IS・LoB-Da:Re~パイロットの兄、メカニックの弟~   作:仮面肆

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5:クラス代表決定戦準備期間①

「授業を始める。この時間は空中におけるISの基本制動だ。教科書の──」

 

3時限目。織斑先生が教壇で説明を行っているが、この辺りも実家で習ったことのある内容だ。隣のジャックに視線を向けると、ジャックはジャックで立体映像へと視線を向けては勉強している。

 

しかし何気にIS学園の黒板って高性能だな。チョークによる筆記はもちろん、立体映像を目の前で映し出せるんだしよ。

 

「……あぁ、連絡事項があったな」

 

そんな中、何かに気付いたのか織斑先生の視線が向けられた。正確には一夏に向けられていた。

 

「織斑、お前のISだが準備まで時間がかかる。予備機が無いので、学園で専用機を用意するそうだ。だから少し待て」

 

「へ?専用機?」

 

「えっ、一夏に専用機!」

 

「ほぉ、一夏に専用機か……」

 

織斑先生の言葉に一夏は分かっていないように、ジャックは目が輝きながら驚き、俺は政府の対応に納得するように発した。

 

「一年のこの時期に専用機!?」

 

「つまりそれって、政府からの支援が出てるってことで……」

 

「いいな~。私も早く専用機欲しいなぁ……」

 

俺たちを皮切りに教室中がざわめくと、分かっていたのか織斑先生は呆れるようにため息しては視線を向けて……って、何故こっちに向けてるんだ?

 

「説明しろ、ジャック・ボルン」

 

「え、僕ですか?」

 

「お前の反応がでかかったからな」

 

「あっはい。そう言うことなら……」

 

それでいいのか?

 

まあ、ジャックが納得してるなら良いが……。

 

「それじゃあ説明を始めます。詳しい内容を知りたい人は教科書を読んでね。

 

……ISが発表されて10年、現在稼働している機体数は全世界で467機あります。退役した世代の機体も入れると約600以上あると言われてますが、ISの中心たるコアが前述の数(467個)しか開発されてないので、それ以上のISが稼働出来ないからです。

 

ならコアを自ら開発すればいい?コアの作成技術は一切開示されてないから作れないし、僕を含む現在の開発者では不可能な技術力の塊です。若しくは開発出来たけど秘密、開示しない……と、国家の外交問題に関わるんじゃないかとは僕の妄想。

 

だったらコアの作成を依頼すればよかろう?残念ながら、今ある全てのコアを作った博士は現在消息を掴めず連絡不可能。それ以前に一定数のコアを作ることを博士が拒否しているので依頼も無意味なんだ。

 

その結果、各国家・企業・機関・組織はIS委員会が割り振ったコアを使っていかないといけません。因みにコアの割り振る基準としては、国家予算・人材・戦績等々、それらを基に委員会が決定してるらしいよ。

 

つまり、専用機は国家あるいは企業に所属する人しか与えられません。一夏と兄さんの場合は男性適合者で事例が全然無いから、データ収集を目的として専用機を用意してるんだ。

 

……こんなもので良いですか?」

 

「ふむ。少し余計な情報もあったが、良いだろう。理解できたか?」

 

「えっと、なんとなく……」

 

まだ理解していないようだが、一夏は頷いた。

 

「えっ!クロムくんも専用機持ってるの!?」

 

って、女子の一人がジャックの内容に反応した。つまり、まだ騒がしくなる予感がするぞ。

 

「とすると、このクラスだけでも専用機持ちが三人もいるのね!」

 

「すごいねクロぽん!」

 

「ねえ、クロムくんの専用機って分類は何?射撃型?格闘型?それとも強襲型?」

 

「……あー、そんなに騒がしくすると」

 

「……………!!」

 

カン!カン!カン!

 

「きゃっ!」

 

「あうっ!」

 

「ふぎゃっ!」

 

一瞬だった。何か一夏が騒がしい女子に注意した瞬間、甲高い音と共に女子が短い悲鳴をあげていた。

 

(見えて、しまったな……)

 

高い動体視力の俺は見えた。織斑先生が右腕を振って、握っていたチョークを投擲して正確に額を狙ってやがった。

 

しかも()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()なんて!

 

ってか、どれだけチョークを持ってんだ!?

 

「今は授業中だと忘れているようだな、お前たち。次ふざけたことをすれば──」

 

バアンッ!!

