白兎が怪人になるのは間違っているだろうか 作:白米は正義
【デメテル・ファミリア】の現状を知った僕達は【ロキ・ファミリア】【フレイヤ・ファミリア】【ガネーシャ・ファミリア】【ヘファイストス・ファミリア】【
【ロキ・ファミリア】神ロキ、フィン・ディムナ、リヴェリア・リヨス・アールヴ、ガレス・ランドロック
【フレイヤ・ファミリア】神フレイヤ、オッタル、アレン・フローメル、ヘディン・セルランド
【ガネーシャ・ファミリア】神ガネーシャ、シャクティ・ヴァルマ、イルタ・ファーナ
【ヘファイストス・ファミリア】神ヘファイストス、椿・コルブランド
【
【ヘスティア・ファミリア】ベル・クラネル、シャルロット・ラック、ヴァルナ・ジャム
ここにオラリオの最大派閥が揃う。
「今日の内に呼び出しあるとか思わへんかったわ、それでウチらを集めたんはまた情報が集まったからか?」
「えぇ、神ロキその通りです」
「自分ら仕事しすぎやろ」
「まぁ、僕達の目標が
神ロキの言葉に僕は平然と返す。
「それでヘスティアはここにいないのはどういうことなのかしら?」
「はい、神ヘファイストスこれには今回の話が関係しています」
主神であるヘスティア様がこの場に不在であることを聞いてくる神ヘファイストスにそう言って納得をしてもらう。
「実は今日各派閥の皆様、
「おい、それはどういうことだ⁉何故、そのような重要なことを我々にも共有せんのだ!!」
そのことに対して噛みつくのは
「黙れ、話の腰を折るな豚。そうやって豚のように喚くから話す気にもならんのだ、それにその情報を聞いたとして貴様ごときに何が出来るというのだ愚豚が」
「ぶひぃっ⁉」
【
「【
「なに?ならば、貴様はこの豚が何かの役に立つと思っているのか?」
「べ、ベル・クラネル…」
ロイマンに対する言葉攻めに対して僕は訂正を入れることにした。
「豚は我々の血肉に変わって身体を作ってくれたりと貢献してくれているが、これは権力と名声に溺れただけの強欲な白い
「それもそうだな」
『鬼か、この二人』と【フレイヤ・ファミリア】と【ヘスティア・ファミリア】の面々が引いていた。
「まぁ、話はそれましたけどウチの団員のシャルロットから説明してもらいます」
「ご紹介にあがりました、私【ヘスティア・ファミリア】のシャルロット・ラックといいます。この度は緊急の招集にお集まりいただき感謝します。それでは本題へと入ります」
そうして、シャルロットが本題を話し始める。
「本日未明、【デメテル・ファミリア】を監視していたところ神デメテルが一人個室に入り眷族らしき名前を言った後繰り返し謝罪と懺悔をしている光景を目撃しました」
「それだけで【デメテル・ファミリア】が白を断じるのはいささか早急ではないか」
「はい、そう言われると思いここ最近の【デメテル・ファミリア】の団員の動きを洗ってみたのですが…明らかに減っているんですよ、人数が」
「なに?」
シャルロットの報告に
「それは単純に休暇を取っているだけの話ではないのか?」
その事実に対してそう疑問を返すリヴェリア。
「最初は私もそう思いましたが、どうやら一週間も姿を見せない者までいる事が分かりました」
「なんだと⁉」
「つまり、【デメテル・ファミリア】は今眷族の何人かを人質に取られているという事だね」
その疑問の返答を聞き驚くリヴェリアの後にフィンが憶測を立ててくる。
「人質、で済んでいればいいのですが…」
「どういうことだい?」
「答えはあなたの目の前にいますよ、
「なるほど、新たな
『⁉』
フィンの言葉に僕達以外の全員がハッとする。
「ヘスティアはこの事を知ってしまったのね、あの子がここにいない理由はそれしかないわ」
神ヘファイストスはそう言いながら苦虫を噛み潰したような顔をする。
「それで君達はどうするつもりだい?」
「今、下手に行動すれば【デメテル・ファミリア】への皺寄せが行きかねないのでどうしようもありません」
「それやったらウチの質問に答えてくれるか、ベル・クラネル」
「神ロキ、なんでしょう?」
「自分、
「すみません、神ロキ。その事については僕も変えられたばかりで気が動転していてそこら辺の記憶が曖昧なんです」
「ほうか、そらすまんな。嫌なこと思い出させてしもたわ」
「いえ、お気遣いいただき感謝します。ただ…」
「ただ…、なんだい?」
「物凄い耳障りな声をしている女が妙な
「つまり、そこに乗り込むにも鍵らしきものを奪わなくてはいけないという事か」
「はい、僕の推測が確かであれば」
「その魔道具の詳細はわかるかい?」
「すみません、なにせすぐに壁で分断されてしまったので」
「そうか」
会議は思うようにうまく進まず、現状維持という判断が下りこの会議内容は箝口令が敷かれるのだった。