もしufotableではなく往年の東映アニメーションが鬼滅の刃の映画を作ったら。
監督は鬼滅の刃の原作最初の1巻しか読んでいません。
後はWikiを軽く見ただけで作った映画なので色々と設定違いやキャラ崩壊、ストーリーの矛盾があります。
しょうがないね、東映だもん。
上映時間60分ぐらい。
監督は鬼滅の刃の原作最初の1巻しか読んでいません。
後はWikiを軽く見ただけで作った映画なので色々と設定違いやキャラ崩壊、ストーリーの矛盾があります。
しょうがないね、東映だもん。
上映時間60分ぐらい。
「俺が鬼殺隊になってもう半年が経つのか」
竈門炭治郎は訓練の型の練習を止め、沈む夕日を見やる。もう半年、いやまだ半年。未だに鬼舞辻無惨を討つ事は出来ていない。
「おーい炭治郎、そろそろ飯だぞ!」
その声に振り替えるとこちらに向かって手を振りながらやってくる同僚の善逸と妹の禰豆子の姿。妹の禰豆子は鬼舞辻無惨の呪いで鬼へと変えられてしまい、人を食らう欲求を耐えるために常にちくわを咥えて飢えを凌いでいてしゃべることはできない。早く鬼舞辻無惨を倒して妹を人間に戻してやらなければいけない、その思いは日に日に強まり、同時に自分の力のなさに不甲斐なさを感じる。
炭治郎達が家に戻ると中から騒がしい声が聞こえる。
「善逸、何かあったのか?」
「いや分からん。とりあえず中に入ってみようぜ」
炭治郎達が家に入るとそこには血塗れになって横たわる女性と、彼女の治療をしている少女、そして如何していいのか分からずオロオロしている伊之助の姿があった。
「あれは!蟲柱の胡蝶しのぶさんと彼女の継子のカナヲさんだ!」
情報通の善逸が彼女たちの事を教えてくれる。柱というと鬼殺隊の大幹部だ。そしてカナヲは確か最終選別で一緒にいた少女だったことを炭治郎は思い出す。
「一体何があったんですか!」
炭治郎は意識のないしのぶの治療をなんとか終えたカナヲに事情を聞くことにした。
「鬼が出ました…柱合会議が十二鬼月と無数の鬼達に襲撃されて…産屋敷は壊滅、柱たちはみんな戦ってましたけど分断されて、しのぶさんはお供をしていた私を庇って重傷を負ってしまって。私はしのぶさんを連れて逃げることしかできませんでした」
「っ!」
「水柱の冨岡さんが逃げる私たちを追う鬼達を抑えてくれて、逃げて他の鬼殺隊にこのことを伝えるようにと。あと当主の耀哉様も人質に取られていると。十二鬼月が儀式の人柱にするから耀哉様は殺してはならないと他の鬼たちに指示していたので、今ならまだ生きているので救い出してほしいと言われました」
あまりの衝撃に炭治郎達は一瞬硬直したが、すぐさま湧き上がる怒りに奮起し刀を手に立ち上がる。
「おのれ鬼舞辻無惨め、御当主様を人質とは卑劣な真似を!みんな、今すぐ産屋敷に向かうぞ!」
「「おう!」」
炭治郎の言葉に善逸と伊之助もすぐさま答え、三人は猛然と家から飛び出していく…が。
「ところで産屋敷ってどこにあるんだ?」
すぐさま引き返して来て困り顔でカナヲへと問うのだった。
鬼殺隊本拠地、産屋敷。そこには往年の屋敷の姿は既にかけらも存在せず、鬼面をモチーフとした天を貫く高さの城が建っていた。
その名は鬼月城。
十二鬼月達の鬼パワーである血鬼術で建てられた鬼の力を引き上げる効果のある城である。
そこの天守閣に怪しげな祭壇が作られていた。祭壇の周りには十二鬼月達が集まり、祭壇へと首を垂れている。なぜなら祭壇にいるのは鬼の王、鬼舞辻無惨だからだ。
その姿は鬼の王に相応しい禍々しさ、身の丈2メートルを超え、頭部から二本の長い角を生やし、筋骨隆々の体の肩や肘・膝からも角が生えている。
