデッキを作るか」
パラパラと軽くエクストラデッキのモンスターに関する項目を読み、デッキを作ることにした。
エクストラが解禁されることによりインフェルニティやシャドール等のエクストラメインのデッキを作ることが出来るようになる。エクストラ無しスキドレ墓守、エクストラ無しスキドレ暗黒界、エクストラ無しスキドレバルバも良いがエクストラはもっと良いものだ。
「ギミックパペット、ギミックパペット……」
作るデッキのテーマを口にしながらギミックパペット系のカードを出す。
転生する前は作ることは出来なかったが、この世界では転生特典と思わしきこのカード達のお陰で自由に作れる……ギミックパペットって、地味に作るのに金がかかるんだよな。基本的にランク8エクシーズで戦うデッキで、ギミックパペットはなんかの付属系が多いし、アージェントカオスフォース地味に高いし、テーマ化された頃の青眼デッキを1から作るよりはましかもしれないが、それでも高い。
「レアル・ジェネクス・クロキシアンとキメラテックも混ぜたら面白そう……こんな事を言ってるからデュエリストになれないんだろうな」
自分がデュエリストになれない原因をなんとなく呟きながらもデッキを作る。
あ、アージェントカオスフォースは使っても人体に影響を及ぼさないただのカードだから問題無い。
「やっぱ、エクストラがあると捗るな……やっべ、リンク欲しい」
エクストラ主体のデッキを作れると思うと嬉しく、どんどんとデッキが出来るのだが手を止めてしまう。
エクストラデッキに入れるカードは15枚。この15枚をどうするべきかと考えるのだが、どうしてもリンクモンスターが過ってしまう。エクストラモンスターゾーンからリンク以外は召喚出来る様になると聞いてた頃に転生したから、どうしても構築の際にリンクモンスターが浮かんでしまう。だが、無い物ねだりは出来ないのでそれ以上はしない。というか、ルールが違う。
『ほぅ、融合、シンクロ、エクシーズの全てが出たか』
「……え、マジで、ちょ、マジで?」
エクストラデッキに入れるカードを悩んでいると首にかけていたペンデュラムが謎発光。
頭から自分と同じ様な声が聞こえ、そこに誰かが居るわけでも無いのに二度見をしてしまう。
「……人違いかと思ったら、居るのか」
聞こえた声がなんなのかは知っている。
榊遊矢の中に眠る意識的なもの……四天の龍は居ないがシンクロも融合もエクシーズもペンデュラムも普通に出来るから、目覚めようとして居るのか?
「ズァーク、強いには強いけど召喚したくないんだよな」
覇王龍ズァークは強いカードだが、専用構築じゃないと召喚しづらい。
オッドアイズ魔術師なら比較的簡単に倒せるけど、エクストラデッキの枠をズァークにするぐらいならば他のモンスターにした方が良いんじゃないかと思う時もあったし……そもそもで1つになりたくない。
「取りあえず、オッドアイズ魔術師デッキを作る……いや、うん」
なんだろう。
今、俺の中の感情がおかしい。エクストラデッキ重視のデッキを作っていて楽しい筈なのに、なにかが邪魔をしている。戦え、戦えと言ってくる……戦いは終わってるんだ。
「あ~ダメだダメだ……こんなんじゃデッキを作れない。
こういう時は一度座禅を組んで集中しよう……まさか、デュエルの為に精神統一する日が来るとは思いもしなかった」
似非デュエリストだ……落ち着け、落ち着け、俺。
心が乱れている時はなにか1つの事に集中しておけば良い……柚子は可愛い。俺はそんな柚子が友人として好き。
だから絶対に守る。赤馬零王とデュエルすることになったら迷いなくチェーンバーンとか方界とかのLP4000では使っちゃダメなテーマを使う。
今度から通う中学の制服、ノースリーブだけどあれ狙って作ったのだろうか?エロいんだが。
『ほぅ、貴様からここにやって来たか』
あの制服を着た女の子として成長する柚子をこれからどんな目で見れば良いんだ、俺は。
大天使柚子があんなエロい格好をして良いのか?児童ポルノとか言われないのか?でも、目の保養にはなる。
他の女の子をそういう目で見ているのをバレると柚子はリアルファイト(ハリセン)を仕掛けてくるが……DV系のヒロインは流行らないぞ。
『いや、やって来たのではないな。導かれたのだな我が写し身の一人よ。
覚醒せぬオッドアイズは四天の龍で最弱と言って良い。ならば、全ての召喚方法を会得した我の力を欲するのは道理!』
柚子は俺をどういう風に見ているんだろう?
