星乙女達の夢の跡   作:護人ベリアス

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惨劇に吹き込む微風

「待ってっ…!?私はっ…!私はぁ…!かけがえなのない友とこれからも共にありたいっ!!せめてあなた達だけはっ…!せめてあなた達だけはぁっ…!失いたくないっ!!私の希望をっ…奪わないで!!私はっ…一人はっ…いやだぁ!!」

 

 リューの願いと希望の込もった叫びが広間に響き渡る。

 

 それは絶望に染め上げられた状況に差し込んだ光になり得る言葉。

 

 だがその言葉が絶望を覆すほどの魔力を持っている訳では当然なく。

 

 厳しく絶望しかない現実は。

 

 知恵を生かす余地さえ見出せない状況は。

 

 簡単には輝夜とライラに別の希望をもたらすことはできなかった。

 

「…ぐっ…馬鹿をっ…馬鹿を言うなっ…青二才!状況を考えろ!現実を見ろ!お前はこの状況でも尚全員で生き残るという青臭い妄想をほざくつもりか!?もう私達はっ…お前を生かす以外に生命の使い道がない!!」

 

「違うっ…!違う!!違う!!!妄想なんかじゃっ…ない…現実離れなんて…してないっっ!!」

 

 絶望に溺れるリューを罵倒し立ち上がらせようとした輝夜はもういなかった。

 

 現実を見据えたことで希望を失った輝夜はただ終焉の時を待ち望んでいた。

 

 その終焉の手向けとしてリューを救おうというリューにとってはそれこそ残酷な妄想に囚われていた。

 

 だがリューには輝夜の見据える現実への別の視点を示せない。だから輝夜の絶望を取り払えない。

 

 だからリューの理想は輝夜に届かない。

 

「…あのさぁ…リオン?輝夜の言う通りだぜ?状況を考えろよ…どうやってこの状況ひっくり返すんだよっ…どうやって生き延びろって言うんだよ!!どんな天才的な知恵があるってんだよ!!教えろよ!教えろよぉ!!リオン!!!」

 

「分からないっっ…!!そんなの私に分かる訳ない!!でもっ…私はぁ…!!こんな結末は嫌ぁぁ!!」

 

 リューにありったけの知恵を授け困難を乗り越える力を与えてくれたライラはもういなかった。

 

 自らの知恵が状況の前に何の役にも立たないと希望を失ったライラは輝夜と同じようにただ終焉の時を待ち望んでいた。

 

 その終焉を前にせめてその知恵でリオンだけは助けようと、リューにとっては最悪の知恵を振り絞ろうとしていた。

 

 だがリューにはライラの求める天才的な知恵を示せない。だからライラの絶望を取り払えない。

 

 だからリューの理想はライラには届かない。

 

「…」

 

「アリーゼッ…!!アリーゼ!!あなたも同感なのですか…?あなたも私を一人にするのですか…?ねぇ!?アリーゼ!!教えてくださいっっ!!アリーゼ!!」

 

 アリーゼは…何も言わなかった。

 

 ただ目を見開き、リューを茫然と眺めるだけで。

 

 何も言わない。表情を変えない。何も反応を示さない。

 

 怖い。

 

 怖い。怖い。

 

 輝夜もリューの理想を拒絶した。

 

 ライラもリューの理想を拒絶した。

 

 ならアリーゼも…?

 

 共に生き残った仲間達にさえ見捨てられてしまう恐怖にリューは取り憑かれる。

 

 一人遺される孤独に追い込まれる恐怖にリューは震え、その恐怖を追い払おうと必死に叫ぶ。

 

「アリーゼッ!!何とか言ってください!!あなたはっ…!いつも諦めることはなかった!!今だって…今だって…あなたには希望が見えるのではないのですか!?」

 

 リューは叫び続けた。

 

 いつも希望を届けてくれるアリーゼに希望があると肯定してもらうために。

 

 その理想が素敵だとアリーゼに褒めてもらうために。

 

「嘘だったのですかっ!!いつか賭けに勝って私を好きにするのではなかったのですか!!私と結婚するのではなかったのですか!!アリーゼのっ…!私への愛情はっっ…!!そんな程度だったのですか!!」

 

 リューはアリーゼの言葉を求めるあまりアリーゼの冗談まで口走り始める。

 

 そうすれば今は無表情のアリーゼがリューの貴重な冗談に乗っかって、その表情が笑みに変わることを願いまでして。

 

 そうまでしてリューはアリーゼに理想が正しいと…希望はあると…言って欲しかった。

 

 そして…

 

 アリーゼは答えた。

 

 表情を無のまま。小さく口を開き…言った。

 

 

「ごめん…リオン」

 

 

「…ぁぁぁ…ぁああ!!!」

 

 それは二度目の残酷な宣告。

 

