型月の毒牙にかかったオリジナル戦国大名の末路
作者:

原作:Fate/
タグ:R-15 ボーイズラブ オリ主 転生 性転換 Fate/GrandOrder オリジナル武将 オリジナルサーヴァント TS 精神がBLを拒むが、世界はそれを愛せと言ふ。
 伊予に旗を上げ、四国の諸大名を次々に討ち、果てには長宗我部を下して四国を平定。幾度となく織田勢や毛利勢らと鎬を削るが、たった一人の実の息子に暗殺され志半ばで果てる。
 その剣戟は鬼をも切り伏せ、かの天下五剣にも並ぶ名刀と改造した短砲身の火縄銃を手に戦場を駆けて誰よりも首級を挙げる。
 あの織田信長も火縄銃部隊に採り入れた戦術を最も初めに駆使し、火縄銃を携えた鎧武者の親衛隊を侍らせる。
 一人の時以外では決して鎧を脱がず、その素顔を知る者は手ずから亡き者にした親族と愛する妻子のみ。苛烈に天下を目指す雄である。
 しかし、自らの臣下や自領の民達には善政を尽くし、呪いと謂れた病の者達にも分け隔てなく接する。そして、現代でも採用されるような様々な政策を行い、優れた手腕で自国の発展を促した。


 その戦国大名、名を『月城(つきしろ)千景(ちかげ)』と言う。


 そして、そんな戦国大名に、あの歴史の偉人女性化の常習犯とも言えるようなブランドが目をつけないはずもなく⋯⋯?


 これは、戦国の世に転生した現代人がなんだかんだ現代知識とかで活躍した末に有数の戦国大名となり、死後、型月の毒牙にかかってTSサーヴァント化する話である。

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