一時期書いてなかったのがここまで響くだなんてヤバいわよ!
これまでの僕と絶唱アカデミア三つの出来事!
一つ、作戦を実行したトリプルレッド。負傷者を出しながらも作戦をやり遂げる。
二つ、動き出すヴィラン達……君は勝つことができるのか?
三つ、正直オーズよりもフォーゼの方が好きです。あのハチャメチャ感がハマるんですよねぇ。
歌を皮切りにマリアが先に突っ込み私はそれを追いかける形で突入する。
「「GAAAAA!」」
二体のヴィランは手持つ獲物を大振りでマリアへと振りかぶるがそれをマリアは自信の獲物を当て滑らせるように回避する。
金属と金属のぶつかり合い。火花を散らしながら敵の攻撃をいなし、やり過ごしその後ろから突撃していた私はそのいなした二本の獲物を踏み台に飛び上がった。
「やぁあッ!」
「てやぁ!」
私が飛び上がり着地に合わせて切り下げたのに対しマリアもそれに合わせて切り上げ。感覚的にはほぼ同時のタイミングだとは思うのだが……
「「GAAAAAAA!」」
同時に切ったはずの斬撃による傷跡は先ほどと同じ様にまるでテープの巻き戻しの如く元に戻ってしまう。っく、やはり手ごわい。
反撃の行動を取ろうとしたタイミングで私達はバックステップでそれを回避、後ろへと一時下がる。
「ダメか!」
「もっとタイミングを合わせないと」
やはり完璧な同時攻撃など本体との接続が無ければ厳しいものか……そう私が考えていたところある違和感を見つけた。マリアが先ほど切った個体の傷の治りが遅いように見えたからだ。
何故だ、マリアと私、どう違いがあるというのだ……
「それにしてもさっきは熱かったわね、まさか刀身にこもった熱が柄まで伝わるだなんて予想外よ」
熱……‥刀身……火花……そうか!
「敵はもしかして熱に弱いもしくは炎で攻撃すると再生しないのではないか?」
私とマリアの違いと言えばそれしかない……これは確かめる他ない。
「翼、一体それはどういう事?」
「説明は後だ、今は私に合わせろマリア!」
私は二本目のアームドギアを取り出し突撃する。
「ちょ、どういう事よ一体!?」
後ろからはマリアが同く来てくれて私の横へと並び走る。二本のアームドギアの柄の部分を連結させて両手持ちに持ち替えて回し始め、回転する刀身には焔を宿らせる。
「なるほど、何か策があるって事ね!」
マリアは私の動きに対して何か感じ取ったらしく手前のヴィランへと襲い掛かり足止めをしてくれた。流石
そして焔を宿し回転する刀身で奥の方のヴィランへと斬りかかる。当然易々とそのような事をさせてはもらえるはずもなく、こちらへと斬りかかって来るもののその動きは鈍重。このヴィランは二体での連携攻撃が厄介なだけで個体の戦闘能力はさほど高くは無いみたいだ。だからこそ、私はそれを軽々と避け────
【風輪火斬!】
斬りかかった。そしてその結果──
「G、GAAAAA‥‥」
──ヴィランは沈黙した。
※※※
いきなり翼が合わせろって言ったもんだから最初はなんの事だかわからなかったけれどなるほど、こういう事だったのね。
私はあれほど苦戦していたヴィランが一撃で沈黙した姿を視界に捉えながら納得してしまう。
「GAAAAAAA!」
「いい加減しつこいのよ!」
私が抑えていたヴィランは片割れが戦闘不能になった事に気付くとまるで焦ったたかのように私を付き飛ばそうとする。
「っく!」
流石に何度も耐えられるものでもなく体格差的に私は吹き飛ばされてしまった、けれど空中で何とか姿勢を制御して何とか着地。ふぅ、地味に危なかったわね。そのタイミングで翼も合流、二人でなら何とかなりそうね。
「撃退方法を編み出したなら編み出したと先に言っておきなさいよ」
「すまない、効果的か否かも分からない方法だったから試してからの方が良いと考えたからマリアへの説明も省いていた」
「まぁ良いわ……それでその方法って?」
翼にどうやってヴィランを倒したかを聞く。なるほどつまり傷を焼いてしまえばいいって事ね、単純な事ね。ってきり無限の再生力か何かだとセレナの情報で考えていたけれどやっぱり無限なんて存在しないのね。
「それじゃ貴方がフィニッシャー、私がその前座って事でいいわね?」
「了解だ、しかし状況は変わるもの臨機応変にいこう」
私はさっきの様にヴィランへと斬りかかる。合間合間に歌を挟みフォニックゲインを絶やさず生成しながら攻撃するけれど……なんだかヴィランの変だ。
「っく!」
ヴィランの動きは先ほどとは違い素早く、そして正確。動きそのモノはさっきと同じ様に鈍重なのだがそのキレは別物だ。おかしい、さっきはここまで強くはなかった……片割れがやられたからって出し渋っていた本気を出して来たという事なのかしら?