そして鬼舞辻無惨は祭壇の奥にある十字架へと括りつけられた鬼殺隊当主、産屋敷耀哉を嘲りながら見ている。
「ふははは、哀れなり産屋敷よ。お前はこれから行う儀式の生贄となるのだ。満月の夜に十二鬼月の力を合わせた鬼月城の天守閣にて鬼滅の血を受けつぐ物を生贄に捧げることで鬼の神を降臨させることができる。そしてその神から力を授かることでこの私は無敵の鬼になることができるのだ」
「なんだと!そんなことが許されてたまるか!」
「鬼を最も憎み、鬼を倒し続けてきた鬼殺隊の当主が最強の鬼を作る。実に哀れで滑稽な話ではないか。満月が天頂へと至るまであと六時間、精々残り少ない余生を楽しんでおくのだな。なんなら最後の晩餐ぐらいさせてやってもよいぞ。ははははは!!!」
「くぅ・・・いいさ今は笑っていろ鬼舞辻無惨。だが忘れるな、鬼殺隊は決して最後まで諦めない。今のこの瞬間もお前を倒すために刀を手に取りここへと向かっているはずだ」
「なるほどなるほど、それは楽しみだ。是非とも歓待してやらねばな。十二鬼月達よ!鬼殺隊が現れたら一人残らず食い殺してやるのだ!」
鬼舞辻無惨のその声に十二鬼月達はそれぞれの武器を掲げ鬼月城の各所へと散っていくのだった。
「あそこに耀哉様が・・・」
鬼月城が見渡せる崖に、炭治郎達はやってきていた。本来なら辺りを警備している無数の鬼達がいるために、すんなりとここまでやってはこれないだろうが、カナヲがしのぶから聞いていた秘密の抜け道を案内してくれたおかげで見つかることもなくここまでやってこれた。
「みんな、ここまで来たら引き返せない。覚悟はいいか」
炭治郎はついてきた仲間の顔を見回す。半泣きながらも覚悟を決める善逸、いつでもいけると牙を磨いている伊之助、しのぶの仇をとると意気込むカナヲ、いつもどおり無表情の禰豆子。五人は無言で其々の刀を抜き、刀身を合わせる。ただそれだけで各々の覚悟が伝わってくる。ならば後は進むだけだ。
一斉に崖から飛び降りる五人。
「水の呼吸!はあぁぁぁぁぁ!」
炭治郎は必殺の水の呼吸を使い、城の門を守っている鬼達を一息で切り倒す。
「敵襲だ!銅鑼を鳴らせ!ぐあっ」
炭治郎達に気づいた櫓の上の物見役の鬼は、雷の呼吸で一気に近づいた善逸に斬られて落ちていく。
「こんな門なんて俺にかかれば紙同然だ!うおおおお獣の呼吸ううぅぅぅぅぅぅ!」
伊之助が持つ二本の刀が獣の呼吸の力を受け巨大化、門が一撃で粉砕された。
「みんなを癒せ!花の呼吸!」
カナヲの呼吸により、炭治郎達の受けた傷はたちまちに癒されていき、同時に鬼達には猛毒になって襲い掛かる。
「んーーーー!」
禰豆子も鬼の力を駆使して、鬼たちをちぎってはなげちぎってはなげと大乱闘を繰り広げていた。
あまりに快調な戦いにこのままいけば直ぐにでも救出できると意気込んで城の中へと飛び込む五人。
だが、そこに待っていたのは十二体の異形の鬼だった。
「なっ!なんだこの力の圧は!」
「みんな気をつけろ!こいつらは今までの鬼とは匂いが違う!」
鬼達の放つ威圧感を本能で感じ取り足を止め身構える伊之助。炭治郎も持ち前の鼻の良さから鬼達が放つ濃密な血の匂いを感じ取り警告を発する。
「その通り、下賤な輩でも分かるものはいるのだな」
中央の一番大きな鬼が長く伸びた爪を振り回し、そして背中を見せながら宣言する。
「我らこそが最強の十二鬼月だ!」
その背中には大きく『壱』の文字が刻まれていた。そして、他の鬼達もそれぞれ誇らしげに背中を見せる。その背にもやはり『弐』から『十弐』の文字が刻まれている。
