人の心を失い人類の敵となった彼らから人々を護る為様々な機関が日夜奮闘している現代社会。
これは、そんな戦いにあふれた社会で生きる厚生省特務検疫2課の職員を描いた物語。
とある方の影響により『Hybrid Insector』に影響を受けて書いたオリジナル仮面ライダー短編です。
雨でぬれる窓ガラスをワイパーが絶え間なくぬぐい続けていた。
「────―ご主人様、あのですね」
しとしとと陰鬱な雨降る街中を走っていく一台の車。
一見すると普通の日本製自動車で、ありふれた物に見えるが、その実最新鋭の探査機器を積載し高度な防弾加工が施された厚生省の特殊車。
一部の部署でのみ使用される特殊車の助手席に座る少女が運転席へ向けて呟いた。
「ん? どうした? リイ "ムシ"の居場所でも見つかったか?」
「いえいえそうではなくてですね、昨日暑かったからか今日はとても眠いのです。なのでお仕事が終わったらそのまま寝ていーですか?」
車を運転する青年は何の特徴もないスーツ姿で、短く刈った髪に眼鏡をした公務員らしき風貌である。
対して少女の風貌は謹厳実直と言える青年に対してやや特徴的であった。
まだ学校に行っている年頃であろう少女はおよそ150cm程の小柄な体を、均整の取れた体を蒼いジーンズとジャンパーで包んでいる。
エナメル質の生地の上からでもわかる程にその胸は豊満であった。
更に女性らしい体つきのみならず、色素の薄い長い髪の下にある顔立ちはまだ幼さを残しており可愛らしく同年代の少年どころか多くの男性、もしかしたら女性をも魅了するだろう。
どうにも、平日の朝から剣呑な車に公務員と相乗りしているには違和感のある少女はリイと呼ばれていた。
「別にいいけどリイ、一つ訂正しておくぞ」
「? なんですか?」
小首をかしげるリイに、前から目を離さずに青年は断固として告げる。
「ご主人様は、やめろ。何度も言ったけど俺が変な目で見られるでしょうが」
運転席の青年、
注意はしているのだがどうにもリイの呼び方はなかなか治らない。
「あのね、俺はもちろんの事リイだって厚生省の職員で、上司と部下の間柄なんだぞ。
普通はそういう呼び方はなしないの。
こんな呼び方してたら俺はおそらく群衆より変質者の称号を頂くことになるはずだ。
そう遠くない内にな」
「えーでも、私首輪ついてるじゃないですか。
ご主人様がつけたり外したり爆破出来る奴。
これはもうご主人様に飼われているといっても過言はないのでは?」
「クソッそう言われると弱い!
全く日に日に口が達者になってくるな……はぁ」
(この仕事危険だけど嫌いじゃねえが……どうも気苦労が多い)
顔をしかめる卜部はリイ共々厚生省の特務検疫2課なる部署に奉職しており、今日も突発的な事態に備えて巡回中の身である。
つまりはれっきとした公務員であり、己の世間体を保つためにもなんとか呼び名を直したいと考えてい入るがなかなかうまくいかない。
これも男の、それも姉の次に次男に生まれた物の定めか。
「じゃあせめて、人前ではやめてくれ。
そうしないとお前もいける店が……リイ?」
「……ご主人様。警察からの連絡が来ました、ムシが出たようです」
「チッ、今日は何となく嫌な予感がしてたぜ。ちょっとあちらと話付けるわ」
二人は先程までの気安い雰囲気を切り替えて緊迫した雰囲気を纏い、卜部は警察との折衝をあわただしく行う。
厄介な怪物を駆除して平和を取り戻したいという気持ちはあちらも同じ、すぐに情報が帰ってきた。
「大体の状況が分かったぞ。対象は一匹。
警察が包囲して廃工場に押し込んだが、残念なことにあちらの"ライダー"は只今作戦行動中だ。
