いつかは終わるヒーローたちのアカデミア   作:Agateram

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久方ぶりに投稿します。

雷の個性ってぶっちゃけ現実にいたら強すぎるんですよ。どこぞのゴッドしかり、ハンターなキルアさんしかり、ネギまな主人公しかり、FG〇な頼光さんしかり。

複雑なメカニズムですが、シンプルに高火力、高スピードで素手のみで相手するとかマジ無理っす。という言い訳をさせてください。今回、かなり駄作になってますので。

次回からはもっと精進します。

また1話の前においたプロフィール、ネタバレしすぎ!との意見をいただいたので、若干修正してあります。

誤字報告を頂いたアキラ514様、ありがとうございます。
またアンケートに答えてくださった皆様、参考にさせていただきます。まだ募集はしますが、自和あたりで一度切りたいと思います。


第39話 決勝種目 ④

『さあ一回戦も大詰め、第8試合、まず登場してくるのは1-A、2種目目では一瞬会場の度肝を抜く大放電を見せたスパークボーイ!!トーナメントをかき回し、優勝をつかみ取れるか、上鳴 電気!!』

 

歓声が、われんばかりに上鳴に降り注ぐ。それは期待だ。

会場の誰もが期待している。相手は強者だ。それは入試主席という看板と、そして一種目、二種目で見せた姿で会場の皆もわかっている。

だがしかし、それを凌ぐかもしれないジョーカーが彼には、上鳴電気にはある。それが2種目目で見せた大放電である。

何らかの対策ができなければ、この試合は一瞬で終わる。それも優勝候補を破って。そんな期待が歓声となって彼に当てられていた。

 

『対するは同じく1-A、選手宣誓で堂々と優勝宣言をした男、その個性の応用力、実力は未だ底知れず! ヒーロー科入試トップの優勝候補の一角。彼岸 四季!!!』

 

こちらも登場と共に歓声が降ってくる。これも期待だ。黒い短髪の髪、筋肉以外を削ぎ落したかのような無駄のない体に、美形とはいわないまでも整った、しかし滅多に表情を変えない顔に赤い目。歓声にも全く動じる様子が欠片も見られない、一年生らしからぬ生徒。優勝宣言に始まり、1種目目で様々な意味で目立った上で一位を取り、2種目目でもトリッキーな戦術で途中までは独走状態であった文武双方に秀でた姿を見せ、今もなお見る者に他を圧倒するような圧さえ感じさせる正にこの大会の優勝候補筆頭といっていい威風堂々たる姿。彼が学生の中で強者であることに、もはや異論を唱えるものはこの会場にはいない。

だが、それでもこの試合どちらが優勢かと問うならば、上鳴だ。

 

気が遠くなるほど昔、人がまだ火を御せず、雨を希い、石器を武器と道具に使い、神を奉じ始めた時代に、雷は『神鳴り』と呼ばれていた。神が天より鳴らし、大地に落とすモノ。つまり人の手が届かざる御手の一つとされ、神の御業として昇華された。

 

日本では雷の象徴として、火雷大神や須佐之男命、建御雷神などが有名であったし、海を超えた地でもトール、セト、インドラ、ゼウス等々、どれか一度は聞いたことがある名のある神がいるのではないだろうか。

 

それほどに、雷とは古代の人々にとって脅威と恩恵をもたらす、正に畏敬の対象として神化されてきた。

 

人は長き歴史と研究の末にその構造の多くを解明し、文明の一つとして御してきたが、俄然としてその全てを解することはできず、またその力の全てを十全に使うことはできていない。

落雷は電圧にして少なくとも200万ボルト以上、時には2億ボルト以上にも及び電流は50万アンペアに達することさえあるという。それが全て蓄積できるような技術があれば、エネルギー問題に一石を投じることになるだろうが、未だそのような発明はない。なにせ電気はその速度から人の手に余る代物だ。秒速にして約10万㎞。音速ですら超えるのが難しい人類では、もはや目視すら許される領域ではない。

 

