起きたら『グルド』になったので、取り敢えず歯を磨く事から始めようと思う 作:ヘルメット助教授
「チャオズ!」
「天さん!」
「ケッケッ、こいつの命が惜しかったら全員動くんじゃねぇぞ!」
やや苦戦しながらも1番手のクリリンを撃退したタンバリンだったが、その後すっかり回復したバイオレットにコテンパンにされた
やられる寸前に天津飯とチャオズも現れるが、一瞬の隙をつかれたチャオズが人質にされてしまいタンバリンに逃げられる
尚、怪我をしていた天津飯は食い下がろうとするが無惨にも倒されてしまう
しかしタンバリンも相当に慌てていたのか、それともチャオズを人質に取ることばかりを考えていた為か、本来の目的の1つである大会の出場者の名簿を奪い忘れるという失態を犯しているが
「ぬっ!2人とも待てぃ!」
追い掛けようとするバイオレットと悟空を武天老師が止めようとするが、2人は飛び出してしまった
バイオレットは悪者を、悟空は対戦相手だったチャオズを人質にとる卑怯なタンバリンを許せない性分なのだ
直ぐに追い付いた2人はタンバリンと空中戦を展開する。舞空術と筋斗雲で追撃をする2人にタンバリンはきりきり舞いにされる
バイオレットにやられて負傷している上、チャオズという人質で片腕を封じられているのでタンバリンの動きはぎこちない
すると悟空の如意棒を後頭部に食らい、ついにタンバリンは地面めがけて落下。己を掴む手が緩んだと悟ったチャオズはそこで脱出、バイオレットに救助された
「逃がさねぇ、オラがやっつけてやる!」
「チャオズくん、もう大丈夫ね。アイツをみんなでやっつけるわよ!」
「うん!」
ワンテンポ遅れてバイオレットとチャオズも舞空術で、悟空を追って地面を目指した
「くっ、くそ!このままじゃ不味い!」
悟空の如意棒、バイオレットの強襲、チャオズのどどん波が己に迫るのを間一髪で空中回避していく
タンバリンは人質を奪われた挙げ句、3対1となってしまった現状を打開する手が全く浮かばないでいた
「ぐぉ!コイツら…だ、大魔王様!ピッコロ大魔王様!お助けを!」
焦った挙げ句にボスの名前を連呼する、小悪党に成り下がった魔族に救いの手は現れなかった
「「か~め~は~め~波ぁああ!」」
「ぎゃああああ!!!」
ダブルかめはめ波でタンバリンを消し去った2人は、そのまま地上へと降り立ち、チャオズを連れて武道会場へと戻るのであった
3人が戻るとチャオズは天津飯に泣き付き、2人は再会を喜んだ
「すまない2人共、本当に助かった」
天津飯は悟空とバイオレットに礼を言う
「気にすんなって、あんなわりーヤツはオラ達がやっつけてやったからよ」
「子供を人質にとるような悪人は許せない、それだけよ。それに貴方だって同じ立場ならそうする筈でしょ?」
「そ、そうだな」
師匠である鶴仙人を裏切る形になってしまったが、やはりまだ正義という行いに不慣れな天津飯は、バイオレットの言葉に苦笑いを浮かべるのが精一杯だった
「ところで武天老師様、なにやらアイツの事を知ってる様子でしたが?」
回復したクリリンが師匠である武天老師に問い掛ける。ピッコロ大魔王の名を聞いてから様子がおかしい事を弟子は気付いていたのだろう
「うむ、ここからの話はちと長くなるでの、1度カメハウスに帰るとするか
しかし、先に殺された者達をどうにかせねばなるまい」
「ちょっと待ってよ亀ちゃん、私に良い考えがある」
するとブルマ曰く、どんな願いも叶えるドラゴンボールなら死人も生き返らせてくれる筈だから、とりあえず関係者の死体は埋葬したりせずに冷凍保存しようと提案がされ、武道会の上層部には彼女が会社経由で話し合うとした
ならばと殺された人達を生き返らせてくれる為に、直ぐにドラゴンボールを集めようとする一行はレーダーを久しぶりに起動すると、なんと既に何者かの手によって6つのドラゴンボールは何処かに集められていた
「ブルマさん、これって…」
クリリンを始め、異様な事態に気付く
「あまり考えたく無いけど、かなり不味い状況になってるわね…。残る1個のドラゴンボール、これを取られたら…あれ?もしかしてコレって」
「ん?それってオラのじっちゃんの形見の四星球だな。ほら、こうして持ち歩いてっぞ」
悟空が荷物から光る宝石、四星球を取り出す
「危なかった、もし孫くんの荷物が会場に忘れてあったらあの怪物に奪われてたかもしれないわ
あんな卑怯な怪物の親玉が願うことなんて、絶対ろくな願いじゃないもの
とにかく、この残った四星球は死守するわよ。なにがなんでもね」
悟空、バイオレット、クリリン、ヤムチャ、武天老師は頷く
すると天津飯とチャオズが歩み寄ってきた
「お前たちが良ければ俺達も加えてくれないか?
