鬼滅の波紋疾走 JOJO'S BIZARRE ADVENTURE PartEX Demon Slayer   作:ドM

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今月は前半が忙しいので更新遅れます!
ただ、11日頃から我がスタンドが発動するので更新頻度が上がります


夢神楽

 炭治郎は黒き日輪刀を抜刀し、走る。倒すべき鬼の下を目指す。

 

(みんなが繋いでくれた好機、決して無駄にはしない!!)

 

 濃い花の匂いにも慣れ、石が飛んできた方向目掛けて駆け抜ければ、鬼の匂いが濃くなるのが分かる。今まで嗅いだ中でも特段に濁った鬼の匂いだ。

 

(あの時に会ったのは下弦の参……。この匂いはそれ以上だ……)

 

 木々を避けながら思い出す。十二鬼月。初めて会ったあの時、己は足が竦み、刀を持つ手は震え、重圧に気圧されていた。

 

(前を見ろ! 敵はもうすぐそこだ!)

 

 折れた木々が、視界の端を通り過ぎていく。

 

 あの時の弱かった自分は、もういない。恐怖を認め克つに足る、力と精神。その両方を炭治郎は身に着けていた。そして何より、炭治郎は信じた。育手である鱗滝左近次の下での修行、選別試験、数々の鬼との戦い、ジョナサン・ジョースターと、みんなと共に鍛え上げた修行の日々。それらを通して、築き上げて貰った己の力を信じた。

 

 そう、文字通りの"自信"だ。その足取りに迷いはない。

 

(いた!)

 

 斬るべき鬼の姿が、小指程度に見えるところまで来た。黒い服を着た青年型の鬼だ。全身から血管が浮き出ており、袖が破れ、身長の二倍以上に伸びた両腕が隆起している。石を投げる為に体を変形させたのだろう。

 

 敵の視界はジョジョがいる方向へ向いている。奇襲するには絶好の好機だ! 

 

「俺は鬼殺隊! 階級・(みずのと)! 竈門炭治郎だ!」

「!」

 

 だが悲しいかな。この男、正直すぎるが故に不意討ちが出来ないのである。

 

「今から、お前の頸を斬る!」

 

 

 

 

 

(馬鹿だなぁコイツ。不意打ちの機会をみすみす逃すなんて……)

 

 魘夢(えんむ)は、斬りかかってくる炭治郎を見つめ嘲笑う。

 

(しかもこのガキ、耳に飾りをつけている)

 

 夢見るような、都合の良い展開だ。この男も最優先に始末するべき対象。ここでこいつを殺せば、例えジョナサンを討ち損じたとしても、許して貰える可能性がある。魘夢は夢見心地でいて冷静に、変形させた腕を戻した。

 

 本当は、幸せな夢を見せた後で悪夢を見せてやりたい。その落差に絶望し、悲愴に歪む人間の顔が大好きで仕方がない。だが、後続には憎たらしくも恐ろしいあいつが控えている。そんな暇はなかった。

 

 コイツは速やかに眠らせ、速やかに殺す。

 

血鬼術

「!」

 

 炭治郎目掛け、左手の甲をかざす。

 

 ──強制昏倒催眠の (ささや)

 

 "夢"の字が手から乱雑に浮かび上がり、歯を剥き出しにした口が浮かび上がった。手の甲で不気味に笑う口が、言葉を紡ぐ。

 

眠れえぇぇえ!!

 

 それは、対象を悪夢の眠りに(いざな)う血鬼術だ。自分の進退を問う、重大な局面故か、その声はいつもより大きい。

 

「う……」

 

 駆け抜け、走り寄る炭治郎が、白目を剥く。そして、走ってきた勢いに任せるようにゴロリと転倒した。意識を失ったのだ。刀は落とさず、しっかりと握り締めたまま眠っているのは驚きだが、こうなっては最早関係ない。

 

 目の前で眠る炭治郎を見て口元を歪めた。ここまで簡単に事が運ぶと笑いがこみ上げてくる。魘夢は恍惚の表情で、倒れ伏した炭治郎の首を右手で掴んで持ち上げた。

 

眠れぇ

「うふふふ、刀を握ったままなのは感心だけど……」

眠れぇぇ

 

 炭治郎を掴むその手の甲から口が浮かび上がり、呪われた子守唄が耳に注ぎ込まれる。日輪刀を持ったまま眠る姿を警戒した保険だ。徹底的な念の入れようである。

 

眠れぇ

「さ……俺の為」

眠れぇぇ

 

 左手を貫手のような形にして炭治郎の胸に突き付ける。後は、ほんの少し力を込めて突き入れれば、それでおしまい。簡単なものだ。

 

眠れぇ

「永遠にお眠り……」

眠れぇぇ

 

 力を籠め、炭治郎の胸部を貫く! 

 

ザ シ ュ ! ! 