無論、電気系統の『個性』を持つ者でそれほどの電圧、電流を持つものなどいない。だがそれでも電気系統の個性持ちは、それだけで『勝ち組』と言われるほどに強力かつ有効性の高い個性持ちである場合が多い。

つまるところ、長々と語ったところで結論は一つ。

『帯電』の個性をもち、対象を絞り込めずともその周囲十数mにわたって放電が可能な上鳴電気は、遮蔽物なし、奇襲無し、アイテムもなしで合図と共に開始される1対1の戦闘に置いて絶対的な優位があるということである。

 

 

 

「流石にこの試合はどうかなぁ」

「雷の子の方が勝つだろ。普通に考えて」

「雷撃たれる前に突っ込めば何とかなるんじゃないか?相手の子の個性、すげぇ速かっただろ?」

「速いっていったって、それくらい上鳴もわかっているだろ。それならなおさら開幕と同時にズドン、と一発で終わりだろ」

「相性差ってのはあるからな。雷系の個性持ちで放電できるなら勝ち確定でしょ」

「せめてシンリンカムイとか相性よさそうな相手とか、あっ!それかあのエンデヴァーの息子みたいに同じ広範囲遠距離攻撃できる個性なら勝てんじゃね?」

「まぁ、こればっかりは組み合わせ次第だよな」

 

 

耳郎響香は耳が良い。それは自身の個性上、音に敏感であると共に音楽関係に携わる両親の教えと自分の趣味も相まって多くの楽器に精通し、音楽を学んできたから、自然と音に声に敏感になっていた。だから会場から聞こえる一般の、ヒーローの、世間の評価をその聴覚を通じて聞き取っていた。会場の評価は彼岸の実力は認めても相性には、上鳴には勝てないというのがほとんどだ。

 

「てな感じで、四季が負けるってのが大方の会場の皆さんの予想みたいだけど、緑谷はどう見る?」

「勝つのは四季だよ。」

 

隣に座っていた緑谷出久は耳郎の方を見ることもなく、ただ試合会場に上がった彼岸四季を見ながら即座に回答した。何の疑問もなく、その勝利を疑いもしない。ただただ興味は彼がどのようにしてこの困難に打ち勝つか、自分ならどうするか、その二つに限られている。

彼が勝つのを妄信しているわけではない。実際に彼が負ける姿など数えきれないほど見てきた。ミルコに、オールマイトに何度も地に叩きつけられ、あの脳無にも一度は敗北した。絶対無敵のヒーローなど、この世にいないと緑谷出久は知っている。

 

それでも、この試合勝つのは彼岸四季であることも、緑谷出久は知っている。

 

そしてそれを聞いた耳郎響香は苦笑いをした。それは緑谷の確信めいた言葉を困惑したのではなく、世間一般の万の言葉よりも、彼を間近で見続けた一人の言葉の方がずっと重く聞こえた、そう思った自分自身に対して苦笑したのだ。だって、自分もまた彼岸四季の勝ちを信じていたから。

 

 

 

「訓練とか、授業とかでもそうだけど、面と向かってやりあうのは初めてだよな、彼岸」

 

よく言えばムードメーカー。少し言いかたを変えるならお調子者。可愛い女子、綺麗な女性がいたらとりあえず声をかけてみるような軽い言動。そんな印象が強い上鳴電気は、今それらの印象を覆すほどに固く、低い声色で彼岸を見据えていた。

 

「どうした。ずいぶんと鋭い目をしているな上鳴」

 

確かに、上鳴電気の人となりを見ている1-Aならば例外なく驚くだろう。それほどに今の彼は集中していた。

 

「確かに、俺らしくねぇ。緊張してるからかもな。でもそれだけじゃねぇ」

一度、天を仰いで息をつく。自分を落ち着かせるように。開始の合図を待てずに仕掛けようとする己を律するように深く、一つ息を吐いて、再度相手を見据えた。

 

「お前は強い。そんなことはわかってる。個性テストも戦闘訓練も、USJの時だって、お前はきっとこのクラスの誰より強かった。」

 

でもよぉと前置きして、体を、その内にある個性の準備を整えながら発する声は、それが上鳴と親しいものでも聞いたことない真剣みを帯びたものだった。

 

