遊戯王ではない!デュエルモンスターズだ!!   作:なにかの波動に目覚めたトマト

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開幕バトルロワイヤル

 

 アユとフトシは中々のデュエルを見せてくれた。

 地味めなデュエルだったものの、フトシが着実に盤面を揃えることが出来たので勝つことが出来たと言ったところだな。

 

『さぁさぁさぁ!此処に集いしは激戦を繰り広げたデュエリスト達!』

 

 例年通りならば3回戦が繰り広げられる舞網チャンピオンシップ・ジュニアユースクラス。

 今回は違うぞと言わんばかりに2回戦まで制したデュエリストを並ばせる。

 

『え〜例年通りならば3回戦が行われるのですが今年は少々変わった催しを行います!』

 

「やりたくねえ……」

 

 何時も通り3回戦を行うでいいじゃん。なんで今年に限って今回に限って特別な事を行うんだよ。

 原作通りなので仕方がない事だとある程度は割り切っているけれども、ここから色々とガバガバになるんだよな。

 

『なんと!舞網市全体にアクションフィールドを敷いてバトルロイヤルを行います!!』

 

「はい、質問!それって事実上の決勝戦ですか!」

 

『えっと……』

 

 おい、運営。ちょっとした質問を受けただけで手を止めるんじゃねえよ。

 ニコは困った顔をしていると思えばカンペの様な物を受け取るとカンペを見つめる

 

『え〜このバトルロイヤルはただ戦うのではありません!フィールド内にバラまかれたペンデュラムカードをアンティルールで賭けて戦います!ペンデュラムカードを最後に多く持っていた上位数名が準決勝に進出が』

 

「それって何時から何時までだ?」

 

『い、一日中戦う事になります』

 

「ざけんな!飯抜きトイレ無しで丸一日ぶっ通しでデュエルなんて幾らなんでも無理がある!」

 

 デュエリストをなんだと思っているんだ!いや、俺はデュエリストじゃないけども。

 アカデミアの侵攻対策の為にやっているんだろうがガバッている。徹夜でデュエルする事はあっても丸一日中ぶっ通しで動き続けるのはシンプルに嫌だ

 

『そ、そう言われましてもね』

 

「第一ユースとジュニアクラスのデュエルはどうなるんだ!このスタジアムで行うとしても観客達は家に帰れるんだろうな!!」

 

『え、ええっと……』

 

「運営、レオ・コーポレーション!ガバり過ぎだろう。時間制限と観客達が泊まるホテルを要求する!夜通しでペンデュラムカードを集められたら流石に負ける。デュエルの勝敗と関係無いところで負けるのはごめんだ」

 

 梁山泊塾というデュエルマッスルな精鋭がまだ残っている。

 権現坂も梁山泊塾に負けないデュエルマッスルを持っており、デュエルを全くせずに一日中ペンデュラムカードを集められたら流石に負ける。デュエルの結果で負けるのはともかく、こんなガバったルールで負けるのは普通に嫌だ。

 

「そうだそうだ!」

 

「オレたちをずっと出さないつもりか!」

 

 このバトルロイヤルのルールに関して文句を言っていると観客達もクレームを言ってくる。

 流石に丸一日以上軟禁されてしまうのは誰だって嫌である。食事フェイズと睡眠フェイズが行えないのは痛い。

 

『う、運営のレオ・コーポレーション!どうなさりますか!!』

 

 ニコは予想外の事なのでレオ・コーポレーションに丸投げをする。

 するとスタジアムで1番大きなモニターに素足マフラーもとい赤馬零児が映し出される。

 

『……分かった。要望は飲もう』

 

 ポーカーフェイスに見えて若干表情が引き攣っている。

 完璧な作戦かなにかだと思っているんだろうが大分、いや、かなりガバガバだからな。

 

「じゃあ、デュエルは朝の9時から夜の9時までの12時間でトイレとかの一部公共施設はアクションフィールド無しで……ペンデュラムカードはアンティで手に入れたカードのみをカウントし、ホテル取ってる観客達は払い戻しな」

 

『っぐ……』

 

「後、拾ったペンデュラムカードは絶対に使用しないといけないルールは無しな。デッキによってはペンデュラムモンスターと相性が悪いデッキだってあるんだ」

 

 一族の結束を積んでるデッキとか一部のデッキとは相性が悪い。レベル1デッキとかペンデュラムと相性が悪い。

 赤馬零児は色々と言いたそうな顔をしている。運営なのにゲームのルールの主導権を俺に握られているから思うところはあるんだろう。だがしかし、お前が色々とガバッているのは今に始まったことじゃない……さて……。

 

『……いいだろう』

 

「デッキの複数使用も認めろよ」

 