柚子みたいな絶世の美少女に好意的になって貰えるのは嬉しいが、前世は恋愛なんか棄てていた人生だからな……。まぁ、とにかく嫌われるのだけは嫌だ。
『我が写し身よ!
我と1つになり、こことは異なる次元にいる他の写し身達を集めるが良い!そして』
「うるせぇえええええ!!」
それはそうとしてここは何処だ?
舞網チャンピオンシップで使われる会場によく似たスタジアムに何時の間にかおり、目の前には白菜みたいな髪型をしている凶悪そうな男がいる。
「人が精神統一で煩悩を全開させている時に、さっきからギャーギャーと……」
『貴様、聞いてなかったのか!?』
「話の半分以上は聞いてねえよ。
こっちはな、お前のせいでデッキ構築が出来なくなってるんだぞ。昂る心を鎮めようと頑張ってるんだぞ」
『その心を鎮めるでない。
その飽くなきデュエルへの心こそが最強のデュエリストへのロードだ!』
「誰がデュエリストだ。
言っとくが、俺はプロデュエリストになるつもりはないぞ」
エクストラが解禁された今、高確率でワンキルになるんだから使わねえぞ。
狙ってワンキルするワンキルじゃなくてLP4000だからワンキルになるって面白くねえぞ。グスタフで殴ってバーンで勝利するだけのデュエルになるぞ。
『なっ、貴様はそれでもデュエリストか!?』
「うるせえぞ。俺は遊戯王プレイヤーなんだよ。
困ったらアクションカードに頼るアクションデュエル好きじゃないし、柚子とか権現坂と楽しくデュエルをするだけで満足なんだよ」
『ふざけるな!!』
「ふざけてない」
『ならば、我が貴様の体の支配権を得てやる!!
未だに表に姿を現す事もその片鱗も力の一端も見せることは出来ぬが此処は精神世界!!我の力は思う存分に発揮する!!デュエルだ!!』
うぉっ、急にデュエルディスクが出てきやがった。
デッキ内容は……うわ、ヤバいな。
「これ、なにデュエルだ?」
『スタンディングデュエルだ!
アクションカードに救われる生易しいデュエルなどはしない!!我が力を貴様に思い知らせてやる!!』
「カッコいいこと言っているが、先攻は俺だぞ……俺は魔法カード、手札抹殺を発動!」
デュエルをする流れには疑問を抱かずデュエル開始。
良いとも悪いとも言える手札なのでとりあえずは手札交換……。
「俺はカードを3枚セットしてインフェルニティ・ミラージュを召喚。
ミラージュの効果を発動。自身をリリースしてチューナーであるインフェルニティ・リベンジャーとインフェルニティ・ネクロマンサーを墓地から特殊召喚」
『チューナー、早速シンクロか!!』
「いや、違うな。
インフェルニティ・ネクロマンサーの効果発動。
手札が0枚の時、ネクロマンサー以外のインフェルニティと名のつくモンスターを墓地から特殊召喚する。現れろ、インフェルニティ・デーモン。更にインフェルニティ・デーモンの効果発動!デッキからインフェルニティと名のついたカードをサーチする。俺がサーチするのはインフェルニティガン……1つ、聞いても良いか?」
『なんだ?』
「此処は精神世界のようだがデュエルが長引いたら現実世界にも影響があるか?明日、普通に学校なんだけど」
『心配するな。一時間だけ眠っていた程度で終わる』
「そうか……え~と、そうだ。
サーチした永続魔法、インフェルニティガンを発動!そしてそのまま三体でシンクロ。
多くの満たされぬ魂を持つデュエリストよ、百の眼を持つ龍と共に魂よ満たされよ!次からは口上無しだ。シンクロ召喚!ワンハンドレッド・アイ・ドラゴン。ワンハンドレッド・アイ・ドラゴンの効果発動!墓地にある闇属性レベル6以下のモンスターを除外し、そのモンスターと同名カードとして扱い同じ効果を得る。
インフェルニティ・ミラージュを除外してワンハンドレッド・アイ・ドラゴンをインフェルニティ・ミラージュとして扱い、その効果を発動。手札が0枚の時に自身をリリースする事により墓地からインフェルニティと名のつくモンスターを2体特殊召喚する。俺が召喚するのはインフェルニティ・ネクロマンサーとインフェルニティ・デーモン。インフェルニティ・デーモンの効果を発動。デッキよりインフェルニティ・ナイトを手札に加える。更にインフェルニティガンの効果を発動!1ターンに1度、手札にあるインフェルニティと名のつくモンスターを墓地に送る。俺が送るのはインフェルニティ・ナイト。更に俺はインフェルニティ・ネクロマンサーの効果発動。墓地よりインフェルニティと名のついたモンスターを特殊召喚する。特殊召喚するのはインフェルニティ・ナイトだ。インフェルニティ・ナイトとインフェルニティ・ネクロマンサーでオーバーレイ!召喚口上以下省略。虚空海竜リヴァイエールをエクシーズ召喚!!」
ミスってないよな?ちゃんと出来てるよな、このコンボ?