「尾白、砂糖、口田。わかんだろ?俺が2種目目で組んだ連中。2種目目で柄にもあわずにいろいろ考えてさ、4位でギリギリ通過して、決勝種目まで来て、喜んだよ俺達。でもな、皆一回戦で負けてんだわ。」

 

上鳴の拳が赤く変色する。それほどに力を込めて握りしめられている。力を、己の全てをかき集めるように目の前の敵、彼岸にのみ集中をしていく。

 

「お前たちは思ってもいないだろうけどさ、俺は思っちまうんだよ。必死で2種目目まで突破してもさ、やっぱり俺らって引き立て役ってーの?最後の種目で、まるでそんな役回りばっかなんだ。ああ、別に他の奴らが悪いってんじゃねぇ。負けたアイツ等が情けないってんじゃ、もちろんねぇよ。なんていうかさ、そうだな……一時とはいえチーム組んだ連中が全員一回戦で負けてんだ。だから、せめて」

 

———俺が勝ち進んで、()()()()()()()()()()()()()()()って、言ってやりてぇんだよ

 

それは同情から来る言葉なのかもしれない。あるいはつり橋効果のように、苦楽を共にしたために生じた一時の感情の高ぶりかもしれない。それでも、彼岸はその上鳴に、その眼に映る彼の色彩に目を奪われた。

 

たとえ普段どれほど軽い言動をしようとも、昼休みに虚言でクラスメイトをチアガールにするような真似をしようとも、上鳴電気の本質は、友を思い、そのために全力を尽くせる情が深い男だ。彼岸四季はその瞳に宿る『個性』にまるでファイアオパールのように情熱的に、百日草のように優しく友を思う、黄色く灯る美しい色彩を映した。

 

勝ちたいから全力を出すのではない。勝たなければいけないから全力を出せる男。

その在り方もまた、ヒーローに相応しいと、彼岸四季は初めて上鳴電気を認めた。

 

同時に、試合開始のゴングが鳴り、次の瞬間には既にパチッと弾けるような音が上鳴の周囲から鳴り響き、

 

「全力、全開だ!!喰らいやがれ!!」

 

光り輝く大放電が視界の全てを支配し、雷速を持って彼岸四季の身に放たれた。

 

雷が放たれた際に、まず周囲の人に届くのはその光、すなわち雷光だ。雷が宙を駆け抜ける時に発する光。その極光で大多数の観客は一瞬会場二人が見えなくなるほどの光に目を焼いた。そして光が走った一瞬後に会場を雷撃が支配する。防御も回避も不可能な広域大規模放電。それが彼岸四季を襲い、会場のほとんどが彼の敗北を予想し、

 

「ああ、ホントに綺麗だ。思わず一度くらいはその色彩に飲まれてもいいと思えてしまえるほどに。だが、悪いな。もう、()()使()()()()()()()()()んだ。」

 

全くの無傷で、その場から動くことすらなく雷速の攻撃を防ぎ切った彼岸を信じられないものを見たように一様に見開かれた。

 

それは、解説席にいたヒーローたちも例にもれない。

 

『嘘、だろ。オイ。あり得るのかよこんなことが!!

彼岸、津波と見まがうほどの電流の最中を、まさかまさかの無傷の生還!!

マジでどうやったんだよ!イレイザー!?』

『………わからん。』

『はぁ!?』

『すまない。教師として、ヒーローの先駆者として失格だろうが、俺には電流が全て彼岸の手に弾かれたようにしか見えなかった。いや、彼岸が電流を腕で叩き落としたようにしか見えなかった。だから、わからん。人は雷の速度に対応できるようになっていない。そもそも人の構造からして不可能だ。だが、今の光景はそう捉えるしかないように見えた。それがどんな絡繰りだったのか、まるでわからなかったんだ…』

「……はっマジか。お前でもわからねぇテクを見せるアレが一年だと?悪い冗談だぜ」

『…おい、音声流れてるぞ』

『わかっててやってんだよイレイザー。あれが説明できる奴、もしこの場にいるならここに来て解説してほしいくら『わーたーしーが、解説に、来た!!』………い、だったんだけど……よ。どっからきたんすかオールマイト』