だからこっちはお前一人でやることになる」
「りょーかいです。まあいつもの事ですね~」
「そうだな。……リイ」
「なんですご主人様?」
「決して死ぬんじゃないぞ。お前は俺以上に人生これからだからな」
「えへへ~ご主人様ったら心配性。でも大丈夫ですよ」
リイは軽く自分の右腕を掲げる。
ジャンバーの下にある、少女の手にしては武骨に過ぎる鋼鉄の腕を。
「私は強いですから。ふんっ」
「ああ、そうだなお前は俺よりもはるかに強い」
──―21世紀を迎えた日本、平和であるはずの社会には怪物が存在していた。
闇より出でし異形の怪物達の名は
高度なバイオテクノロジーによる改造や、臨死体験による変質など多数の起源を持つ彼らは一様に人間を遥かに超えた身体能力と凶悪な性質、そして少なくない者が紛れもなく人類の敵であると現在の社会においてはみなされている。
無論中には人の心を失くす事無く人権を認められ平穏な生活を送っている者もいるが、人知を超えた怪物の脅威は社会問題となって久しい。
そんな怪物達に日本の人々は様々な手段を以て抗い秩序を保ってきた。
考えられる限りの手段を尽くした節操のない多様な手段の中には敵の力を用いた物も含まれており──────リイと卜部もその系譜に連なる者である。
厚生省特務検疫2課。
厚生省が混成昆虫を実力で排除し社会を正常な状態に保つ為に組織した部署で働く彼らは、紛れもなく対混成昆虫の最前線を担う戦士であった。
「はぁ……はぁ……ついてねえ、よりによって前日に……!」
何らかの原因で潰れたらしい廃工場の中。
息を切らせて座り込むのは見るからに不健康そうな男だ。
社会への不満をありありと募らせた目には警察の動きについての疑問がある・
「こ、これじゃあっ殺せねえじゃねえかっ!」
男は怒りのまま理不尽を叫ぶ。
鬱屈した日々に突然降って沸いた『力』、これを使えばだれにも負けないはずだった。
そう、自分はこれまで無様に殺されてきた奴らとは違う、もっとうまくやり高い能力を持つ自分を既得権益の為に排除したクズ共に鉄槌を下しこの社会を支配するのだ。
なのに現実はこうだ。部屋にこもり明日の計画────
とっさに力を利用して逃げたからいい物を、全くどいつもこいつも邪魔ばかりしやがる。
ああうっとうしい。
「畜生どいつもこいつも……なんで俺の思い通りにさせねえっ!?」
身勝手な思いを叫び男は近くに転がっていた箱を蹴り飛ばす。
八つ当たりのような雑な蹴りにも関わらず箱はピンポン玉のように飛び壁にぶつかりぐしゃりと潰れた。
息を荒げる男の影が、人間と異なるシルエットに見えたのは気のせいだろうか?
「ハァーッ! ハァーッ! クソッまずは警官共を殺して逃げねえと……」
「おやおや、おまわりさんの言った通り、いやそれ以上に情緒不安定な人ですねえ」
「なにっ!? てめえ、政府の犬か!!」
男の狂態に何の感慨も見せずにリイは歩み寄っていく。
すでに上半身の上着は脱ぎ捨てられ豊かな胸を押さえつけるタンクトップ一枚の恰好だが男が注目したのはリイの両腕、鋼鉄の義腕だ。
鋼鉄の義腕は民生品の日常生活用の物ではありえないボクシーなデザインをしており、両腕には赤と青のカートリッジが装着されている。
その並々ならぬたたずまいは男にも一見してただ物ではない、すなわちそれこそ警察の"仮面ライダー"のような混成昆虫を狩る者であると分かった。
男は立ち上がり威嚇するようにリイを睨みつける。
その顔に浮かび上がるのは髑髏の如き紋様。
それは、男が混成昆虫の一種たる
「やっぱりオルフェノクですか……あの、大声出すのはやめません?