 

 肉を裂く音が響き、辺りに血の匂いが広がっていく。

 

「……なっ!?」

 

 だが、それは炭治郎の血ではなかった! 

 

「……コイツ!?」

 

 突然、魘夢の両腕が血しぶきを上げて飛んだ。炭治郎は魘夢の右腕に引っ張られるように、草むらへ倒れ伏した。顔は左を向き、右頬が地についている。日輪刀は尚も握ったままだ。

 

「ムー!」

 

 魘夢の両腕を切り裂いたのは、鬼の爪だった。爪を立てた張本人は鬼だった。横向きにした竹筒を咥え、桃色の着物を着た長髪の女鬼がいる。訳が分からない。

 

(何故鬼がッ!? 鬼狩りに与する鬼なんて、どうして無惨様に殺されないんだ!)

 

 だがそれよりも、邪魔をされたのは不味い。現状時間が経てばたつほどこちらが不利なのだ。速やかに排除せねばならない。腕を生やすまでもなく、反撃する手段はある。

 

「邪魔をするなぁ!!」

 

 魘夢が両目を大きく見開く。その眼には"夢"の字が刻まれていた。

 

 ──血鬼術 強制昏倒睡眠・(まなこ)

 

 眼を見た対象を眠らせる血鬼術だ。女鬼の体がふらりと揺れる。

 

ボ ウ ッ ! 

 

 突然、女鬼の体が燃え上がった! 

 

「このガキ!?」

 

 桃色に血を混ぜたような炎が、女鬼の体を包んだ。これは魘夢の血鬼術ではない。この女鬼の血鬼術だ。不愉快な熱さだ。

 

(血鬼術……。しかし、今コイツの相手をしている場合じゃない。切り離された腕で、耳飾りの男の首を絞めてやる!)

 

 こちらに気を取られている隙に、切り離された腕を制御する。指で地を這う腕が、炭治郎の首元へと向かった。

 

「ムー!」

「ぐっ!? 俺の腕を!!」

 

 女鬼は踏みとどまり、眠らなかった。恐らくこの炎のせいだろう。更に、魘夢の両腕に飛び掛かって、その炎で焦がした。魘夢の両腕が、のたうち回りながら燃え尽きていった。

 

(燃やされた腕が再生しない……)

 

 そのまま魘夢と炭治郎の間に割って入り、炭治郎を庇うよう陣取った。こちらを睨み、猫の威嚇みたいな唸り声を上げている。

 

「グッ!?」

「ムー!」

 

 女鬼が炎を纏ったまま爪を振るってきた。上半身を捩って回避するが、腕の切断部分を掠めた。

 

「血鬼術を無効化する血鬼術……。厄介なのはジョナサンだけじゃなかったか!」

 

 あの不愉快な気配を漂わせる炎は、触れると不味い。

 

「俺の体も……。再生が遅れている……!」

 

 炎の爪を掠めた部位も、再生が遅くなった。血鬼術の無効化に加え、鬼に対する特効のようなものがあるらしい。

 

「……」

「フー! フー!」

 

 基本的に鬼同士の戦いは不毛だ。お互いを殺す手段がないため、"入れ替わりの血戦"でなければ、終わらない戦いを強いられることになる。だから、相手を怯ませる必要があった。目の前の敵は、最悪の邪魔者だ。

 

 魘夢は炎を避けるように、女鬼の顔面に上段蹴りを放った。

 

「ッ!」

「掠めたか……」

 

 相手の身体能力はそれなりに強い。放った蹴りも直撃には至らなかった。だが不幸中の幸いか、単純な肉体の強度は魘夢の方が上だった。

 

 女鬼のこめかみ付近が裂け、鮮血が散る。

 

「う……」

 

 飛び散った血液は、炭治郎の顔にかかった。 

 

「どけぇ! このガキ!!」

 

 魘夢は声を荒げる。もう余裕がない。たった今、遠くで鬼の気配が消えた。もう下弦の鬼は自分一人だけなのだろう。時間がない。このままでは鬼狩りによる袋叩きに遭う。粘りすぎれば夜が明ける。炭治郎が始末できていない今、逃げることもできない。詰みが近づいているのが分かる。

 

(首にもう一度蹴りを入れて吹っ飛ばす! コイツの視界を削ったところで胴体も蹴っ飛ばし、炭治郎の頭蓋を踏み砕いて撤収する! クソッ! なんで俺がこんなこと!)

