Re:ゼロから始める魔王の異世界生活   作:きゃぷてん

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また君かあ壊れるなあ(ビッグマシンの例の事件)



2019:ディエンド・ナイトパーティー

ディエンド「さて、君達には僕の新しい力の実験台になってもらおう。」

 

ディエンドはそう言って2枚のカードを取り出す。

 

その2枚の内1枚をまず、彼の変身武器であるディエンドライバーのカードリード部分にセット。そして、前にレバーを引く。

 

『カメンライド!バルカン!』

 

レバーを引き戻し、もう一枚のカードをセット、レバーを前に引く。

 

『カメンライド!ブレイズ!』

 

ディエンドライバーをアルデバラン達に向けて、引き金を引く。

銃弾が撃ち出されると、二つの影が出現し、それが実体化する。

 

『シューティングウルフ!』

 

現れたのは、獣の如くその銃弾で獲物を仕留める青き狼の銃戦士、仮面ライダーバルカン。

 

『ライオン戦記!』

 

もう一人は、鬣を持つ気高き王者、青きライオンをその身に纏う、聖剣に選ばれた水の剣士、仮面ライダーブレイズ。

 

バルカン「俺が全員ぶっ潰す!」

 

ブレイズ「この水勢剣流水に誓い、お前達を倒す!」

 

バルカンはエイムズショットライザーを片手に持ち、走って引き金を引く。

ブレイズは、水勢剣流水を持ち、アルデバラン達に向かった。

 

アルデバラン「おいおい、随分と厄介な奴が現れたもんだぜ・・・・・」

 

アルデバランがぼやいた。

 

 

 

 

 

ジオウ「よし、スバルも助け出したし、早くこんな所から帰ろう!」

 

ジオウがライドストライカーのウォッチを取り出し、起動してバイクモードへと変形する。

ジオウがバイクに乗り、レムが後ろに乗る。

ウォズもバイクに乗り、スバルを後ろに乗せる。

エンジンを起動して、タイヤを前進させて徐々に加速して走り始めた。

 

バイクがリーファウス平原を走る。

そんな中、ふとジオウが気付いた。

 

ジオウ「何かでっかい木があるなあ。」

 

ジオウの視線の先には、雲を貫くほどの巨大な木があった。

 

レム「あれはフリューゲルの大樹と言って、数百年前にフリューゲルという賢者が植えたという伝承がある木なんです。」

 

ジオウ「へ〜、数百年でこんなに大きくなるんだ・・・・・ん?」

 

ジオウは、平原である異変に気付く。

 

ジオウ「何か・・・・・霧っぽくなってきたなあ。」

 

レム「霧?・・・・・!まさか!」

 

ソウゴの言葉を聞いたレムの顔が焦りを含む物へと変わった。

 

レム「ソウゴ君!もっと速く飛ばしてください!!」

 

ジオウ「えっ?いきなり何。」

 

レム「早く!霧が出ているということは奴が・・・・・」

 

そして、レムの声を掻き消す雄叫びが平原に響いた。

それと同時に、とてつもない突風がジオウ達を襲う。

 

ジオウ「うわあっ!?」

 

レム「っ!これは、やっぱり奴ですか!」

 

ジオウ「奴って何!?」

 

ジオウのその問いをレムに投げかけた時、彼らに大きな影を覆った。

その影に気づき、ジオウは上を見る。

 

ジオウ「・・・・・何だあれ。」

 

レム「あれは、魔女が生み出した三大魔獣の一匹、白鯨。霧の魔獣とも呼ばれています。」

 

白鯨が、ジオウ達の上空を飛んでいた。

 

ジオウ「でっか・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

クルシュ邸

 

クルシュ「・・・・・」

 

屋敷では、クルシュが椅子に座って眉をひそめていた。

傍には、ヴィルヘルムがいる。

 

フェリス「クルシュ様!」

 

フェリスが扉から入ってくる。

 