チャオズを助けてくれた礼をしたいんだ」
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「は?ピッコロ大魔王を倒すのをこっそり手伝え?」
珍しくブルマから通信が入ったので応答してみれば、開口一番にそんな事を言われたグルドこと俺です
これってつまり天津飯がラスボスの天下一武道会が終わって、ドラゴンボールでピッコロ大魔王が若返った辺りかそこらかな?
亀仙人から過去のピッコロ大魔王の悪事を聞かされて、そんで戦力として俺に助けを求めてきたって訳ね
「そうよ、バイオレットさんには猛反対されたけどアンタ暇そうだし、こっちはとにかく大ピンチなの!つべこべ言わずに助けに来なさーい!」
「いや、ちょっと待ってよ。つーかバイオレットに反対されてんだべ?それに俺ってば一応軍人よ?
んな気軽にホイホイ動けないんだって」
報連相なしでの無断出撃など言語道断、それに今はフリーザ様を始め、軍内で戦闘力アップの気炎に燃えてるので下手な行動は命取りになりかねん
「だーめ!既に犠牲者だって出てるんだから!」
犠牲者?誰か死んだのか?原作同様にクリリンとチャオズと亀仙人が?それとも…まさかバイオレットが!?
「誰がやられたんだ?」
不意にシリアスな顔になった俺に、ブルマも苛々が少し収まる
「亀ちゃん、クリリン、神龍、チャオズ、天下一武道会の関係者の人達、ピッコロ大魔王がドラゴンボールを集める為にいろんな人達が殺されたわ
孫くんとバイオレットさん、新しい仲間の天津飯は若返ったピッコロ大魔王から私達を逃がす為に酷い手傷を負ったけど、今はヤムチャを混ぜた4人で修行中よ」
「そうか」
俺やラディッツの影響で少しは被害が減るかと思ったが原作死亡キャラは変わらずか…しかし、ピッコロ大魔王か
今の俺なら指一本で蹴散らせる相手だが、それだと悟空やバイオレットや天津飯の為にならないんだよね
ヤムチャ?無茶しなければ生きられるよう祈ってるぞ
「バイオレットさんの反応からみると、アンタの属する軍団がろくな連中じゃないのは察しが付く。けど私はどれだけチビでスケベで不細工だろうとアンタ個人なら絶対大丈夫って確信をもってるの」
藁をも掴む思いか、頼みの綱か、あのブルマがそこまで俺を買ってくれるとはねぇ
やれやれ、そうまで言われちゃ男たるもの引っ込めねぇよな
「上には進言せずなんとか行くようにはする、だが無理はするなよ?なにせ地球に到着するのには1年以上の移動距離があるんだからな」
「分かってるわよ」
到着する頃には闘いは完全に終わってると思うけど、それを知ってるのは俺だけなんだよなぁ。それかDr.ウィローの時みたいな変な横槍が入らなければの話だが
「ブルマからの通信か?」
すると部屋にサイヤ人のラディッツが入ってくると、途端にブルマの怒りは再燃する
「あ、ラディッツ!あんたランチさんをほったらかして何してんのよ!折角ランチさん、今回の武道会で会えるって凄く楽しみにしてたのに!」
「ふん、今じゃ俺も軍内でそれなりの立ち位置にいるのでな、早々好きに動けんのだから仕方あるまい」
吠えるブルマに、腕組みのまま答えるラディッツ
うんうん、と俺も頷く。戦闘力1万のぺーぺーな頃とマックス10万超え+教官の今とじゃ色々と違って大変なんだよ
ラディッツはあの頃、どこでのたれ死のうとどうでも良い扱いだったからな
可哀想だがランチさんには援護射撃は難しい、ラディッツも俺がいない間に特戦隊の代打として頑張ってもらってるしな
「全く…男ってのはどいつもこいつも…」
やばいな、これだとブルマの苛々がヤムチャに向きそうだ
「その代わりと言っちゃなんだが今回の一件は必ず上手くやる。それで勘弁してくれ」
「はぁ、そうして頂戴」