 

 両腕の再生は尚も進まないが、距離を離す余裕はない。時間が足りなさすぎる。ここまでボロボロの肉弾戦を強いられることになったのは、用意周到かつ搦め手を好む魘夢からすれば悪夢もいいところだった。

 

 

 

 

 

 炭治郎の目の前に広がるのは、血のように赤い景色だった。奥に赤く染まった家があり、血まみれの家族がこちらを忌々しそうに睨みつけている。

 

『何で自分だけ助かってるの?』

 

 末の弟の六太が、頭から夥しい量の血を流しながら炭治郎を責める。

 

『今まで何してたんだ』

『自分だけ生き残って』

『自分さえよければいいんだね』

 

 次男の竹雄、次女の花子、三男の茂が不愉快そうに吐き捨てる。ごぼりと吐き出した血がびちゃりと音を立てて床に散る。その目には憎悪が宿っていた。

 

『恥さらしめ、何のためにお前を生んだと思ってるんだ』

 

 父親の炭十郎が見下すように罵る。

 

『アンタが死ねば良かったのに。アンタだけ死ねば良かったのよ』

 

 母親の葵枝(きえ)が血塗れのまま炭治郎を責めた。

 

「……」

 

 炭治郎は、目の前の光景を鬼の形相で睨み返す。あれは、偽物だ。

 

「ふざけるなぁぁぁぁぁあッ!!」

 

 怒りは、頂点を超えた! 

 

「俺の家族が! そんなことをいう訳がないっ!!」

 

 ありえない悪夢の光景に頭が煮え立ち、急速に理解する。

 

(俺は今、血鬼術で夢を見せられているんだ! それに……)

 

 禰豆子の匂いがする。夢の中であるにも関わらず、すぐ近くで、血を流しているのが分かるほど濃い匂いだ。一刻も早くこの世界から抜け出さなければならない。これ以上、目の前で家族を侮辱されるのも、傷つけられるのも絶対に許せない。

 

(だが、どうすれば、どうすればいい)

 

 ──炭治郎。

 

「!?」

 

 背から不意に声が聞こえた。懐かしい声だ。今、目の前で自分を罵る偽りの父親と違う。川のせせらぎのような落ち着いた声だった。

 

 ──呼吸だ。

 

「……父さん」

 

 聞きたくてももう聞けなかった。父親、炭十郎の声だ。

 

 ──息を整えて、ヒノカミ様になりきるんだ。

 

「……!」

 

 その声は、炭治郎自身の本能の警告。奥底に眠る記憶の発露だった。

 

 ──そして、刃を持て。

 

 魘夢の判断は決して間違いではなかった。通常の人間ならば、不意に襲い来る悪夢に心を潰され、訳も分からないまま死んでいるだろう。

 

 ──斬るべきものは、もう在る。

 

 そう、通常の人間ならばだ。

 

「……」

 

 言葉をきっかけに、炭治郎の中に眠る幼少の記憶が視界を駆け巡る。

 

 炭十郎の神楽舞。

 

 新年の始まりに赤い神楽装束を纏い、雪が積もる山の頂上で十二の型を一晩中に渡り、幾度となく舞い続ける奉納の儀式。火を扱う炭焼きの家系として、ヒノカミ様に奉納し、一年間の無病息災を祈る。竈門家が司る行事だったと、炭治郎は朧気に思い出す。

 

 父は、肺も凍りそうな寒さの中、疲れることなく舞い続ける。母の傍で見守った、在りし日の思い出。それは、どれだけ動いても疲れない呼吸法の鍵。

 

 

 

『炭治郎、この神楽と耳飾りだけは必ず』

 

 幼き炭治郎の頭を優しく撫でる、痩せこけた父の顔。

 

『途切れさせず、継承していってくれ』

 

 真っ直ぐに見つめ、優しく語り掛けてくる。

 

()()なんだ』

 

 神楽舞と耳飾り。父から炭治郎に、託されたモノだった。

 

 

 

「俺の家族を……」

 

 もし、魘夢が敢えて、家族との暖かな思い出を夢に見せていたならば、その足は留まっていただろう。帰りたくないと願ってしまっただろう。

 

「侮辱した……」

 

 炭治郎は解に辿り着く。"夢の中の死"が、"現実の目覚め"へと繋がることに。

 

「絶対に!」

 

 答えは"自殺すること"だ。

 

 見せたのが悪夢でなければ、それも躊躇していただろう。判断が遅れた結果、禰豆子を吹っ飛ばした足で炭治郎の頭部は踏み砕かれ、彼は絶命していた筈だった。

 

「絶対にッ!!」

 

 炭治郎は躊躇なく、自らの首元に日輪刀を押し付ける! 

 

「許さないッ!!!」

 

 魘夢は、判断を誤った。

 

「うおおああああ!!!」

 

ブ シ ャ ッ ! 

 

 何故なら、彼は竈門炭治郎なのだ。

 

 

 ・ ・ ・ ・ ・

 

 

「……どけぇ!」

「ッ!」

 

ド カ ッ ! 