フェリス「たった今、霧が発生したとの報告が。」

 

クルシュ「!想定していた事態が・・・・・」

 

ヴィルヘルム「・・・・・無事に帰ってくることを祈るしかありません。」

 

フェリス「これで何かあったらエミリア様に何て言えばいいか・・・・・こうなったのも勝手に抜け出したスバルきゃんが原因なんだし、帰ってきたら一発ぶん殴ってやりたいですよ本当に。」

 

クルシュ「よせ、フェリス。」

 

フェリス「いーや、一発ぶん殴ってやります!散々迷惑かけてくれちゃって!」

 

クルシュ「・・・・・」

 

ヴィルヘルム「クルシュ様、彼らを、信じましょう。」

クルシュ「・・・・・今は信じることしか出来ない自分を、情けないとしか思えないな。」

 

 

 

 

 

 

 

 

ジオウ「!ウォズ、左だ!」

 

ジオウがウォズに声を張り上げて言う。

そして、左に走って行く。

 

すると、ジオウ達が走っていた場所に一段と濃い霧が勢いよく白鯨の皮膚から発射される。

 

ジオウ「何か・・・・・あれに当たったらヤバい気がする!」

 

ウォズ「どうにかして切り抜けなくては・・・・・」

 

ジオウ「レム!運転変われない?」

 

レム「ええ!?ですがレムは使い方が・・・・・」

 

ジオウ「ハンドル持ってればいいから!」

 

そう言ってジオウが後ろに回り、レムがハンドルを持つ。

 

ジオウはジカンギレードを取り出し、サイキョーギレードの顔をウォッチを嵌める部分に嵌め込む。

 

『サイキョー!フィニッシュターイム!』

 

サイキョーギレードとジカンギレードを合体する。

 

『キング!ギリギリスラッシュ!』

 

ジオウは飛び立ち、白鯨に向けてジオウサイキョウと書かれた巨大なエネルギーが纏ったサイキョージカンギレードを振るう。

 

ジオウ「でやああああああああああああ!!」

 

まずは一振り、次に二振り目、その次に三振り目と白鯨を斬る。

 

そして、レムが運転してるライドストライカーに着陸。

 

白鯨はサイキョージカンギレードの攻撃でダメージを受けて、大きく後退する。

 

ジオウ「よし、この隙に!!」

 

ライドストライカーを飛ばして、白鯨を振り切っていった。

 

 

 

 

 

アルデバラン「ドーナ!」

 

アルデバランが詠唱し地面から土の壁が出現する。

だが、バルカンの銃弾が壁を貫き、破壊した。

 

今はバルカンがアルデバランの相手を、ブレイズが兵士達の相手をしていた。

 

『パワー!!』

 

バルカンが灰色のプログライズキー、パンチングコングのキーを取り出し、スイッチを押し起動。

 

バルカン「うおおおおおっ、ふんっ!」

 

バルカンがキーを無理矢理こじ開けて、ショットライザーにセット。

 

そして、トリガーを引く。

 

『ショットライズ!パンチングコング!Enough power to annihilate a mountain.』

 

バルカン、パンチングコングへと変身完了。

 

アルデバランの元へ走る。その姿はまるで獲物を追いかけるゴリラのようである。

 

アルデバラン「ドーナ!ドーナ!」

 

アルデバランは詠唱を連発し、土の壁を複数出現させる。

だが、それはバルカンの両腕に取り付けてあるガントレット型の武器、ナックルデモリションによって次々と破壊された。

 

アルデバラン「おいおいおい・・・・・ぜってえあれ喰らったら骨何本か折れる奴だ。」

 

『必殺読破!流水抜刀!』

 

ブレイズが水勢剣流水をソードライバーにセットして、トリガーを引き剣を抜いた。

 

『ライオン!一冊斬り!ウォーター!』

 

ブレイズ「ハイドロストリーム!」

 

