遊戯王ではない!デュエルモンスターズだ!! 作:なにかの波動に目覚めたトマト
「どう?」
「いや、どうって言われてもな」
リアルソリッドビジョンシステムから煙が出て、急遽デュエルが中止となった。
二人ともアクションカードをとるつもりが無かったから、そのまま続ければと思ったけれども、何時もと違い今日は見学者がいて、そのままのデュエルは出来なかった。
「これって、何時からあるっけ?」
「遊勝塾が出来た頃からの物だから結構古い物よ」
「じゃあ、どうにもならないぞ」
リアルソリッドビジョンシステムを遊矢に点検して貰うけれど、なんの成果も無し。
「そんな、どうにかならないの!?」
「俺にどうしろって言うんだよ。何処ぞのメ蟹ックならまだしも、トマトだぞ」
「こう、コテみたいので」
「プログラムに異常があるんだったら、ちゃんとしたところでアップデートすれば良い。
けど、電子機器の核となる部分が老朽化してたり排熱が上手くいってない感じっぽいし……まぁ、平たく言えばぶっ壊れた」
そ、そんな……。
「修理って幾らぐらいかかるの?」
経営難の遊勝塾。
見学に来ていたタツヤくんは入塾したいと言ってくれたけれども、肝心のリアルソリッドビジョンが使えないとアクションデュエルが出来ない。
それどころか、アユちゃんとフトシくんもアクションデュエルが出来ない……遊矢は余り関係無さそうだけれど。
「専門知識は無いけど、こういう保証書の期限とか切れてるレベルの古い型は下手に修理に出すよりも新品を買った方が安いぞ」
機械って、高い。
「ど、どうしよう、このままだと遊勝塾が……」
やっとの思いで今日までやって来たのに、リアルソリッドビジョンが壊れたらもうなにも出来ない。
「落ち着くのだ、柚子。こういう時こそ冷静さを欠いてはならない。先ずは塾長が戻るまで、平静を保たねば」
「そうだぞ。こういう時はさっきのデュエルの続きをだな……俺の手札的にも権現坂に勝ててた」
「俺の手札にはグレート・ウォールとファイヤー・アーマーが握られている。守備力も上げることができ、破壊を無効にすることもできた」
「波動キャノンの存在を忘れては困る、取りあえずどう頑張ってももう一回、俺のターンが来るっぽいしドロー!」
「待て、それならば俺が先にドローだ。む、超重武者タイマー2か」
こんの、二人はぁあああ!!
「冷静じゃなくて呑気になって、どうすんのよ!!」
「「!?」」
平常運転の二人にハリセンを入れる。
遊勝塾の一大危機だってことが分かってんの!?
「うっし、ドローカードは一時休戦だ!」
「なんの、そのカードは互いにドローができるカードだ、逆転のカードを……っく、ダイー8だったか」
「やったぞ、柚子。俺の勝利だ」
「だから、呑気にデュエルの続きをするんじゃなあああああい!!」
ハリセンを手にし、遊矢に攻撃をしようとする。
くそ、こういう時は絶対に遊矢に当たらない。普段は簡単に当たるのに、私の太刀筋が全て見切られている。
「ぎゃっ!!」
「お父さん、ご、ごめんなさい!!」
「全く、凶器なんて振り回すからだぞ」
ハリセンを遊矢に当てようとしたけど、当てられず、帰って来たお父さんを叩いてしまった。
だから、遊矢が……もういいわ。これ以上は不毛よ。
「それでタツヤくんとタツヤくんのお母さんはなんて言ってたの?」
「遊矢のデュエルを見て気に入ってくれたみたいでな。
入塾に必要な書類にサインはして貰ったんだが……肝心の判子を貰えなかった」
「それってもしかして」
「ああ、リアルソリッドビジョンが直ったら判子をするとな。どうだ、遊矢?」
「リアルソリッドビジョンは壊れて、修理するよりも新品を買い直さないとヤバい感じだ」
因みに相場はこんな感じと電卓を操作する遊矢。
私とお父さんはその数字を見て膝を崩してしまう……そんな、こんな金額、どうしろって言うの!?
