Re:ゼロから始める魔王の異世界生活   作:きゃぷてん

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原作再現で平仮名と片仮名にしてますがタイトルは共同戦線です。
3巻の話終わったら4巻の話になるのでアニメ12話と13話観たけどあの展開我が魔王とウォズでどうやりゃいいんだよ。誰か教えて。


2019:キョウドウせんせん

スバル「・・・・・ん、ううっ・・・」

 

スバルは目を覚ました。

 

スバル「ここは・・・俺は確か・・・」

 

意識が途切れる前の記憶を辿る。スバルは魔獣に体の節々を噛まれていたのだ。

 

スバル「うおー思い出すだけでいてー。」

 

それと同時にある疑問が生まれた。

 

スバル(俺が噛まれてる時に流れてきたあの記憶、何だったんだ・・・?)

 

スバルは魔獣に噛まれていた時に脳に様々な記憶が流れ込んでいた。

 

スバル(しゃれにならねえ記憶だってあったぞ・・・)

 

腕を飛ばされたり、足を切られて首を切られ死亡したりした。そして何よりーー

 

スバル(レムが死んで、俺が自殺するなんてな・・・)

 

レムが死んで、ラムに追われた記憶。そして最終的に自殺。だが自殺する時の顔は悲痛な表情ではなかった。

そしてふと周囲に目をやると、椅子に腰掛け、顔を俯かせ眠るエミリアがいた。恐らく寝台まで運んで看病してくれたんだと思う。

 

スバル「借りを作っちまったかな・・・」

パック「どうかな。今回の場合、君は労力に見合った成果を上げてると思うから、リアも貸し借りがどうとかなんて思わないと思うよ」

スバル「お、パック。」

 

エミリアの髪の毛の中からパックが這い出してスバルの方に向かった。何となく久し振りに会うなとスバルは思った。

 

スバル「見合った成果って言うけどさ、あの後どうなったんだ?正直魔獣に噛まれた辺りから記憶がないんだが」

パック「噛まれたってレベルじゃなかったよ。『ムシャボリグシャブチブチミチバリブシャ』って感じだったよ」

スバル「明らかにそれ死んでるよな?腕の骨何本か足りないパターンだろそれ。」

パック「まあ、そういうわけで青髪のメイドの子も酷い有様だったよ。まあ、あの子の場合、鬼化の影響ですぐに治るんだけどね。スバルを連れてきた時には外傷は無かったよ。」

スバル「なら良いけどさ。それで、子供達は?」

パック「7人いたよね。全員無事だったよ。」

スバル「なら良かったぜ・・・で、全員呪いは?」

パック「ちゃんと解呪されてたよ。どうやらソウゴが解呪したみたいだけど、ソウゴって呪いの解呪とか出来たんだね?」

スバル「あのジーニアスボトルって奴の効果か・・・そういえばさ、ここって村の誰かの家だろ?外とか見に行って大丈夫か?」

パック「体を動かして、状態を確かめた方がいいからね。」

 

パックの許可が出てスバルは部屋の外に行った。

 

外に出ると、村の広場に多くの人が集まっていた。

 

スバル(昨日あんなことがありゃ、そうなるよな。)

 

ふと目をやると、ソウゴとウォズがいた。ソウゴは屋敷の制服ではなく、私服を着ていた。

 

スバル「ソウゴ!ウォズ!」

ソウゴ「おっ、スバル起きたんだ。」

スバル「何とかな。」

ウォズ「君の体を魔獣が沢山噛んだことによって呪いがかなり植え付けられてたらしくて、それも解呪しておいたよ。どうやら呪いが植え付けられすぎてベアトリス君でも解呪が出来ない程だったらしくてね。」

スバル「マジかあっぶねー、ソウゴいて良かったー。でも、これで一安心だな。」

ソウゴ「いや、そうでもない。」

スバル「何でだ?子供達も全員無事だったし、後は結界を修理すりゃ終わりだろ?」

ウォズ「あのアナザーキバがまだ倒せていないんだ。」

 

スバルはそれを聞いて驚く。

 

スバル「倒せてなかったのか?」

ソウゴ「うん。あの後逃げられちゃってさ。」

ウォズ「契約者も誰か分からない以上油断が出来ない。それに私達と戦った時よりもさらに強くなってるからね。」

スバル「契約者ねー・・・まさか例の魔女教とかだったり?」

ウォズ「その可能性も否定は出来ない。」

 

そうやって話していると

 

ラム「あらバルス、起きたのね。」

 

後ろからスバルを呼ぶ声が聞こえる。振り返って見ると、そこにはザルに入れたふかし芋を持っているラムがいた。湯気の立つ芋から塩の匂いがして、ソウゴ達の腹が鳴る。その中でウォズの音が一番大きかった気がした。

 