 

「──出席簿(コレ)をお前たちの頭上に与える」

 

(先生、完全に脅しにきてるな……)

 

「異論は無いな……。では、授業を再開する」

 

そして出席簿をバシバシ手で叩きながら言ったのが項を奏したようで、昼休みまでの授業は全員なるべく静かにすごしたのだった。尚、数名が織斑先生の行為を受けたくて羨ましそうに見つめていたのを、俺は見ていない。見てないったら見てない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キーンコーンカーンコーン

 

「んーっ。やっと昼かぁ……」

 

昼休みのチャイムが始まって、俺……織斑一夏は体を解きほぐすように腕を伸ばした。授業で疲れたのもあるが、休み時間毎に話しかけてくる女子の対応が最も疲れた。授業内容は全然だったが、参考書を見ながら聞いてた分、昨日よりはまだましな方だと思うんだけど……。

 

「……やっと話せますわね」

 

げ。

 

休み時間中は他の女子が来てたからよかったけど、このタイミングで来るのか。

 

「なんですの。その「げ。苦手な人が来た」って言いたげな表情は」

 

「い、いや。そんなこと無いぞ、オルコット」

 

図星だ。初日のクラス代表決定戦(あんな事)を決められた原因だし、苦手になるのも無理無いぞ。

 

ってか、俺そんな顔に出してたっけ?

 

「まあ良いですわ。そんな事よりも、わたくし安心しましたわ。まさか訓練機で対戦しようとは思っていなかったしょうけど」

 

腰に手を当てて言うオルコット。どうでもいいけど好きだねそのポーズ。モデルでもやってたのか?

 

「まあ?一応勝負は見えていますけど?さすがにフェアではありませんものね」

 

「なんで?」

 

「あら、ご存じないのね。それは──」

 

「オルコットが専用機持ちだからだ、一夏」

 

オルコットの言葉を遮り、クロムがジャックを連れて近付いてきた。

 

「コアを使用したISは全世界で467機。量産型と違って専用機に選ばれるのは、エリートの証の一種だろう」

 

「あら、さすがボルンさん。そちらと違ってよく理解されてますわ。そう!このセシリア・オルコットこそ、専用機に選ばれたエリート中のエリートなのですわ!」

 

クロムの言葉にオルコットが上機嫌にまくし立ててきた。

 

「無論、代表候補生だから専用機を持つとは限らないよ。専用機は実験・試作機の意味合いが濃くて、操縦者(パイロット)との相性が高くなければいけないんだ。エリートは当てはまらないけど、オルコットさんは専用機との適合率が高かったから、専用機を所持出来たってこと」

 

「……………」

 

そんな中、ジャックが補足するように説明したら、見る見るオルコットの機嫌が下がってきていた。

 

「た、確かに弟さんの言葉にも一理ありますわ。ですがソレはソレ、コレはコレ。長時間専用機を持つわたくしと織斑さん(あなた)では、大差がありすぎます。なら、この代表者決定戦で雌雄を決するのは、わたくしとボルンさんしかいませんわ。これほど理解されてますもの。さぞかし専用機にも──」

 

「水を差すようで悪いが、俺は今回専用機を使わないぞ」

 

「「え?」」

 

俺はクロムの言葉に疑問を抱き、オルコットは理解出来ないような声を発していた。

 

でも前の授業で、ジャックが専用機をクロムも持ってるって言ってたぞ。

 

「専用機は持ってるんだがな。だけど専用機専用の後付武装(イコライザ)と専用機の同調が済んでないんだ。なので専用機はギリシャ(本国)にあるが、手持ちに無い。受け取りはクラス対抗戦の少し前くらいだろうさ」

 

「なるほどなー」

 

「一夏、理解してる?」

 

なんとなく。

 

「……ん、んんっ!では、やはりこの試合はエースであるわたくしの圧勝ですわね。ISを全く理解しない織斑さん()に、相当な知識を持つも訓練機で挑む殿方(ボルンさん)。勝利は目に見えてますわ」

 

胸に手を当てて言い切るオルコット。その自信満々な言葉と小馬鹿にする視線に、俺はムカついてしまう。

 

「……一つ忠告しておこう、オルコット」

 

ふと、クロムが口を開いた。気のせいか雰囲気が変わったような……真剣な話をしている千冬姉みたいになって、俺の肌が感じてる。

 

「エースを名乗るのは別に構わん。実際首席入学だし、専用機を持っているからな。だが──」

 

ギンッ

 

あまりエース(強い言葉)を多様しては、弱く見えるぞ

 

「「っ!?」」

 

一言で例えるなら……プレッシャー。

 

言葉でどう表していいか分からないが、俺と同い年の男子が、どうやってそんな凄みを出すことが出来るんだ?

