――――と書けばOSR値が上がると勘違いして初投稿。
――――あと一部の人気イケメンキャラがヒドイ目に会うので不快な方は回れ右。
――――それでも良いなら、どうぞ。
もしも願いが叶うなら。君よ、我が魂を奪い去れ――――。
ユーハバッハという男を指導者とする「
その戦闘部隊「
瀞霊廷内に突如として立ち上った青い火柱より姿を現した彼らによって被害は甚大。
数日前に突き付けられた宣戦布告によって厳戒態勢が敷かれていたはずの護廷十三隊は、正体不明の出現方法に不意を突かれた形だった。
一般隊士、席官、一部の副隊長。進軍する滅却師は十数名ながら、応戦する数多の死神たちを鎧袖一触とばかりに殲滅していく。その惨状をみた未熟な隊士が恐慌のあまり敵前逃亡するものが出る始末だ。
戦場と化した瀞霊廷の各地でいくつもの衝撃音と悲鳴が響きわたる。
「やあああっ!」
「ふっ!」
ある男女の激突もその一つだった。
滅却師の象徴と言える白に身を包む小柄な女の名はバンビエッタ・バスターバイン。
長い黒髪を携えた、幼さの残るその顔に浮かぶのは絶対の自信。彼我の力量差を把握し己の勝利を疑いもしない彼女は、事実それに見合う実力を持っていた。
曲がりなりにも護廷を担う隊士たちを、雑兵など試し斬りの巻き藁にも劣るとばかりに次々と剣で切り裂く。指導者から与えられた能力をもって、遊ぶように爆発を起こし席官であろうと副隊長であろうと通路の壁ごと吹き飛ばす。更に言えば隊長格が相手であろうと物の数ではない。滅却師には彼らの全力を封印する術があるからだ。
傲慢な笑顔を浮かべ通り道に死神を重ねた死体の山々を築きながら悠々と進軍した。
「こんの……!」
「甘い」
そう、
「かはっ……」
男が放つ二本指による刺突の衝撃がバンビエッタの体へ突き刺さる。
バンビエッタの皮膚は
生半可な力では突破できないそれは、死神たちの決死の抵抗程度では傷一つ付けられなかった。
直島と名乗ったこの男も同じだ。彼女が纏った血装を破壊するほどの攻撃は行っていない。
バンビエッタの体に依然、傷はない。血装にもヒビすら入っていない。
「アタシの血装を、どうやって……!」
ただ彼女は血装の上からの打撃によって、もんどりを打ちたくなるほどの痛みを受けていた。
「その防御を貫くのは難しいね。でも君たちの肉体構造は普通の人体と変わらない」
バンビエッタは言葉に構わず、ひょうひょうと語る男を割断せんと剣を振り下ろす。
迫る凶刃より早く左足を勢いよく後ろへ回し半身になる直島。その鼻先寸前で刃が落ちるのを見送り、避ける勢いをそのまま乗せた指が彼女へ打ち込まれる。バンビエッタは堪らず声も出せぬまま肺から空気を吐きだす。
「ならどこを突けばよくキくのかを把握していれば十分さ」
人体には僅かな力でも痛みを催す弱い箇所が複数存在する。
直島はただ鍛えぬいた白打と鬼道をもってそれを正確に撃ち抜いているだけであると語った。
「何せ、僕は四番隊だからね。そういう知識がなければ務まらない」
後ろに撫でつけたような髪形にやや太い眉。丸い目が距離をとったバンビエッタを見つめる。
身に着ける死覇装は鞘に収められたままの斬魄刀が腰を、四番隊の隊花である竜胆の花弁を模した木板に「四」の文字を刻んだ腕章が左腕を飾っていた。
もしも直島が「見えざる帝国」の一員であればバンビエッタがストレス発散の相手に選び真っ二つにしてもいい程度には、癖はあるものの良い顔立ちをしていた。
「偉そうに……こんなの大したことないっつーの!」
だがそんなことは些事だ。
体は痛むが直島の攻撃は致命傷には程遠い。大口を叩いているが火力不足で攻めあぐねているのが本音だろうとバンビエッタは吐き捨てる。
大方、卍解を使えるような強い人間が来るまでの時間稼ぎをしているのだ。彼女はそう推察した。