通信が切れると予定にあったラディッツとのスパーリング前に、フリーザ様へ休暇がてらの地球行きを希望した
だが、良い感触は得られ無かったのでそこは保留にされる。仕方なく俺達は近くの無人の星へと瞬間移動してスパーリングを開始する
最早、入れ替えテレポートのようなヤツではなく、数日間の光速移動距離なら原作悟空のように瞬間移動が可能になった。これを自主練で覚えられるとか、やっぱりグルドの超能力は凄い
単身ならもっと距離を延ばせるが、果たして地球まで行けるかは未知数。というかまだ試してない
地球まで移動出来るまでに上達すれば、暇なときに旨い飯を食らいエロい女を侍らせて旨い酒に酔う…ぐふふ。こんなに楽しいことはないぜぇ
「おい、そろそろ始めるぞ」
「応よ」
到着後すぐに俺達は戦闘力をマックスにし、ぶつかり合う
ラディッツの猛攻が迫る。普通なら一方的にやられる所だが、超能力や4つの目や気配を読めば互角に闘える
「超能力を使うぞ」
「けっ、来やがれ!」
ベジータをしばく時に使ってる予備動作なしの時間停止全力パンチを連打、時を動かし、吹っ飛んだラディッツを見ると俺は間髪入れずにサイコキネシスを使う
「サイコ・テリトリー展開」
半径200㍍程のドーム状の領域を展開。この中なら塵のような軽いものから何㌧もする重い金属を念じるだけで自在に操れたり出来る
何もない場所から炎や氷を出現される事は流石に無理そうだが、重力や光のようなものは扱える
こいつはドドリアさんを始めとした怠け者に対して、ブートキャンプでかましてる重力マシマシ腕立て伏せの際にはお世話になってます
閃いたきっかけは地球でDr.ウィローの研究所を焼き尽くした【ソーラービーム】と【ラヴォスの日】、アレのエネルギー源となった太陽光を集めたサイコ・ソーラーパネル、それの応用だ
周囲に広がる無人の荒野、そこに含まれる金属を集めに集め、俺は鋭利な槍を幾つも形成する
ボコボコと地面から飛び出す槍の群れ
地中にあるもの、空気中にあるもの、その時その時で使い分けた闘いをするのも今の俺の闘い方だ
「こいつは痛ぇぞ。ダイヤミサイル」
半透明に光る槍の先端をラディッツに向けて一斉発射する
「ちぃ!おらぁぁああ!」
怒濤の如く迫る槍の波をラディッツは拳で粉砕していく様は、同じジャンプ漫画に出てくる空条承○郎みたいだ
時間稼ぎはこれでよし、俺は本命の準備をさせてもらおうかい
俺は空へと飛び上がると超能力で天候を操って雷雲を呼べば、真っ黒な積乱雲が俺の頭上に出現した
そして完成した雷雲に向けて右手の人差し指を天に向ければ、人差し指にズドンと雷が墜ちた
「ぐぉ!超能力でカバーしてても、コイツは相当くるなぁ」
あまりの衝撃だが、一発分で今のラディッツを倒しきれるとは思ってない
俺はそこから3回も指先に雷を堕とし、倒しきるに充分なエネルギーが溜まったと感じれば視線をラディッツに向けた
何本かの槍が刺さった奴が俺に気付き、状況を理解すると直ぐに避難を始める
「くっ!アレはやばい!」
「逃がすかよ!」
溜まった雷パワーを矢を引き絞った弓の形状にして放つ、すると轟音と圧倒的な質量が光の速度でラディッツに直撃した
「これぞグルド流、暗黒雷光波!」
「ぐがぁあああ!!!!」
かなりキツいスパーリングはこの1発で終了、俺は瀕死の奴を宇宙船まで瞬間移動で運搬し、メディカルマシンに入れてやる
今回は俺の勝ちだが、やれやれ、これでサイヤ人のラディッツはまた格段に強くなれる訳だ。もしかしたらギニュー隊長と同格以上になっちまうかも…
俺は小休止をすると、フリーザ様の所に向かい伺いを立てる
「フリーザ様、休暇の件ですがお考えいただけたでしょうか?」
俺がそう言うとザーボンとドドリアを従えた、第一形態のフリーザ様が答える
