「片羽の妖精」ラリー・フォルク。

彼の相棒であり、敵であった男。


1995年、4月。
ベルカ公国はウスティオ共和国に眠る地下資源を口実に、周辺諸国へ向けて宣戦を布告した。ベルカ戦争と言われる戦いの幕開けである。
その戦争の最中に生まれた、畏怖と敬意の狭間を生きる一人の傭兵パイロット。そんな彼には、“片羽の妖精”と呼ばれる相棒の姿があった。


「あれは、雪の降る寒い日だった」

こうして物語の幕は上がる。
彼の最も近いところにいて、今は最も遠いところにいる男の物語。
  プロローグ()
1章:猟犬は鳴いている
  砦の来訪者2020年06月20日(土) 22:41()
  凍山舞う、猟犬2020年06月24日(水) 20:18()
  飛び行くは円形の空2020年06月28日(日) 22:11()
  スティール・アライブ2020年07月04日(土) 23:38()
  誰が為に鐘を鳴らす2022年01月15日(土) 22:07()
  誰が為に鐘は鳴る2022年01月27日(木) 22:58()
2章:臨界への空路
  地獄遍路2022年04月29日(金) 22:39
  光線一閃(1)
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