 でなきゃつまらないデュエルになっちまう。俺の要求を赤馬零児は全て飲み込んでくれる。

 取り敢えずコレで心配事は減った……減るには減ったのだが無くなったわけではない。まだまだ心配事は多い……あ〜胃が痛いな。その内胃薬的なのを購入しようかな?いや、原作さえ乗り越えればストレスの原因は無くなるから我慢するしかない。

 

『戦いの殿堂に集いしデュエリストたちが!』

 

『モンスターとともに地を蹴り、宙を舞い!』 

 

『フィールド内を駆け巡る!』

 

『見よ、これぞ、デュエルの最強進化形!』

 

『アクショ〜ン』

 

『「「「デュエル!」」」』

 

 アクションフィールド ワンダー・カルテットが展開される。

 火山、氷山、遺跡、密林の4つの地帯が存在しているアクションフィールド……舞網市の一部の公共施設を除く場所以外にアクションフィールド……

 

「いや、難易度高くねえか?」

 

 観客達と共にアクションデュエル開始の合図を告げると、選手達は一斉にスタジアムを抜け出た。

 俺も真面目にデュエルをしている振りをしておかなければならないのだが、冷静になって考えてみれば広大な舞網市に落ちているペンデュラムカードを手に入れるって難易度が高いと思う。決闘盤に何処にペンデュラムカードが置かれているのか分かるレーダーが搭載されているなんて言う都合のいい展開は無い。アクションカードと同様に自力で見つけ出さないといけない……俺もその辺りに関してツッコミを入れる事はしなかったが、今になって考えてみれば……うん。

 

「遊矢は何処のエリアに行くの?」

 

「俺は溶岩地帯のフィールドに向かう……柚子は?」

 

「私は氷山地帯のフィールドに向かうわ……決勝で会いましょう!!」

 

「ハハハ……決勝戦、来るかな」

 

 そもそもで舞網チャンピオンシップ曖昧に終わらせられるんだよな。

 これから起きる出来事を想像すれば頭が痛くなるが、柚子は柚子で頑張っているんだ……ここから出番が無いに等しいけれども強化は済ませてあるからなんとかなるはずだと思う。

 

「さて、ゲームバランスを度外視したアホペンデュラムカードは何処だ?」

 

 火山地帯に向かいつつもペンデュラムカードを探す。

 召喚制限が無いスケール9とか13とか言う馬鹿みたいなペンデュラムカードは早いところ処理しておかなければならない。しかしペンデュラムカードを探してみるが中々に見つからない…………。

 

「隠れてないで出てこい」

 

 カードは見つからないが、俺を監視している者が居る。

 

「HAHAHA、気付かれちゃってたか!」

 

「お前は……誰だ?」

 

「ありゃりゃ!知らないのかい?」

 

 知ってはいるけれども初対面なので知らないフリをする。

 もう既にこの手の演技は馴れているので、俺を付けていた男は俺が知っている事には気付かない。

 

「ボクはデニス、デニス・マックフィールド!君の今までのデュエルを見させてもらったよ!!」

 

「残念だが俺は今ペンデュラムカードは持っていない。ここでデュエルをしても意味は無いからしねえぞ」

 

「こんなところでデュエルを挑むだなんて無粋な真似はしないよ……それよりも1回戦も2回戦もスゴいデュエルをしたね」

 

「スゴい、か……」

 

「でも、残念だよ。榊遊勝の息子である君ならばもっと輝かしいエンタメデュエルをしてくれると思ったんだけど……スゴいデュエルは出来てもエンタメデュエルをする事は出来ないんだね」

 

「お前、なにか勘違いしていないか?」

 

「え?」

 

「俺はデュエリストとは程遠い存在だ。父さんのエンタメデュエルもあんまり好きじゃないんだよ」

 

「エンタメデュエルが好きじゃないだって!?君はそれでも遊勝塾のエースなのかい!?」

 

「遊勝塾のエースは柚子だ。俺は基本的には裏方で、今回舞網チャンピオンシップに出場したのはプロになった方がなにかとお得だからだ」

 

 その辺りを勘違いしてもらったら困る。

 エンタメデュエルは好きじゃない。ソリッドビジョンで派手な演出を魅せつけるのは構わないが、俺達はカードゲームをやっているんだ。面白いコンボとかで魅せるならばともかく、それ以外の方法で魅せつけるのはデュエルの本質を見失っている。

 

「そんな……」

 

「父さんのファンで居てくれるのはありがたいが息子の俺にまで同じデュエルを強要するんじゃねえ……俺は俺の満足が行く楽しいデュエルをするだけだ」

 

「そうか……だったら勝ち残って君に魅せてあげるよ!ボクのエンタメデュエルを!」

 

「いやだからエンタメデュエル自体あんま好きじゃないんだってば」

 