 二度目のリューの希望を奪う謝罪。

 

 リューは今度こそ絶望に染め上げられ叫びを上げる。

 

 輝夜とライラは諦観に呑まれ、リューの叫びから耳を背けようとする。

 

 だが…

 

 三人ともその反応は酷い間違いだった。

 

 ある意味アリーゼ・ローヴェルを見縊っていた。

 

 希望を届けるアリーゼ・ローヴェルはリューの理想を誰よりも愛していた。

 

 リューの全てを愛するアリーゼ・ローヴェルはリューの言葉に何も感じないはずがなかった。

 

 

「私が…間違ってた。リオンの理想こそ…正しい」

 

 

 この時…アリーゼ・ローヴェルは僅かに息を吹き返したのだ。

 

 

 リューの理想はアリーゼの心に確かに届き、アリーゼの失いかけた希望に再起のための小さな小さな灯火を与えた。

 

 お陰で…アリーゼは暗闇に沈みかけた希望の片鱗を見つけた。

 

 アリーゼはひ弱であろうとも暗闇を吹き飛ばすことのできる確かな希望を手にしたのである。

 

 そして希望を手に入れたアリーゼが今度にすべきことは、希望をみんなに届けること。

 

 リューが理想を語りアリーゼに希望を返した今…今度は希望を失った輝夜とライラにアリーゼが希望を届ける番であった。

 

「…輝夜?今あなたにはどう現実が見えてる?あんたはこの現実をどう読み取る?何でもいい…教えて」

 

「…戦力は全滅に程近い。見るにあの化け物に何とか張り合うことができるのは団長とリオンだけ。…私とライラは囮以上の役割は務められん。あの化け物を討つ方法も弱点も分からん。あの化け物を倒すだけの戦力は…ない」

 

 輝夜は重苦しい口調で非情な現実を口にする。それが現実だった。

 

 …今の彼女達には『ジャガーノート』を倒せない。

 

 だがその現実。絶望しかない現実。

 

 希望を届けるアリーゼの口を介せばこうも変貌を遂げる。

 

「何言ってるの輝夜…?いつ私があの怪物を倒せって言った?あんたは…現実を取り違えているわ」

 

「なっ…」

 

「倒す必要なんてない。リオンの示した希望は私達が生き延びること。…つまり逃げれば勝ちってことよ。逃げるだけならこの二本の脚と体力さえあれば…いける」

 

「逃げる…?それだけなら…不可能ではない…のか?あの屑共にあの化け物にご執心の間なら…可能性は…ある。まさか…本当に希望があるのか?」

 

 アリーゼは魔法のように絶望的な現実を小さな希望を含んだ現実に変えた。

 

 現実の解釈をほんの少し変えるだけで輝夜に希望を僅かだとしても取り戻させた。

 

 これがアリーゼの力だった。

 

 そして…誰よりも希望を取り戻していたのは他ならアリーゼだった。

 

「この現実…何よっ…全然絶望的じゃないじゃないっ!どうしてっ…私はあんなこと言っちゃったかなぁ…!

 

「アリー…ゼ」

 

「リオンを一人ぼっちにだなんてっ…!私なんてことをっ!!もう私の馬鹿!馬鹿!」

 

 アリーゼは泣いていた。

 

 自らの髪を掻きむしり、頭を殴りながら泣いていた。

 

 自らの残酷な判断に泣いていた。

 

 自らの愚かな判断に泣いていた。

 

 それはこんな最悪な決断をした自分自身への怒りで。

 

 それはリューを愛していると自認していたアリーゼ自身への裏切りで。

 

 アリーゼは色んな感情がごた混ぜになりながら泣いていた。

 

 その泣く姿は仲間達が初めて目にするアリーゼの姿であった。

 

 だがアリーゼはまだライラに希望を届けることができていない。

 

 だから涙を拭い、呼吸を整え、今度はライラへと希望を届けようとした。

 

「それとね…ライラ…あの怪物をあんたならどう分析する?どうやったらあの怪物相手に逃げられる?あんたの知恵を…貸して?」

 

「…なこと言われても…あの化け物はよぉ…機動力はリオンや輝夜より上…お陰で接近戦に持ち込むのさえ難しい…おまけに魔法は効かねぇ…なのにあの怪物の攻撃は強烈で俊敏…これじゃあ攻撃も防御もできたもんじゃねぇ…正直言って逃げてもその機動力で追いつかれ、反撃もできねぇ…これのどこに希望があるってんだよ…お前らの脳味噌は空っぽか?あぁ?」

 

 ライラは逆ギレ気味に自らの知恵に基づいて『ジャガーノート』を分析する。

 

 …その分析の結果が示すのは今の彼女達では逃げることのみでさえ厳しいという事実。

 

 だがその限界を示したかに見えた知恵。その知恵がもたらした絶望的な分析。

 