「そんな、久し振りの入塾希望者だというのに、リアルソリッドビジョンシステムが壊れて、このままだと遊勝塾の経営が破綻してしまう!!」
「元から破綻してるみたいなもんだろうが」
それ、言ったらダメなやつよ!!
リアルソリッドビジョンシステムが使えなくなり、今後の事を考えてしまい暗くなる私達。
頭が良くても遊矢はエンジニアでもなんでもないから直すことは出来ず、途方にくれていると応接室のドアが開いた。
「お話、聞かせて貰いました!!」
黄色と黒の縦縞模様のスーツを着た如何にも成金風味なおじさん
この人、どうやってうちに入ってきたのかしら?
「ええっと、貴方は?」
「ああ、自己紹介が先でしたよね。私、こういうものです」
アポを取っておらず、突然の来訪者に驚くお父さん。
男性は軽く謝ると名刺を取り出し、渡した。
「アクションデュエルの現チャンピオンであるストロング石島のマネージャー兼プロモーターのニコ・スマイリーと申します」
「ストロング、石島!?」
男が誰なのか、何者なのか分かると背筋が一瞬だけゾクりとする。
3年前のあの日を境にアクションデュエルのチャンピオンとなったストロング石島はチャンピオンの座を守り続けており、そのせいかおじさんがなんらかの事情があって居なくなったのではなく負けてしまうから逃げたと言う説が真実味を帯びはじめた。
「……LDSのイメージキャラクターのストロング石島のマネージャーである貴方が、うちのような小さいデュエル塾になんの御用ですか?」
「はい!実はですね、もうすぐストロング石島のファン感謝デーがありまして、そこでスペシャルマッチを行うのですが、ストロング石島とのスペシャルマッチを是非、遊矢くんにと」
「いや、ファン感謝デーなんだから、ファンの人から選ばないと。炎上するぞ」
「遊矢の言うとおりよ。そういうのはちゃんとしておかないと、炎上するわよ」
ストロング石島にも沢山のファンがいる。
過激なファンは遊矢が叩きのめしたけれども、それでも多くのファンがいる。ファンがいてこそのデュエリスト。
そのファンの感謝デーをファンでもなんでもない遊矢を選ぶのは流石にどうかと思うわ。
「いえいえ、これはあのストロング石島たっての希望なのです」
「ストロング石島の希望?」
「3年前のあの日、榊遊勝は試合に来ませんでした。
榊遊勝のファンは悲しみ、ストロング石島のファンは激怒していました。あの日の試合、私も楽しみにしていた者の一人で、ファンの気持ちは良く分かります……覚えていますか?貴方があの時どうしたのかを」
あの日……おじさんがストロング石島との対戦をしなかったあの日。
今でもハッキリと罵声や悲鳴が飛び交うスタジアムを覚えている……確か、あの時、遊矢は
「おい、デュエルしろよ。俺はそう言ったら追い出されたぞ」
ストロング石島にデュエルを挑んで、追い出された。
「実はストロング石島はあの時の事を酷く反省しているのです」
「反省?」
「罵声や悲鳴が飛び交う中、貴方は表情一つ変えずにデュエルディスクを構えてストロング石島に挑んだ。
ですが、あの時、ストロング石島は榊遊勝が来なかった事に激怒し、息子である貴方を追い出しました。しかし、デュエリストならば、挑まれたデュエルに応えるのが流儀。その事を悔やんでいるのです」
「……結局、悪いのは父さんだよな……」
ボソリと小さくおじさんにすべての責任があると呟く遊矢。
本当にいったいどこでなにをしてるの、おじさんは……。
「というわけで、あの時果たせなかったチャンピオンとのデュエルをすればファン感謝デーで大盛り上がりです!」
「それって結局は遊矢を話題作りの為の当て馬にするってことじゃない!?」
「けしからん、実にけしからん!!3年前の事を持ち出し、遊矢を見せ物にしようとは、この漢、権現坂、断じて認めんぞ!!」
「二人とも、落ち着け。落ち着くんだ。
特に権現坂……あの時、俺は勝つつもりでデュエルに挑んだって言っただろう」
「むっ……確かにそうは言っていたが、なにもこの様な公衆の面前でましてやファン感謝デーでするものではないだろう」
デュエルをするだけだったら何処でも出来る。
人前に出てまでデュエルをする必要はない。なんだったらストロング石島が直接こちらに来るだけで済む話よ。
「遊矢を見せ物にするわけにはいきません。この話は無かったことに」
「因みにですが、報酬としてレオ・コーポレーション製の最新のリアルソリッドビジョンシステムを。あ、勿論、デュエルをするだけで勝ち負けは関係ありません」
「よし、遊勝さんに代わりストロング石島に挑め、遊矢!」
なにを言ってるノ?
