間に合いそうにないので、完成度7割・・・8割といったところで初投稿ですわ。お許しあそばせ。後々加筆修正して完成させますわ。忘れていたらセバスチャンをそこら辺の木の下に埋めていただいても構わなくてよ!(スケープゴートお嬢様)
↓お借りしたキャラ↓
アルキメです。さん
お嬢様はピーキーがお好き
( https://syosetu.org/novel/229293/ )
【テトラ】
【ナルミ】
【シャークサメジマ】
【ナイトメアハロウィン】
笑う男さん
『GHC』活動日誌
( https://syosetu.org/novel/234195/ )
【アトミラール】
X2愛好家さん
GBN:ダイバーズコンピレーション
( https://syosetu.org/novel/245739/ )
【THE Bi-ne】
強化機動外殻さん
GBN掲示板用機体&キャラ設定②
( https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=248523&uid=114385 )
【クローチェ】
守次 奏さん
ガンダムビルドダイバーズ リビルドガールズ
( https://syosetu.org/novel/233491/ )
【アイカ】
【エリィ】
【チイ】
【アキノ】
【イリハ】
【ポーク】
赤犬さん/読者参加企画
【ユーヤ】
【ファットマン】
佐藤さんだぞさん/読者参加企画
【Ruin】
【マーセナリー】
スノーマンさん/読者参加企画
【フロッグマン】
【フルカラー】
【ラーガン】
にくキャベツさん/読者参加企画
【カミュ】
終焉齎す王さん/読者参加企画
【神位決闘者】
エーブリスさん
世紀末(風味)ダイバーズ ユックリ実況
( https://syosetu.org/novel/171023/ )
【リーダー(エクハザール)】
【トビ】
【ウニ】
【砲撃長】
【レンダ】
【ショーセー】
アルキメです。さんの『お嬢様はピーキーがお好き』外伝にて、フリーバトルおよびエキシビジョンマッチの内容がノベライズされていましてよセバスチャン!
お嬢様はピーキーがお好き→
( https://syosetu.org/novel/229293/ )
ワンナイトハロウィン エキシビジョンマッチ→
( https://syosetu.org/novel/229293/35.html )
ワンナイトハロウィン フリーバトル/シャークサメジマVSオーガ→
( https://syosetu.org/novel/229293/34.html )
ワンナイトハロウィン(なお未完成)
―――10月31日ハロウィン。
その原典・由来を紐解き、辿っていけば古代ケルト人に行きつくとされるが、多くの人にとってただ「ハロウィン」と言えば仮装(コスプレ)を楽しむ行事のことを思い浮かべるだろう。
そしてハロウィンという行事は、オンラインゲームにおいてもイベントを開催するための口実として使われることがしばしばある。それはアクティブ2000万人を擁するGBNとて例外ではなく、この日はアミューズメント・パーク・ディメンションの浮島で、二つのハロウィンイベントが開催されていた。
一つはGBN運営が主催の期間限定イベント「ハロウィン・フェス」。
そしてもう一つは、GBNで有名な3つのフォースが合同で主催したイベント「ワンナイトハロウィン」である。
運営のイベントと三フォース合同のイベント。それら開催されている二つの浮島は定期船として運用されているホワイトアークか、あるいは自分のガンプラに乗って行き来できる。そのため中には「二つのハロウィンイベントを交互に楽しむ」という、欲張りセットなことをしているダイバーもいるにはいる。
イベントに参加しているダイバーたちは皆、思い思いの仮装を楽しんでいる。ログインボーナスで配布されているカボチャを頭に被っているだけのものから、定番の魔女、フランケンシュタイン、狼男の仮装をしているダイバー、ガンダムシリーズ以外のアニメや漫画に登場するキャラを再現したもの、あるいは彼ら彼女らが来ていた衣装に着替えているもの、はたまたエジプト神話の謎の神に扮している者など様々である。
そんな中、ワンナイトハロウィンが開催されているの浮島の桟橋にホワイトアークが横付けし、仮装したダイバーたちがぞろぞろと降りてくる。「ハッピーハロウィーン!」ゾンビやミイラ男に仮装した、フォース「エターナル・ダークネス」の
「しっかし、人が多いなあ、ここ。有名フォースの合同イベントっても限度ってもんがあるだろ……」
「特設ステージに、フォースのメンバーとのフリーバトル。さらにはクリエイトミッションの先行体験会もありますし、皆さんのお目当ては多そうですね」
カザミの言葉に、普段の民族衣装風な服装とは違い吸血鬼をイメージしたらしい黒いタキシードに、裏地の赤い黒いマントという格好の人狐の少年、パルヴィーズが答える。
「確かに人は多いが、もしはぐれてもフォースメンバー間のチャット機能を使えばいいだろう。いざとなれば迷子センターにいけばいい」
「いや、この年でしかもゲームん中で迷子センターとか恥ずかしすぎるんだが」
「ならはぐれないように気をつけないといけないな」
いつもと変わらぬ表情でそう言ったのは、頭に髪の色と同じ色の猫耳をつけたメイ。彼女はこのGBN内で生まれたELダイバーと呼ばれる存在であり、カザミ、パルヴィーズと同じフォースに属している。
「んー、迷子にならないよう、はぐれないように、か……。ね、ヒロト。手をつないでみる?」
「……遠慮しとく」
「えー、なんで? みんなの前だと恥ずかしいの?」
「……ノーコメントで」
「あ、ヒロトったら照れてる。かわいいー」
ふぃっ、と顔を逸らすヒロトと呼ばれた少年。そんな彼の頬をえへへ、と笑いながらつついているのは、リアルでは彼の幼なじみであるヒナタ。紅白の巫女衣装に身を包んでいる彼女もまた、頭に獣耳を生やしている。
「……のろけるなら他所でしてくれ」
「ヒロトさんとヒナタさんは仲がいいですね!」
「ふむ。これが人間のスキンシップか」
そんな二人のやり取りを見ているカザミ、パルヴィーズ、メイの反応は三者三様といったところである。ちなみにヒロトとヒナタの二人もまた、前の三人と同じフォースに属しているフォースメンバーだった。フォース「
「あっら~ん! ビルドダイバーズのみんなじゃなーい!」
聞き覚えのある高い声が聞こえ、ヒロトたちはその声の方へと顔を向ける。胸元を大胆に開け放った長身のダイバーが、腕を大きく振りながら歩いてくるのが見えた。その人物はヒロトたちも良く知るところであり、あるミッションを攻略する上でとてもお世話になった、恩人とも言える人だった。
