そこに常連さんまで来て絶体絶命のピンチ...!!
初めて小説を書くので色々と拙いところがあると思いますが、気になるところがある人はコメントで教えてくださると嬉しいです。
~紅魔館 ヴワル魔法図書館~
(...また入ってきたのね..)
そう思いながらため息をついているのは、この図書館の主であるパチュリー・ノーレッジである。
パチュリーは低い声で億劫そうに呼ぶ...
「小悪魔~来なさ~い」
???「はい!何でしょうか?」
そう言いながら笑顔で近づいてきたのは、パチュリーの下で働いている"小悪魔"という娘だ。
パチュリーは小悪魔の笑顔とは正反対に疲れきった表情でこう言った。
「また、ネズミが入り込んできたみたいよ」
そう、この図書館にはよく"ネズミ"が出没するのだ。
それを察したのか小悪魔の顔からも笑顔は消えた。
そして、少し気怠そうな雰囲気を出しながら、小悪魔はパチュリーに聞いた。
「今度はどんなネズミなんですか?」
その問に、パチュリーも気怠そうに返した。
「今までで一番大物かもね」
その言葉を聞いた小悪魔は努めて明るく返す。
「大丈夫ですよ!絶対に追い出してやります」
その明るさを跳ね除けるかのようにパチュリーはこう言った。
「あれを見ても、まだそんなことが言えるのかしら?」
そう言いながら、パチュリーは小悪魔の後ろの方を指差す。
「魔理沙さんじゃあるまいし...」
魔理沙とは、この図書館からよく本を盗っていく泥棒常習犯である。
小悪魔はパチュリーの態度に少し呆れながらも、そう言いながら振り返った。
瞬間、小悪魔は言葉を失った。
気持ちを落ち着かせて、もう一度目の前の光景に目をやる。
「なんかいっぱい沸いてる!?」
小悪魔の口から出たのはそんな言葉だった。
小悪魔は頭が混乱しそうになりつつも、パチュリーの方へ向き直って聞いた。
「なんで匠がここに?」 そう、今図書館の中には10体以上のクリーパーが自由に闊歩している
パチュリーは小悪魔の質問に「知らないわよ」とだけ答えた。
パチュリーは言葉を続ける。
「それよりも...ここのセキュリティーは脆すぎないかしら」
その言葉の意味を理解した小悪魔の顔は一瞬で青ざめた。
「まさか...!」
小悪魔が口を開いたのと、ほぼ同時に図書館の一部が破壊される音がした。
そして、そこから一人の人物が出てきた。魔理沙だ。
魔理沙は親しい友を呼ぶようにパチュリーを呼んだ。
「おーい!パチュリー」
魔理沙が来て焦っている二人を無視して、笑顔でこう続ける。
「遊びに来たぞー」
そんな魔理沙に、小悪魔は大声で呼びかける。
「魔理沙さん!危ないです!」
魔理沙は小悪魔の言葉の意味がわからず、聞き返そうとした。
その瞬間、
図書館が破壊された音と突然の魔理沙の登場に驚いたクリーパーが爆発の態勢に入る。魔理沙と小悪魔が思わず目を瞑る。
...数秒後、二人が目を開けると、クリーパーこそいるもののなんら変わりない図書館が目に入った。
不思議に思いつつ辺りを見回していると、聞き慣れた声が聞こえてきた。
「全く...」
その声の主はパチュリーだった。何やら魔法陣と...真ん中に見慣れない"球"のようなものがある。
パチュリーは魔法陣を展開しながら、少し得意気に
「"こいつ"がいなかったらどうなってたか...」
と、言った。
パチュリーの前には、魔法陣の上にこれまた見慣れない黄色いアヒルのような生物がいた。
その見慣れない生物の能力でクリーパーの爆発を食い止めたのだという。
ドヤ顔を維持したまま、パチュリーは二人に言い聞かせるようにこう言った。
「このコに救われたわね...
だから...
このコを召喚した私を...」
一旦言葉を区切って、今日一番の笑顔、というよりドヤ顔でこう言い放った。
「もっと私を敬いなさい!」
元々静かな図書館に、感じたことがないような沈黙が走る。
その沈黙に耐え切れなくなった魔理沙がマスタースパークで応える。
マスパがパチュリーにキマッタと同時に、魔理沙は家に、小悪魔は仕事に戻っていった.....
~あとがき~
ここまで読んでいただいてありがとうございます!
その後、パチュリーはどうなったのか?とか、後半空気だったクリーパーはどうしたのか?とかは皆様のご想像にお任せします!w
補足※最後に出てきた「マスタースパーク」とは簡単に言えば、魔法の極太レーザーです。