スバル「ちょっとそれくれね?」

ウォズ「すまないが私にも1つくれ。」

ラム「あれだけ重傷で心配かけておいて、目覚めたら食事をせがむなんて浅ましいわね。」

スバル「そうは言うけど心配はしてくれてたんだな?その芋も気遣って作ってくれたのか?」

ラム「そんなに欲しいなら食らうがいいわ。」

スバル「んむっ!?」

ソウゴ「俺も1つ頂戴。」

ウォズ「私も。」

 

スバルの口に芋が投げ込まれる。熱かったのかスバルは上を向きながらハフハフと言っている。ソウゴとウォズも芋を取ってそれを齧る。

 

ソウゴ「んっ!美味い!」

ウォズ「ただのふかし芋なのに結構行けるな。」

スバル「死ぬかと思ったけど確かに美味え!」

ラム「それは何を隠そう、ラムの得意料理は蒸かし芋よ。」

スバル「自慢出来ることかどうか分かんねえけどな。」

ラム「はいはい。もう1つあげるから黙って食べなさい。」

 

芋を渡され、スバルははしゃいで取る。ラムはそれを蔑むような目で見ていた。ウォズが「私ももう1つ貰おう。」と言って芋を取って行った。

 

ラム「何はともあれ、昨日の件に関しては素直に礼を言うわ。ウルガルムが村の住人に何かすれば、ロズワール様の責が問われていたわ。そう思うとバルス達の行動は正解だったわね。」

ソウゴ「あいつらウルガルムって言うんだ。」

スバル「何か神話にそんな名前の奴居たような。」

ウォズ「バビロニア神話にウガルルムという似たような名前を持った怪物がいるね。」

ラム「昨晩にほつれていた結界は結び直しておいたわ。その後もきちんと見て回ったから、結界を越えてくるウルガルムはいないはずよ」

スバル「だがそれはこちらから結界を越えたりしない限りだろ?」

ラム「……村人たちには言い聞かせておくわ。」

 

その後スバルとウォズが芋を2個ずつ貰って別れた。

2人が芋を食べながら、村を散策して森から連れて帰った子供達の様子を確認していった。

 

 

 

スバル「あ」

レム「あ」

 

村を歩いているとレムと出会った。

 

スバル「レム」

レム「スバル、君。」

 

レムがスバルの元まで歩いてくる。

そしてーー

 

レム「ごめんなさい!」

 

腰を折ってスバルの前で頭を下げる。突然謝られスバルは驚く。

 

スバル「ど、どうしたんだよ?」

レム「だってレムのせいでスバル君が怪我を・・・」

スバル「もう全然平気だって。ほら、この通りピンピンしてるだろ?」

 

スバルは手を広げて自分の体を見せる。

 

スバル「だから、気にする必要なんてねぇよ。」

レム「それ、でも・・・・・きっとお姉様が私の立場だったらきっとうまくやれてたんです。でも、私は姉様のようにはーー」

 

そう言って泣きかける時、スバルがレムの額にデコピンする。

 

レム「痛っ!」

スバル「バーカ!そんなに自分のことを卑下すんな!それに姉様のようにって言うけどさ、お前にはお前にしか出来ないことだってあるじゃねえか!昨日だってお前がいなきゃ危ない時だってあったからな。感謝してるぜ俺は!」

レム「ーーーーっ!」

スバル「だからそんなしけた顔してねえでさ、笑えよ。こうやって!」

 

スバルは手で頬を上げて白い歯を見せて笑う。

それを見てレムも小さく笑った。

そして

 

レム「ありがとうございます。」

 

と、礼を言った。

 

 

 

その様子をソウゴとウォズは見守っていた。

 

ソウゴ「良かったね?2人とも」

ウォズ「これで彼らの絆が深まった・・・というべきかな?」

 

そしてソウゴが2人の元に駆け寄る。

 

ソウゴ「ねえ2人共!頼みたいことがあるんだ!」

スバル「何だ?ソウゴ。」

ソウゴ「あのアナザーライダーを倒すために、協力してくれないかな?」

スバル「え!?でもあいつはレムの鬼化状態でも倒せない程強いんだぞ!?」

ソウゴ「大丈夫!何となくだけど・・・・・今の俺達なら、行ける気がする!」

スバル「どっからそんな確証が・・・でもまあいいや、乗ってやるよ!」

レム「私も行きます!」

ソウゴ「後は・・・あっ、お〜い!ラムー!」

 

ソウゴはたまたま通りかかったラムを呼んだ。

 

ラム「どうしたの?ソウゴ。」

ソウゴ「うん、実はさ・・・」

 

〜事情説明中〜

 

ラム「・・・で?私にも戦いに参加してほしいって事?」

ソウゴ「そういうこと。」

ラム「・・・はあ、分かったわ。でもあまり期待しない方がいいわよ?」

ソウゴ「大丈夫だって。今なら行ける気がするからさ!」

ラム「どこにそんな根拠があるかは知らないけどいいわ。」

ソウゴ「よし、さあ行こう!」

 

アナザーライダーとの戦いが今始まる

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