 デュエルで心に訴えかけるとかそういうのには興味はない。デュエルは楽しむものである。

 デニスは俺に宣戦布告をすると、ペンデュラムカードを集めに火山地帯に向かって走っていった。

 

「やれやれ……で、上手く気配を隠せてると思っているのか?」

 

「っ!!」

 

 デニスが見えないところにまで去っていった。

 本来の目的を忘れて真面目に舞網チャンピオンシップのバトルロイヤルに挑戦しているんだろう。それ自体は別にいいことなので深く踏み込む事はせずに、更に気配を上手く隠していたデュエリストに姿を現してもらう。

 

「コレは驚いた。拙者の気配に気付くとは」

 

「偶然だよ、偶然。デニスに出て来いって言った時に気配を2つ感じたんだ……確か日影だったか?」

 

「左様」

 

「残念な事にペンデュラムカードは握っていないんだ。デュエルをすることは出来ねえ」

 

 赤い忍者こと風魔日影が現れる。

 あくまでもこの大会に真面目にデュエルをしている体をとる為にペンデュラムカードを入手していない事を伝えると、ジッと俺の事を見つめてくる。

 

「アカデミア」

 

「……アカデミアって何処の学校の事だ?」

 

「惚けても無駄で御座る。いや、隠し立てはしなくていいと言ったほうが正しいのか。拙者は赤馬零児の命を受けてここにいる」

 

「はぁ……やっぱ裏があるよな」

 

 アカデミアの単語を出してカマを掛けに来たのだろうが、この程度で引っかかる俺じゃない。が、瑠璃の事やユートとの会合に関して赤馬零児やレオ・コーポレーション側は知っている。これ以上は嘘をついても無駄だと判断し、全てを知っている素振りをする。

 

「アカデミアからの尖兵が見受けられた。直ぐに追加で兵隊が送られてくる可能性が高いで御座る」

 

「んなのデュエルで蹴散らせばいいだけの話だ……話はそれだけか?」

 

「それだけとは、戦争で御座るよ!?」

 

「分かってるよ、それぐらいは。でもこっちはプロになる為にここに来ているんだ……悪いが、そこを通してもらうぞ」

 

 一応はペンデュラムカードを集めておかなきゃなんないんだ。

 真面目にプロになる為にここにやってきたんだ……例え次元戦争と言えども許すつもりは無い。

 

「デュエルで御座る!拙者とデュエルをしてもらうで御座る!拙者が負ければこの5つのペンデュラムカードをお主に渡そう!もし負ければこのバトルロワイヤル中、指示通りに動いてもらおう」

 

「ったく、結局はそうなるのか。まぁ、いい。ペンデュラムカードを貰えるというならばありがたく頂く」

 

 ここでデュエルを断るという選択肢はあるにはあるが、しつこく付きまとってくる可能性が高い。

 この手のタイプはデュエルで勝利すればああだこうだと言ってこない、キッパリと諦めるタイプだ。

 

「「デュエル!!」」

 

「先攻は拙者からで御座る!拙者は忍者マスターHANZOを通常召喚!忍者マスターHANZOは通常召喚成功時にデッキより忍法カードを手札に加える!拙者は忍法落葉舞を手札に加えるで御座る」

 

「チェーンは無い!」

 

「カードを2枚セットしてターンエンドで御座る!」

 

「……」

 

 日影のデッキは忍者デッキか。

 どういう感じの動きをするかは知ってはいるが実際の目で見るのは何気にコレが初であり、ここからどういう風に動くか若干謎である。

 俺の手札は……うん。悪くはないんじゃないかなと思う。

 

「俺のターン、ドロー!俺はティアラメンツ・レイノハートを通常召喚し効果を発動!デッキからティアラメンツ・レイノハート以外のティアラメンツモンスター1体を墓地へ送る!ティアラメンツ・ハゥフニスを墓地に送り、ティアラメンツ・ハゥフニスの効果を発動!このカードが効果で墓地へ送られた場合に発動できる。融合モンスターカードによって決められた、墓地のこのカードを含む融合素材モンスターを自分の手札、フィールド、墓地から好きな順番で持ち主のデッキの下に戻してその融合モンスター1体をエクストラデッキから融合召喚する。俺はティアラメンツ・レイノハートとティアラメンツ・ハゥフニスで融合召喚!現われろ、ティアラメンツ・キトカロス!」

 

 

 ティアラメンツ・キトカロス

 

 融合 レベル5 闇属性 水族 ティアラメンツモンスター+水属性 攻撃力2300

 

「キトカロスの効果を発動!デッキからティアラメンツカード1枚を選び、手札に加えるか墓地へ送る。俺はティアラメンツ・ハゥフニスを手札に加えてキトカロスを対象に選びキトカロスのさらなる効果を発動!自分の手札・墓地からティアラメンツモンスター1体を選んで特殊召喚し、対象のモンスターを墓地へ送る。キトカロスを墓地に送りティアラメンツ・メイルゥを特殊召喚!」