『1ターンでシンクロに続きエクシーズまで使ってきたか。
しかし、先ほどのワンハンドレッド・アイ・ドラゴンよりも脅威を感じぬ』
「リヴァイエールの効果、エクシーズ素材を墓地に送って除外されているカードを特殊召喚。
この時、墓地に送るエクシーズ素材はインフェルニティ・ネクロマンサーで特殊召喚するのはインフェルニティ・ミラージュ。立ってるの疲れたから座るか。ミラージュをリリースしてネクロマンサーとリベンジャー蘇生してライフを1000ポイント支払い簡易融合を発動。現れろ、深海に潜むサメ!!」
『1ターンでシンクロにエクシーズに融合を……流石はスタンダード。しかし、その程度で我は倒せん。我のターン!』
「まだ俺のメインフェイズは終了しちゃいないぜ!!」
『なに!?』
「深海に潜むサメとインフェルニティ・リベンジャーをチューニングして氷結界の虎王ドゥローレンをシンクロ。
更にネクロマンサーの効果を発動し、リベンジャーを特殊召喚してからのネクロマンサー、デーモン、リベンジャーでのシンクロでワンハンドレッドを出して、効果発動。ミラージュを除外してミラージュの効果をワンハンドレッドで使用してリリースしてネクロマンサーとデーモンを出して、デーモンの効果を発動して二体目のネクロマンサーサーチして、ドゥローレンの効果を発動して自身とリヴァイエールとインフェルニティガンを手札に戻す。この際にエクシーズ素材になったナイトは墓地に行き、エクストラデッキには自身とリヴァイエールで手札にインフェルニティガン。
で、インフェルニティガンを発動して二体目のネクロマンサーを墓地に送ってからフィールドにいる方のネクロマンサーの効果発動、さっき墓地に落ちたナイトを特殊召喚してエクシーズでリヴァイエールを呼び出して、除外ミラージュ特殊召喚でミラージュの効果でインフェルニティガンで落としたネクロマンサーとリヴァイエールの効果で落としたネクロマンサーを蘇生。一体目のネクロマンサーの効果でリベンジャーを特殊召喚して効果を使ったネクロマンサーとデーモンとリベンジャーでワンハンドレッドをシンクロで二体目のネクロマンサーでリベンジャー蘇生、リベンジャーとネクロマンサーでアームズ・エイドをシンクロ、ワンハンドレッドをリリースして二体のネクロマンサーを蘇生。一体目のネクロマンサーでデーモンを蘇生してアームズ・エイドとデーモンでダイガスタ・エメラルをエクシーズで、二体目のネクロマンサーでリベンジャーを蘇生してリベンジャー同士で二体目の虚空海竜リヴァイエールをエクシーズで、エクシーズ素材を取り除き、ダイガスタ・エメラルの効果を発動。効果モンスター以外の墓地のモンスターを特殊召喚する。俺が選ぶのは深海に潜むサメでこの時に送るエクシーズ素材はデーモンで、リベンジャーと深海に潜むサメでドゥローレンをシンクロ、二体目の虚空海竜リヴァイエールの効果を発動して、ネクロマンサーを墓地に送り、ミラージュを特殊で、ドゥローレンでリヴァイエール二体とダイガスタ・エメラルとインフェルニティガンとドゥローレンをバウンスしてガンをセットしてミラージュリリースして二体のネクロマンサーを蘇生。ネクロマンサーでデーモンを蘇生してデーモンでデーモンをサーチして、インフェルニティガンを発動してサーチしたデーモンを墓地で二体目のネクロマンサーでリベンジャーを蘇生してシンクロでパワーツールを呼び出して、効果発動。デッキより装備カードをランダムにサーチ、サーチしたのは継承の印で、印セットしてインフェルニティガンを墓地に送って二体目のデーモンとリベンジャーを蘇生。