「あれが・・・あれが十二鬼月・・・なんて悍ましい音だ」
善逸が激しく震えながら後ずさる。
「しっかりしなさい、善逸。逆に考えるのよ。ここで奴らを倒せば残るは鬼舞辻無惨だけだって。命の使いどころよ」
「みんな、後はやることは一つ、奴らを倒す!うぉぉぉぉ燃え上れ俺の水の呼吸ぅぅぅぅぅ」
炭治郎が一歩前に出て、水の呼吸を練り、力を爆発的に跳ね上げる。
「ああもう!仕方ねぇ生き残ったら後でおっぱい揉ませてもらうからなカナヲ!雷の呼吸ぅぅぅぅ」
「どうでもいいから早く戦おうぜ!獣の呼吸!!!」
「しのぶさんの仇!討たせてもらう!花の呼吸!コォォォォ」
「んーーーーー!」
五人は呼吸を練り上げ、一斉に爆発させると十二鬼月へと斬りかかっていく。
「面白い、掛かってくるがいい鬼殺の剣士どもよ!」
十二鬼月達はあざ笑いながらも炭治郎たちの攻撃を凌ぎ、そして反撃する。
五人の力はそれぞれ十二鬼月に迫る程ではあったが、悲しいかな、多勢に無勢。一人、そしてまた一人と打ち倒されていく。だが、鬼達も無事とはいかず、力の劣る『七』以降の六鬼が倒されてしまう。
「くそっ、六鬼もやられてしまうとは。だが力の劣る者たちだったのは幸いだ。これならなんとか鬼月城の維持は可能だ。主よ、剣士たちは退けました。どうか儀式をお続けくださいませ。我らは城の維持に注力致します」
「よくやった。満月が天頂まであとわずか、今も膨大な力が我に注ぎ込まれている。儀式が終われば我は最強の鬼へと転ずるのだ。もはや怖いものなどありませぬ。我を嘲り利用しようとした奴の首も取って我が世界を滅ぼすのだ」
倒れ伏しながらそれを聞いた炭治郎達。このままでは鬼舞辻無惨に世界は滅ぼされてしまう。なんとかしなければ。
そう思い立ち上がろうとするが、配下の鬼達に押さえつけられて立ち上がることもできない。
「くくく、お前たちはそのまま主が無敵の存在になるのを見ているといい。そして無力さを噛みしめながら死ぬのだ」
炭治郎の頭を踏みつけながら背に六と書かれた鬼が嗤う。
このまま俺たちは何もできずに終わるのか。
悔しさのあまり涙がにじみ出てしまう。
だが、その時、爆発的な銃声がして六鬼の頭が爆散する。
「なっ!何やつ!」
突然の奇襲に狼狽える残った鬼達に猛然と弾丸の嵐が襲い掛かる。
「お前ら、いつまで寝てやがる!俺の同期がそんな情けない姿を見せるんじゃねえ!」
見ると、城の入り口にガトリングガンを構えた男が立っていた。
「お前は不死川玄弥!」
そう。彼こそが炭治郎達の最後の同期、不死身の不死川玄弥だった。
「俺こそが地獄の淵から不死鳥の如く蘇った男、不死川玄弥様だ!」
その宣言とともにガトリングガンで十二鬼月達を銃撃する。今度は五の鬼が避けきれずに日輪刀を溶かして作られた特性の銃弾を全身に浴びせられて悲鳴を上げながら体を溶かしていき息絶える。
「俺が援護する!お前らもキリキリと働け!」
「すまない、行くぞ!残り四鬼だ!水のこきゅううううううう」
「みんなを癒せ!花の呼吸!」
花の呼吸で傷を癒した炭治郎達が一斉に残りの十二鬼月達に斬りかかる。
一人一人は十二鬼月達に勝てないながらも、炭治郎達には鬼達にないものがある。それは互いに仲間を信じあい連携しあう力だった。鬼達はそれぞれが玄弥の銃撃で分断されてしまい、炭治郎達に連携して襲い掛かられては為すすべなく切り倒されていく。
そして最後の壱の鬼の首も宙を舞うことになった。
「無念。だが、儀式はそろそろ終わる。我ら鬼の世が新たに始まるのだ、ははは・・はは・・・・」
壱の鬼が死ぬと同時に鬼月城が崩れ始める。