『…解説、お願いできますかオールマイト? そのほうが合理的です。』

『もちろんだとも!!そのために来たからね。まぁその前にまずは、試合会場に目を向けなおすといい。まだ試合は終わっていないぞ。そしておそらく、次に責めるのも上鳴少年だ。彼岸少年のフィジカル相手に接近戦は不利だから、そこら辺は彼も考えているだろう。』

『…いえ、オールマイト。上鳴はおそらく今の一撃で許容範囲ギリギリまでの電撃を放っているはずです。次を撃てるほどの力ももうアイツには…』

『HAHAHA。忘れているぞイレイザーヘッド。私たちの母校の校訓を。だからこそ、上鳴少年の次の一撃、見逃すなよ諸君!!』

 

 

「おい、マジかよ。今の、俺の全力放電だったんだけどな」

ただ一度の放電。その一撃にその身に許された総エネルギーのほとんどをつぎ込んだ上鳴は息を切らしながら、視線の先に両手を前にして悠然と佇む敵に対して悔しげに言い放った。

 

「ああ、かなり危なかった。最初は上鳴が電撃を放つ前に速攻で仕留めるつもりだったが、お前の目に本気の色を見ていなければ、俺の拳よりも先にお前の雷撃で仕留められていたかもしれない。そのくらいに、今のお前は危なかったし、それほどに美しい想いがあった。だが、俺にも譲れない想いはある。」

 

彼岸はただただ泰然として、構えを変えずに、視線をそらさず、嘘偽りなく言い放つ。

 

「勝ちたければ、命を賭すくらいの覚悟を決めて挑んで来い。俺はもうできている。」

 

構えを変えず、微動だにしない相手は、上鳴には試合前よりも、先ほどの雷撃の後よりもずっと大きく見えた。

 

————ビビるなオレ。こいつが強いことなんてわかってただろ。やるしかねぇんだ。勝つためには

 

「俺には、これしか、ねぇぇぇぇぇんだよぉぉぉぉぉおおおおお!」

 

先ほどの一撃は正に上鳴が思考のできる限界ぎりぎりのエネルギーを全て使った、つまり自身がすることができる限界を見極めた最大放電。

———それをこの一撃で超える。電気がない?エネルギーが足りない?知るか!そんなことは考えるな!!ないなら作れ!ここで何もできなきゃ、ヒーローじゃねぇ!!

振り絞る。その気力、その体力、その個性の一片たりとも残さず、そして、それを全て前へ。

 

雷に指向性を持たせるなんてことは上鳴にはできない。彼の個性はあくまで『帯電』。電気を帯びることが本質で、そのための蓄電ならば得手だが、逆の送電は不得手だ。指向性を持たせることは今まで碌にできなかった。

それでも、この一撃だけは少しだけ、僅かだけでもその放電は指向性を持った。

 

つまりはその視線の先、この試合の敵である彼岸四季へと。

たった一度きりの限界突破か、あるいは偶然か、それはあずかり知らぬことではあるが、事実として先ほどよりも多くの電流が彼岸へと雪崩れ込むように殺到し、

 

「言ったはずだ。俺はもう、できていると。だが、お前の覚悟は確かに見事だった」

 

それでも、先ほどと変わらず無傷の彼岸四季が、腕の位置だけを変えて、しかし変わらずその場所に立っていた。

 

そして、決着はついた。彼岸は一歩も動かずに、しかし上鳴電気は持てる力の全てを発したことにより、その場に崩れ落ちた。

 

一回戦 最終戦 勝者 彼岸 四季。

 

 

その判定を下したミッドナイトに是非はない。勝者は立ち、敗者は伏せた。ならば勝ち負けは明白だからだ。だがそこに至る道筋がわからない。だからミッドナイトも、観客もテレビの前の多くの民衆も、彼岸が勝った道筋を聞かんとして放送席の声に耳を傾けた。

 

