『親しみやすさに極振りで性的魅力皆無のやつは襲いませんよ』と断言したオレが風呂上りの友人の姿を見て即堕ちする話 作:ギャルのパンティおくれ!と機体に頼みたい
なんでこんなに伸びてるの……?
そんなに男オリ主がチビる話が好きですか?
「今日はありがとな」
部屋に戻ると鈴が居たのでお礼を述べておく。
落下の時、自分自身がどのような状況だったのかは把握出来ていないが、あのまま落下していたらと思うと恐ろしい。
鈴が助けに来てくれたのが見えた時には思わず安心してしまったものだ。
「あんた調子乗って痛い目みるのは変わってないのね。そんな所まで一夏に似なくていいのに」
「……まあ、似たもの同士だからなオレ達は」
人格の形成に一番影響するだろう幼少期の環境からしてオレ達は近い環境にあった。
オレには千冬さんのような相手はいなかったが、道場に行くと千冬さんが気にかけてくれたのでそう考えればそれほどの差異もないだろう。
「一夏と違って全然モテないけどね。弾だって中二の時に一度告白されたわよ?」
「……まじか。オレ、弾に負けてるのか」
まさか弾に負けるとは。まああいつも何やかんや顔はいいしオレ達のグループの中でも常識人枠だったしな。一夏に向いている矢印の量が普通程度まで落ち着くならば弾がモテてもおかしくない。
弾は環境とシスコンが悪いだけだ。
「そう言えば怪我とかは大丈夫か? 結構無理な動きしたから保健室行きって聞いたけど」
「ちょっと痛むくらいで平気よ。湿布張ってればすぐ治るわ」
「どこだ?」
ぐっと鈴に詰め寄る。オレを助けたせいで怪我して、怪我がクラス対抗戦に響いたりしたら申し訳ない。
よく分からないけど、こういう行事に参加するなら結果が出ないとダメな気がするし。
鈴は代表候補生だからな。結果が出ないとクビなんてこともあるのかもしれない。
クビになったら代表候補生としてココに来ている鈴は退学? 絶対だめでしょ。
「あ、足首と腰……」
「……本当に大丈夫なのか?」
目を伏せて絞り出すように言った鈴を見ればとてもそうは思えない。
オレが両方痛めたら動くのが億劫で一日中ベッドでゴロゴロしてると思うし。
……よし!
「そろそろ飯時だし食堂行こうか」
「え? な、ちょっと!?」
そうねーと頷いた鈴を抱き上げる。負荷をかけるのは良くないからな。
暴れる鈴だが、怪我している足を振り回すのは宜しくない。がっちりと掴んで動きを妨害する。
その分両手の動きが激しくなったが、抱きしめるようにしてオレの体で腕の可動域を縛ってやればそれもなくなった。
「よろしい。ヒトに素直に甘えられないのが鈴の悪いところだぞ」
オレなんか甘えまくりだからな。見習ってもいいぞ?
「折原……。それに凰か。何をしている?」
「鈴の介護? です。オレのせいで怪我したみたいなので」
食堂への廊下で千冬さんと出会った。
「……車椅子や杖は流石に大仰だな。仕方ない。凰、ISの部分展開はできるな?」
「出来ますけど」
「バレないように展開してPICで負荷を軽減することを寮内でのみ許可する。さすがに外では何かあった時に問題がありすぎるので許可出来ないがな」
「え」
「何か問題があるか?」
「ないですけど……」
そう言うと鈴は深呼吸をしてから頭部にカチューシャのようなものを出現させ、オレの腕の中からふわりと飛び降りた。
PICって凄い。
「折原は食事が済んだら私の部屋にこい」
「分かりました」
そう言って千冬さんはカツカツと歩いていった。多分専用機の話でしょ。
「そう言えば鈴の専用機はどんな感じなんだ?」
「機体はふつーよ。アンロックユニットが本体みたいな感じでデカくてトゲトゲしてるけど。
「へー。てか、見た目は知ってるんだけど」
「そ、そうだったわね」
オレが専用機に乗ってる時に鈴も専用機で待機してたわけだし、なんなら
やっぱ性能の方は秘密なのか?
「性能は……あれよ。対抗戦まで……じゃなくて、訓練の時に自分で確かめなさい」
「大丈夫か?」
ハキハキしてないというか、なんというか。とにかく普段の鈴っぽくない。
「ちょっと酔ってるというか、ぼーっとしてるだけだから気にしないでいいわよ」
酔うって、酒なんか飲んでないだろ。中国の方では別の意味があるのか?
