投影魔術の始祖になりました   作:金属粘性生命体

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『目が覚めたら難易度ナイトメアの世界です』の作者である『寝る練る錬るね』氏に不意打ちフォローされた歓喜で執筆してます。



アジダハーカ戦

 

 アンリマユが所有する深闇の世界。そこはこの世全ての悪が詰まっており、認識するだけで人は即座に発狂する程度にはタチが悪い。下手したらクトゥルフ系列の邪神並にやばい。

 

「だからフィルターかけてるってぇのに……お前さん、相変わらず臆病だなぁ」

「ぞんなごどいっだっでえ゛え゛え゛!!」

「いやまぁ……うん、何となく分かるぜ?確かに嫌だよな。よしよし……」

う゛わ゛ー゛ん゛!!!

 

 非常にうるさい、うるさいが。仕方がない。他の乗客も混乱しているし、一部はフィルターかける前に外を見て発狂したやつもいるからまだマシである。ひとまずは彼らを眠らせることにした……指に魔力を込め空間へ、世界へ書き込む。

 

「とりあえず寝とけ。(イス)

 

 ルーン魔術を使い飛行機内にいる人々を眠らせる。【(イス)】これは停滞を表すルーン文字であり、静かに眠らせることが出来る。続いてルーン魔術。

 

(エオー)

 

 【(エオー)】、馬や信頼を表すが異世界への乗り物という意味も含まれている。これを使い飛行機を改変……元の現実世界へと帰す事に成功する。

 

「よし、もう襲ってきてもいいぞ。アジダハーカ」

 

 結界を張っていたので入れなかったアジダハーカへ向き直る。いやぁ、久しぶりに見ても脳みそに来る見た目してんねぇ。きついっすわ。

 

──!بالاخره پیداش کردی──

 

 

「いや、ペルシア語で話されても……」

 

 

──!فقط شما آقای خو هستید ، کاملا آقای خو──

 

「人の話聞かないやつ、だなぁ!」

 

 

 早速と言わんばかりに魔術を放ってくる。アジダハーカは千の魔法を操る3つ首を持つ邪竜である、つまり普通にクソ強いのだ。

 

 視界を埋めつくさんばかりに炎の玉が生成され……放たれるが、今はそんなことはどうでもいい。

 

「抑止力め、この俺を援護するか……確かにやつは神秘の塊だしな……良いだろう、協力してやる」

 

 上を向くと人影が降ってきており、世界を裂くような一撃が見舞われた。それは黄金の星の剣であり、本来は人の手によって作られるものでは無い。

 

永久に遥か黄金の剣(エクスカリバー・イマージュ)っ!!!」

 

 だがそいつは劣化とはいえ星が鍛えし奇跡の剣を投影して見せた。そしてその一撃はこちらへと迫ってきている炎の壁を切り裂き、落ちていった。

 

「ちっ、手間がかかるやつだ。自力で飛ぶ手段は無いのか……投影(プロジェクション)完了(デビュート)。ヴィマーナ!」

 

 どこぞの金ピカのAUOが出していた所を盗み見て構造を理解していた、インド産の思考と同じ速度で飛ぶ黄金の船を投影し、下に落ちていく赤い外套の男を回収しに行く。

 

「お前エミヤだな?」

「くっ、今度は共闘することになるとは」

「ん?」

「なんでもない、こちらの話だ。回収助かった、だがもう少し早くても良かったのではないか?」

「あぁ、もしやお前別世界線の俺に会ったか。早さに関しては唐突に降ってきた自分を恨めよ」

「……観測世界の住人とはこのように察しがいいものなのか?」

 

 予想通りとはいえエミヤと会えるとはなんか嬉しいな。しかしこいつの言い草だとこことは違う世界線の俺と出会っているようだ。ならばここでどのルートかわかりそうだな。

 

「お前、その言い方からすると俺とやりあったんだろ?その時の俺は何してたんだ?」

「……桜を、間桐桜になる前に救い出そうとしていたな」

「てことはstaynightルートだったか……まだ確かめる前だが、別ルートっぽいな」

「そろそろやつが動き出すぞ」

「おっと、忘れてた……エミヤ、ひとつ聞くがあんな感じのバケモンとやった事はあるか?」

「ないな」

「なら教えてやるよ、ああいうバケモンにはな」

 

 投影開始……右手には1本の長剣が投影され、それを見て解析したであろうエミヤが苦笑いした。

 

「大火力をブッパしてぶっ潰すんだよ」

 

 手元を捻り、中に含まれるマナを放出。

 

 

 

 さて、ここで一つ問題だ。

 

 アジダハーカは竜である。ならば、特攻宝具はなーんだ。答えは……

 

 

「邪悪なる竜は失墜し」

 

 莫大なマナが剣より吹きでて、長身とし……

 

「世界は今洛陽に至る」

 

 振りかぶり……

 

「撃ち落とす!幻想大剣・天魔失墜(バルムンク)ッ!!!

 

 振り下ろす。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「少々オーバーキル気味では無いかね」

「だと思うか?」

「……っ!?」

「あいつは仮にも神格だ、竜とはいえこの剣には神を倒した逸話なんかねぇよ。つまり」

 

 

──GUAAAAAAAAAA!!!!!!!

 

 

「まだまだ元気だぞ、あいつは」

「……なんでさ」

 

 

 




ルーン文字は割と適当です。

てことで勝手に宣伝してやらァ!


寝る練る錬るね氏が最近執筆してる奴
『目が覚めたら難易度ナイトメアの世界です』
https://syosetu.org/novel/237235/
リゼロ好きな人と愉悦部は必読クラスでは?愉悦するの楽しいよ

完結済みのやつ
『ただ守り通すだけの物語』
https://syosetu.org/novel/192858/
メソポタミア好きな人は必見……とは言わないけど見所しかないよ、最後の……ネタバレはなしにしようか。

なお私はフォローされて改めて確認した時にナイトメアと守り通すが同じ作者だと気づきました……どっちも好きなんやが?が?

『始まりの天使 -Dear sweet reminiscence-』
https://syosetu.org/novel/210433/
上のやつの続編です。FGOの第7特異点です。続き待ってます。

では、以後よしなに!うへへへへへへ……


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