金色のガッシュ!!のパムーンの能力(呪文はかなりの数原作から追加します)を持った主人公がヒロアカの世界でヒーローを目指す物語です。
不定期投稿。
作者のやる気次第。



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入学試験

その日、その場にいた多くの者はその姿にヒーローの姿を見た。

 

「ペンダラム・ファルガ!」

 

その声とともに放たれた巨大な五つの顔を持つ精霊が自らがかなわないと感じ逃げ惑うしかなかった存在に立ち向かう様子とともに。

 

 

個性という超常の力が蔓延るようになりそのことが当たり前となった世界。

この世界では個性という力をふるい犯罪を犯す(ヴィラン)とその敵を倒すヒーローが存在した。

 

ヒーローとは敵を倒す正義の味方であると同時に現在もっとも人気のある職業となっていたのだ。

もちろん、職業であるため給料は発生する。

そして、ヒーローを目指す子どもたちを育てるために多くの高校にヒーロー科と呼ばれるヒーローを育成する専門クラスができたのだった。

 

 

 

冒頭の場面を説明するためには雄英高校の実技試験開始までさかのぼる。

筆記試験を無事に終え(問題の難易度としてはかなり難しいものだったらしい)俺はかなり声のうるさい試験官の指示に従い、バスに乗って実技試験場に向かった。

実技試験場は大量のビルをはじめとした建物が多く建ち並び、そこはもはや町と呼んでも問題なさそうな場所だった。

ここで仮想敵と呼ばれるロボットを倒し、倒した数と質により得られた得点により順位を競うらしい。

俺は周囲に無数の星形の浮遊物を浮かべながらそんなことを考えていると突然それは告げられた。

 

『ハイ、スタート』

 

その言葉が聞こえた瞬間、俺は全速力で走り出した。そして、ほぼ条件反射で走り出すと同時に一つの呪文を唱えた。

 

「オルゴ・ファルゼルク」

 

その呪文を唱えると周囲の星形の浮遊物の一部はそのまま俺の身体に触れ、そして光を放ち、その光が俺の身体全体を包むと全速力で走っていた状態からさらに加速しロボットへ向かっていった。

その頃には試験官らしき人の声が何か伝えていたようだが、俺は特に気にすることなく、周囲にロボットだらけの状況の中で次々とロボットへ攻撃していった。

ロボットは思いのほか簡単に壊れていった。

どうやら強化系の個性を持たないものでも工夫すれば十分に破壊可能な強度のため、次々に壊していく。

近距離のロボットは呪文により強化された身体能力を用いて倒していく。

 

「ファルガ」

 

少し離れているロボットはこの呪文により、宙に浮かぶ星形の浮遊物から放たれたレーザーにより次々と頭部が貫かれていく。

次々にロボットを破壊していき、その数が20を超えた頃、ようやくあたりに他の受験者たちが現れた。

 

「な、なんだこれ。まだ始まってそんなに時間が経ってないってのに・・・・・・」

 

周囲の受験者が唖然としている中でも俺のロボットへの攻撃は続いていた。的確に急所に一撃を加えていくその攻撃に唖然としていた受験者たちは次第に動き出し、自分たちもとロボットを倒しに向かう。

とはいえ、ロボットの多くは激しい攻撃をしている俺のところに集まる。

しかもすべての種類のロボットがである。

他の受験者の中にはこれはさすがにやばいと思ったのか、俺が戦っているところまでわざわざやってきて周囲のロボットを倒してポイントを稼ごうとするが、すぐに動きが止まる。

それは、他の受験生にとってすでに俺の周囲にいる数のロボットを相手にすることが不可能な危険地帯になっているからであった。

だから俺は肉体強化に使っている星のいくつかを使い、その星を繋げ縄のようにして危なくなっている受験者を危険地帯の外に運ぶ。

もちろんその間は近接戦闘で倒すロボット数が減るので周囲の星を使い、カバーする。

もはや作業と一手かまわないその動作を行っているとき、それは起きた。

 

土煙を舞上げながら鳴り響く地響き。周囲を破壊しながら進むその動き。そして、周囲に並び立つビルを見下ろすその巨体。

 

0ポイント(ヴィラン)と呼ばれるロボットが現れたのであった。

 

そこからの周囲の状況は阿鼻叫喚だった。

悲鳴を上げながら皆がひたすらに逃げていく。

事前にあの巨大ロボットがポイントのない存在だと教えられたのが大きいのだろう。

まだ戦う意思のある者たちは0ポイント敵から距離を取り、1ポイントや2ポイントそして3ポイントのロボットを倒していく。

それ以外の受験者の中にはもはや試験のことなど頭にないようにただひたすらに逃げていく受験者も多かった。

 

だからこそ俺は0ポイント敵の前に立ちふさがった。

そして、身体強化を解く。

 