他の人が嫌な気持ちになるだけで何もいい事ないですよ?
第一大人になっても感情を制御できないのは見苦しいというか」
「うるせえぞ犬がっ! 俺の邪魔をするクズ共は全員殺してやらア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ッ!!」
「やっぱりこうなりましたかぁ。
ホント、テロやる前で良かった良かった~」
生理的に嫌悪感を感じさせる音と共に男は一瞬で灰色の怪物へと変貌していく。
ハサミと堅牢な甲殻を備えた甲殻類を思い起こさせるフォルムに兜に似た頭部の頂には二股の毒尾の如き装飾。
さしずめスコーピオンオルフェノクと言ったところか。
咆哮し襲い掛かろうとするスコーピオンに臆することなくリイは構える。
その目には決断的な戦意があり、呼応するかのように義腕を構成する神経が仄暗く輝いた。
「────既定の時間以内ですが、再三の投降の呼びかけへの拒絶に立てこもり、そして警察の捜査から判明した極めて悪質な犯罪計画の計画及び執行官への加害行為。
感染拡大及び周辺被害防止の為あなたは意思疎通の不可能な混成昆虫と判断されました。
故にあなたの人権を停止し────」
<are you lady? >
オートマチック機構で押し込まれる両腕のカートリッジ。
同時に鳴り響く電子音と共に、リイは口上を述べる。
<stagbeatle、fighter Best much!! >
「あなたを駆除します。……変身」
変身の口上と共にリイの腕から赤と青の蒸気が吹き上がり、男を怯ませる。
続いて何か堅い物が無理やり形成される音とリイの苦悶の声がかすかに聞こえる中、モスグリーンのパーツが周囲に浮遊する。
二色の蒸気の合間に一瞬複眼を備えたクワガタに似た異形の顔が見えるも一瞬、すぐにモスグリーンの装甲が全身を鎧っていく。
「な、貴様っ貴様も……!」
「ええそうです。名乗るのはおこがましいですが────」
蒸気の中に立つのは複眼とアンテナめいた細い角を備えた頭部。
全身のモスグリーンの装甲の上には計器に似た印象のレリーフが刻まれ、飛行眼鏡を模した留め具で止めたマフラーを風に流している。
その姿は紛れもなく
「コードネームスタッグビートル。僭越ながら厚生省で仮面ライダーさせていただいています」
混成昆虫を狩る者、その物だった。
「舐めやがって小娘が! 死にやがれ!」
「ほいっと」
スコーピオンは悪罵と共に頭頂の毒尾を一気に伸展しスタッグビートルの急所を狙う。
それはオルフェノクの十八番たる最大の凶器にして同胞を増やす手段である生殖棘を用いた攻撃だが、如何にリーチと威力に優れるとはいえ機動が単純に過ぎた。
スタッグビートルは軽やかなステップでしなる毒尾を躱すとそのまま着地と同時に全身を低くし、滑るように移動する。
地面スレスレをよどみなく動く驚異的なバランス感覚は如何なる経緯で身につけたものか。
スコーピオンが迎撃の態勢を整えた時には既にスタッグビートルの拳が繰り出されている。
「グワーッ!?」
右、左、右、左連続して放たれる左右のコンビネーション。
一撃毎に混成昆虫全般に有効な電撃が瞬き赤と青の稲妻を閃かせる。
連続して叩き込まれる拳は確実にスコーピオンの体力を奪っていく。
「がっ! ごおっ! クソっがぁ……!」
「させませんよ」
負けじとスコーピオンははさみと一体化し元の何倍にも肥大化した拳を振り下ろす。
が、その動きもまたリイの予想の範囲内だ。
ハサミの出掛かりに肘を差し込んで抑え込み勢いを殺し、背負う様に屈む。
「はっ!」
「がごおっ!?」
みしりと音を立てる工場の床をよそにスタッグビートルの右足が軽快な音と共に伸縮し、反動でロケットの如き勢いを得た膝がそのままスコーピオンにぶち当たった。
「ぐあああああっ!!」
工場の壁を粉砕しスコーピオンが転がり出ていく。