「良いでしょう。
ただし今度開催されるパパ主催のパーティーに同行してもらいますが。」
「はい?」
パーティー?なんのこっちゃと思っていると、ザーボンさんが説明を始めた
「銀河中から様々な種族の王族や有力者が、我らがコルド大王様主催パーティーに来場する。そこでグルドには軍で生え抜きの戦闘員を率いて会場の警備を担当してもらう事になった
また特戦隊の中では比較的マトモな性格のお前なら、余計な事はしないだろうとフリーザ様はお考えだ」
「そ、それはどうも」
褒められるのは嬉しいが、アイツらと比較されてしまうと大体の連中はマトモに分類されると思うが
「ギニュー隊長ではゲストにあのポーズを披露してしまう。ジースとバータは集中力がなく浅慮。リクームは論外」
ザーボンさんが理由を述べるが、まぁ想定の範囲内です
「分かりました。それではそのパーティーの警護を務めさせていただきます
ところで開催される日はいつですか?」
「明日だ」
へぇ明日…ん?明日?
「明日…明日って、トゥモロー?」
俺の問いに3人が、うんと頷く
ワォ
「おっとっと、はい、わかりました。それでは部隊を編成しますのでここで自分は失礼させていただきますが後で星全体と会場内外の地図とパーティーの流れが分かる時間割表と使用人と来場者のリストをお願いします」
「分かった。正確なヤツを持って行かせよう」
「失礼します」
俺は日本人サラリーマンなら誰でも持っている【仕事のために自分をマッハで殺す】能力を発動
超能力で無理矢理ゾーン状態を発動・持続させ、瞬間移動で戦闘員の所に飛ぶと怒濤の勢いで部隊編成をするのであった
そして俺はラディッツが率いる血の気が多い戦闘員10名、ナッパが率いる命令に絶対服従する戦闘員10名を選別して開催星に移動。フリーザ様の本隊はコルド大王と合流して向かうので別行動だ
まだ陽が明けてない時間帯に警備隊はパーティー会場の屋敷に着陸、直ぐにラディッツ隊は付近の戦闘力が高い生命体を狩りに出掛ける。殆どが無関係の獣や恐竜だったが中には明らかに殺意を持って武装した連中もいたとか
「ラディッツ、会場回りの掃除が終わったら時間まで星ごと警戒を頼んだ。現場での状況判断は臨機応変で構わない
じゃあ、俺達は会場内で仕事に入るからよ」
オープン回線のスカウターでラディッツにメッセージを送る。別にテレパシーで送れるのだが警備隊の全員が把握しないと今回は大変なんだよ
「ナッパ、中庭に使用人やメイドを全員集めてくれ」
「任せとけ」
渋い声で応じたナッパは部下達に俺の命令を発信、命令に絶対服従する戦闘員達はテキパキと屋敷にいる人達を中庭に集めた
「これで全員であります!」
スカウター、そして俺の気を読む能力からはどんな奴も逃げられん。それは屋敷内に居る全てがだ
「ご苦労。さて諸君いきなりだが、俺達はこのパーティー会場の警備をフリーザ様から任命されてこの場にいる
進行が滞りなく済むよう、皆で力を合わせようじゃないか
しかし…変だな
こちらにリストに記載されてる人数の倍以上が屋敷に居るとはね。しかし、飛び入りのパフォーマンスにしては身なりが宜しくないかな」
外でラディッツ隊が潰した反抗勢力の他にも、屋敷内には反抗勢力が大量に潜んでいた
リストに記載されてる使用人と同じ人数が潜んでるとか、全くどうなってんだ
まぁ、どいつもこいつも若く、ボロの服を纏い、そして身動きとれない程にボコボコにされているが
「時間が少ないからハッキリ言う。リストに載ってないお前達には2つの選択肢がある。
この場で死ぬか、フリーザ軍主催パーティーの臨時雇いになって真面目に働くか。だ
真面目にだ。口だけの奴は余興として会場を盛り上げる花火になってもらう。そうだな、単発では寂しいから隣にいる奴も連帯責任でいこうか