「マギーさんじゃないすか!」
「マギーさんもイベントに参加を?」
「ノンノン、あたしは主催者側。露店エリアでアダムの林檎出張店を開いてるの。もちろん、未成年向けにソフトドリンクも置いてあるから、何か飲み物がほしくなったらいらっしゃい♪」
そう言ってバチコーン! とウインクをして見せるマギー。ダイバールックや服装はいつもと変わらないが、ハロウィンということもあってか目元を隠す派手派手なマスクをつけている。
「ママ、そのマスクはいったい……?」
「あらこれ? この日のために買っておいたのよ。どう、似合うかしら?」
「とっても個性的で素敵だと思います!」
「(ちょっと派手すぎる気もするけど)似合ってると思いますよ……」
「え? えーと……いいと、思いますよ?」
「……マギーさんらしくていいと思う」
パルヴィーズは目を輝かせながら、カザミは愛想笑いをしながら、ヒナタは少し言葉を選びつつ、ヒロトは当たり障りのないことを、それぞれ口にする。それでもマギーは気をよくしたのか「うふふ、ありがと♪」とにこやかに笑ってイベント楽しんでいってねという言葉を残してごった返す人の波の中へと消えていく。
「……よし、いくかぁ! お前ら、はぐれないようについてこいよぉ!」
「はい!」
「ああ」
「この中で一番はぐれる可能性が高いのはカザミだと思うのだが」
「メイちゃん、そんなこと言っちゃダメだよ」
「聞こえてるんだよなあ……」
「? 聞こえないように言ったつもりはないが」
「お前、ほんとそういうところだぞ!?」
わいのわいのと騒ぎながらも、かつて世界を救った少年少女たちは手作り感満載のアーチ・ゲートを通ってイベント会場へと足を踏み入れるのだった。
………
……
…
―――ハロウィンイベントスレその1―――
114:名無しの一般参加フェスダイバー
ハッピーハロウィン! トリックオアトリート! お菓子がないならポイントを奪い取ればいいじゃねえか!!!! やってくれるか、ミカァ!!!!
115:名無しの一般参加フェスダイバー
>>114
いいよぉ!
116:名無しの一般参加フェスダイバー
>>114
オルガが言うならなんだってするよ、俺
117:名無しの一般参加フェスダイバー
>>114
次は何をすればいい? 誰からお菓子を奪えばいい? 教えてくれよ、オルガ・イツカ!
118:名無しの一般参加フェスダイバー
物騒すぎる・・・
119:名無しの一般参加フェスダイバー
なんだこれは、たまげたなあ
120:名無しの一般参加フェスダイバー
ミカァ! はアトラとクーデリアと三人で連れ立ってハロウィンイベントに参加したはずじゃあ!?
121:名無しの一般参加フェスダイバー
残念だったなあ、団長命令だよぉ
122:名無しの一般参加フェスダイバー
なにやってんだよ団長!
123:名無しの一般参加フェスダイバー
参加者を襲ってお菓子やポイントを強奪するのはおやめください
124:名無しの一般参加フェスダイバー
獣を狩るにも作法というものがある
125:名無しの一般参加フェスダイバー
ハロウィンイベント、例年以上の盛り上がりを見せてるようだな。俺も仕事でなければ参加したんだがなあ
126:名無しの一般参加フェスダイバー
>>125
仕事中にスレ見てんじゃねえぞ・・・
127:名無しの一般参加フェスダイバー
>>125
仕事しろ仕事
128:名無しの一般参加フェスダイバー
いま公式の方のハロウィンイベントでエキシビジョンマッチ見てるけど、チャンピオンが塩試合展開してて草バエル
129:名無しの一般参加フェスダイバー
塩試合は草
130:名無しの一般参加フェスダイバー
チャンプはさあ・・・
131:名無しの一般参加フェスダイバー
あー、これは速く終わらせて一般ダイバーに紛れてハロウィンイベントに参加するつもりのチャンプだな
132:名無しの一般参加フェスダイバー
私情でエキシビジョンマッチを塩試合すな
133:名無しの一般参加フェスダイバー
チャンピオンだから許される暴挙じゃん
134:名無しの一般参加フェスダイバー
いまリクとアトミラールとテトラちゃんが組んでチャンプの相手してるけど、墜とされるのも時間の問題かな~
135:名無しの一般参加フェスダイバー
三人に勝てるわけないだろ!
136:名無しの一般参加フェスダイバー
(チャンプなら)勝てちゃうんだなあ、これが!!
137:名無しの一般参加フェスダイバー
ほんま意味不明な強さやな
138:名無しの一般参加フェスダイバー
GBN最強は伊達じゃない!
139:名無しの一般参加フェスダイバー
テンコ様ー! 早く来てくれー!
140:名無しの一般参加フェスダイバー
バトルフィールドが無くなっちゃったわ・・・
141:名無しの一般参加フェスダイバー
それどころかハロウィンイベやってる浮島が吹き飛びそうだわ
142:名無しの一般参加フェスダイバー
GМ「胃が・・・」
143:名無しの一般参加フェスダイバー
>>142
強く生きて
144:名無しの一般参加フェスダイバー
ヴァルガが制止した日の激突でヴァルガを半壊させたトップダイバー同士がぶつかればそうなるよなっていう
145:名無しの一般参加フェスダイバー
てかこれ、配信されてるんだよな
146:名無しの一般参加フェスダイバー
うん
147:名無しの一般参加フェスダイバー
せやで
148:名無しの一般参加フェスダイバー
裏でGМが胃を痛めてそう
149:名無しの一般参加フェスダイバー
っ胃薬
150:名無しの一般参加フェスダイバー
GМ怒りのガンパンツァー再びとかしないかしら
151:名無しの一般参加フェスダイバー
伝説の一戦になるな
152:名無しの一般参加フェスダイバー
運営が直接出張ってくるのはよほどの非常事態の時だけだから・・・
153:名無しの一般参加フェスダイバー
せやな
154:名無しの一般参加フェスダイバー
まあな
155:名無しの一般参加フェスダイバー
ところで三フォース合同のハロウィンイベント行ってるやついるか? いるならどんな感じか教えてくれ
156:名無しの一般参加フェスダイバー
ここにいるぞ!
157:名無しの一般参加フェスダイバー
露店エリアに並んでる店の半分以上がGHCで草
158:名無しの一般参加フェスダイバー
資本主義者め・・・
159:名無しの一般参加フェスダイバー
やっぱりGBN最大手は違うな
160:名無しの一般参加フェスダイバー
GHCの出店の料理ンマァァァァァイ!
161:名無しの一般参加フェスダイバー
このわざとらしいお祭りの出店で食べる焼きそば味!