さっきとは言ってる事が真逆の手のひら返しのお父さんをハリセンで叩く。
「確かにリアルソリッドビジョンシステムは欲しいけれど、遊矢を見せ物にして良い事にはならないわよ」
「柚子、鏡を見てから言えよ」
はっ!?目が何時の間にか$マークになっている……。
「リアルソリッドビジョンよりも遊矢の方が大事、リアルソリッドビジョンよりも遊矢の方が大事、リアルソリッドビジョンよりも遊矢の方が大事、リアルソリッドビジョンよりも遊矢の方が大事」
デュエルをするだけで貰えて勝ち負けなんて全くといって関係無い。
破格の条件で目玉が飛び出すかと思える程の値段のリアルソリッドビジョンが貰える誘惑に必死に耐えるべく、自己暗示をする。
「柚子……俺はやるぞ。
父さん云々は置いといて、リアルソリッドビジョンが無いと遊勝塾が経営できないんだから」
「え、本当!?」
「そこで嬉しそうなリアクションをしないで欲しいなー……ファン感謝デーでのスペシャルマッチを俺は受けるよ」
「ありがとうございます!!」
「でも、ギャラが少ない……と言うよりは人の弱味に付け込んだギャラはダメだろう」
人差し指と中指を親指で擦る遊矢。
電卓を取り出し、報酬の上乗せを要求する……私の事を守銭奴って言ってたりするけれど、遊矢の方も大概よね。
「OK,OK。じゃあデュエルに勝ったら報酬追加で」
「全く、お上手ですね」
最終的にはデュエルでストロング石島に勝利すれば報酬は上乗せで契約が成立。
「では、私はこれでっと、忘れていました。関係者の皆様の観客席のチケットです」
最後にスタジアムのチケットを置いていき、去っていった。
「【三年前の因縁、スペシャルマッチ!榊遊矢vsストロング石島】……」
遊矢は今、試合に出るって言ったのにもうチケットが発行されるなんておかしい。
万が一遊矢が断った場合を考え、逃げ道を先に無くしてた……大人って、いったい……って!
「これ明日じゃない!?」
スペシャルマッチ、明日って急にもほどがあるわ!!
「最初から奴の掌の上だったと言うことか。おのれ、ニコ・スマイリィイイイイイイ!!」
流石の遊矢もその事については怒っていた。
そうよね、いきなり明日が試合だなんて誰だって怒るわよね。
「よし、じゃあ、リアルソリッドビジョンの撤去をするか」
「遊矢、その辺りは俺がやっておく。今日は家に帰り、明日に備えてゆっくりと休むんだ!」
「それなら、ありがたく休ませてもらうよ」
お父さんが気を利かせ、先に帰る遊矢。
私や権現坂はここに残りリアルソリッドビジョンの撤去を手伝おうとするけど、最終的には最新のリアルソリッドビジョンを設置してくれる業者が撤去してくれるから書類の手続きとか一人でも出来ると私達も帰ることに。
「こういうことを言うのは不謹慎だが、遊矢が羨ましくもある」
「羨ましい?」
「相手は現役のプロ、しかもチャンピオンだ。
挑戦するにはプロの資格を取り、挑戦権を得なければならない」
確かに、言われてみれば羨ましいわ。
アマチュアの私達がプロと真剣勝負をする機会なんて早々に無い。それこそ、何処かの大会に優勝したりしないと。
今回はストロング石島が遊矢を指名したけれど、指名しなかったらファンの誰かと戦ってそれで終わり。そのデュエルは真剣勝負のデュエルと言えるものになるか分からない。
「何れはプロと戦ってみたいものだ」
「うちのお父さんは元プロなんですけど……」
暑苦しいところはあるけれど、お父さんは強い。
主に暑苦しいのが原因でエンタメデュエルとの相性が悪いけれども。
「遊矢、勝てるかしら?」
「なにを言っている。
遊矢は勝てると思っているからストロング石島に挑んだ。ならば、俺達に出来ることは遊矢を信じることだ!」