「直島四席の戦いが始まったぞ! ろくでもないことになる前に離れろ!」
「くそ、足が動か、ねえ……あの女……!」
そう、距離をとってその戦いを見守る集団と同じように。
彼らはすべて、バンビエッタに立ち向かい重軽傷を負わされた死神たちだ。動くに動けない彼らは駆けつけた直島が張った治療結界の向こうから、繰り広げられる高度な戦いを眺めることしか出来ないでいる。
実際、直島は戦いながらも彼らをバンビエッタから守るような位置取りを保っていた。
バンビエッタを倒すのではなく、防衛のための戦闘であることは明白。そう確信したバンビエッタの顔へと自信の笑みが舞い戻った。
腹の痛みの礼もまだだしもう少し遊んでやろう、と。
「下手なことしちゃダメ! 今はあの直島さんが戦ってるのよ!? 任せましょう!」
一人の女性隊士から声があがった。
護廷十三隊で四番隊の四席は非常に有名である。
救護と補給による後方支援を主とする隊に所属しながら、数ある死神の内でも有数の武闘派。
死神が修める斬拳走鬼の内、斬を除く三つに限れば隊長格を越えているとうたわれる高い実力と、回道の腕で戦場を駆け回り敵を払いのけて負傷者を救護する。
四番隊は非戦闘員が多いため実力主義の十一番隊の死神はそれを低く見がちだ。だがその十一番隊隊士であっても、彼が治療に現れれば皆一様に押し黙る。強さもさるものながら、逆らえば彼の力によって恐ろしい目に会わされるからだ。
「【破道の一・衝】」
「んン……!」
戻って、直島とバンビエッタの戦場。
鬼道による不可視の小さな弾丸がバンビエッタの片足を弾く。
重心の乗った足が浮き上がり体勢を崩した彼女に、直島はすかさず白打を加え宙に投げ飛ばす。
「死神って刀で戦うもんでしょ? まさか女相手に本気は出せないとか言わないでしょーね!?」
「まさか。戦場に立つ人間を性差で語るなんて愚の骨頂だよ。剣術は……苦手で、ねっ!」
空中のバンビエッタより放たれる矢が雨あられと降り注ぐ。
対する直島は【破道の一・衝】の連射で、その青白く激しい雨粒を丁寧に霧散させる。
「そんなことで敵に情けをかけると思われるのは心外だな。まして……」
直島の足元で瓦礫が爆発する。自身の霊子を打ち込んだ物体をことごとく爆弾に変える、バンビエッタが与えられた
瞬歩で爆砕から離脱すれば、追加で撃たれる滅却師の矢。それを高速のステップで掻いくぐる。
「――――僕はとっくに斬魄刀を解放しているのに」
「!?」
「解らないか……じゃあ、こうすれば君にも解りやすくなるかな?」
直島が腰から鞘ごと刀を抜き、対峙する女に見せるため胸の高さで突き出した。
始解を解いたのだろう、注意して見なければ判らないような微かな変化が刀に起こる。
そしてバンビエッタにもはっきりと聞こえるように己の斬魄刀、その解号を告げる。
「お助けするゾ――――」
「―――――――【ぶりぶりざえもん】」
瞬間。直島から放たれた膨大な霊圧が暴風と化してバンビエッタへと襲いかかる。
まぶたを開けていられないほどの風に飛ばされないよう身を固くし踏ん張った。
瓦礫と砂が木枯らしに巻かれた木の葉如く宙を逆巻く。その風は直島を爆心地として争乱続く瀞霊廷を端から端まで駆け抜けた。
風が止む。バンビエッタが直島に向き直れば、巻き上げられた砂塵が彼の姿を覆い隠していた。
煙の向こうにいる敵を視線で射殺さんと睨む。これほどの霊圧を放つ得体の知れない斬魄刀。
これから始まるだろう激戦を前にバンビエッタは強く身構えた。
煙が晴れる。そこに居たのは変わらず微笑んでたたずむ直島と。
「救いのヒーロー、ぶりぶりざえもん参上!」
その隣で、腰に刀を下げ紫色のタイツを履いた二足歩行のまぬけな子豚が仁王立ちしていた。
あまりの光景にバンビエッタの頭から思考が吹き飛んだ。