ま、ISを展開してるなら保護機能とやらがどうにかしてくれるだろうし、オレが気にかける必要ももうないかな。
「折原です」
「入れ」
こんこんこんとノックをすると直ぐに返事があった。
部屋に入ると、千冬さんは押し入れの前に座って書類を片付けていた。……なるほどね。
机の前に置かれている座布団に座るように言われたのでそれに従い、話を聞く。
専用機――四季という名前が判明したらしい――は機体の基本性能と基本武装のデータを吐き出したらしい。ただし、それ以上の進展はなく、オレが落ちる時に見た『冬なんとか』の文字は一文字も見当たらないとか。
また、本来ならば外部から色々操作出来るようになっているのだがそれらもほとんど不可能らしい。
出来るのはシールドエネルギーの残量を外部から確認するだけだという。
あと、訓練で消費されたはずのエネルギーが解析終わりに補給しようとしたらある程度回復していたとか。
「自動回復って、そんなの有り得るんですか?」
「無いな。ISは使われているエネルギーが特殊で束が作った変換器を通さないと生成は不可能だ。幸い、変換器は現代でも作れるものだが、サイズがサイズだ。仮にISに発電能力を持たせて変換器を載せようものならISは戦車程度まで大きくなるだろうな」
今のISが人間の三倍から四倍程度の大きさだから、そこから戦車くらいまで大きくなるとすると……。オレが乗ってた機体はむしろ小さい方だしありえないな。
「まあ調べてもわからないことは沢山あるが、分かったこともある。お前が落ちた時何が起こったのかとかがソレだ」
「『冬なんとか』は見つかってないんじゃ?」
「ああ。だが、ログを辿ればどうしてそうなったかは分からなくてもその時どうなっているかは分かる」
あの時オレが落ちた理由はPICの出力が低下してISを浮かせることが出来なくなったからだという。その際、IS全体に不具合があったということも無く、問題があったのはPICだけとの事だ。
「まあ、つまりなんだ。落ちても保護機能とシールドバリアは生きているから怪我はしない。機能の解明のためにも存分に飛行訓練をしてくれたまえ」
「はあ……」
落ちるのは怖かったけど命の危険がないなら絶叫マシーンと同じだ。我慢できる範囲だし、ISに乗り続けるならなれないといけないだろう。
「ちなみに機体性能とか武器とかってどんな感じだったんですか?」
「あくまで情報が得られた範囲の話になるが。機体性能はそこまで高くない。織斑の白式と比べたらつきとすっぽんだな。精々ラファールを上回るかどうかと言った程度だ」
ラファール……機動力が高いやつだな。量産機程度の性能があるなら問題ないね。
「武器は?」
「弓と多指爪だ」
「たし……?」
「爪が八本ある右手だな。親指と小指以外が倍になったと考えればいい。概要しか拾えなかったが全ての指が操作できるようになっているようだな」
指が八本……操作できるのかね? まあその辺はイメージで何とかなるでしょ。ISってそんなもんだろうし。
「ちなみに弓は光学兵器のようで弾速の心配は不要となっているようだ。連射性は銃に勝てないし取り回しも悪いだろうが、頑張るんだな」
「ビーム?」
「ビームだな」
「ちなみに、ISで弓を使った人は?」
「いるわけないだろう。銃にしない理由がないからな」
「ですよねー。まあ頑張ります」
お手本がないのは辛いけどマトモに射撃できるようになるのは弓の方が早いだろう。経験あるし。
実戦で使えるかはわかんないけどね。
鏃にスポンジを使用した矢を使って撃ち合うサバゲーみたいな競技があるのは知ってるけど、知り合いがいないからやらなかったんだよな。
こんなことになるなら体験しておけばよかったよ。
「ところで」
「なんだ?」
「洗濯できるようになったのはいいですけど、確り畳んで綺麗に仕舞いましょうね。押し入れからはみ出てますよ」
「なんだと!?」
がばっと振り返った千冬さんの隙に立ち上がり、そのまま押し入れに手をかける。
開けてみるとやっぱりシワだらけのシャツが沢山でてきた。
「ゴミが片付けられるようになったのは三年前でしたっけ? 洗濯物がたためるようになるのはいつなんですかね?」
「……黙れ。だいたい、お前関連で忙しかったから雑になっていたのだ。昨年末まではしっかり出来ていた」
「ならいいですけど」
幸い、下着の類はしっかり仕舞っていたようで無造作に積まれた衣類の山から発掘されることは無かった。
それでもシャツが二十枚超と、洗濯が面倒だからと新しく買い続けたような枚数もあるのには目眩がしたが。
まあ今回は全部洗濯済みだったし、男性操縦者関連で忙しかったのは間違いないだろうし厳しくは言わないことにした。
予想外の伸びでとてもビックリ
ほんと何が起こったし
あ、投稿ペースは落ちます
※アンケート補足
ヒロインムーブ#とは
今の鈴のように直接話の展開に関わってこなさそうなコミュニケーション回を作り出す動きである
なのでヒロインムーブをしていないセシリアと箒は展開に必要ない部分の交流は全てカットか地の文でサラッと触れる程度である
なお千冬さんはヒロインムーブをしていないが便利なキャラなので度々登場している
キャラの関係性はだいたい決まっていますがヒロインムーブさせるかは未定なので一番ヒロインムーブして欲しいキャラに入れてください(参考程度)
-
お前は私の嫁にする
-
ご飯にします?お風呂にします?それとも…
-
ゲキガンガーは至高のアニメ異論は認めない
-
お兄さまとお呼びしてもいいですか?
-
なら私がおかーさんだね!