岸波白野は、魂に刻まれたその言葉を信じて、
聖杯戦争を共に戦うパートナーのキャスターを
筋肉に仕立て上げる。
岸波白野とキャスターは、5回戦の対戦相手
アサシンとそのマスターユリウスと対峙していた。
「気を付けろ、アサシン
あのキャスターは普通じゃない。」
「呵呵、見れば分かるとも。
闘気、殺気共に戦うには、楽しめるというもの。」
「‥‥‥分かっているならばいい。」
アサシンがゆっくりと拳を構え、
ユリウスは、岸波白野を見る。
「‥‥‥ご主人様、気をつけてください。
少しでも気を緩めれば、あの男に殺されますよ。」
「うん、大丈夫
キャスターが守ってくれるから。」
「ふふ、もちろんです!
この良妻巫女狐にお任せください!」
「うん、キャスターの筋肉を信じてるよ!」
「‥‥‥ソウデスネ。」
キャスター、真名•玉藻の前は、自分の体を見下ろす。
筋肉で、破れるんじゃないかというぐらいに和服が伸びきっているのを確認した後、鏡の玉藻鎮石で、容姿を確認する。
そこには、世紀末覇者が玉藻の前の格好をした姿が映し出される。
鏡をどけて、アサシンを見る。
「ふっ、女は化粧に時間がかかると聞くが、
もう良いのか?」
「ええ、もちろん
死化粧ではなく、この後ご主人様と
デートをする為の化粧ですから。」
アサシンが震脚を起こし、拳を打ち込む構えをとる。
玉藻は両足を広げ、天地の構えをとる。
アサシンは一瞬にして、キャスターの懐に入り、拳を打ち込むが、寸での所で逸らす。逸らしたと同時にアサシンの胴体に闘気を纏った拳で攻撃をする。
まともに受けたアサシンは、後ろへ飛び距離が離れる。
「ふ、ふははは!!
いい拳だ!これなら楽しめそうだ!」
アサシンは、口から血を吐き捨てると笑みを浮かべ、構え直す。
キャスターは、内心とても絶望していた。
(‥‥‥わたくし、キャスターですよね?
何故、アサシンと殴り合いをしているのでしょうか?)
こうなった理由をアサシンを一方的に殴りながら、現実逃避をするのだった。
(ご主人様は、初めて会ったあの時からずっと筋肉、筋肉としか言ってませんね‥‥‥。)
アサシンの顎を的確に捉え、意識を飛ばした隙に胴体に2発叩き込み、後方へと吹き飛ばす。
「ぐっ!身体が思うように動かぬわ。」
「馬鹿な!アサシンをこうも一方的に!!」
「キャスターの筋肉は、今日も冴え渡ってるね!」
「‥‥‥ソウデスネ。ゴシュジンサマ」
玉藻は、ムーンセルが作った空を見上げるのだった。
マスター 岸波白野(女性)
好きな物 筋肉 キャスターの上腕二頭筋
嫌いな物 筋肉がつかない自分の体
礼装
古びた神刀
身代わりの護符
ステータス
クラス キャスター
筋力 EX
耐久 A
敏捷 B++
魔力 E
幸運 E
スキル
陣地作成 C
呪術 EX
変化 A
宝具
水天日光天照八野鎮石
筋肉至上主義のマスターによって、使われることがない
可哀想な宝具。