 

 ティアラメンツ・メイルゥ

 

 レベル2 闇属性 水族 攻撃力800

 

「キトカロスの効果を発動!チェーンしてメイルゥの効果を発動!キトカロスが効果で墓地へ送られた場合に発動できる。自分のデッキの上からカードを5枚墓地へ送る。メイルゥは召喚に成功した時にデッキ上からカードを3枚墓地に送る!」

 

「む、むぅ……墓地肥やしを一瞬の内に」

 

「まだまだ終わらねえぞ!墓地に送られたカードは古衛兵アギド!このカードが墓地に送られた際にお互いのデッキの上からカードを5枚墓地へ送る!」

 

「ま、まだ落ちるでござるか?」

 

「まだまだだぞ!ティアラメンツ・シェイレーンが効果で墓地へ送られたので効果を発動。融合モンスターカードによって決められた、墓地のこのカードを含む融合素材モンスターを自分の手札、フィールド・墓地から好きな順番で持ち主のデッキの下に戻し、その融合モンスター1体をエクストラデッキから融合召喚する。ティアラメンツ・ルルカロスを融合召喚!更にメイルゥの効果で融合モンスターカードによって決められた、墓地のこのカードを含む融合素材モンスターを自分の手札、フィールド、墓地から好きな順番で持ち主のデッキの下に戻し、その融合モンスター1体をエクストラデッキから融合召喚する!1枚目のティアラメンツ・キトカロスとティアラメンツ・メイルゥをデッキに戻してティアラメンツ・ルルカロスを融合召喚!」

 

 ティアラメンツ・ルルカロス

 

 レベル8 水属性 水族 攻撃力3000 ティアラメンツ・キトカロス+ティアラメンツ

 

「バトルフェイズに移行する!誘発及び妨害系のカードは?」

 

「な、無いで御座る……」

 

「ならバトルだ!ティアラメンツ・キトカロスで忍者マスターHANZOを攻撃!」

 

「そうはさせん!拙者は永続罠、忍法落葉舞を発動!そして効果を発動するで御座る!忍者マスターHANZOを生贄にしてデッキから忍者モンスターを特殊召喚する!」

 

「そうはいくか!ティアラメンツ・ルルカロスの効果を発動!モンスターを特殊召喚する効果を含む効果を相手が発動した時に発動できる。その発動を無効にし破壊する。その後、手札及び自分フィールドの表側表示のカードの中からティアラメンツカード1枚を選んで墓地へ送る!忍法落葉舞の効果を無効化してティアラメンツ・ルルカロスを墓地に送り更にティアラメンツ・ルルカロスの効果を発動!融合召喚したこのカードが効果で墓地へ送られた場合に発動できる。このカードを特殊召喚する!再び舞い戻れティアラメンツ・ルルカロス!」

 

「ぬ、ぬぅうう!!」

 

「ティアラメンツ・キトカロスでHANZOに、その後にティアラメンツ・ルルカロス、ティアラメンツ・メイルゥの順番でダイレクトアタック!ダイレクトアタック時にカードの発動は?」

 

「っく、む、無念でござる!」

 

 日影

 

 LP4000→3500→500→0

 

「ふぅ……なんとか勝てた」

 

 忍法マスターHANZOで忍法落葉舞じゃなくて異譚の忍法帖をサーチされてたら負けてたかもしれない。

 なんとか1ターンキルで切り抜ける事が出来たので一先ずはホッとするが、既に赤馬零児は裏で色々と動いている……最初からアカデミアの事を周りに教えれば──は無理だが、幾らなんでもこんなガバガバなルールはねえだろう。

 

「拙者の負けで御座る。流石は赤馬零児が一番槍として見定めたデュエリスト」

 

「あんのクソマフラー、どんだけ上からなんだよ……雇い主に言っとけ、俺は敵じゃないが言う事は聞かないって」

 

 日影は負けたことに関して言い訳などはしない。

 運営がゲームバランスを一切考慮せずに作り上げたペンデュラムモンスターを5枚受け取る……一先ずはコレで1歩リードしたってところだろうな。

 

「さて、ペンデュラムモンスターを探しに行くか」

 

 出来れば来ないで欲しいが、オベリスク・フォースが来るんだろうなぁ……。

 一応は対オベリスク・フォースもとい大量の相手とのデュエルを想定したデッキは用意してあるが……勝てるかどうか不安だ。1対1ならば基本的には負ける事は無いんだけども、多対一のデュエルは現実──OCG次元では積み上げる事は出来ないからな。




次回予告は今回は無しでガッチャビングデュエルアクセラレーション

モコミチ達とデュエル

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