これは、悲しき闘いの物語。
厄祭戦で失われたと思われていた機体『ガンダム・ベリアル』は、武器商人ダグラスが運営する。ダグラス・ウェポンズ・カンパニー通称『D.W.C』の地下格納庫に動力源として保管されていた。
そして、D.W.Cで働く少年『響月・レオンハルト』と少年の傍を片時も離れない少女『ルカ・ローゼンハイネ』はダグラスに呼び出された。そして、ダグラスから手渡されたのはギャラルホルンの入隊書だった。2人は困惑しながらダグラスに連れられてガンダム・ベリアルの元へと向かった。それが、全ての始まり…いや、この腐りきった火星の秩序を破壊する牙が300年の眠りから目覚めた時だった。
  1話 硝煙と鋼血()
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