 希望を届けるアリーゼの口を介せばこうも変貌を遂げる。

 

「脳味噌が空っぽとは言わずとも知識が知恵になってないわ。それもライラ。あんたの方がね。それだけの知識があれば、逃げるための知恵を編み出せるじゃない」

 

「…は?」

 

「機動力が上?じゃあ殿を置いて出来る限りあの怪物に遅滞戦闘を強いる。そうすれば殿以外の逃げる時間を稼げる。反撃ができない?する必要もないわ。攻撃も防御も必要ない。殿は回避して回避して回避しまくる。そうすれば殿にも命を落とすリスクが少なくなるはず。そうすればみんな…生き残れるわ」

 

「…おいおい。何でだよっ…!どうしてだよっ…せっかく死ぬ覚悟決めたってのに…希望…見えてきちまったじゃねぇか…」

 

 アリーゼは魔法のように限界を示していたはずの知識を小さな希望を掴むことのできる知恵に変えた。

 

 分析の解釈をほんの少し変えるだけでライラに希望を僅かだとしても存在すると教えた。

 

 これがアリーゼの力だった。

 

 そして…誰よりも知恵の存在に思う所があるのは他ならアリーゼだった。

 

「そうよっ…そうよ!私にはまだまだ果たせる役割がある…!団長として…友人として…あれだけ失敗を繰り返した私にもまだ役割があるじゃないっ!!もうっ…自分が嫌になっちゃう!何もかもリオンに押し付けて死のうだなんてっっ…ほんっと最低!!」

 

 アリーゼは再び涙を零してしまっていた。

 

 リューのみを生かそうとしたことは全てをリューに押し付けることと同義で。

 

 団員を導く立場の団長としても…共に並んで支え合う友人としても…その判断はリューを見捨てるに等しきものだった。

 

 その判断が希望だったなどと…アリーゼはもう二度と考えるわけにはいかなかった。

 

 確かにアリーゼにとってリューは多くの意味で唯一無二の希望。

 

 でもその希望を命を捨てて守ろうとすることは希望(リュー)自体を壊してしまう…そんな大事なことを直前のアリーゼは気付いていなかった。

 

 だからアリーゼは考えを改めた。

 

 リューと輝夜とライラと…共に生き残るって。

 

 リューの希望を…『かけがえのない友とこれからも在りたい』っていう素敵な希望を守り抜く。

 

 そしてアリーゼの唯一無二の希望(リュー)を守り抜く。

 

 そう決心したアリーゼはもう止まらなかった。

 

「いける!いけるわ!私達は生き残れる!!今私すっごいいい作戦思いついちゃったんだから!!」

 

「…本当に大丈夫か?団長…」

 

「…アタシも希望なんてねーんじゃないかって思い始めた」

 

「…そんな…輝夜もライラもアリーゼを信じて…!くだ…さい…」

 

 …そして止まらなくなったアリーゼのテンションに返される反応が呆れ混じりのすごい微妙な反応になったということ自体…【アストレア・ファミリア】の日常的風景が戻ってきたと言っても過言ではない。

 

 彼女達は今まで通りとまでは言い難くとも確かに希望を取り戻していたのだ。

 

 そうなればここからはアリーゼの言葉は勝利へと導く最強の武器であった。

 

「作戦を手短に伝えるわ!まず確認!輝夜!その身体でも走れるわよね?右腕なくしちゃったくらいでワンワンと泣くお姫様じゃないわよね?私そこがまず心配で…!」

 

「くそっ…!抜かせ!団長!腕の一本や二本吹き飛んだところで走れるわ!私を舐めるなっ!!絶対に逃げ延びたら団長の腕を刎ねて同じ境遇に合わせてやる!!覚悟しておけ!!」

 

「…まぁ泣くような柄ではねーわな。輝夜はよ。ただ腕は二本しかないぜ?あとアリーゼに傷害予告すんな」

 

 アリーゼの挑発に輝夜は敢えて乗り、ライラがツッコミを入れるといういつも通りの光景が演出される。

 

 輝夜は確かにアリーゼの挑発が苛立たしい。

 

 だがそういう意味だけでなく、今回ばかりはそのアリーゼの挑発が死を受け入れていた自らへと喝を入れようとしているのが分かっている。

 

 だからこそ輝夜はより強気な言葉で応じ、さらに自らを追い込み奮起を促した。

 

 これで輝夜は動ける。

 

「リオン!あんたに一つとっても難しい頼みがあるの。…任せられる?」

 

「…何ですか?アリーゼ?私にできることならば、何なりと」

 

「…ライラを抱えて逃げること…できる?」

 

「はっ…はぁぁ!?!?」

 

 アリーゼが次に視線を向けたのはリューであった。

 

 そのリューに頼んだことはライラを抱えて逃げること。

 