働き次第では正式にフリーザ軍で雇って貰えるよう申告する。そこは約束しよう」
「ふざけるな!俺はフリーザに従わないぞ!」
「ナッパ」
「応」
言われたナッパは真っ先に反対したソイツと隣にいた女の頭を鷲掴み、豪快にスイングして屋敷の空に投げて2発のエネルギー弾を放つ
まだ暗い空に派手な花火が2発上がった
俺達の有言実行ぶりに中庭に集められた連中は、たったそれだけで沈黙した
「フリーザ軍は男女平等、種族平等、実力主義がモットーだ
それも1人でもこの星を破壊できる実力者で構成されているから、下手な発言はしないこと
あと俺はチビでこの見た目だが、そこのナッパの10倍以上に強いから勘違いしないこと、いいね?
それでは特に反対する者もいないなら、さっさと仕事に移るとしようか」
ナッパの戦闘力は1万超え、俺は10万超えなので嘘ではない
原作では2万未満のベジータが地球を破壊できる的な事を言ってたし、数百のピッコロ大魔王でさえ街を更地に出来る力を持ってたからね
まぁ本気で星を破壊するなら、サイコキネシスで星の核を刺激して全ての火山を噴火させるか、星の軌道を太陽のような恒星に向けてやるとか、宇宙空間に無限に存在する岩石を落としまくるとか
素直に「あ、シャモ星…」デデーン!するか
「わ、わかった、いえ!わかりました!
臨時雇いとなりましても一生懸命に…」
「かぁん違いするな…って、ええぇ!?
あの、あんたのお名前なんてーの?」
「は?
えっと、モアと申します!」
なんと俺の視線の先には、あの有名な「パラガスきめぇ一生懸命に反抗する!」の元ネタのモアさんがいました
相方?のアンゴルさんはいないけど。緑色のブツブツ肌、青い服、顔面にHのマーク、大きな目
見間違える訳がない
細胞レベルまで刷り込まれた台詞に対して体が即反応し、ゲス台詞に加えて思わずエネルギー弾を撃ちそうになったが…兎に角、なんでこんな所にいるのか皆目解らないが、見た目はグルド並に宜しくないが一生懸命なモアは部下に欲しい
「ではモアよ、貴様を臨時雇いの者達を纏めあげる隊長に任命する。屋敷の詳しい事は使用人に聞き、そのサポートに回るのだぁ
さっきも言ったが、働き次第ではフリーザ軍に入れるから頑張るのだぞぉ?」
「はい!一生懸命に勤めます!」
などと、その気にな(ry
いかん、いかん
「では異論ないようなので、警告しよう
俺達は屋敷はおろか星そのものを逐一に監視してるから、おかしな行動をした者は自分だけじゃなく両隣にいる奴も花火にするからね。それでも試したかったら直ぐに行動に移すことだ
最も、屋敷内で隠れていた君たちを難無く見つけた俺達だってのは知ってるよね?そこを忘れちゃ困るよ」
臨時雇いの連中や使用人やメイドに話していると、そこにラディッツから通信が入り、俺はその内容を全員に発した
「どうやらパーティー会場の近くに白骨化した死体が複数発見された。それも衣類は身に着けず、明らかに殺害された痕跡のまま隠されてたとね
最近の仏さんじゃないとすれば、そいつらは使用人かメイドに化けて現在潜伏中ってとこか?」
俺の厳しい視線が使用人達へ向けられると、彼等は一斉に疑心暗鬼になる
臨時雇いの連中に今は紛れてるかもしれんが、潜伏するならば内部に精通しないとこれだけの人数を隠すことなど不可能だろ。もしくは来場者側に裏切り者がいるか
宇宙規模で暴れ回るフリーザ軍は敵が多い
だがその線になると態々、メイドやら使用人を外で殺すのは理解できん
「想像を膨らませて今から犯人捜しをするのは非効率だ
パーティーにはこのままの面子で行く
ただし、むんっ!」
俺はテレパシーでこの場にいる全員の脳波とリンクした
(あーテステス、マイクテスト。聞こえてるな?
