白兎が怪人になるのは間違っているだろうか   作:白米は正義

41 / 41
秘匿招集

【デメテル・ファミリア】の現状を知った僕達は【ロキ・ファミリア】【フレイヤ・ファミリア】【ガネーシャ・ファミリア】【ヘファイストス・ファミリア】【管理機関(ギルド)】を秘匿招集させる。

 

【ロキ・ファミリア】神ロキ、フィン・ディムナ、リヴェリア・リヨス・アールヴ、ガレス・ランドロック

 

【フレイヤ・ファミリア】神フレイヤ、オッタル、アレン・フローメル、ヘディン・セルランド

 

【ガネーシャ・ファミリア】神ガネーシャ、シャクティ・ヴァルマ、イルタ・ファーナ

 

【ヘファイストス・ファミリア】神ヘファイストス、椿・コルブランド

 

管理機関(ギルド)】ロイマン・マルディール

 

【ヘスティア・ファミリア】ベル・クラネル、シャルロット・ラック、ヴァルナ・ジャム

 

ここにオラリオの最大派閥が揃う。

 

「今日の内に呼び出しあるとか思わへんかったわ、それでウチらを集めたんはまた情報が集まったからか?」

 

「えぇ、神ロキその通りです」

 

「自分ら仕事しすぎやろ」

 

「まぁ、僕達の目標が闇派閥(イヴィルス)の絶滅ですから」

 

神ロキの言葉に僕は平然と返す。

 

「それでヘスティアはここにいないのはどういうことなのかしら?」

 

「はい、神ヘファイストスこれには今回の話が関係しています」

 

主神であるヘスティア様がこの場に不在であることを聞いてくる神ヘファイストスにそう言って納得をしてもらう。

 

「実は今日各派閥の皆様、管理機関(ギルド)を除いてですが…闇派閥(イヴィルス)への協力をしている派閥(ファミリア)について話しましたが…」

 

「おい、それはどういうことだ⁉何故、そのような重要なことを我々にも共有せんのだ!!」

 

そのことに対して噛みつくのは管理機関(ギルド)長であるロイマン、確かに情報の共有はすべきことだが…。

 

「黙れ、話の腰を折るな豚。そうやって豚のように喚くから話す気にもならんのだ、それにその情報を聞いたとして貴様ごときに何が出来るというのだ愚豚が」

 

「ぶひぃっ⁉」

 

白妖の魔杖(ヒルドスレイヴ)】ヘディン・セルランドの容赦のない口撃にロイマンは悲鳴を上げる。

 

「【白妖の魔杖(ヒルドスレイヴ)】、それは間違いだ」

 

「なに?ならば、貴様はこの豚が何かの役に立つと思っているのか?」

 

「べ、ベル・クラネル…」

 

ロイマンに対する言葉攻めに対して僕は訂正を入れることにした。

 

「豚は我々の血肉に変わって身体を作ってくれたりと貢献してくれているが、これは権力と名声に溺れただけの強欲な白い(けだもの)だ。それと同列にするのは豚が可哀そうだ」

 

「それもそうだな」

 

『鬼か、この二人』と【フレイヤ・ファミリア】と【ヘスティア・ファミリア】の面々が引いていた。

 

「まぁ、話はそれましたけどウチの団員のシャルロットから説明してもらいます」

 

「ご紹介にあがりました、私【ヘスティア・ファミリア】のシャルロット・ラックといいます。この度は緊急の招集にお集まりいただき感謝します。それでは本題へと入ります」

 

そうして、シャルロットが本題を話し始める。

 

「本日未明、【デメテル・ファミリア】を監視していたところ神デメテルが一人個室に入り眷族らしき名前を言った後繰り返し謝罪と懺悔をしている光景を目撃しました」

 

「それだけで【デメテル・ファミリア】が白を断じるのはいささか早急ではないか」

 

「はい、そう言われると思いここ最近の【デメテル・ファミリア】の団員の動きを洗ってみたのですが…明らかに減っているんですよ、人数が」

 

「なに?」

 

シャルロットの報告に白妖の魔杖(ヒルドスレイヴ)が指摘すると事実で返した。

 

「それは単純に休暇を取っているだけの話ではないのか?」

 

その事実に対してそう疑問を返すリヴェリア。

 

「最初は私もそう思いましたが、どうやら一週間も姿を見せない者までいる事が分かりました」

 

「なんだと⁉」

 

「つまり、【デメテル・ファミリア】は今眷族の何人かを人質に取られているという事だね」

 

その疑問の返答を聞き驚くリヴェリアの後にフィンが憶測を立ててくる。

 

「人質、で済んでいればいいのですが…」

 

「どういうことだい?」

 

「答えはあなたの目の前にいますよ、勇者(ブレイバー)

 

「なるほど、新たな怪人(クリーチャー)の素材としても実験材料か」

 

『⁉』

 

フィンの言葉に僕達以外の全員がハッとする。

 

「ヘスティアはこの事を知ってしまったのね、あの子がここにいない理由はそれしかないわ」

 

神ヘファイストスはそう言いながら苦虫を噛み潰したような顔をする。

 

「それで君達はどうするつもりだい?」

 

「今、下手に行動すれば【デメテル・ファミリア】への皺寄せが行きかねないのでどうしようもありません」

 

「それやったらウチの質問に答えてくれるか、ベル・クラネル」

 

「神ロキ、なんでしょう?」

 

「自分、闇派閥(イヴィルス)の根城の場所知っとるんちゃうか?」

 

「すみません、神ロキ。その事については僕も変えられたばかりで気が動転していてそこら辺の記憶が曖昧なんです」

 

「ほうか、そらすまんな。嫌なこと思い出させてしもたわ」

 

「いえ、お気遣いいただき感謝します。ただ…」

 

「ただ…、なんだい?」

 

「物凄い耳障りな声をしている女が妙な魔道具(マジックアイテム)を使って僕との間に壁を下ろしてきたんです」

 

「つまり、そこに乗り込むにも鍵らしきものを奪わなくてはいけないという事か」

 

「はい、僕の推測が確かであれば」

 

「その魔道具の詳細はわかるかい?」

 

「すみません、なにせすぐに壁で分断されてしまったので」

 

「そうか」

 

会議は思うようにうまく進まず、現状維持という判断が下りこの会議内容は箝口令が敷かれるのだった。

 

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
一言
0文字 一言(必須:10文字~500文字)
※評価値0,10は一言の入力が必須です。参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。


  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

読者層が似ている作品 総合 二次 オリ

光炎憧憬(作者:花見崎)(原作:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか)

もし、ベルがアルフィアとザルドと共に暗黒期にオラリオと戦っていたら


総合評価:1173/評価:8.58/連載:20話/更新日時:2023年07月31日(月) 20:13 小説情報


小説検索で他の候補を表示>>