162:名無しの一般参加フェスダイバー
GBNだと料理が冷めないのがいいね
163:名無しの一般参加フェスダイバー
アミューズメント・パーク・ディメンションは、特殊設定で空腹パラメーターあるんだっけ?
164:名無しの一般参加フェスダイバー
そうだよ。バーチャルなのに腹が減る感覚が味わえるぞ
165:名無しの一般参加フェスダイバー
然り
166:名無しの一般参加フェスダイバー
空腹パラメーターがあるから、それを満たすために他のところよりも飲食系アイテムがよく売れるって寸法よ!
167:名無しの一般参加フェスダイバー
なるほろ
168:名無しの一般参加フェスダイバー
ファンキースニキがアロハ着てケバブ売ってる・・・。ソースはヨーグルトとチリソースの二種類
169:名無しの一般参加フェスダイバー
あっ、ふーん・・・
170:名無しの一般参加フェスダイバー
なんか店の前で金髪の子と褐色肌の男が口論してそうやな
171:名無しの一般参加フェスダイバー
ケバブのソースはヨーグルト派、チリソース派、ミックス派の三つに分かれ混迷を極めていた・・・!
172:名無しの一般参加フェスダイバー
草
173:名無しの一般参加フェスダイバー
そんなの極めなくていいから・・・
174:名無しの一般参加フェスダイバー
ワンナイトハロウィンは公式の方とはまた違って感じで面白いぞ~。特設ステージでライブもしてるしな
175:名無しの一般参加フェスダイバー
アレサちゃんかわいい(*´ω`*)
176:名無しの一般参加フェスダイバー
うむ
177:名無しの一般参加フェスダイバー
わかる
178:名無しの一般参加フェスダイバー
フリバは予想通り大盛況だけど、クリエイトミッションの先行体験会も人が多いな。難易度高くてみんな苦戦してるけどな
179:名無しの一般参加フェスダイバー
なんか、黒本の最終決戦モチーフのクリエイトミッションで両目眼帯のザビーネが暴れまわってるんだが・・・
180:名無しの一般参加フェスダイバー
ダブル眼帯キチーネさんやんけ!
181:名無しの一般参加フェスダイバー
GBN広しと言えど、ザビーネの見た目で両目眼帯は一人しかおらんやろなあ
182:名無しの一般参加フェスダイバー
キチィネェェェ!
184:名無しの一般参加フェスダイバー
やっぱりやってきたか♂
185:名無しの一般参加フェスダイバー
貴族主義の人! 貴族主義の人じゃないか!
186:名無しの一般参加フェスダイバー
スレ民からの人気が妙に高いキチーネロールの人!
187:名無しの一般参加フェスダイバー
ダメじゃないかキンケドゥゥゥ!
188:名無しの一般参加フェスダイバー
さようなら、キンケドゥ!
189:名無しの一般参加フェスダイバー
ドゥガチ総統は仰ったのだよ! 地球をくれてもよいと!
190:名無しの一般参加フェスダイバー
>>189
そのドゥガチに反旗を翻してるんだが、それはいいんか・・・
191:名無しの一般参加フェスダイバー
細かいことは気にするな!
192:名無しの一般参加フェスダイバー
GBNだとよくあること
193:名無しの一般参加フェスダイバー
せやな
194:名無しの一般参加フェスダイバー
あ゛ぁ゛~、テスタメント強いんじゃあ~
195:名無しの一般参加フェスダイバー
テスタメントですの!
196:名無しの一般参加フェスダイバー
それはジャッジメント
197:名無しの一般参加フェスダイバー
>>194
テスタメント? クロボンに出てきたっけ?
198:名無しの一般参加フェスダイバー
うんにゃ
199:名無しの一般参加フェスダイバー
あ、いま先行体験やってるクリエイトミッションの一つ「聖約と再生」に出てくるテスタメントガンダムのことな。リジェネレイトのコアユニットとテスタメントが合体したやつとタイマンするっていうミッション
200:名無しの一般参加フェスダイバー
>>199
それってX11A+X12Aじゃねえか・・・ふへっ
201:名無しの一般参加フェスダイバー
核動力機を2機くっつけた欲張り仕様のやつか・・・。PS装甲常時展開しつつ大出力のビーム兵器使ってもパワーダウンしないっていうのは脅威だよな
202:名無しの一般参加フェスダイバー
いうてGBNのPS装甲は原典ほどカチカチじゃないからへーきへーき
203:名無しの一般参加フェスダイバー
ほんと?
204:名無しの一般参加フェスダイバー
作り込み次第よ
205:名無しの一般参加フェスダイバー
赤いテスタメントカッコいい
206:名無しの一般参加フェスダイバー
白から赤に装甲色代わるギミックいいよね・・・
207:名無しの一般参加フェスダイバー
あれ好き
208:名無しの一般参加フェスダイバー
【朗報】ナルミネキ、イオリんと一緒にワンナイトハロウィンを楽しんでいる模様
209:名無しの一般参加フェスダイバー
ナルミちゃん・・・休みもらったのか・・・
210:名無しの一般参加フェスダイバー
大丈夫? バグ調査とかじゃないよね?(ワーカーホリック並感)
211:名無しの一般参加フェスダイバー
>イオリんと一緒
へー、デートかよ
212:名無しの一般参加フェスダイバー
てぇてぇな!
213:名無しの一般参加フェスダイバー
まあ、イオリんはナルミちゃんとよくコラボしてるしな
214:名無しの一般参加フェスダイバー
やっぱ好きなんすね~
215:名無しの一般参加フェスダイバー
あー、いま射的で遊んでるな。真剣な表情で銃を構えてるナルミネキカッコE
216:名無しの一般参加フェスダイバー
目標をセンターに入れてスイッチ・・・目標をセンターに入れてスイッチ・・・
217:名無しの一般参加フェスダイバー
連射できるように改造されたコルク式銃かな?