 

オルコットを含む近くにいた女子も、クロムの雰囲気に飲まれそうになったのか、若干涙目で怯んでるぞ。

 

「──ようするに、だ。あんまり馬鹿にしてたら足元をすくわれるぞ。訓練機相手でも油断しないことだな」

 

そんな思いの中、クロムの雰囲気が戻ったのか声色が朝に聞いた時のものだった。今のはオルコットに対しての戒めだったのだろうか、俺には分からなかった。

 

「ふ、ふんっ!ま、まあ、どちらにしても、クラス代表にふさわしいのはわたくしですわ。そのことをお忘れなく!」

 

そう言ってオルコットはきれいに回れ右、来た時と違ってそそくさと教室から立ち去っていった。

 

「それで一夏、昼飯にでも行くか?」

 

「お、おう……」

 

「怖がらせてごめんね。兄さん、たまに怒ることあるから」

 

「怒ってはいない。ただオルコットには男だけで見下すようなことをしないようにだな……」

 

「はいはい、とりあえず今は昼御飯食べに行こうよ。一夏は誰か誘う人いる?」

 

「へ?あー、だったら……」

 

「……………」(チラッ)

 

何やら箒が仲間に入りたそうに見つめてるな。よし。

 

「箒、飯食いに行こうぜ」

 

「う、うむ。そうだな……」

 

やっぱり誘うべきは幼馴染だな。すごく喜んでるようだ。

 

「はいはいっ!」

 

「私も行っていいですか!」

 

「お弁当作ってきてるけどついてきます!」

 

おお、予想外の所で他の女子たちも立候補したな。まあ、箒も友人を作る切っ掛けが……。

 

「……………」(ムスー)

 

あれ?箒の機嫌が一気に下落したぞ。何故?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それから俺と箒、クロムとジャックは学食へやって来た。寮の食堂とは規模が違うなと思いつつ、食券をおばちゃんに渡しては鯖の塩焼き定食を受け取った。

 

因みに他の女子なんだが、箒のぐぬぬとした顔に睨まれたのかキャンセルが入った。

 

「クロぽんとジャッくんは何するー?わたしはねー、今日はきつねうどんだよー」

 

「ウドン?あぁ、日本のパスタか。それじゃあ僕も同じものにしようかな。兄さんは何する?」

 

「このカツ丼にしよう」

 

ただ一人……えーっと、のほほんさん(仮)だけがついてきた。まあ、俺の誘いより、クロムたちの誘いにのったようだけど。

 

それから俺たち五人は空いてたテーブルについて食事を取った。会話を交えての会話だから普段より美味く感じると思っていると、クロムが口を開いた。

 

「代表決定戦まで今日を除けば5日後だが、一夏は何か対策を考えているのか?」

 

「た、対策?」

 

「あれだけ見栄を張ったんだ。なるべく試合にしないと、織斑先生の顔に泥を塗ることになるぞ」

 

「……そもそもくだらない挑発に乗るからだ、馬鹿者め」

 

味噌汁に口を付けながら呆れる箒。それを言ったらおしまいじゃないか。いやそうなんだけどさ。

 

「それじゃあ、僕が教えようか?ISのこと」

 

そんな中、手を差し伸べてくれたのはジャックだった。

 

「いいのか?」

 

「もちろんオッケーだよ。開発者志す者、学ぶだけじゃなく教える事も大事だしね」

 

それは心強い。さっきの授業の説明も任されてたし、これは期待出来るな。やっぱり同性の友人が出来てよかったぜ。

 

「あ、でも今日からしばらくは出来ないなぁ。兄さんが代表決定戦で使う訓練機を調整しないとだから、教えるにしても遅い時間になるよ?」

 

「え。そうなのか?」

 

それだと躊躇してしまう。授業後に機体の整備とか、体力的に疲労が貯まってそうだよな。

 

「ねえ。君たちって噂の男の子でしょ?」

 

そんな中、俺たちのテーブルへといきなり隣から女子に話しかけられた。リボンの色を見たら赤色で、どうやら3年生の先輩のようだ。

 

「はあ、たぶん」

 

「たぶんじゃないぞ一夏」

 

クロムに突っ込まれるも、名も無き先輩は話し続ける。

 

「代表候補生の子と勝負するって聞いたけど、ほんと?」

 

「はい、そうですけど」

 

「でも君、素人だよね?ISの稼働時間はいくつくらい?」

 

「えーっと、20分くらいだと思いますけど」

 

「それじゃあ無理よ。ISって稼働時間がものをいうの。代表候補生だったら尚更ね。軽く300時間はやってるわよ?」

 

(うーん、ピンとこないな……)

 

そう思っていると、クロムが言った。

 

「そこの先輩の言う通りだぞ、一夏。授業でもやったが、操縦時間に比例してISも操縦者(パイロット)の特性を理解しようとしている。互いに理解し合うことで、より性能を引き出せるんだよ」