ドラゴンフライとなったリイと接敵してほんの数十秒。ごく短い時間でスコーピオンは傷だらけだった。
灰色の凶悪なシルエットはあちこちが抉れて胴体に至って体表の欠片がボロボロと落ちていく。
が、スタッグビートルはやや不満気だ。
「予想以上にタフですね……」
講習で習ったがオルフェノクの中でも他のオルフェノクの生殖棘に心臓を刺されエネルギーを注入されたのではなく、事故や自殺などの突発的事態で成った者は高い戦闘能力を持つ傾向があるという。
恐らくスコーピオンもオリジナルと呼ばれるその手のオルフェノクだ。
尤もだからと言ってやることに変わらない。
人の心を捨てた"ムシ"は迅速に駆除するのみだ。
「……邪魔しやがってェ! クソックソがァッ!」
「おおっと、敷地内で良かった」
スコーピオンは悪態を叫びながらも立ち上がるが、毒針を飛ばしてスタッグビートルをけん制しながらも逃げ出そうとする。
恐らくこの場は逃げて別の犯罪を行うか、後日改めてリイに復讐するつもりなのだろう。
オルフェノクとはいえ負傷した身で重装備の警察部隊を振り切れるかは分からないが、この場でリイと戦い続けるよりははるかに生き延びる目がある選択だ。
が、そんな悪あがきは無駄に終わる。
「な、なんだぁっ!?」
バスッという音が響くと共にスコーピオンの身体に白く粘ついたものが巻き付いて動きを封じた。
市街地での混成昆虫捕獲用に使用されているトリモチ弾頭。
遠方の包囲車両の一台のルーフによじ登った卜部が見事にスコーピオンを狙撃したのだ。
(管理官、ありがとうございます)
遠方の上司に一礼するスタッグビートルは背部のマウントからガトリング砲を引きずり出す。
黒いボディに四門の砲塔を円形に束ねたそれは対混成昆虫用10式突撃砲、現在対混成昆虫用の火器の中でも市街地内で使用が許されている最大の威力を誇る物の一つを容赦なくスコーピオンへ向けた。
その動作に、淀みはない。思わずスコーピオンが寒気を覆えるほどに。
「……ち、畜生……! どいつも、こいつも最後まで俺を──────!」
「幼稚園バスへの襲撃なんて、誰でも邪魔するに決まってますよ。では、さようなら」
「や、め」
スコーピオンの断末魔を嵐にも似た射撃音がかき消した。
装填された特殊弾頭の数々はスコーピオンの脆くなった皮膚を容易く貫き肉体をズタズタに破壊する。
1秒ほどの斉射。それのみでスコーピオンは灰燼へ帰した。
「ふう……有害な覚醒昆虫の駆除完了」
リイは天を仰ぐ。
野外に出てしまったから残存した灰の除去はそれなりに大変だろう。
しかしそれはリイとはまた別の人間の仕事だ。
「今日も疲れましたねー」
何事もなかったかのようにリイは一言だけ呟いた。
白く濁った視界の中聞こえるのは喘鳴のような呼吸音だけだった。
──────こわい
──────くるしい
──────いやだ。だれかたすけて
棺のように狭い空間、ガスで満たされたそこでただ一人リイは苦しみ続ける。
リイが今の身体になった時最初に感じたのは恐怖と苦痛だ。
リイをここに閉じ込めた者達。何らかの組織に所属するらしき防護服を着た男達はリイを狭いケースに閉じ込めて無理やりに訳の分からないガスを吸わせた。
幾ら叩いても割れない頑丈なケースの中はガスで満たされ嫌が応に息をする度にガスが体内に入ってくる。
ガスを吸う度に体が泡立つような不快な感覚が生まれる上に痛くて痛くて仕方ないのに、息をする度にガスがリイの体内を蹂躙していく。
あの時の苦しみはおそらく一生忘れる事が出来ないと思う。
だから、リイはよほどのことがない限り深呼吸をしない。空気を深く吸うのがいまだに怖いから。
ガスに満たされて苦悶するリイを助ける者は誰もいない。
元よりリイを殴ってばかりの両親はリイを喜んでこの男達に売ったし、防護服の男達はリイの命ではなく実験結果にしか興味がない。
先程まで鈍い痛みを感じていた両腕が動かない。何かこのガスのせいで起きたのだろうか?