218:名無しの一般参加フェスダイバー
マイ銃を持ち込むのは別レギュレーションだから。それうちのシマじゃノーカンだから
219:名無しの一般参加フェスダイバー
別レギュ、とは
…
……
………
青い星、地球を見下ろす漆黒の宇宙。そこは今まさに激戦の中にあった。そこかしこで爆発の華が咲き、銃撃と剣戟の音が絶え間なく響く。戦っているのは遠く木星からやってきた「
『機動戦士クロスボーン・ガンダム』の最終決戦をモチーフとしたクリエイトミッション・テストプレイ。最大参加人数8人のそれは、既に数回クリアされているにも関わらず順番待ちの列ができている盛況ぶりを見せていた。
「……弾切れを気にする必要はない」
ぽつり、と鋼鉄のコクピットの中で呟きを漏らしたのは、アニメ「新機動戦記ガンダム
「ふっ、俺も負けてはいられんな」
ゲリラ豪雨を思わせる弾幕を張っているヘビーアームズのカスタム機を見て、静かに対抗心を燃やす一人の男。TB版フルアーマー・ガンダムにこれでもかまだ足りないもっとだもっと寄越せ! とばかりに武装を特盛したことで、超重攻撃型MSに生まれ変わった「フルアーマーガンダム~バラージュ・ザ・ヘッジホッグ~」を愛機とするフランケンシュタインの仮装をしたユースケは自身に向かってきている三機一組のMS部隊……「
「俺のバラージュ・ザ・ヘッジホッグの重火力、受け切れるか!」
ユースケの言葉と共に、武装てんこ盛り過ぎて最早動く要塞と化しているバラージュ・ザ・ヘッジホッグのツインアイが一際強く輝いた。
◆
漆黒の宇宙を鋭いマニューバで切り裂くように飛ぶ一機のMS。クロスボーン・ガンダムX2をベースにカスタムビルドされたその機体は、ABCマントをはためかせながら木星帝国のMSたちを蹴散らしていく。
そのガンプラの名はクロスボーン・ガンダムEX2改。ダブル眼帯キチーネロールの人こと「
「フン……これでは、キンケドゥのほうが筋はいいな……」
(ロール元の)ライバルである男の名を口にするTHE Bi-ne。死角から突撃してきたヴァゴンを身を捩ってやり過ごし、頭部メガ粒子砲の発射体勢に入っていた量産型クァバーゼには腰のデリートウィップをお見舞いする。
バグにワイヤーが付いたような形の追加武装は、量産型クァバーゼの頭部を両断した勢いのままプルトーネType-Fと交戦中だったカングリジョの左アームを切り裂いてダメージを与えた。
「推定戦力は40対1といったところか……」
「それ言いたいだけだよね!?」
「ふっ、何のことかな?」
奇妙なダブル眼帯男の呟きに反応をして見せたのは、ミイラ男……ミイラ女? に仮装しているクローチェ。ユースケのバラージュ・ザ・ヘッジホッグに負けず劣らず武装マシマシ火力マシマシな災害的カスタムガンプラ「ガンダム・フルブラスト ディザスター」をEX2改の横に並ばせる。ちなみに彼女の言う通り、推定戦力云々はガンギマリキチーネロールの副作用でX1を追い回してしまうTHE Bi-neが言いたいだけで、実際のところは100対1とかそれくらいはあったりする。
「む、ディビニダドが出てきたか! さすがはクオン殿。何度見ても素晴らしい造形、圧倒的再現度。それでこそ私も挑戦しがいがあるというもの!」
時間経過、または木星帝国のMS・МAが一定数以上撃破されることを条件として出現するミッションボス・巨大МA『ディビニダド』がジュピトリス9から飛び立つ。その数なんと8機。ディビニダトの出現と同時にミッションの勝利条件と敗北条件が書き換えられ、木星帝国との戦いも終盤を迎える。
先陣を切るようにクロスボーン・ガンダムEX2改がディビニダトの集団へと目掛けて向かっていき、ここまでで生き残っている残りの参加者たちも後に続く。
彼らの闘志が、地球を救うと信じて……!!
………
……
…
―――ハロウィンイベントスレその2―――
589:名無しの一般参加フェスダイバー
あ゛ぁ゛~、カップルの波動~
590:名無しの一般参加フェスダイバー
どこもかしこもカップルだらけだ・・・お前もどうせ、そうなのだろう?
591:名無しの一般参加フェスダイバー
(相手が)いません(血涙)
592:名無しの一般参加フェスダイバー
世間はハッピーハロウィンだのなんだのと浮かれてる中、こうして掲示板で駄弁ってる時点で察してくれ
593:名無しの一般参加フェスダイバー
まあまあ。アイエリの尊い画像でも見て心を落ち着かせろよ
っ【ガンスタ】
594:名無しの一般参加フェスダイバー
アイエリはいいぞ
595:名無しの一般参加フェスダイバー
アイエリを讃えよ
596:名無しの一般参加フェスダイバー
お揃いの魔女っ子コスプレしてるのかわいい(*´ω`*)
597:名無しの一般参加フェスダイバー
白い魔女っ子エリィちゃんと黒い魔女っ子のアイカちゃん、お二人ともきゃわわですわ!
598:名無しの一般参加フェスダイバー
アイカは黒か・・・黒・・・なるほど?
599:名無しの一般参加フェスダイバー
着てる衣装が違うと印象もガラッと変わって見えるな
600:名無しの一般参加フェスダイバー
ぬわぁぁぁ!!(魔女っ子アイエリの波動で浄化される音)
601:名無しの一般参加フェスダイバー
ぐわぁぁぁ!!(魔女っ子エリィちゃんの尊さで浄化される音)
602:名無しの一般参加フェスダイバー
ワシは黒い魔女っ子衣装の女の子に弱いぞぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!
603:名無しの一般参加フェスダイバー
魔女っ子エリィちゃんは支援系の魔法が得意そう。魔女っ子アイカは長ドスで敵を刺しそう
604:名無しの一般参加フェスダイバー
やっぱり刺すのか・・・
605:名無しの一般参加フェスダイバー
普段のアイドルっぽい衣装から魔女っ子へと装いを変えても長ドスからは逃れられないのか・・・
606:名無しの一般参加フェスダイバー
エリィちゃんからバフ貰って「エリィちゃんのために氏ねぇぇぇ!」と敵の首級をあげにいく系魔女っ子、マジ狩る★アイカちゃん。毎週日曜朝八時から放送スタート★
607:名無しの一般参加フェスダイバー
草
608:名無しの一般参加フェスダイバー
日曜朝から血生臭い
609:名無しの一般参加フェスダイバー
またファンアートが増えるな
610:名無しの一般参加フェスダイバー
一枚目は普通だけど二枚目の差分で目からハイライトが消えて返り血ついてるやつ
611:名無しの一般参加フェスダイバー
>>610
アイエリの間に挟まろうとした不埒ものを成敗した後かな?