『うん。限界を更に突破して雷撃を放った上鳴少年の意志は本当に見事だった。

それでも今回ばかりは相手が悪かったね。対処法を知られている相手ではいくら電流を上げようとも効果は薄い』

 

その光景を知っていたように、解説のために乱入してきたナンバーワンヒーローは事もなげにそう言った。

 

『対処法?アイテムも遮蔽物もなく、なにより上鳴の放電は狙いがつけられない無差別広域放電ですよ?だからこそ、雷撃が来る場所はわからず防ぐ手段もそれ専用の個性でもないとないはずだ。それをどう対処したんですか?』

 

『うん、そうだね。前提として上鳴少年が電気を放ってから避けたり、防いだりするのは私にも不可能だ。私も電気系のヴィランにはなかなか手こずった経験があるからわかるよ。だからこそ電気系の個性を持つ相手の基本戦術は放つ前に打ち倒すか、アイテムや個性の相性での無力化が正しい対処だ。だがアイテムなどなく、かつ電気を放つ方が早い場合でもいくつかの対処法はあるのだよ。例えば拳を振るって真空状態を作ってそっちに雷を誘導するとかね。』

 

『いや……待ってください。あなたのトンでも対処ができるかはともかく、彼岸はその場から動いてないし、拳を振るったわけでもアイテムなどを持っているわけでもない。なら彼岸には雷が来る場所が事前にわかっていて、何らかの方法で防御したことになる。けれどそれはそもそもが』

『雷が来る場所が不特定だからわかりようがない、かい?それがわかるんだよ。上鳴少年の放電は落雷に近い性質を持っているね。超高速カメラで見るといい。先に放電路である先駆放電が流れてから、そこに主たる放電が来ているのが見えないかい?これが先ほど二度上鳴少年の放電を防いだ絡繰りの一つさ』

『………先駆放電。つまり落雷の際に雷の通り道になるステップトリーダーですか。それでも確か秒速200㎞。人の目には………そうか。彼岸が使う『個性』の強化は、ただ力を強くする筋力増加ではなく、正確には『生物としての能力を強化』する個性。だから先駆放電を見る、あるいは感じ取れた、と?』

『そのとおり。まぁ私はばっちり見えるわけではないし、感覚的なものにもよるが、何度もくらえばその感覚がつかめるものさ。そして、まぁこれはテレビの前の皆には見えないだろうけれどね。彼岸少年はその落ちる場所に合わせて、両腕に絡みつく生命力の渦、超高速回転する竜巻のようなモノを作り出し、雷が落ちる瞬間に腕を添えて、そのエネルギーによって落ちる場所を逸らしたのさ。まぁなんとも力技だ。狙ってやるとか普通はしないね。失敗したら直撃だしね。』

『……オールマイト、あなたさっき防御するとか真空作って誘導するとかそれ以上に力技なことを対処法として言ってましたけど』

『HAHAHA。イレイザーヘッド、そのくらいじゃないと長年ヒーローなんてできないさ。もっとも、私も10代であそこまで雷撃への対処が可能な技量があったかと言われれば自信はないがね。ぶっちゃけ、ちょっと鍛えすぎだろうミルコ』

『……最後の台詞だけは同感です』

 

オールマイトの解説にまだざわついたままの会場をそのままに、黒髪の少年は会場を後にした。

掲示板に示された次の組み合わせを一瞬だけ目に映しながら。

 

2回戦

左ブロック           右ブロック

緑谷VS心操          耳郎VS轟

 

爆豪VS拳藤          塩崎VS彼岸

 

 

 




投稿が遅くなってきていますね。申し訳ございません。

まだしばらくは投稿が遅くなると思いますが、まだ読んでくださるという寛容な皆さま、どうか今しばらくお待ちください。


緑谷出久にヒロインは必要でしょうか?あるいは必要なら誰がいいと思いますか?

  • 必要なし。あるいは主人公がヒロインだろ?
  • 原作ヒロイン麗日お茶子
  • ケロケロな蛙吹梅雨
  • B組もいいかも。
  • 壊理ちゃんでもええやん
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