どこかの闇の空間。そこには1人の男がいた。
???「・・・・・・」
男は呟く。
???「常磐ソウゴ・・・・・必ずお前を・・・・・殺す。」
そう呟いた後、男が手に握っていた時計のような物が淡い紫色に輝く。
???「だが・・・まだ俺が出るべきではないな・・・」
そしてさっき持っていた時計とは違うもう一つの時計を取り出す。
???「まずはこれでお前を苦しめてやる・・・・・」
そして時計についていたスイッチを押す。
「キバ」
???「お前の・・・自分の民が無様に死ぬ姿を見せつける為にな!」
男は闇の空間で、高らかな笑いを上げていた。
時計が何処かに落とされる。
そしてその時計を何者かが拾ったのだった。
ー食堂ー
食堂では皆席について食事を取っていた。
ロズワール「いやぁー。今日もおいしかったねぇー」
ロズワールが先に完食する。そして席から立ち上がった。
ロズワール「私は今から着替えた後にちょっと外出をしてくるよ。朝に少し連絡が入ってねーぇ。今夜は戻れないと思うから皆よろしく頼むよ?」
レム・ラム「「はい、ロズワール様。」」
ロズワール「じゃあ、ちょっと行ってくるねぇ。」
そしてロズワールは食堂から出て行った。
ーアーラム村ー
ラム「これで買いたい物は全部買えたわね。」
スバルと買い出しの為に村に行き、買わなければいけない食材をラムは全て買っていた。
一方スバルはというと
スバル「あだーーーーーー!」
「スバル噛まれてやんの!」
「やっぱ調子乗ったからー」
村の子供の相手をしている最中、1人の子が抱えていた犬に噛まれていた。
スバル「心配ぐらいしろよおい・・・」
スバルは水場で手を洗って子供達に手を振って別れた後ラムの元に戻る。
ラム「あなたよく手に傷がつくわね。」
スバル「ほんとそれ。」
ラム「はあ・・・とりあえず、屋敷に戻ったら手当てするから、これ持ちなさい。」
スバルに荷物を手渡す。
スバル「オッケー」
スバルが荷物を受け取り2人は屋敷に帰っていた。
スバル「ただいまー」
ソウゴ「おーお帰りー」
スバルとラムが厨房に戻ってきた。
スバルが荷物を置く時にソウゴがスバルの手の傷に気付く。
ソウゴ「スバルその手どうしたの?」
スバル「これか?いやーちょーっと犬に噛まれてさあ」
ソウゴ「うわ痛そー」
スバル「かなりな!んじゃ、作業を始めるとしますかね!」
スバルは夕食の準備の為に作業を始めた。
自分の体に呪いがあることも知らず。
スバル「暇つぶしに来たぜベア子ー」
ベアトリス「帰れなのかしら」
スバル「開口一番ひでえなおい。」
ベアトリスに帰れと言われても入っていくスバル。その時
ベアトリス「何かあなたから呪いの術式の気配がするのかしら。」
スバル「俺が呪い?冗談はよしてくれ」
ベアトリス「とりあえず黙ってこっち来るのよ。」
そう言われてしょうがねえなと言ってベアトリスの元に行くスバル。来たスバルにベアトリスは触れる。触れると、スバルの手から黒い靄が出てきた。
スバル「え、ここは・・・」
その黒い靄をベアトリスは掴み潰した。
ベアトリス「忌まわしいし、消してやっといたのよ。」
スバル「お、おう。・・・あのさ、呪いってもしかして死ぬもんだったり?」
ベアトリス「するのよ。呪いは呪術師によって発動されるもので、対象に触れることによって呪いを植え付けられる。発動した呪術を防ぐ方法はないけど、あなたは発動前だったから解呪することが出来たのよ。ベティーに感謝するのかしら。」
スバル「あ、おう、サンキューな。・・・で、さっきの黒い靄が出た場所が、呪術師が触れたとこ?」
ベアトリス「そういうことになるのよ。」
スバル「呪いって動物も植え付けること出来たりする?」
ベアトリス「するのよ。その部類は魔獣なのかしら。魔獣は魔力を持つ人類の外敵。魔女が生み出したものと伝えられてるのよ。」
スバル「魔女か・・・ていうかそれがマジだとしたら、やべえぞ。早く村に行かねえと!」
スバルは部屋の扉を開き走って出て行ったのだった。