612:名無しの一般参加フェスダイバー
百合の間に入ろうとするものは罰を受けるからね。仕方ないね
613:名無しの一般参加フェスダイバー
おほー、魔女っ子アイカちゃんとエリィちゃんいいわね。かわいいわ(´・ω・`)
614:名無しの一般参加フェスダイバー
きたわね
615:名無しの一般参加フェスダイバー
アイエリの話題を嗅ぎつけてやってきたか
616:名無しの一般参加フェスダイバー
私の嗅覚を甘く見ないことね。アイエリあるところ私ありなのよ。神出鬼没よ(´・ω・`)
617:名無しの一般参加フェスダイバー
姿を現したのが運のツキ。出荷よー
618:名無しの一般参加フェスダイバー
(´・ω・`) そんなー。ふ、ふふ・・・けれどこれで終わりではないわ。第二第三の私がやってくるわよ
619:名無しの一般参加フェスダイバー
今夜は豚肉パーリィーだな
620:名無しの一般参加フェスダイバー
豚肉の供給のためにやってくるなんて、殊勝な百合豚ね
621:名無しの一般参加フェスダイバー
何気にハロウィンイベの限定アクセペアルックしてるのすこ
622:名無しの一般参加フェスダイバー
アイカとエリィはかわいいですね
623:名無しの一般参加フェスダイバー
これで来年も生きられるな
624:名無しの一般参加フェスダイバー
アイエリもいいけど、イリハちゃんとチィもいいぞ!
625:名無しの一般参加フェスダイバー
ハロウィンイベを楽しむイリハちゃんとチィの二人を後方で腕組み保護者面しながら静かに見守るアキノォ概念?
626:名無しの一般参加フェスダイバー
草バエル
627:名無しの一般参加フェスダイバー
後方腕組み保護者面はおハーブ生えますわね
628:名無しの一般参加フェスダイバー
混ざれよアキノォ!
629:名無しの一般参加フェスダイバー
保護者面っていうか、保護者というか・・・
630:名無しの一般参加フェスダイバー
イリハちゃんと一緒にいるときのチィ、別人すぎてびっくりする
631:名無しの一般参加フェスダイバー
見た目相応のただの少女感出してくるからな・・・お前本当に、あの小生意気な銭ゲバロリと同一人物かよぉっ!? てなるよね。なる
632:名無しの一般参加フェスダイバー
せやな
633:名無しの一般参加フェスダイバー
普段の金! 金! 金! を見てるとな。脳がバグるよね
634:名無しの一般参加フェスダイバー
まあでも、ジロジロ見てたら後で金を要求されそうではあるが
635:名無しの一般参加フェスダイバー
(チィの意外な一面を見れて)むしろこっちからお金渡したいくらいなのだわ
636:名無しの一般参加フェスダイバー
どうぞ、お納めください(すっ、と諭吉を差し出す)
637:名無しの一般参加フェスダイバー
うーん、絵面が事案
…
……
………
ワンナイトハロウィン、露店エリア。いくつもの出店が並ぶ中、休憩用に設置されている4人掛けのベンチにどっかりと腰を下ろしているミリシャ兵の制服を着た獣人の男。GBNでも使用者が少ない豚をモデルとしたアバターの彼は、ファットマン・ピッグ。フォース『遊人飛行』のリーダーである。
いつもはニヒルな笑みを口元に浮かべているのだが、今はそんな余裕もないとばかりに頭を垂れている。
「もう疲れたのかよー、叔父さんはだらしないなー」
「……お前が元気すぎるんだよ。ったく、ハロウィンだなんだとはしゃぎやがって。もうしばらくはトリックオアトリートなんて言葉は聞きたくないな」
隣で貰ったお菓子を食べている甥のユーヤにそう返しつつ、深いため息をついて顔を上げるファットマン。片手でサングラスの位置を直し、ついさっきまでいたアトラクション・エリアへと顔を向ける。そこには、今回のイベントを合同で主催しているフォースの一つ『ナイトメアハロウィン』のメンバーが作り上げたガンプラ・アトラクションの数々が設置されていた。
一本足の巨大МA『グロムリン』を使ったバンジージャンプ、巨大な赤い瞳のように見えるМA『コンキュデベヌス』の的当て、ヒトデに似た奇妙な形のМA『ペルグランデ』の回転ブランコ……。甥っ子のユーヤのお目付け役として付いてきたはずが、子供特有の押しの強さに負けて散々付き合わされて精神的に疲労する原因となったアトラクションたちである。他にも定番ともいえるジェットコースターや、お化け屋敷といったものもあった。最もお化け屋敷については「C&C監修!」という一文に嫌な予感がしたため入らなかったのだが。
「なあ、叔父さん、もうちょっと休んだらクリエイトミッションのところいこうよ。先行体験会してるらしいしさ!」
「お前なあ、あれは作ってるやつが難易度高めに設定してるやつだぞ? お前が挑戦したところでクリアできると思うか?」
「へへ、大丈夫だって! 叔父さんと俺のコンビならさ!」
ユーヤはそう言ってにやっと笑う。しれっと自分もクリエイトミッション・テストプレイをすることになっているが、共闘系のクリエイトミッションは参加人数が多めに設定されている。自分のガンプラは面と向かっての戦闘には向かないが、サポートに徹すればいい所までいけるかもしれない。
「ったく、しょうがねえな。一回だけだぞ」
「やった! 叔父さんありがと!」
休憩は終わりだと立ち上がり、クリエイトミッション・テストプレイ・エリアに足を向けようとしたとき、二人の前を興奮した様子のダイバーが通り過ぎていく。
「おい聞いたか! ウォーグレイモンとまどかタイタスがフリーバトルしてるってよ!」
「GBNそれなりに遊んでるけど、こんなふざけた対戦カードは初めてだぜ。見ないと損するぜ」
『ウォーグレイモン』とは、ガンダムシリーズに登場するMSやМAの一つ……ではなく。『デジタルモンスターシリーズ』に登場するデジタル生命体のことである。もちろんこのウォーグレイモンはガンプラではないのだが、プラモデル自体は財団Bから発売されているためか、Ver1.78以前でもなぜかスキャンできた。
ちなみに『まどかタイタス』とは、
なにはともかく。ネットワークを通じて一般的な感性を持つものから、HENTAIまで幅広く集うGBNといえど、中々お目に掛かれない対戦カードなのは確かだ。さらに言えば、ウォーグレイモンという単語がユーヤの琴線に触れる。年頃の男の子というのはカッコいいものに憧れるのだ。
「何してるんだよ叔父さん! 早くフリーバトル・エリアにいこうぜ!」
「クリエイトミッションはどうした、クリエイトミッションは!?」