「さあ、どんなことで救ってほしいのだ?」
「一応言うね。滅却師の軍団に襲われているんだ、助けてくれる?」
彼女などお構いなし。戦場のど真ん中にもかかわらず、のんきに世間話でもするような気軽さで直島と子豚はやりとりを交わす。
「フッ、私の出番のようだな……」
承知したとしたり顔の子豚が腰の刀を抜き放ち威風堂々と啖呵を切った。
「さあどこからでも来い豚野郎ども! おらーかかって来んかいー!!」
ただし、バンビエッタの隣に立ち位置を変えて、味方のはずの直島たちへ向けた啖呵だった。
ひゅー……、と言葉を忘れた彼らの前をふぬけた風が横切った。
始終見ていたすべての眼差しが、半目になってハイライトの行方をくらませる。
バンビエッタなぞ顔から感情が削ぎ落とされて、滅却師の服と揃いの白になって停止した。
「……ふっざけんな毎っ度毎度テメェこの豚ぁ!」
静寂を破って怒声をあげたのは離れて見ていた十一番隊隊士。
「ええい誰が豚だ、少数の敵にまとめてやられる役立たず風情がー! 私は常に強い者の味方だ」
「自称救いのヒーローでしょうが! すこしは戦う姿勢を見せなさいよ!」
「私は棚を吊るとか肩たたきとか、そういう分野で人を救うのが得意なのだ」
「本当のところは?」
「怖いからやだ」
直島の戦いを見守っていた死神たちからのヤジを受けてもまったくひるまない卑劣な子豚。
己の行いを少したりとも恥じることなく、一切のためらいなく情けないことをのたまった。
それを当然の主張であるかのように胸を張る姿は一周回って清々しい。
「……フンッ!」
「ぶひぃぃぃ!?」
再起動したバンビエッタの脚がふざけた現状を生み出した元凶へと振りぬかれた。
不意を突かれた子豚はサッカーボールよろしく高く大きく弧を描き、ヤジを飛ばしていた死神たちの元へと結界を突き破りロングシュートが決まった。
「死ね」
打ち込んだ霊子によって爆弾へと変えた醜い子豚を即座に爆破した。
広がる爆炎と爆風は大きく球状に燃え上がり、当たり前のように死神たちを飲み込む。
威力は過剰なほどに十二分。これを受けて無事でいられる存在はいない。
ましてあのバンビエッタの勘に障る不快な豚は爆砕の中心だ。跡形もないだろう。
「アンタ……! アタシをコケにしておいてタダで済むと思わないでよね……!!」
湧き上がる憤怒のあまりに身体が小刻みに震える。
バンビエッタはあんなものを一瞬でも脅威と考えたことがあまりにもみっともなかった。
同じ女性滅却師たちで組んだ「バンビーズ」の仲間にバレれば一生嘲笑われるであろう恥である。
何としてでも真っ二つにして爆弾にしてやる、と直島へ視線を飛ばし。
「何をするー! 殺す気か!」
「!?」
ふてぶてしい声に顔が向き直る。
爆煙を見送ってから顔を戻すまで、時間にしてコンマ五秒。もはや二度見の速度だった。
「私は由緒ある血統より生まれた高貴な存在なのだぞ。もっと敬わんかいボケー!」
「嘘……でしょ……!?」
血統もなにもどう考えてもおかしな斬魄刀の類だろうお前は、などと考えられないほどの驚愕。
バンビエッタが動く。飛廉脚による高速移動で急ぎ子豚の顔面を掴み元の位置へ。
ラグビーボールを設置するが如く、子豚を地面に勢いよく振り下ろし死神たちが築くラインへと再び全力シュート。
「ぎょへー!?」
「【爆撃】!」
間髪いれずに爆破。くり返しのような不合理な行動は彼女の焦りがもたらした。
バンビエッタが始祖ユーハバッハより賜った聖文字の力。
滅却師たちの中でも星十字騎士団にのみ与えられる強大なそれを受けて無事でいられるなどあり得ない。あり得てはたまるか。何かの間違いだとバンビエッタの頬を汗が伝う。
「いい加減にしろ!次やったら死神の方に寝返……!」
キャッチ。
セット。
キック。
「吹き飛べぇ!!」
爆破!