デーモン同士でダイガスタを出して、効果を発動して深海に潜むサメを特殊召喚してからリベンジャーとサメでドゥローレンで継承の印を発動して墓地のワンハンドレッドに装備して特殊召喚してドゥローレンの効果を発動して、継承の印とダイガスタとパワーツールと自分をバウンスして継承の印をセット。ワンハンドレッドの効果でミラージュ除外してミラージュの効果を使い二体のネクロマンサーを蘇生し、二体のネクロマンサーで二体のデーモンを呼び出してダイガスタを出して、サメを出して、ネクロマンサーでリヴァイエールからのミラージュで効果使ってリベンジャーとネクロマンサーを出して、サメとリベンジャーでドゥローレンを出す……喉が痛い、作っておいてなんだが、満足民はよくこんなもんを思い付いたもんだ。
セットしてた継承の印発動してワンハンドレッドに装備。ドゥローレンで自身とリヴァイエールとダイガスタと継承の印をバウンス。ワンハン効果でミラージュ除外して効果を得て、使ってネクロマンサーとデーモンを呼び出して呼び出したネクロマンサーを使いリベンジャーを出す。更にミラージュで出したネクロマンサーでデーモンを出す。デーモンドッキングでエクシーズで、ダイガスタでサメを呼んでリベンジャーとサメでドゥローレンを出してネクロマンサードッキングでリヴァイエールを出して、ミラージュを呼び戻して継承の印でワンハンドレッド蘇生でさっきの4枚をバウンス。ミラージュをリリースしてデーモンを二体出して、エクシーズしてラヴァルバル・チェインを出して、効果を発動三枚目のデーモンを墓地に送り、ワンハンミラージュにして効果でリリース、ネクロマンサー二体でデーモンを一体呼び出してエクシーズでリヴァイエール。ミラージュ呼び戻して投げ捨ててリベンジャーとデーモンを蘇生したダイガスタをエクシーズで、効果使ってサメを特殊召喚してドゥローレンシンクロからの継承ワンハンでドゥローレン継承とワンハン以外のモンスターバウンスして継承セットしてミラージュコピってリリース、二体のネクロで二体のデーモンを出して、エメラルとリヴァイエールを出して、サメとミラージュを出して、ネクロマンサーとリベンジャー呼び戻してドゥローレンを出して、継承使ってワンハンにして、ドゥローレンでワンハンとネクロマンサー以外のモンスターと継承の印をバウンス。継承をセットとしてワンハンリリースでネクロとデーモンでネクロ効果でリベンジャーを出して、もう一枚のネクロの効果でデーモンを出して、エメラルでサメをフィッシング。シンクロしてドゥローレンからのエクシーズでリヴァイエールでミラージュ出して、継承でワンハンを呼び出し、ドゥローレンで例によってミラージュとワンハン以外のモンスターと継承バウンス。セットとしてミラージュをリリース、二体のデーモンを出してラヴァルを出して効果でインフェルニティ・ビートルを墓地に送り、ミラージュをワンハンコピーリリースしてネクロマンサー蘇生でリヴァイエールにしてミラージュを呼び戻し━━」
『いい加減にしろぉ、貴様ぁ!!』
「とりあえず効果処理でネクロマンサーとリベンジャーだけ出させてくれ」
まだまだ準備中の俺に叫ぶ白菜。
瞼がこれでもかと開いており、目からビームが出そうなほどの鋭い眼光で睨み付けてくる。
「で、なんだ?」
『なんだではない!!
貴様、先程から同じモンスターを何度も何度も並べてなんのつもりだ?遅延行為か!?』
「遅延行為をしているのはそっちだろう!
このコンボはデュエルモンスターズ史上でもキチガイ染みたループなんだぞ!!」
『ループ、だと!?』
「え~っと……何処までやったっけな」
余計な邪魔が入ったせいで、何処までやったか忘れてしまったじゃないか。
俺はデュエルディスクの記録を確認し、何処まで仕込んだのかを確認する。
『貴様、何をするつもりだ!?