「そんなのあとで! クリエイトミッションは逃げないけどフリーバトルは早く見ないと終わっちゃうだろー!」
ファットマンから少し離れた位置で足踏みをしながら待っているユーヤは、今にもフリーバトル・エリアへと駆け出して行きそうである。これだから子どものお守りはイヤなんだ……とぼやきながらも甥っ子と共にフリーバトル・エリアの方へと向かうのだった。
………
……
…
「あっはっはっ! いやぁ、やっぱりお祭りはいいねぇ!」
「……あなたはいいかもしれないですが、私は良くないです」
頭にナタが刺さったゾンビーメイクをして真っ黒なバイザーをつけた男ダイバーと、ローブに身を包んだ薄目の女性ダイバーの二人組が賑わいから少し遠ざかる場所にいた。
GBNで傭兵の派遣をしているフォース【Dream Makers】のリーダー『Ruin』と、金庫番の『マーセナリー』である。二人とも先ほどまでクリエイトミッション・テストプレイ・エリアにいたのだが、Ruinがいつもの「悪癖」のせいで共闘系のクリエイトミッションに参加していた他のダイバーたちと衝突してしまい、騒動を起こして睨まれるのは困ると判断したマーセナリーに半ば強引に連れ出されたのである。
「まったく、こういう場所で表立って騒動を起こすと後々面倒なんですよ? わかってますか?」
「あー、はいはい。わーっかってるよ。マーちゃんは心配症だなあ」
「普段の任務ならまだしも、今回は有名なフォースの合同主催イベント。そこで騒ぎを起こして今後入ってくる依頼が減ってしまうと困りますから」
「確かに依頼が減るのは困るな……まあでも、そん時はそん時でこっちから行くだけなんだけどなぁ!」
あっはっはっはっ! とコーヒーの入ったコップを片手に笑うRuin。刹那主義的でその瞬間瞬間を全力で生きているような彼らしい言葉だった。
「前向きというか、何も考えていないというか……」
「俺の座右の銘は『好きなように生きて、理不尽に死ぬ』だからな」
…
……
………
「ハロウィンイベントはいいでありますなあ。……道行くカップルが目に入らなければでありますが!」
「気持ちはわからないでもないけど、ガン飛ばさない。僕たちはアバタールックが丸っこいからかお菓子たくさんもらっちゃったね」
「大収穫でありますな。リアルだと食べきれない量でありますが、GBNならばいくら食べてもお腹がいっぱいになって夕飯が食べられない、なんてことにはならないので安心でありますね。それにデータだからカロリーゼロでありますし」
「これが本当のカロリーゼロ理論なんだね」
カエルをデフォルメして二足歩行にしたようなダイバールックのフロッグマンと二頭身のガンダムをデフォルメしたような見た目のフルカラーの二人が「カロリーゼロ」で盛り上がっている中、ジャックオーランタンの被りものをしたラーガンは(頭の)おかしなダイバーに絡まれていた。
「ふふふ、毒電波……」
「(この男、自然体でいるように見えて隙がない……。いったい何者だ?)」
変な仮面をつけ、おかしな台詞を口にしている男を、我々は知っている。そう、この男こそ公式チートスペックのGBN-ガードフレームを撃破した経験のある毒電波垂れ流し系ダイバー・カミュであった。
「ハロウィンイベントは多くのカップルが集まるんだ。彼ら彼女らはきっと、このあと熱い一夜を過ごすんだろうね。ふふふ、S○X! むしろこの場でSE○すればいい! そうさ、GBNは自由なんだからね! そこの君も、そう想うだろう?」
「……(この男は何を言ってるんだ……?)」
ジャックオーランタンの被りものの下でラーガンは遠い目をしていた。チームメンバーには「ラカン顔は受けが悪い」とデカいカボチャの被りものを渡され、クリエイトミッション・テストプレイをすれば同じミッションに参加したダイバーにFFされて落ち、休憩しようと露店エリアに来れば変な仮面をつけた男に絡まれる。なんて日だ! とラーガンは叫びたい衝動に駆られたが、ぐっと抑える。この状況にあってなお、彼の理性はまだギリギリで保っていたのである。
「見つけたぞ! あそこだ!」
「いたぞ、いたぞぉぉぉ!」
「もう僕に追いついてきたのか。激しい追跡だな。ふふふ、気分が高まってきたな。激しく! もっと激しく!」
変な仮面の男は、飛んできたGHCの警備員に追いかけられて何処かと去っていく。いまのはいったいなんだったのか……考えると毒電波(謎エコー)されそうだったので、ラーガンは考えるのをやめた。
「あれ、いま誰かいた?」
「……いや、誰もいなかったぞ」
「声が疲れているでありますが」
「何でもない。忘れてくれ」
………
……
…
『ホォォォォォプ!』
野太い声が赤茶けた荒野の大地に響き渡る。
両腕の剣を振るい翼竜型の無人兵器『ワイバーン』を十数機まとめて切り捨てるのは黄金の翼を背負う白い騎士。
その名は『希望皇ビヨンド・ザ・ホープ』。見た目も名前もかっとビングドストレートだが、いくつものガンプラをミキシングビルドし外装は手ずから作り上げられているために扱い的には『ガンプラ』である。(いや、そうはならんやろ)
実体剣をビットのように飛ばしてフェザーファンネルを撃ち落とし、白金色の光の翼を展開しながら超高速機動でビームの雨の中を飛翔するという、人間離れしたマニューバをしているのは赤いジャケットに赤い帽子という、これまたどこかで見たことがある格好の少年。ダイバーネーム・
そんな彼がいま挑戦しているのは、3体の巨竜『ジャバウォック』と無尽蔵に出現する小型兵器『ワイバーン』を撃破するクリエイトミッション。個人ランク13位に座するトップランカー『クオン』の愛機として知られる『ジャバウォック』は、1体だけでも単騎で討伐するには骨が折れる。それが3体で、さらに雑兵まで襲ってくるのだからその難易度は天井知らず。故にこのミッションは最低でも3人、最大12人でチームを組むことで参加できるように設定されていた。
しかしそれでも超絶難易度であることに変わりはなく……ミッション開始から10分と経たずに残っているのは神位決闘者とビヨンド・ザ・ホープのみになっていた。他の挑戦者たちはうっかりジャバウォックの足元に入ったことで踏み潰されたり、無数のワイバーンに群がられて自爆攻撃でヤムチャったり、降り注ぐビームの雨で穴あきチーズになったり、無策で突撃してフェザーファンネルに撃ち落とされたりした。
『ホォォォォォォォォプ!』