再び子豚を中心に巻き起こる爆炎は今までで最大の威力。
だがしかし。
「おいー! 絶対に私を蹴る必要なかっただろう、なかっただろう!」
理不尽は健在だった。
「おかしい! なんでアンタ生きてんのよ!?」
「愚問だな。こんなこともあろうかと私は爆弾処理の免許を持っている。しかも二級!」
「そんなもんでどうにかなるハズないっつーの!」
最強の滅却師の力の一端がそんな半端な現世の知識で無効化されてたまるかと憤慨する。
それでもこの豚が無傷である現実は変わりようがない。
それどころか。
「傷が治った!」
「死ぬかと思ったぜ……」
「あ、割れてた爪も治った」
「なん……ですって……!?」
次々と喜びの声を上げていく、子豚と共に爆撃したはずの死神。
彼らはバンビエッタ相手に為すすべなくやられて虫の息、比較的軽症の者でもここから動くすらできない重傷者ばかりだったはずだ。
それがどうだ。爆破の巻き添えどころか全員まとめてバンビエッタが与えた傷が治っている。
よく見れば確実に殺したはずの死神まで蘇ってその中に合流しているようだった。
「これが彼の力さ」
「はぁ!?」
自分で呼び出した謎の物体が三度も爆発されたにも関わらず、身じろぎもせず黙って笑う直島がついに口を開いた。
「僕の斬魄刀【ぶりぶりざえもん】は回道特化。僕の霊圧が届く範囲で発生したあらゆる攻撃を、
相手を癒す力に変換するのさ。敵も味方もね」
「なっ……!」
あまりに常識をわきまえていない効果に耳を疑う。
戦うためにあるはずの斬魄刀が、戦いそのものを否定するような存在であるなどと誰が鵜吞みにするだろうか。
「なら今までのアンタの攻撃は!?偉っそうに肉体構造が~とか講釈たれてたでしょうが!」
「ああ、あれ? ただ単にめちゃくちゃ痛いツボを全力で押しただけ」
「ツボ押しマッサージ!? 何勝手にひとのコリほぐしてんのよ!」
「別に痛みまで完全に消せるわけじゃないからね。明日には三割増しで元気になるよ君」
平然と言ってのける直島に眩暈がするバンビエッタ。
命を賭ける戦いを挑まれていたと思っていたそれが、実のところはよもや整体の施術と同じ感覚でやっていたと解ればさもありなん。
「まだ信じられないならその身で味わうといい」
「っ……しまっ……!」
「【破道の三十一・赤火砲】」
バンビエッタが反応するよりも早く、一瞬で彼女の眼前に接近した火炎弾が彼女の顔面に着弾。
動揺のあまり防御がおろそかになっていた。モロだ。
「んぐうあぁ……あ……お、あ?」
痛みと熱さに思わず顔を押さえる。だが触れた感覚に違和感を覚え思わず両手で頬をペタペタと叩いてみた。
ツルツルでプルプルだった。砲撃による火傷どころか、美容液をつけた後でも実感できないような瑞々しさが顔面を覆っている。赤ちゃんの肌のようだ。
「どう、お肌キレイになったでしょ。そこも回復の判定になるからお得だよ」
「…………たあっ!」
「おっと危ない」
微笑みかける男へ返事代わりに剣を振るう。しかし、それは容易く躱された。
「まあ使って問題があるとすれば……」
チラと動く直島の視線をバンビエッタがなぞれば。
「フッ、私の的確な判断が爆発を防いだようだな」
「裏切って即座に蹴っ飛ばされただけだろーが!」
「いやぁそれほどでも」
「何一つ褒めてねえよ!」
「まったく。ああ言えばこう言う」
お前が言うな! の怒りの大合唱が、大げさに呆れる子豚に向かって放たれていた。
「【ぶりぶりざえもん】が勝手に具象化することかな。好き放題してみんなを怒らせるんだ」
「……」
「他にも彼がいる状態で攻撃を受けすぎると偶に……」
