「え?ここはどこ?」
少年は、真っ白な空間に浮かんでいた。
「目が覚めたか?」
どこからともなく少年を呼ぶ声がする。
「一体ここはどこ?そしてあなたは?」
「私は神だ、お前は選ばれたのだ!」
「もしかしてよくある転生ものですか?」
「・・・お前は滅びかけた世界を救う戦士として選ばれた」
「いや、今詰まったでしょ。」
「救ってもらう世界は、マブラヴ世界だ」
「いや話を聞け」
「お前が想像するゲームやアニメに出てくるロボットを一体とその操縦スキルを与える。」
「おーい」
「好きなものを選ぶと良い、わかったか?」
「すいません質問はいいですか?」
「質問は受け付けない、なお赤いジムの顔をしたものや、黒いジムの顔をしたもの、全長50mを超えるもの、三段変形するロボットのように宇宙を舞台に戦争をやっているものに出てくるロボットは禁止だ!あと青いたぬき型のロボットのような、ひみつ道具を出す奴もな!」
「いやそれは無理ゲーでは?」
「それでは今から1分後に欲しいロボットを想像しろ、なければ稲城長沼駅前にあるやつを自動で選択する。」
「いやそれは殺しにかかってるだろ!」
「なお整備用の基地やポイント制度などはない!」
「・・・」
「ふむ、絢爛舞踏祭?潜水艦が出てくるゲームでの水中用ロボットか?まあこれならいいか、なら人類を頑張って救いたまえ!さぁいくのだ!!」
少年は少年の下にできた穴に吸い込まれて消えていった。
「さてさて、今回はどんな死に方をするのか、あれだけ穴を塞いでおけば死ぬしかないからな、いくら最強の機体でもメンテできなければすぐにゴミ・・・」
「え?なに絶対物理防壁発生装置って何それ?これじゃあ無双しちゃうじゃん、面白くない。まあいい、メンテさえできなきゃすぐにゴミになるだろう。」
「さて数日先に先送りをして結果を見てみるか、ポチッとな。さあどんなことになってるか?」
「え・・・なんでまだ動いてるの?メンテは、燃料は? あれ、あのボール型のロボットは何?メンテ用ロボ内蔵なの?・・・
まあいい、どうせ一機だけならいくら無双しても限界がある。いずれ物量に負けて死ぬだろう。」
「さあ半年後に進めて物量で絶望に歪む顔を見てみよう。ポチッとな・・・あれ?なんか気のせいかあのロボット増えてない?というかボール型の整備ロボットが増えてる気がする?まあ、形だけ真似たロボットでも作ったのかな?もうちょっと様子を見てみよう」
「んじゃ一年後に進めて、ポチッとな・・・え?なにそれ怖い、あのロボットで半島が埋め尽くされてる?えなに?値札が貼ってある。
1台百円?なんじゃそりゃ?ボール型のロボットは・・・100億台以上?いやいくらなんでもおかしいだろ?」
「ちょっと調べてみよう。えっとあのボール型のロボットはBALLS、自己増殖型作業ロボットで80兆以上のに増殖した実績あり?それで自分で自分を複製するし、農業、工業なんでもござれ?重金属汚染だって除去して農業ができちゃう?というかその重金材料にしちゃう?」
「これまずいやつ解きはなってしまったのでは?」
「あ、目を離しているうちに あ号 標的との対話に成功してる。これはまずい。本来は無駄に神力使うから嫌だけど一度全部こっちに回収して消すかどうにかしよう。」
「この邪神め、この身がいくら小さくとも、希望をつなぐため戦おうぞ!!」
そして邪神 VS 小神族 1000億柱 の壮絶なる戦いが始まる。
飛ばされた人
「そういえば、BALLSの大半が消えたけどどうなったのかな?まだ希望号に積んでる奴がいるからほおっておけばまた増えるけど、まさかルール違反だとかいってあの神様もどきが回収してたら笑うなぁ。BALLSって違う世界線だと神様なんだよなぁ」