翼も同じように苦戦しているみたいで中々切り込めないでいる。
「マリア! どうする?!」
「うるさいわね、今考えているところよ!」
どうする、焼切る攻撃が出来るのは現状翼だけ。だからこそ翼がフィニッシャーとして動けるように私が引き付けていたと言うのに敵の動きがまるで別物に、単純に強くなってるからそれが出来ない。対応できない訳ではないけど翼の技を発動させるためのモーションを行う時間を稼ぐことが出来づに苦戦。っく、本当にどうしたらいいのよ、まったく!
「この敵ッ、簡単じゃない!」
何度も二人係で斬りかかるけれど対応されてしまう。何か、何か打開策は無いの……
「「「あぁぁぁぁあああああああああ!」」」
私が考えていると何やら大きな悲鳴が聞こえる。その方向は上鳴達のいる場所でまさかと最悪の状況を考えてしまい目を向けた。しかし私の予想に反して上鳴達はヴィラン相手に戦えているみたいで、さっきの声も上鳴がヴィランを複数人しびれさせた結果の悲鳴だとわかった。
そして同時にあるアイディアが浮かんだ。上鳴の全力放電ならこのヴィランを倒せるんじゃないかとね。
「翼!」
「なんだ、マリア!」
幸い私達の連携攻撃なら誘導ぐらいは何とかなる。
「コイツを上鳴達の方へと誘導するわ!」
「正気か!」
「正気も正気! 多分だけどこのままだとじり貧になって私達は負ける。だったらさっきの貴方の様に思いついた方法に賭けてみるわ!」
私の言い分に納得したのか分かったと返してくれた。結局
プランは決まった、後は実行するのみ。
「マイターンッ!」
「いざ、推して参るッ!!」
敵の動きに合わせて私が獲物を抑え翼が切り込む、そしてじりじりと上鳴の方へと誘導。そして──
「これなら俺はクソつってえぇ!? 二人ともなんてモン連れて来てるの!?」
──それに成功する。上鳴は私達がヴィランと一緒に登場したことに対して驚いているけどそんな事してる暇ないでしょう!
「それはどうでもいいから早く電気を流してッ!」
「そういう事か、なら最大パワーで頼むッ!」
何とかヴィランを転ばして拘束している今がチャンスなのよ、早くしてちょうだい!
「何が何だか分からないがおう、分かった!」
そして上鳴は電気を解き放ったのであった。
※※※
「さて、他の方々が心配。合流を急ぎましょう」
私と耳郎さんは上鳴さんの個性を使っての最大出力の電気を私の個性で作った絶縁体シートで防ぎつつ、その攻撃でヴィランを撃退できました。でも私達でこれだけの戦力が当てられているのですから他の方々が心配ですね……無事だと良いんですけど。
「つか、服が超パンクに!」
あら、これはいけません。やはり大きな物を作ると服が破けるのが問題ですね。でもノープログレムです。
「また作りますわ」
「は、発育の暴力……」
? 耳郎さんはなんでそんなに顔を赤らめているのでしょう? 私が疑問に顔を傾けていると耳郎さんは突然私に覆いかぶさってきました。何事ですか!?
耳郎さんの向いている方へと目を向けると……
「コラ! 上鳴こっちみんな!」
そこには上鳴さんがいました……なるほど、殿方の前なので私を守ってくれたのですね。これは私も不注意でしたわ。
破けた服を治しすのですが……なんと言いいますか上鳴さんは大丈夫なんでしょうか?
「うぇうぇぇい!」
何度も何度もサムズアップをしながらうろうろしていますね……まだ出会ってさほど時間は立っていないですが今が正気ではない事は分かりますわ。恐らく強力な電気を使った反動なのでしょうね……
そう考えながら外へ出るとそこには……
「し、しびれた‥‥」
「たしかにいいさくだがわたしたちまでまきぞえをくらってどうするまりあ」
「よそうがいすぎるわよ」
何処からか現れたと思われる巨大な体をしたヴィランと一緒に橘さんが倒れていましたわ。は、早く手当をしなくては! そう思い応急処置セットを私は個性で生み出すのでした。
「こ、こっちも発育の暴力!?」
「置いてかないでくださいぃ」
次回予告
何とか翼、マリアの両名は強敵のヴィランを撃退する事に成功する。そして同時に他のメンバーとも合流するのだが同時刻、他の場所でも既に戦いは始まっていた。
次回【USJⅩⅢ】
次回もお楽しみに!
~どこに飛ばされたで章~
出入口前
???
セントラル広場
水難ゾーン
緑谷、蛙吹、峰田、
土砂ゾーン
轟、
倒壊ゾーン
爆豪、切島、
山岳ゾーン
上鳴、耳郎、八百万、
火災ゾーン
尾白、
暴風・大雨ゾーン
???