「……うん、そうよね!」
遊矢の全力や本気は未知数だけど、少なくともシンクロやエクシーズ、融合召喚を遊矢は使える。
きっとストロング石島とのデュエルはそれらを使った今までのデュエルとは異なるデュエル……きっと、なにも知らない人達は驚くわよね。
遊矢が榊遊勝の息子だからとエンタメデュエルを期待する人達がいる。でも、遊矢はエンタメデュエルが苦手……出来ない事は無いけれども、あんまりしたくない。
「しかし、遊矢がストロング石島に勝利すれば遊矢はアクションデュエルのチャンピオンよりも強いと言うことになる。
勝負はその時の状態によって変わるが、ストロング石島に勝つとなれば最低でも並大抵のプロデュエリストを遥かに凌駕する腕、今日の可動のデュエルといい、遊矢の背中は遥かに遠いな」
「プロデュエリスト……」
権現坂のプロ発言を聞き、足を止めてしまう。
「遊矢がプロデュエリスト……」
エンタメデュエルも出来ないし愛想もそんなによくないしプロとかそういうのに向いてないって言ってる。
でも、それでも遊矢の知識や強さは本物で、もしストロング石島との戦いであの時みたいに圧倒的な強さで勝利したら、遊矢はプロデュエリスト……プロ……っ!!
「お、おい柚子!!」
「ちょっと遊矢のところにいってくる!!」
体が勝手に動き、家とは別の道を、遊矢の家へと向かい走る。
遊矢がストロング石島に勝利する事は嬉しい……けど、それって……
「あら、柚子ちゃん。話は遊矢から聞いてるよ……あの人の分まで」
「おばさん、遊矢は何処にいるの!?」
「部屋にいるけど……早いわね……あたしと同じで、恋する乙女は強いのね」
遊矢の家に行くと、おばさんが出迎えてくれた。
遊矢は今何処にいるのか?それだけ聞き、私は遊矢の部屋のドアを開いた。
「遊矢!!」
「ぬぅおあ!?……柚子か、ビックリした~」
遊矢の部屋のドアを開くと、デッキを調整している遊矢がいた。
「よかった……」
何時も通りの遊矢の姿を見て、安堵し私は涙を流す……。
「柚子、なんで泣いているんだ?」
あれ、そういえばなんで涙を流してるの?
「ご、ごめんなさい」
「謝るんじゃなくて、理由を教えてくれよ」
「ゆ、遊矢の顔を見たらホッとして……あ、ぅぅ……」
私、なんて事を言ってるの!?
確かに遊矢の顔を見れて安心できた。何時も通りで、なにも変わらずにいる遊矢で良かったって思ってる。
「俺の顔なんて毎日見てるだろう」
そうじゃない、そうじゃなくて、その……うぅ……。
「遊矢が、何処か遠くに行きそうで怖くて」
遊矢は、遊勝塾で燻って良いデュエリストじゃない。
ストロング石島とのデュエルに勝利すれば、遊矢の強さは本物だって周りに証明される。
「遠くに行くって……ああ、前みたいな」
「そうじゃなくて、なんだか遠くに、もう二度と会えなくなる所に行きそうで。
遊矢の実力なら直ぐにプロになれる。おじさんみたいなエンタメデュエルは出来ないけれど、それでも面白いデュエルは出来る……もし、ストロング石島に勝ってプロになったら」
私の前から消えてしまう。
そう思うと怖い。だから、遊矢がちゃんといるかどうか気になって来てしまった。
おじさんの様にある日突然姿を消しちゃうんじゃないか、そう思った。
「大丈夫だ、俺は父さんみたいに勝手に消えたりはしない。
あくまでも明日はスペシャルマッチで、タイトルマッチでもプロ試験でもない……だから、泣きそうな顔をしないでくれ。柚子は笑顔が一番似合ってるんだから」
「遊矢……」
「それでも俺の事を信頼できないんだったら鎖でも首輪でもって、母さん!!」
「おばさん!?」
何時の間にかカメラを手にし、撮影をしていたおばさん。
「なにを撮ってるの!?」
「居ない人扱いをして大丈夫よ!