ビヨンド・ザ・ホープが雄叫びを上げ、両腕に内蔵されている『ビヨンド・ザ・ホープ剣』から極太ビームソードを展開。横に薙ぎ払うことでワイバーンとフェザーファンネルをまとめて消し炭にする。さらには、振るわれた先に不幸にも入ってきたジャバウォックの1体を、その巨体をナノラミネートアーマーを蒸発させながら両断した。
まずは……1体目。
3体いたジャバウォックの1体を撃破したことで、残った2体と空と大地を埋め尽くすほどのワイバーンからの攻撃がより苛烈になる。濃密な弾幕が機体のモニターを埋め尽くし、ガンプラバトルから難易度ルナティックのSTGが唐突に幕を開けた。機体制御を僅かでも間違えれば、その瞬間にピチュってしまうだろう。もちろんボムなんて便利なものや残機などの概念などないオワタ式である。
それでも赤帽子は冷静に弾幕の隙間を見つけ、ビヨンド・ザ・ホープを無理矢理ねじ込ませるようにして回避していく。回避先を見越して『置かれた』攻撃は両腕のビヨンド・ザ・ホープ剣で弾くか致命打にならなければ
「…………!!」
無限に続くかと思われた弾幕ゲー。しかし、ここはGBNでありSTGの世界ではないのだ。弾数もエネルギーも無限でない以上、途切れる瞬間が必ずある。
そう信じ、耐えて耐えて耐えて耐えた……その果てに、その瞬間は訪れた。嵐のような弾幕が緩やかになった。その瞬間を見逃さず、この戦いに終止符を打つべく赤帽子の決闘者は己の切り札を切る。
『ホォォォォォォォォォプ!』
だがそれはジャバウォックも同じく。その背に背負った、刀身の欠けた巨大な剣を手に取り、サイコプレートで欠けた刀身を補う。エネルギーが青白い光となって赤茶けた大地を照らす。
ビヨンド・ザ・ホープの黄金に輝くエネルギーソードとジャバウォックの青白い極光。互いに食らい、飲み込まんとする膨大な力と力のぶつかり合い。その余波は周りにいたワイバーンを消し飛ばし、大地を抉り、空を引き裂いた……。
…
……
………
―――ハロウィンイベントスレその3―――
9:名無しの一般参加フェスダイバー
うぉぉぉ! トビちゃんうぉぉぉ!
10:名無しの一般参加フェスダイバー
トビちゃん・・・(*´Д`)
11:名無しの一般参加フェスダイバー
雲丹は嫌いでもウニは嫌いにならないで!
12:名無しの一般参加フェスダイバー
雲丹は嫌いでもウニは嫌いにならないで!
13:名無しの一般参加フェスダイバー
雲丹は嫌いでもウニは嫌いにならないで!
14:名無しの一般参加フェスダイバー
ウニさぁぁぁぁぁぁぁぁん! んにゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!
15:名無しの一般参加フェスダイバー
なんだここは。地獄かね
16:名無しの一般参加フェスダイバー
新しいスレが立った直後からこれか(困惑)
17:名無しの一般参加フェスダイバー
なんだこれは。たまげたなあ
18:名無しの一般参加フェスダイバー
トビちゃんの飼い犬のクソを喰わされそうになったのに、こいつら元気だな
19:名無しの一般参加フェスダイバー
振るいに掛けられて残るのはより強いHENTAIだけだからな
20:名無しの一般参加フェスダイバー
濃度が増していると
21:名無しの一般参加フェスダイバー
イヤな濃度だ・・・
22:名無しの一般参加フェスダイバー
トビちゃんとウニさんのいるところはHENTAIどもが騒いでるし、砲撃長のいるところはモヒカンたちが祈りを捧げてるし、リーダーのとこは・・・あれは、なんだ? 仮面ライダーのハイパーバトルビデオ?
23:名無しの一般参加フェスダイバー
い つ も の
24:名無しの一般参加フェスダイバー
ガンダムのゲームなのに、仮面ライダーコスしてるユーザーが集まってわちゃわちゃしてるのを見ると脳がバグるわぞ
25:名無しの一般参加フェスダイバー
せやな
26:名無しの一般参加フェスダイバー
砲撃長が一部のモヒカンたちの信仰の対象になってるの草生えるんだよなあ
27:名無しの一般参加フェスダイバー
えーと、あと、なんだっけ。なんか二つ名がやたら長いメンバーがいたようないなかったような
28:名無しの一般参加フェスダイバー
レンダは顔出さないし、あとはショーセーさんでしょ
29:名無しの一般参加フェスダイバー
それだ!
30:名無しの一般参加フェスダイバー
いうてショーセーさんの二つ名そんなに長くないけどな
31:名無しの一般参加フェスダイバー
なーんか一人忘れてるような気がするんだよなあ・・・
32:名無しの一般参加フェスダイバー
ウニさんにセクハラされるトビちゃんすこ
33:名無しの一般参加フェスダイバー
トビちゃんの反応も良き
34:名無しの一般参加フェスダイバー
女の子特有の距離の近さ、いいよね・・・
35:名無しの一般参加フェスダイバー
あ゛ぁ゛~
36:名無しの一般参加フェスダイバー
これはファンアートが増えますね
37:名無しの一般参加フェスダイバー
ウカツにPADネタ口にしたせいでぶっ飛ばされてるモヒカンいて草
38:名無しの一般参加フェスダイバー
ムチャシヤガッテ
39:名無しの一般参加フェスダイバー
モヒカンはさあ・・・
40:名無しの一般参加フェスダイバー
デリカシーは大事。はっきりわかるんだね
41:名無しの一般参加フェスダイバー
せやな
42:名無しの一般参加フェスダイバー
そういや、ウォーグレイモンとまどかタイタスの決着はどうなった?
43:名無しの一般参加フェスダイバー
まさかのガンプラバトルの対戦カードでしたね・・・
44:名無しの一般参加フェスダイバー
ガンプラ・・・ガンプラ?
45:名無しの一般参加フェスダイバー
ガンプラの 法則が 乱れる
46:名無しの一般参加フェスダイバー
まどかタイタスはまだAGE1のパーツ使ってるけど、ウォーグレイモンはガンプラではないやろ
47:名無しの一般参加フェスダイバー
ウォーグレイモンは財団Bからプラモが出ている! ガンプラも財団Bからプラモが出ている! そこになんの違いもありゃしねぇじゃねえか!
48:名無しの一般参加フェスダイバー
違うのだ!
49:名無しの一般参加フェスダイバー
違う! それはガンプラではない!
50:名無しの一般参加フェスダイバー
ウォーグレイモンはデジタルモンスターシリーズに登場するデジモンであって、ガンダムシリーズに登場するキャラでもなければMS、МAでもない!