ヒーローとは巨大な敵に立ち向かい多くの人々を守るもの。

ヒーローとは立ち向かう姿から人々に勇気を与えるもの。

ヒーローとは人々を安心させるもの。

 

だから、ここで引くわけにはいかなかった。

 

いくら巨大な敵とはいえ、倒す方法はいくつかある。

だが、ただ倒すだけではいけなかった。

混乱している人々に安心をもたらすためにはあの0ポイント敵にも引けを取らない、そんな技が必要であった。

 

だからこそ、俺はあえてこの呪文を選択した。

巨大な敵に立ち向かえる姿を示すことで人々に安心感を与えるために。

 

「ペンダラム・ファルガ!」

 

呪文とともに放たれたのは巨大な5つの顔を持つ精霊だった。

その精霊は0ポイント敵にも引けをとらない巨大な姿で、そのままぶつかっていくと今まで町を破壊していたのがウソのように0ポイント敵は壊されていった。

 

さてここで注意しなくてはならないことがある。

それは、0ポイント敵が破壊されたことにより周囲の町に被害が出ることである。

ペンダラム・ファルガは大きな道路に合わせ放ったため、建物を壊すということはない。

だが、0ポイント敵は別であった。

そもそも周囲の建物を破壊しながら進んでいた存在である。

そんな存在が破壊されるからと急に攻撃しなくなるということはない。

そのため、こちらは速やかに動きを封じ、なおかつペンダラム・ファルガとの衝突により生まれた破片の対処に当たらなければいけなかった。

幸い、あの巨体を捕まえるのに良い呪文を習得していたため、焦ることはなくすぐに対処できた。

 

「ロンド・ファルス」

 

呪文が唱えられるとともにそれまでペンダラム・ファルガを構成したいた星型の浮遊物が2つずつ連結されていく。そして、連結された先から放たれたレーザーは0ポイント敵を貫くことはなく、そのまま0ポイント敵の様々な部位に巻き付き、0ポイント敵を支え倒れるのを防いだ。

 

「ファシルド」

 

そして、残っていた大きな破片は続いて唱えられた呪文によって生まれた逆ピラミッドのような四角錐の透明なバリアのようなもので落下することを防いでいく。

だが、それでも小さい破片は存在している。

なので再び身体強化呪文を唱え、破片の回収を行っていった。

実際には、巨体の部分だけであれば浮遊させることのできる呪文を使えば良いのだが、破片の多さや体育祭までの隠し球の一つであることを考えるとこの場面ではあまり使いたくなかったため、今回の方法を採用した。

それと同時にこの周辺にやってくる他のロボットの相手もしていく。

 

「ゴウ・ファルガ」

 

あまり集中できずにいるため威力を高めにして呪文を放っていく。

 

 

 

そして、そのときがやってきた。

 

『終~了~!!』

 

 

試験が終わったのだった。

 

 

 

周囲の受験生が徐々にはけていく中で俺は後片付けをしていた。

 

空中から吊っている0ポイント敵を徐々に地上に卸していく。

他の受験生や周囲の地形に影響を与えないようにしながら慎重に行う。

そして、0ポイント敵を地上に卸し終えたら続いて、ファシルドの上にあるがれきの撤去を行う。

この瓦礫は肉体強化により上昇した身体能力を生かし、地上に卸していった。

 

すべての瓦礫を地上に卸し終えたころ、試験管らしき人物が声をかけてきた。

どうやら残りの後片付けは自分たちがやるから帰りなさいということらしい。

別段こだわりがあるわけでもないので言葉に従い俺はさっさと帰った。

その際に、先ほどの破片で少し怪我をしていたようで試験官に治療を促されたが、自前の手段があるため断った。

自分しか回復できないのが残念だが、エネルギーの消耗の大きい呪文ではなく、使い勝手の良い呪文であるため頻繁に使うその呪文を使いさっさと帰ることにした。

 

「ファルジオルク」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

試験からしばらくすると俺の自宅にある手紙が届いた。

なんか立体的なふくらみのある手紙だがどうやら雄英高校かららしい。

結果は合格というか首席らしい。

なんでも実技試験にはロボットを倒すことで得られるポイントの他に、他の受験生を助けることでも手に入るポイントがあるらしい。そのポイントも高かったと映像に出てきたオールマイトが言ってた。

 

相変わらず声の大きい人だったな・・・・・・。

 

余談だが、拳一つで0ポイント敵を倒した人物がいたらしい。

さらに強い肉体強化呪文を使えば同じ事ができたかもしれないが、まだ使いこなせていないせいで自分の身体が怪我を負ってしまうんだよなぁ~。

使いこなせれば、オールマイトには劣るだろうけどかなりの強化ができるし特訓しとくか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




誰か金色のガッシュ!!のクロスオーバー作品作ってくれませんかね・・・・・・。

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