そう、俺だよ。フリーザ軍のグルドだよ
今お前達の思考、位置情報、視界、全てを繋げて見れてる状態だ
これでもうどこにいても、なにをしててもお前達の行動は俺に筒抜けって訳だ)
ふっふっふ、これでメイドさんの更衣室での着替えもシャワーも百合シーンもバッチリ拝めるって訳なのさ
にちゃあと俺は嗤う
「ひぃ!」
「へ、変態!変態変態変態変態変態!」
「アタシ達の更衣室を見るためとか職権乱用の最低最悪セクハラ野郎だ、コイツ!」
やべ、これも筒抜けだったわwwめんごめんご
ま、今日だけは諦めて大人しくするんだな!
げひゃひゃひゃ!やっぱり仕事は楽しく刺激的にだな
「おい、お前ぇ…」
ナッパ達の凄く醒めた目が突き刺さるが、野郎の視線はスルーする
(では諸君。今日は宜しくね♪
普通に接待をすれば生き残れるから。ただあまりにも不平不満が出るなら俺は貴様等の脳の一部を破壊して命令に従うだけの肉人形にしてやる
俺も殺されるのは御免だしよ
あ、そうそう言い忘れてた。
フリーザ様は忠誠を誓う者にはとても寛大だが、歯向かう者は星ごと花火にしてしまう御方だ
君たちの種族がいる星を丸ごと消し去るか、他の種族に売り渡す為にそこに住んでる種族を皆殺しにするか、そこは君たちの不始末の程で采配が決まる
繰り返すが、今日だけ我慢して来場者をもてなせば、明日には家族の元で笑っていられる。そこを忘れるな)
絶対零度のマジトーンでテレパシーを送った
いい加減に目の前の連中も、今日のヤバさ加減が理解できたようなので歯向かう者はいない
そこから俺は本日を乗り切る為、徹底的に打ち合わせを開始する
少しのミスも許されない
コルド大王のパーティーに出席するような連中だ。別の種族を陥れて利権をかすめ取ろうとするだろうから、即席とは言え目の前の部下を失う訳にはいかない
身近な例で語ろう
数万年以上、魔人ブウへのあらゆる対応を怠った危機管理能力が壊滅的に足りないどっかの無能神モヒカンみたいに説明不足はしたくないし、聞いてなかったでは済まされないからな
お久しぶりです。お待たせして申し訳ないです
転職先で1年が無事に経過し、なんとか精神的にやってけるまで回復したので投稿します
タンバリン、散る。まぁバチバチにやりあってパワーアップした悟空とバイオレットが相手なら無理もないですね。但し若返ったピッコロ大魔王よりは弱いと思いますが
補足ですが一応グルドは地球を下さいとフリーザに申し込んでおり、受理されてます
なので地球はフリーザ軍の中では、特戦隊の管轄として置かれたとここに記載しておきます
ダイヤミサイル。聖剣伝説3大好きなのでそこから拝借しました。ただし本作では地中の金属を掻き集めてるだけなので材質はダイヤではありません
暗黒雷光波。幽遊白書の朱雀が使う技から拝借。ちなみにグルドは現時点で分身ができないので単発のみになります
必殺パワーなサンダーブレイクとかも考えたのですが、そこは同じ出版社に合わせました
そろそろ魔人ブウをどうにかしないと
ありがとうございました。
魔人ブウはどうするべき?
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界王神様に任せよう。
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界王神様なら大丈夫
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界王神様は偉いんだぞ?へーきへーき
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グルドがんばれ。お前しかいない