ブレイズが水を纏った剣で、回転斬り。兵士達を一掃する。

 

アルデバラン「あっちもやられてるみてえだな・・・・・」

 

が、その時、バルカンの拳が既に目の前にまで迫っていた。

持っていた青龍刀で防ごうとする。

が、青龍刀はナックルデモリションを喰らうと鋼が砕ける音がした。青龍刀の刀身が折れたのだ。

 

アルデバラン「マ・・・・・」

 

マジか、と言おうとした瞬間にアルデバランの体に大きな衝撃が走る。

そのまま、吹っ飛ばされ地面に体が叩きつけられた。動かない様子を見るに、気絶したんだろう。

 

その光景をディエンドが見ていた。バルカンとブレイズはモザイクとなり消滅していった。

 

ディエンド「さて、と。次のお宝でも狙うとしようか。」

 

「待て。」

 

ディエンドが振り返り歩こうとすると後ろから声が聞こえた。

声がした方を見ると、そこにはプリシラがいた。

 

プリシラ「次は妾が相手じゃ。」

 

ディエンド「へえ、成る程。お姫様直々に、って訳か。それと、その手にあるのはもしかして・・・・・」

 

プリシラの手には、紅く輝く真紅の剣が握られていた。

 

ディエンド「この世界にはとてつもない力を秘められた10本の剣がある。その内の一本がその『陽剣』か・・・・・まさか更なるお宝があったなんてね。今の僕はどうやらツイてるらしい。」

 

そう言って、3枚のカードを取り出す。

それを、リード部分にセット

 

『カメンライド!エターナル!』

 

『カメンライド!ソーサラー!』

 

『カメンライド!エデン!』

 

そして、トリガーを引く。

劇場版ダークライダー三人、召喚。

 

エターナル「さあ、地獄を楽しみな!」

 

右手をサムズアップし、その手を捻り親指は下を向く。

 

ソーサラー「ジ・エンドだ・・・」

 

エデン「楽園を創造する・・・」

 

エターナルはエターナルエッジ、ソーサラーはディースハルバード、エデンはサウザントジャッカーを装備。

 

プリシラ「珍妙なことをしおって・・・・・その姿、奴と似たような事をしておるのか?」

 

プリシラの脳裏に、ソウゴことジオウが浮かぶ。

それぞれが、走ってプリシラの元へと向かって行く。

 

まず最初に攻撃を入れたのはエターナルだ。

 

エターナルエッジで斬り刻もうとするが、陽剣で受け止められる。

が、エターナルはエターナルエッジのスロットにユニコーンメモリを、ベルトのスロットにオーシャンメモリを。

 

『ユニコーン!マキシマムドライブ!』

 

『オーシャン!マキシマムドライブ!』

 

2連マキシマム、発動。

 

エターナルエッジに水が纏われて、それがドリル状となる。

再びエターナルエッジが陽剣に叩きつけられる。

 

プリシラ「舐めるなっ!」

 

プリシラも負けじと応戦する。

火を纏う剣がエターナルに振るわれる。

エターナルエッジでそれを受け取るが猛撃は続いた。

 

エターナル「はあっ!」

 

エターナルがマントを思いっきり靡かせる。

それにプリシラが一瞬怯む。

その隙に、マキシマムスロットにメモリをセット。

 

『ジョーカー!マキシマムドライブ!』

 

『バイオレンス!マキシマムドライブ!』

 

『ルナ!マキシマムドライブ!』

 

『アクセル!マキシマムドライブ!』

 

『スカル!マキシマムドライブ!』

 

5連マキシマム、発動。

まずはルナメモリの力で分身、次に、アクセルメモリの力で加速する。

そして、ジョーカーメモリとバイオレンスメモリとスカルメモリによる身体能力向上によって攻撃力をアップ。

これによって、各箇所から素早い速度で力強い攻撃をプリシラに行う。

プリシラもその攻撃を防いでいくが、防ぎきれない攻撃が多々あったのか、白い肌に傷が付き、血が流れる。

 