それよりも遊矢、そこは柚子の頭を撫でてあげるとかそういうことをしないと」
遊矢のやり方に甘いと指導するおばさん。
「あ、あの……何時から撮ってたんですか?」
「最初からよ……青春って、良いわよね」
「あ……ああああああ!!!!」
私、勢いに任せてとんでもない事を言っちゃってる!!
自分が言ったことややっていることがどれだけの事なのか改めて理解してしまい、顔を真っ赤にする。
「やっと気付いたか、自分がどれだけの事をしていたのかを」
「忘れて、忘れて!!お願いだから、忘れてぇえええええ!!」
「ちょ、明日は試合なんだぞ!?」
お願いだから、さっきまでのくだりを全部忘れて!!
無し、無しよ!!
「落ち着きなさいよ、柚子。
この子の事が心配なんだったら……今日、泊まっていきなさい。何処かに消えない様にしっかりと手綱を握ってないと……でないと、あの人みたいに急に居なくなるかもしれない」
「おばさん……」
そうだ。
おばさんは一番のおじさんのファンで、誰よりもおじさんの事を愛していた。
あの日、おじさんが居なくなって誰よりも悲しんだのは他でもないおばさんだ。
「おかしい、おかしいぞ、柚子。
サラッと丸め込まれてるけれどもシリアスな空気が流れちゃってるけども、単純に面白がってるだけだからな、これ。
シリアスな顔をしてるけれどもカメラを持っている手が微動だにしていないぞ!!」
「あんた、一回、本当に消えかけたわよね?」
「……あの時は柚子をはじめとした色々な人達に多大なるご迷惑をお掛け致しまして、誠に申し訳ありません」
おじさんの様に急に居なくなってしまう。遊矢にはその前科がある。
あの時は色々と探してみたけれど何処にもおらず、最終的には何事もなく家で寝ていた。あの時、何処でなにをしていたのかを問い質してもデュエルをしていただけだと言い、詳しい事はなにも教えてはくれない。
けど、帰ってきてくれただけで良い。遊矢と楽しくデュエルを出来る毎日が無くならなくてよかった。
「お父さんに連絡をしないと!」
「落ちた、落ちたよ。
気付け、柚子。気付くんだ、柚子。お前は今、とてつもなく恥ずかしい事をしようとしているのを!!」
この日は遊矢の家に泊まった。
おじさんの様に急に居なくなるかもしれないとお父さんに遊矢の事が心配だからと伝えるとアッサリと承諾してくれた。
OMKフェイズ(ギャグなので特に気にしない)
榊遊矢
説明
紳士という名の童貞であり、少子高齢化社会を防ぐ為の種族の繁栄を捨てた友人達と楽しく衰退の一途を辿っていたOCG次元の住人。デュエリストでなく住人である。
リンク召喚が登場し、エクストラの相場が荒れた際には一年ほどポケモンカードをやってたりした。つまるところは普通の住人で童貞。
本当になんでかよく分からないが遊矢になっており、友人とか家族とかと会えないショックがあったりしたものの、人生を謳歌するしかないと思い、前向きには生きているのだが転生先が玩具販売促進アニメの世界なので価値観の違いとかに困惑したり、苦しんだり、色々と思ったりする童貞でデュエリストではない。
デュエルの実力はOCG基準なら、新しいパックやストラクを購入し環境にあったデッキを作ったりしないので、そこまでで遊戯王ARC-V基準ならば洒落にならないぐらいにやばい。ライフ4000で真紅眼融合+黒炎弾はダメだって。
好きなテーマは転生炎獣、しかしリンクがないので手に入らない。
苦手なテーマはブルーアイズで、ブルーアイズデッキが環境に入った頃、ブルーアイズデッキを作るのに必要な財布に与えるダメージが凄まじく、ギミックパペットも苦手だった。