 

「つまり、練習は裏切らないというわけか」

 

なら納得だ。

 

「でさ、私がISについて教えてあげよっか?」

 

言いながら身を寄せてくる先輩。ちょっと恥ずかしいが、その申し出はありがたい。ジャックの疲労の心配をしないで済むし、先輩なら色々な知識を教えてくれそうだ。

 

「はい、ぜ──」

 

「結構です。私が教えることになってますので」

 

是非に、と言おうとした言葉を、箒に遮られた。

 

あれ?箒に教えてもらうとか言ってないと思うんだが。

 

「あなたも一年でしょ?私の方が上手く教えられると思うなぁ。それにあなた、ISでの模擬戦の経験はあるの?」

 

「……………ありません」

 

「それでどうやって、私より上手に教えるつもりなのかしら?」

 

「……………」

 

一触即発な空気。だけど破ったのは箒だった。

 

「……私は、篠ノ之束の妹ですから」

 

言いたくなさそうに、それでもこれだけは譲れないとばかりに言った。

 

「篠ノ之って……………ええ!?」

 

「「「「「ええー!?」」」」」

 

先輩も含む学食にいたクラスメートたちも驚いた。そりゃあ、ISを開発した人の妹が目の前にいればなぁ。

 

「な、ならあなたはどうかしら!」

 

すると、先輩はクロムに声をかけたが、クロムは食べ終えた器を置いて言った。

 

「ありがたいお話ですが、今回の試合は自分の実力で挑んでいきたいので、またの機会にします。まあ、箒の言葉を借りるなら、自分はパールティの息子ですから」

 

「パールティ?」

 

クロムの言葉に出た人物……パールティ。

 

クロムの言葉を理解するなら、つまり……親。ISで繋げるなら、クロムとジャックの母親なのか?

 

「ぱぱ、パールティ!?」

 

って、先輩がさっきの箒の言葉より驚いてるぞ。そんなにすごい人なのか?

 

「パールティ・ボルン!初代モンド・グロッソの格闘部門の上位入賞者!」

 

「あの千冬姉様を唯一敗北させた、唯一の第一世代IS操縦者(パイロット)よね!?」

 

「え、千冬姉を!?」

 

あの最強と言われた千冬姉を負かす存在がいたなんて、まじかよ!たしかに凄い人だ。

 

「それと爺さんはジーニアンです」

 

「ぶぇふぉ」

 

追い討ちをかけるようにクロムが言うと、先輩も頭の整理が追い付かないのか吹き出した。ちょっと品が無い気がするが、無理もないよなぁ。

 

「ですので、結構です」

 

「そ、そう。それなら仕方ないわね。試合、がんばってね……」

 

そう言って親切な先輩は軽く引いた感じで行ってしまった。

 

しかし気持ちは分かる。束さんも凄いのに、天才科学者の祖父、千冬姉をも倒す母親の血筋を持っているクロムとジャック。普通ならたじろいでしまうよな。

 

「へぇー!箒ちゃんも有名な人と繋がってたんだ、スッゴーい!」

 

「え、いや、その……」

 

そう思っていると、箒がのほほんさん(仮)に押されてる。まあ、雰囲気がのんびりしてるというか、詮索を感じないから戸惑ってるんだろうな。まさかクラスの中で箒をたじろがせる人物がいたとは……。

 

「なんだ?」

 

視線に気付いたのか、箒が聞いてくる。

 

「えーっと、教えてくれるのか?」

 

「そう言ってる」

 

「それじゃあ、僕も日が合えば教えてあげるね。それまで箒ちゃん、頑張ってね」

 

「あ、ああ。任されよう」

 

そんなわけで、俺はクラス代表決定戦まで箒とジャックに教わるのだった。

 

「では一夏。今日の放課後、訓練棟の道場に来い」

 

訓練棟とは、ISの操縦に必要な筋肉や体力を作るために設立された施設だ。訓練以外にも、運動部が使う場所として解放されている。学園に配布された生徒手帳から一文を抜粋。

 

「一度、腕が鈍ってないか見てやる」

 

「いや、俺はISのことで──」

 

「見てやる」

 

「……分かったよ」

 

まったく、なんて強情な幼馴染なんだ。

 

「訓練棟へ行くのか。俺も同行する」

 

「クロム院」

 

「……なんだ今の?」

 

「あ、いや、気にしないでくれ」

 

どうやらギャグが通じなかったようだが、急遽クロムも参戦するのであった。




訓練棟は本作品の捏造設定です。原作には無かったはず。

尚、クロムの声はアニメ基準ですので、クロム=関さんです。無論、ジャックは神奈さんです。

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