 それにはリューよりも先にライラが衝撃で声を張り上げた。

 

 それもそのはず。

 

 リューは未だにアリーゼ以外に触れることさえ叶わない。

 

 そんなリューにライラを抱えて逃げることを要求するなどライラでなくても狂気の沙汰だと思うだろう。

 

 だが…

 

 リューの今の表情を見たアリーゼは今のリューなら問題ないと確信していた。

 

「ちょっと待て!アリーゼ!いくら手が空いてないからってリオンにそれ頼むか!?冗談もいい加減にしろよ」

 

「ライラ…冗談じゃないわ…」

 

「…ええ。私は…成し遂げます。ライラをお姫様抱っこで…!」

 

「マジかよ!?って言うかアリーゼの言うこと真面目に聞くんじゃねぇ!?リオン!!」

 

 ライラの叫びにアリーゼもリューも真剣な表情と口調で応じる。

 

 アリーゼとリューの間で交わされた視線が問題がないことを保証していた。

 

 今のリューはそんなリュー自身の忌まわしき癖さえも打破する…そんな覚悟をその表情と視線ではっきりと示していたから。

 

 その覚悟こそがアリーゼに希望を届けさせ、輝夜とライラに希望を取り戻させた原動力であった。

 

 リューは希望を失うか否かの瀬戸際で急速に変わろうとしていたのである。

 

 …そのアリーゼの言葉を鵜呑みにする間抜けさまでは未だ変わりそうになかったが。

 

「ですが…アリーゼ?ライラをお姫様抱っこすることは成し遂げるとして。どうして私にライラを任せようとするのですか?」

 

「それはもちろん…私が殿を務めるからよ」

 

「なっ…アリーゼ!?どうしてあなたがそんな危険な役割を…!それなら私が…」

 

 アリーゼの言葉にリューは反発し代わりを買って出ようとする。

 

 アリーゼがリューにライラを任せたのは自らが殿を務めるため。

 

 殿はアリーゼの考えた単純な作戦において一番大切な役割を担うと同時に一番『ジャガーノート』と交戦する危険な役割。

 

 リューがアリーゼの身を案じ、反対するのは当然のことであった。

 

 だが今回はアリーゼの考えは揺るがなかった。アリーゼには確固たる理由があるからである。

 

「言ったでしょ?殿には攻撃も防御もいらない。回避が必要なだけ。要は大事なのは引き際。攻めて攻めて攻めまくるのが得意なリオンはあんまり適役じゃないの。引き際を見極めることができる私の方がまだ役割を全うできるわ」

 

「それは…そうです。アリーゼなら…私より上手く完遂することでしょう」

 

「ありがと。そう言ってもらえると勇気出るわ。それに…ね?リオン?」

 

 アリーゼはリューに語る。

 

 アリーゼが殿を務めなければならない最もらしい理由を。

 

 だがそれだけではなかった。アリーゼはそれだけを意図して殿を志願した訳ではなかった。

 

 アリーゼには別の理由が存在した。そしてそれをアリーゼは口にしようと試みる。

 

 …が、状況は予断を許さなかった。

 

「…団長っ…!糞どもがそろそろ全滅するっ!!次の標的は私達だぞっっ!!」

 

「アリーゼ!?マジでお前が殿なのかよ!?マジでリオンにアタシ連れてかれるのかよ!?これ実は夢だとかじゃねーよな!?」

 

「話す時間はない…か」

 

 輝夜の警戒心と恐怖心の入り混じった声が響く。

 

 ライラのリューには抱えて連れて行かれるという想定外の事態が現実か夢か確かめる戦慄した声が届く。

 

 その声に応えなければならないアリーゼはリューにその別の理由を語るのを諦めた。

 

 そしてその諦めを忘れんとするかのようにアリーゼは声を威勢よく上げた。

 

 

「さぁ!みんな!作戦開始よ!作戦は『逃げるは恥だが役に立つ』!今からの私達は逃げて逃げて逃げまくってやるわ!」




前話に引き続きの二話で示したかったこと。
それはリューさんのみを生かすという判断の根幹にあったのはアリーゼさんも輝夜さんもライラさんも生を諦めていたように感じられるという点です。
死をいつでも覚悟していると言えば聞こえがいいですが、生をいつでも諦められるの裏返しとも言えますから。
ある意味原作のリューさんはその覚悟がなかったから復讐を完遂するまで生き延びてしまった…と捉えられるかもしれません。

ただ今作ではリューさんが叫ぶことができた。
希望と願いを届けることができた。その希望と願いがアリーゼさんを動かした。

完全にリューさんがヒロイン、アリーゼさんがヒーロー状態ですね〜
もちろん逆転版も是非とも描きたいです!
この二人の二人三脚+周囲の支えで今作は進んでいきます。

ただまずは逃避行を成功させなければ…ですね。

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