エンタメデュエルも苦手ではあるものの、本人が好きならそれで良いんじゃない?とそれはそれ、これはこれの線引きはしており柚子達が楽しくデュエルをしているのを見るだけで満足。しかし、父親はぶん殴る。
心が荒んでいるので笑顔の柚子とかを見ていると心が癒される。いや、本当にエモくてエロいよ、柚子は。
制服を着崩してるせいか、生徒指導の対象となったことがある。
柊柚子
説明
OCG遊矢くんの幼馴染み。
エンタメデュエルは良いもので、自分が思うエンタメデュエルで皆を笑顔に出来れば良いと思っている天使かなにか。制服姿はエロく、ハリセンを取り出す魔法を使える。
OCG遊矢くんと付き合いが一番長く色々とカードを貰ったり、プレイングを教えてもらったりとしており原作よりも強く、開幕クリスティアとか平気でやって来る。そしてそれを平気で越えてくる遊矢くん。開幕クリスティアぐらい越える手段は9期以降の遊戯王なら結構ある。
価値観が違っていたり遥かに知識を凌駕していたり、追い付けると思えば一瞬にして背中が遠退く遊矢くんを色々と心配しており、デュエリストじゃなくても遊矢は遊矢だと自己完結しており、自分達と楽しくデュエルをしているだけで満足なのでそれ以上は余り触れない。
遊矢を男性として好きかどうか聞かれれば、好きだが、中々に好きだと言えず、チキってしまったりする。早くしなければ、槍サーの姫とかに取られる。幼馴染みは負け犬属性の可能性が高いんだ!!
遊矢くんが柚子の為にと色々とやっているので通常よりも好感度は高く、過去にエクシーズ次元で瑠璃と朝帰りをしてしまう前科を作ってしまったので更に高くなる。
依存してないかって?原作の時点で軽度の暴力系ヒロインの素質があったんだから、好感度が更に上がるとそうなるのは当然じゃないですか、やだー。
好きだとか愛してるとかハッキリと言えないくせに付き合っているかどうか聞かれれば、付き合ってないとハッキリと答えて、そういう風に見えるの?やだ、嬉しい!とテンションを上げる。
大嫌いなカードはEMユニとEMコン。自身とのデュエルで使ってきたら、デュエルそっちのけでハリセンを手に戦いを挑むほどである。
権現坂昇
説明
出る度に好感度を上げまくる漢。
不動のデュエルの道を極めんとする漢で、遊勝失踪時も遊矢くんの味方をするイケメン。
遊矢くんがエンタメデュエルはそんなに好きじゃなく、デッキを沢山持っている事に当初は驚くしかなかったが、デュエルには無限の可能性が秘められており、可能性の方向性が異なるデッキを扱う遊矢は凄まじく越えるべき壁と見ている。
遊矢くんと一番最初にデュエルをした際にマテリアルバーンかと思えば終焉のカウントダウンで逃げ切るデュエルをし、自身がそれまでに鍛えていた不動のデュエルでも削り切れない程で驚いた。
それ以降も度々遊矢とデュエルをしており、一番最初に勝ったのがエクストラ抜きのスキドレ暗黒界。守備力の高い超重武者を遊矢くんは越えることが出来ず、デッキ切れでの勝利というなんとも後味の悪い勝利に終わる。
苦手なカードは言うまでもなくスキルドレイン。相性最悪で、泥沼化間違いなし。
柚子と遊矢はお似合いだが、健全なお付き合いを!と思っている。遊矢の可動のデュエルを見て、色々と思うことができたりもした。真面目だが鉄下駄が原因してか生徒指導をくらった事がある。
次回予告
やって来た、運命の日。
ストロング石島は榊遊勝の対戦相手で、自分は榊遊勝の息子?そんなものは関係無い。
ここにいるのは互いにデュエルモンスターズが好きなデュエリスト。ならば、やるのはただ1つ、そうデュエルだ。
しかし、忘れてはならない。彼はデュエリストではない、遊戯王プレイヤーであることを。
次回、遊戯王ARCーV 【ショーの幕開け】にガッチャビングデュエルアクセラレーション!!