『ライトニング、ナウ!』

 

『ジャックライズ!ジャッキングブレイク!』

 

ソーサラーとエデンが技を発動。

ソーサラーの手から雷が放たれ、サウザンドジャッカーから電撃が放たれる。

怒涛の攻撃がプリシラを襲っていく。

その攻撃に膝をつく。

 

プリシラ「・・・・・良い身分よな。戦いはそやつらに任せて貴様は高みの見物か。」

 

プリシラがディエンドに向かって言う。

 

ディエンド「僕は余り危険な橋は渡らないタイプなんでね。それに戦いの最中にお宝が傷付くと価値が落ちる。」

 

ディエンドはプリシラに見せつけるように徽章を持つ。

 

プリシラ「そう簡単に、お宝を出していいのか?」

 

ディエンド「そりゃあもう君に勝ち目は無いからねぇ。取り返す力も残ってないだろう?」

 

プリシラ「日中であればどうにか出来たかもしれんが、生憎今は夜じゃからな。貴様の言う通り、力は余りない。じゃが・・・・・・」

 

プリシラは不敵な笑みを浮かべる。

 

プリシラ「足元には注意しておいた方が良いぞ?」

 

「ドーナ!」

 

プリシラがそう言うと、ディエンドの足元から土の壁が出現した。

 

ディエンド「何!?うわっ!」

 

突如出現した土の壁にディエンドは対応出来ず、軽く吹っ飛ぶ。

そして手に持っていた徽章を手放してしまった。

 

アルデバラン「よっと。奪還成功。」

 

アルデバランが、徽章をキャッチした。

いつの間にか起きていたアルデバランがドーナによって土の壁を発生させたのだ。

彼の体は骨が何本か折れて、本人はかなり痛みを感じている。

 

ディエンド「はは、これは一本取られちゃったな。まあいいや、今回はそれは譲ってあげるよ。別に君のからじゃなくても、他にもお宝はあるからね。」

 

ディエンドはそう言うと、カードを取り出し、リード部分にセット。

 

『アタックライド!インビジブル!』

 

トリガーを引くと、ディエンドが消えてしまった。

それと同時に、ライダー達もモザイクとなって消えた。

 

プリシラ「よくやったぞ、アル。」

 

アルデバラン「骨はバッキバッキに折れてるけどな。ほい。」

 

アルデバランはプリシラに徽章を渡す。

 

アルデバラン(あいつの格好・・・・・金髪に黒いタートルネック、白いコートか・・・・・どう見ても、俺やあいつらと同じ異世界人だよな。)

 

アルデバランは、スバルがユリウスと決闘をした後の事を思い出す。

 

 

 

 

 

 

アルデバラン『よう、兄弟。』

 

ソウゴ『あっ、アル。』

 

アルデバラン『お前も色々と大変だな。あんな変な奴と戦ったりよ。』

 

ソウゴ『慣れてるけどね。』

 

アルデバラン『はっ、そうか。んじゃ、俺はこれから姫さんと王選について色々あるから行ってくるよ。これからも仲良くしてくれよ?姫さん、お前の事気に入ってるみたいだし。』

 

ソウゴ『何か親みたいな事いうね、アル。』

 

アルデバラン『親、ねえ。そういうナリじゃねえけどな。ああ、後、あいつ、スバルに伝えといてくれ。』

 

アルデバランはソウゴの耳元に近づく。

 

アルデバラン『異世界から来た者同士、お互い頑張ろうぜ、ってな。』

 

ソウゴ『・・・・・え?それって・・・・・』

 

アルデバラン『まあ、お前へのメッセージでもあるけどな。そいじゃ、元気で。」

 

アルデバランは、ソウゴの元から去った。

 

 

 

 

 

 

 

アルデバラン(一体全体、何が起こってんのやら・・・・・)




もやしより先に変身してんなお前な
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