貴様は先程から同じモンスターを延々と召喚している。効果ダメージを持つモンスターならまだしも、蘇生させるだけで蘇生させられたモンスターも特殊召喚する効果を持つモンスターだ。如何なるデュエルでも先攻は攻撃することは出来ずライフを0にし勝利することは出来ない、どれだけ強力なモンスターを並べてもだ!!』
「それはどうかな?」
『なに?』
白菜の言っている事は確かだ。
どれだけ強力なモンスターを並べても攻撃できなければライフを0にすることはできず、このデッキにはガガガガンマンを搭載していないのでガンマンループは出来ない。
「確かにお前の言うとおり、ライフは0には出来ないし攻撃も出来ない。だが、勝利することはできる」
『なにを言う……まさか、伝説のエクゾ━━』
「この幻子力空母エンタープラズニルがあればな!!」
『……なんだそのカードは』
ランク9 風属性 機械族 エクシーズ 攻撃力2900 守備力2500
レベル9モンスター×2
①:1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、以下の効果から1つを選択して発動できる。
●相手フィールドのカード1枚を選んで除外する。
●相手の手札をランダムに1枚選んで除外する。
●相手の墓地のカード1枚を選んで除外する。
●相手のデッキの一番上のカードを除外する。
『相手のあらゆる場所にあるカードを除外する効果、だと!?』
「そうだ。このデッキは普通に戦っても強いがエンタープラズニルのループも出来る一粒で二度美味しい満足デッキだ……さぁ、続きといこうか」
既にエンタープラズニルのループする為の条件を満たしている。
アクションカードは取らせない状況、相手の手札にGもヴェーラーもうさぎ……手札誘発系のカードが握られていない。
俺はエンタープラズニルを召喚する為のループを続ける。
『違う……違う!』
「ん?」
『こんなのは我の知っているデュエルではない!!
我の、我の知るデュエルはもっと熱く血を滾らせ心を踊らせるデュエルだ!!』
「俺の知っているデュエルは、じゃんけんに勝つことにより勝者が決まるものだ!!」
そこからはもう言うまでもない。
覇王眷竜や覇王門等のモンスターをゆっくり時間をかけて1枚1枚丁寧にエンタープラズニルで除外。
『殺せ、いっそのこと一思いに我を殺せぇ!!』
「もう既にループは完成している。エンタープラズニルの効果で最後のデッキトップを除外……これでエクストラ以外のカード全ては除外された!!ターンエンドだ!」
『グゥアアアアアアアア!!』
白菜 ドローフェイズでカードがドローできず敗北
「うし、満足させてもらった……ぜ……」
デュエルへと勝利した俺は意識を失い、気付けば布団の上にいた。
「マジで一時間しか経っていないな」
理論上は可能とかそういうレベルでやる気が起きない満足民ループ。
実際のデュエルで使うことはほぼ無く、精神世界的な感じだったから出来た。
体感的に数時間以上はループしていた感じだったが一時間眠っていただけだった。
「結果的には加速する限界を超えた先にあるデュエルを思い出せたな」
白菜とのデュエルで忘れていたなにかを取り戻した気がする。代わりになにか大事なものを失った感覚もするが、転生した際に前世の家族を失ったも同然なので気にしていたらキリが無い。
「満足して気分爽快になったから、デッキ作りを再開する……ん?」
オッドアイズ魔術師のエクストラデッキを作ろうとするのだが、出した覚えの無いカードを発見。
ゆっくりとそのカードを手に取り、ジーっと見つめる。
「超天新龍オッドアイズ・レボリューション・ドラゴン……」
オッドアイズデッキと対峙すれば高確率で出てくるカードで、ペンデュラムモンスター。
オッドアイズ魔術師デッキの基本は完成しているからペンデュラムモンスターは出す必要が無いのに何故か出ている……。
「試しに落書きをしてみるか」
俺は油性ペンと水性ペンを装備。
俺は超天新龍オッドアイズ・レボリューション・ドラゴンにらくがき!!
「っぐぁ!?」
その瞬間、俺の心臓に激痛が走る。
「こ、これは……創造したカードなのか……」
二つのペンを離すと、心臓の激痛が消える。
それで俺は確信する。これは俺のオッドアイズじゃなくて、遊戯王お馴染みのカード創造により生まれたオッドアイズ。
原因はさっきの白菜とのデュエルか……。
「どうやらこのカードは捨てれなそうだな」
俺のじゃない超天新龍オッドアイズ・レボリューション・ドラゴンを見てため息を吐く。
玩具販売促進アニメに出てくる呪いの○○は本当にロクなものじゃないとアクリルフレームを取り出し、その中に入れて適当なところに放り込む。
「呪いのカードを使う必要は何処にも無い」
本当ならば燃やしたいところだが、オカルト的なので防がれる。
闇のデュエル的なことを仕掛ける技術も無いので、デッキに入れずに放置しておく……危険な物は取り扱わない。それ、当たり前のこと。
「遊矢、晩御飯が出来たわよ!」
数時間デュエルをしていたから気持ち的に滅茶苦茶空腹だから、今日は食うぞー。
次回予告。
中学生になるも、今とは特に変わりの無い生活を続ける遊矢。
これで良いのだろうかと思うが、大事なのはなんと言っても母と幼馴染み。
紫キャベツ、バナナ、茄子と遭遇し、花鳥風月と交われば遥か彼方に飛ばされる恐れがある。
知らぬ存ぜぬを決め込むも、やはり運命からは逃れられない。
危機が迫る花鳥風月の元に、呼び出される。
次回、遊戯王ARC-V 【鳥が呼んだ救世主】にガッチャビングデュエルアクセラレーション!!