51:名無しの一般参加フェスダイバー
見た目がまんまビヨンド・ザ・ホープのもいるし、今更今更
52:名無しの一般参加フェスダイバー
そうだよ(便乗)
53:名無しの一般参加フェスダイバー
Ver1.78になってからガンプラ以外もスキャンできるようになったし、ウォーグレイモンがガンプラに混ざってバトルしてても・・・ええか
54:名無しの一般参加フェスダイバー
ええんのか?
55:名無しの一般参加フェスダイバー
ええで
56:名無しの一般参加フェスダイバー
スキャンできてるなら無問題よ
57:名無しの一般参加フェスダイバー
俺はグリッドマンでいく!
58:名無しの一般参加フェスダイバー
目を覚ませ
59:名無しの一般参加フェスダイバー
僕らの世界が
60:名無しの一般参加フェスダイバー
撃ち落とせなーい
61:名無しの一般参加フェスダイバー
撃ち落とすな
62:名無しの一般参加フェスダイバー
GBNは電脳空間。グリッドマンも電脳空間で戦う。ヨシ!
63:名無しの一般参加フェスダイバー
ど こ を 見 て ヨ シ っ て 言 っ た ん で す か ?
64:名無しの一般参加フェスダイバー
やめろ! これ以上イロモノを増やそうとするな!
65:名無しの一般参加フェスダイバー
フルパワーグリッドマン、GBNの仕様だとチーム戦は合体時5倍のパワーになるけどタイマンだとサポートメカの数だけエネルギー減るんだよな・・・
66:名無しの一般参加フェスダイバー
フルパワー(フルパワーとはいってない)
67:名無しの一般参加フェスダイバー
そもそもグリッドマンはガンプラじゃないから・・・
68:名無しの一般参加フェスダイバー
まどかタイタスはガンプラのパーツ使ってるから実質ガンプラだな
69:名無しの一般参加フェスダイバー
えっ、うん!
70:名無しの一般参加フェスダイバー
ウォーグレイモンと殴り合うまどかタイタスのバトルが見られるのはGBNだけ!
71:名無しの一般参加フェスダイバー
まあ、作品違う同士だしな
72:名無しの一般参加フェスダイバー
【速報】オーガがサメ旋風と遭遇
73:名無しの一般参加フェスダイバー
どういう・・・ことだ・・・?
74:名無しの一般参加フェスダイバー
フリバかな?
75:名無しの一般参加フェスダイバー
サメ旋風ってことは相手はシャークサメジマか? 今日はフカヒレの気分だったのかな
76:名無しの一般参加フェスダイバー
今晩はふかひれスープよー
77:名無しの一般参加フェスダイバー
豪勢な夕飯だな
78:名無しの一般参加フェスダイバー
お前の強さを食わせろってそういう・・・
79:名無しの一般参加フェスダイバー
サメを食べて、強くなる
80:名無しの一般参加フェスダイバー
おいはサメジマを食べたい
81:名無しの一般参加フェスダイバー
ガブッと頂かれるのは俺らの方なんだよなあ
82:名無しの一般参加フェスダイバー
それが孤高なるサメの流儀だ!
83:名無しの一般参加フェスダイバー
シャークサメジマのトルネードコンボだ!
………
……
…
エキシビジョンマッチを終え、リクはサラと連れ立って露店エリアを歩いていた。
イベントが開催されているアミューズメント・パーク・ディメンションは、以前にも訪れたことがある。いつかの『ベアッガイフェス』の時にもこの地に降り立ったが、今日のイベントの盛況ぶりはあの時よりも大きい気ような気がする。露店エリアに並んでいる出店の数もかなり多く、そこかしこから嗅覚をくすぐるいい匂いがしている。
「サラ、お腹すいてない? 何か買っていこうか?」
「ううん。まだ大丈夫。ありがとう、リク」
アミューズメント・パーク・ディメンションの最大の特徴として、他のディメンションには設定されていない『空腹パラメーター』というものがある。何かしら動いたり時間経過と共に空腹値が少しずつ減っていき、0になると体力が減っていきやがて死に至る……などという物騒なことにはならないが、まあゲーム内のフレーバー的なあれである。
ちなみに、基本的に飲み食いを必要としないELダイバーはこの『空腹システム』に最初は戸惑いを見せる。普通の人間と違い、腹が減るということがない彼ら彼女らにとっては『空腹』というものは正しく未知の感覚なのだ。
「そこの仲良しさんなお二人さーん!」
「え?」
「あ、マギーさん」
二人に声を掛けたのは、派手派手なマスクをつけたマギーだった。彼(彼女?)は『アダムの林檎出張店』と看板の立てられた出店で店番をしているようだった。
「はーい。リクくんにサラちゃん。二人して連れ立って、デートかしら?」
「で、デート……」
「そ、そういうのじゃ……」
「んもぉ、初々しいわね」
マギーの言葉に照れ照れと頬を赤くして互いに別々の方向を向くリクとサラ。これで付き合ってないとかウソでしょ? と言われそうである。
「他のみんなは? いつも一緒にいるのに、二人だけでいるなんて珍しいじゃない」
「え? あー、ユッキーは展示エリアでガンプラを見てると思います。アヤメさんはフリーバトル・エリアかな。モモは家の用事があるとかでログインしてなくて、コーイチさんもなんだか忙しいらしくて」
「モモは今日のイベント、すごく楽しみにしてたのに……。これなくて残念……」
マギーから受け取ったソフトドリンクをサラにも渡しながら、リクは他のメンバーのことを話す。言われてみればいつもは『
「……このジュース、美味しい」
「うふふ、お口に合ったようで何よりだわ」
ソフトドリンクを飲んで笑みをこぼすサラ。そんな彼女を見ていると、こちらも嬉しく思えてくる。思えば、初めて出会ってから彼女の日だまりに咲く花のような、柔らかな笑顔に何度助けられてきたか。少なくとも、両手の指で数え切れないことは確かだ。
「あ、ほんとだ。このジュース美味しいです、マギーさん」
「んもぅ、リクくんも上手なんだから! と、いつまでもデート中の若い二人を掴まえておくのも悪いわね。リクくん、サラちゃん。ハロウィンイベント、思いっきり楽しんでね☆」
だからデートじゃ……。という言葉は軽いため息と共に吐き出して、リクはサラと一緒にイベントを見て回るために再び歩き出すのだった。
…
……
………
バトローグ
-
GPD配信(キリシマホビーショップ)
-
クオンVSクーコ
-
クオンVS首無し
-
グランダイブチャレンジ(E・D)
-
ロータスチャレンジ(E・D)
-
激闘!SDガンダムタッグバトル!