リイは恐怖に悲鳴を上げようとするがそのたびにますます多くのガスが入る。
最悪の悪循環。
絶望に満ちた孤独の中悍ましい人体実験は続いていく。
リイは一人苦しみ続ける。
深海の底に沈んでいくかのように暗く恐怖に満たされていく。
自分の身体が決定的に変質することを強制的に理解させられながら。
「おーいリイ起きろ。もう着いたぞ」
暗闇から引き戻す男の声。卜部の声ではっとリイは跳ね起きた。
もうすでに普段住んでいる官舎についていた。
「車のシートってやつは意外なほどに固いからな。
寝るなら自分の部屋で寝るんだぞ。そうしないと首を痛めて」
「……卜部管理官」
真剣な顔でリイは卜部の目を見る。
少しだけ目じりを震わせて正面から見捨てた。
「……どうした」
「管理官は私を見捨てませんよね? 私が役に立つ限り、ムシを狩れる限り。
捨てたり、処分しませんよ、ね?」
「そんなこと決まってるだろ。乗り掛かった舟だってこともあるけど……俺はお前を捨てたりしないよ。
ただ一つ、間違っている事があるけどな」
「え……?」
困惑するリイに対して、そこまで言って卜部はさも当然のように続けた。
「いいか? お前はまず、覚醒昆虫の中でも社会の管理下に入って人権を認められたれっきとした"人間"なんだ。
だから人の心を失わない限り処分されることはまずないよ。
仮に今の仕事が出来なくなってもまぁ広報課か社会に適応しようとする覚醒昆虫の教官でもやれるんじゃないか? それにもしそれでも孤独で折れそうなら」
「折れそうなら?」
少し落ち着いた顔で聞き返すリイから顔をそらして卜部は続ける。
これは、伏せておくべきだろう。いろいろな都合もあるし。
「あー……これは秘密ってことでよろしく。
それより今日晩飯あるのか?
もし何もないなら俺が」
「ないです! ないです! 昨日全部食べちゃったんで!」
「食いつきが釣り堀の魚並みだな……まぁいいや、じゃあスーパー寄って色々買いに行くか」
「ヤッター!」
シートベルトをつけたままで跳ねるように動くリイに苦笑しながら卜部はまた車を発進させる。
親に売られ、秘密結社の実験により混成昆虫となり、今も戦い続けるリイの人生は波乱万丈と言っていい。
しかしけれどそれは人として生き、人として幸せになってることがないということを意味しない事を、卜部は少なくとも知っているのだろう。
そんな人間が身近にいるリイの人生は悪くはないと思うのは贔屓目に過ぎるだろうか?
少なくとも助手席で容器にはしゃぐリイの笑顔は、そう思わせるだけの可憐さだった。
◎リイ
とある秘密結社に両親により売り渡され人体実験の検体となった少女。
特殊なガスによる身体の変成と一部機械化による戦闘力の底上げが行われた上級戦闘員型の混成昆虫であったが、警察特殊部隊によって救出された。
救出後はリハビリとカウンセリングを経た後に厚生省のプロジェクトへ志願し人類に敵対的な混成昆虫の排除を担当している。
一見すると天真爛漫な性格ではあるが、自分の直属の上司である卜部にやや依存気味。
パイロット版的な短い話ですがよろしくお願いします。