続けようとする直島を遮って方々から助けを求める悲痛な絶叫が響き渡った。
「救援求む! 吉良副隊長がド派手衣装でサンバ踊りだした! 止められねえー!」
「こっちは卍解盗られた朽木隊長がマタニティで戦ってんだぞ! 援護で手が足りねえよ!」
「誰か来てくれぇ! 松本副隊長が日番谷隊長の白鳥プリマに笑い過ぎて……呼吸が!」
「更木隊長が倒した滅却師がタマユラ言いながら女装して踊ってんぞ!今だ、縛るの手伝え!」
耳を塞いでやりたくなる阿鼻叫喚の嵐だった。
「――――ちょっと愉快になる」
「ひどっ……」
大体は本格的死体ごっこで済むんだけどねー、と語る直島が護廷十三隊で恐れられる最大の理由である。平常時ならば通常の回道で治療をするが、大規模な戦いが起これば戦況を見計らって【ぶりぶりざえもん】を使い負傷者をまとめてぶん殴って治療し離脱。
暴れる患者に【ぶりぶりざえもん】ふざけた患者は【ぶりぶりざえもん】で愉快になるまで鬼道を打ち込む。
それが直島の治療だ。
「さて、じゃあここからが本題だ」
直島がふざけた雰囲気を振り払うように霊圧を放ちながらバンビエッタを見据えた。
「話は聞いているよ。君たちは僕ら死神が持つ卍解を奪う何かをもっていると」
護廷十三隊が持つ戦力の要、限られる優れた死神のみが到達する斬魄刀の極致。
その解放を封じる、どころか簒奪し己の武器に変えてしまう恐ろしい能力。
しかし、直島はそれを恐れることは決してない。
むしろ、そのような力の存在に望外の喜びを得たからこそ、彼は救護のついでに彼女の前へと立ちふさがったのだ。
何故ならば。
「僕の斬魄刀は
さぁ、滅却師のおねーさん?
「――――奪っていくといい、僕の【ぶりぶりざえもん】を!」
「いらない」
一刀両断。鞘ごと斬魄刀を差し出す直島の歓喜を、にべもなく切り捨てた。
「…………結構すごいんだよ。使うと戦ってる敵もみんな治しておかしな事になるけど」
「いらない」
「この刀もあげる。刀身はおいしい千歳飴だ。おまけに今日のおやつのチョコビも付けるゾ」
「いらない」
「せめて彼だけでも。大丈夫、いつも裏切るけど根はいい奴かもしれないから。多分」
「ぜ っ た い い ら な い」
「そんなこと言わずに……!」
この押し問答は滅却師が撤退するまでひたすら行われた。ついでに死傷者は減った。
バンビエッタ・バスターバインと
ここより始まった因縁は、滅却師と死神の戦争が終結したはるか後まで長く永ーく続いた。
「ま、何はともあれめでたしめでたし。お助け料いちおくまんえん頂戴。ローンも可」
「間違っちゃいないけど、お願いだからもう少しちゃんとして?」
斬魄刀名:ぶりぶりざえもん
解号 :お助けするゾ
使用者 :直島 靴太郎
使用者とぶりぶりざえもんを中心に痛みが軽減され、あらゆる攻撃を回復する力に変換するギャグ空間を発生させる。身体に回復する余地がないと愉快なことになる。
具体的に言うと直島の近くで黒棺を放つと、くらった人間がツッコミくらいの痛みを感じた後に元々あった重症が治る。ついでにお肌がツヤツヤになる。場合によって、顔が真っ黒になったりアフロになったりケツだけ星人になったりする。
ちなみにバンビエッタがもう少し攻撃されていたらハイグレ状態になってぶりぶりざえもんに写真を取られていた。(知らない人は「ハイグレ魔王」で検索)
刀の千歳飴は直島が強くなるほど美味くなる。食べても折っても始解のたび生えるので安心。「直島印の卍解飴」として四番隊舎の売店にて販売中。人気。
なお、おまけとして空間内すべての人間のOSR値を0に固定する。