 

 魘夢は、両腕の肘から先を失うも、女鬼の目を潰し、遠くに蹴り飛ばすことに成功した。女鬼が木に叩きつけられる。頭は吹き飛ばせなかったが、結果は上々だ。欠損した部位は、誰もいないところでゆっくりと再生すればいい。

 

「これで!」

 

 今の内に耳飾りの鬼狩りを踏みつぶせば勝利だ。歪な笑みを浮かべた魘夢が、眠る炭治郎の元へ走る。女鬼もこちらへ向かってくるが、もう遅い。

 

「この悪夢もおしまいだ!」

 

 炭治郎の頭に魘夢の右足が迫る! 

 

ゴオオオオオオ

 

 燃え盛る火のような呼吸音がする。

 

「なんだ!?」

 

ゴオオオオオオオオオオオオオ

 

 それは、炭治郎の呼吸だった! 

 

「だが、このまま潰す!」

 

 魘夢は構わず炭治郎を踏みつぶしにかかった。

 

カッ! 

 

 炭治郎が目を覚ました! 

 

「こいつ、目を!?」

 

 炭治郎が、体を転がして魘夢の足をかわした。

 

 そして、仰向けのまま日輪刀を振るったのだ! 

 

 ──ヒノカミ神楽 円舞

 

 それは、円を描く、燃え盛るが如し斬撃だった。

 

ザ シ ュ ッ ! 

 

「ぐっ!?」

 

 地を踏みつけた魘夢の右足が、斬り飛ばされた! 

 

「よくも、よくも家族を侮辱したな!」

 

 炭治郎が飛び起きた。怒りの形相を浮かべ、左足だけで立つ魘夢を睨む。

 

「馬鹿な……。馬鹿な!! こんな短時間で俺の血鬼術を!?」

「お前だけは、絶対に斬るッ!!」

 

 両腕と右足を失った。それも、炭治郎に切断された右足まで再生が遅い。理解できない。だが状況が圧倒的に不利なのは理解できる。最早逃げることすらままならないだろう。血鬼術で眠らせたところで、最早なんの意味もない。

 

 女鬼もこちらに迫る。遠くからも、何者かが迫る足音がする。他の下弦を撃破した鬼狩りたちが、こちらに向かってくる足音だ。魘夢は恐怖する。死の恐怖だ。

 

(そんな、俺は死ぬのか……? 石を投げた程度しか……。俺は、俺は全力も出せていない! 汽車と一体化して一度に大量の人間を喰う計画も、ただの皮算用に終わってしまう!! 悪夢だ! せめて、せめてあのガキだけでも殺したい!!)

 

「グアアァァァァアアア!! せめてコイツだけでもぉ!!」

 

 魘夢は叫び、残された左足をバネに、炭治郎に突撃する。もう首を斬られたって構いやしない。喉笛に喰らい付いて道連れにする腹積もりだ。

 

ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド

 

「なんだっ!?」

 

 魘夢は()()おぞましい太陽の気配を感じた。重厚な足音がこちらに迫る。

 

「ウォオオオオオオオオオッッ!!」

「ヒィ!?」

 

 突然、咆哮するジョナサンが、黒い槍を掲げてこちらに迫ってきたのだ! 

 

 普段は静かなる男! 身長195㎝、ジョナサン・ジョースター! 雄叫びをあげて魘夢に突進するゥ!! すっごぉ~~~~いッ! その威圧感は、魘夢を圧倒した!! なんという爆発力(パワー)! なんという圧力(プレッシャー)! まるで重機関車だッ!! 

 

ド ッ ギ ャ ──── ン

 

「ウワァァァァァァァアアアアアアア!?」

 

 魘夢は絶叫した! 化け物(ジョナサン)に視線が釘付けにされてしまった! 

 

「ァァァ……しまっ!?」

 

 気づいた時には、もう遅かった。

 

「これで最後だぁぁぁあああ!!」

 

 ──ヒノカミ神楽 円舞

 

ザ ン ッ ! 

 

 炭治郎とのすれ違いざま、魘夢の首が飛んだ! 

 

「アアアアァァア! クソッ! クソッ! 俺はまだ何もしちゃあいないのに! 悪夢だ……。悪夢だぁぁぁぁアアアアアアアッ!!」

 

 首だけになり、宙を舞う魘夢が大声で叫ぶ。草むらを転がり、じわじわと崩壊していく。視界の端に転がる胴体も、消滅が進む。明確な死が、魘夢に迫った。

 

 

 ──炭治郎! 下弦の壱、魘夢を討伐ッ! 

 

 

(何が、何が間違っていたんだ……。クソォ! クソォォォォォ!)

 

 失敗は、()()()()()()

 

(ああああ、やり直したい、やり直したい)

 

 ()()()()()()単純(シンプル)な答えだ。

 

(何という惨めな悪夢……だ……)

 

 魘夢は、炭治郎を怒らせた。

 

 




大正の奇妙なコソコソ噂話

勝ったッ! 無限列車編、完!

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