OMKフェイズ
柚子「う~ん」
遊矢「どうした?」
柚子「塾生が一気に減ったからデュエルを頑張らないといけないのは分かるけど、それで良いのかなってエンタメデュエルのファンじゃなくて遊勝塾に入りたい人を増やさないとダメでしょ?」
遊矢「強いデュエリストと確かな実績があれば人が集まるだろ?」
柚子「それじゃダメなのよ。遊勝塾に入塾して良かったって思って貰わないと」
遊矢「遊勝塾、デュエルよりもアクション重視のデュエルだからな……」
権現坂「話は聞かせて貰ったぞ!」
柚子「権現坂、居たの!?」
権現坂「最初からいる!!
遊矢、柚子よ、話は聞かせて貰った」
遊矢「出てきたと言うことは、なにか良い案があるのか?」
権現坂「無論だとも。
この男、権現坂、いずれは権現坂道場の跡を継がなければならない。その為には不動のデュエルを学ぶだけではならんのだ」
柚子「どういう意味?」
権現坂「世界というのは測り知れぬほど大きい。
不動のデュエル以外にも様々なデュエルが存在する……それを知るのもまた、不動のデュエルを極める為の道である!!」
柚子「他の流派のデュエル……そう言えば、私達って自然と入るデュエル塾が決まっていたわよね。
世界にはエンタメデュエル以外にも色々なデュエルがあって、それらを学べば……新しいエンタメデュエルの扉が開けるかも」
遊矢「学べばじゃなくてカード買えば……いや、言わないでおこう。
よくよく考えたら、LDSとか梁山泊なんかの有名どころ以外はなにも知らないんだが」
柚子「舞網市内だと女性に大人気ローレベルデュエル塾にディアン・ケトそっくりの講師が教える回復デュエル塾、シンクロ召喚で楽しく学ぶチューニング算数教室、最強流デュエル道場、Fire!fire! Duel School、最悲で最強を目指すワイトスクール……」
遊矢「改めて聞くととんでもないデュエル塾が多いな……つーか一個のことしか教えないのか」
柚子「う~ん、うちはアクション要素が多いから授業内容重視のチューニング算数教室?」
遊矢「上手くいけば授業の濃さを上げて、シンクロ召喚の導入もすれば塾生が増えるしデュエルだけじゃなく頭も鍛えれるから一石三鳥だな」
柚子「よし、じゃあチューニング算数教室に決定よ!」
遊矢「そうと決まれば塾長をどうやって引っ張ってくるか……一番の鬼門だ」
柚子「あ……忘れてた。私、まだ教えれるレベルじゃないしお父さんが覚えないといけないんだった」
権現坂「ならば、エンタメデュエルを柚子が、デュエルの戦術等を遊矢が、肉体を鍛えるのを柊塾長がすれば良いはず」
遊矢「俺もその辺は怪しいから無理だ。割と良い案なんだけど、問題は塾長が何処まで覚えれるかが重要で……無理っぽいな~はぁ」
権現坂「デュエルの道もデュエル塾の運営もそう易々と上手くいくものではないということだ」
柚子「そうね……」
権現坂「だが、遊勝塾の未来が明るいと言うことだけは確かだ!!」
柚子「そ、それって……も、もぅ権現坂ったら」
遊矢「当たり前だろう」
柚子「遊矢まで!?」
遊矢「柚子は急成長型のライバルの素質があるんだ!」
柚子「え……」
権現坂「柚子のデュエルの腕は凄まじい俺も次は負けんぞ!!」
柚子「ゅぅゃの……遊矢のばかぁああああ!!」
遊矢「ぐふっ……顔が真っ赤になってる柚子は今日も可愛い。ハリセンで殴られても見たい価値がある……」