「御当主様を早く助けないと!みんな行くぞ!」
六人は崩れ行く鬼月城の階段を駆け上がり天守閣へと到着する。
そこには満月から降り注ぐ光を浴びている鬼と十字架に貼り付けになった産屋敷耀哉の姿があった。
「御当主様!今助けます!」
炭治郎はすぐさま耀哉を十字架から助け出すと、降り注ぐ光の中に立っていた鬼がこちらを振り向く。
「ああ、もはや儀式は成った。その男は不要だ。そう、我こそが最強の鬼へと至ったのだ」
その言葉とともに鬼は巨大化していき、崩れ行く鬼月城の残骸がその鬼の体を取り巻き、鎧となって装着されていく。
耀哉を助けだした炭治郎達は慌てて崩壊していく城から逃れて、尚も巨大化するその姿を唖然として見上げる。
「あ・・・あれが・・・鬼舞辻無惨・・・」
そして十倍もの大きさになった鬼、鬼舞辻無惨は天を見上げ、全世界へと己の存在を誇示するように雄たけびを上げる。
「もうだめだ・・・あんなの勝てっこないよ」
善逸がまたもや情けない声をあげるが、今度ばかりは同意したくなる。あんな鬼とどうやって戦えばいいのか。だが、それでも炭治郎達には諦めるわけにはいかなかった。
「ここで、ここで奴を倒さないと日本は終わってしまう。みんな、覚悟を決めてくれ」
「しのぶさん、見ててください。カナヲは命を懸けて鬼舞辻無惨を倒して見せます。そちらに行ったらどうか頑張ったと褒めてください」
六人は悲壮な覚悟で鬼舞辻無惨へ切りつける。だが、その刃は鬼舞辻無惨の肌に傷一つ付けることはできなかった。
鬼舞辻無惨はその攻撃を受けて、初めてそこに六人がいることに気づいたとばかりにこちらを見下ろす。
「なんだ、お前たちまだいたのか。我自身は奴と違って産屋敷や鬼殺隊には恨みなどなかったからな、最強になった祝いに見逃してやろうかと思ったが、そうかそんなに死にたいのか。ならば少し遊んでやろう」
そういうとその剛腕を振り下ろす。
その勢いたるや、まさに神の鉄槌。六人は避けたにも関わらず、地面へとたたきつけられて発生した衝撃波で吹き飛ばされ、続けざまに払いのけられた腕によって一撃でぼろ雑巾のように地へと叩き潰された。
「ぐぐぐ・・・なんて力だ」
「俺の獣の呼吸でも傷一つつかないなんて・・・」
「おっぱい・・・ははは・・・最後におっぱい・・・」
「しのぶさん・・・ごめんなさい」
「くそ・・・俺はやっぱり兄貴みたいには・・・」
「ん・・・」
一撃。たったの一撃で払いのけで全身打ちのめされて立ち上がることができなくなった六人はそのまま意識を失う。
「そんな・・・もはや鬼殺隊はここまでなのか。我が祖先よ、せめてこの子たちだけでも守り給え」
産屋敷耀哉は身に着けていた産屋敷に代々伝わる日輪の書かれた短冊を手にし、祖先へと祈りをささげる。
すると日輪の短冊と、炭治郎が耳に着けている日輪の耳飾りが光を発し、六人が光に包まれる。
意識の失った炭治郎達は夢を見る。
それぞれ悲しい過去の夢を、そして鬼達に蹂躙される夢を。悲嘆にくれる夢を見る。
絶望の淵にたたされて周りを漆黒の闇に包まれて何もかもがなくなって、そして自分たちの死を受け入れようとしたとき、強烈な光を見た。
『鬼殺の子らよ。まだ諦めるのは早い』
その光の中に謎の剣士が立っていた。
その剣士は彼らに言う。まだ戦いは終わっていないと。
『鬼殺の子らよ。まだ日輪は落ちておらず。その光が陰ろうとも照らすすべはそなた達の手にある』
『呼吸を合わせるのだ。さすれば日輪の加護が鬼を斬り倒すであろう』
『立て、鬼殺の子らよ。世界を救うために。今こそ立つのだ』
そして世界は光に包まれる。
「な・・・なにをした産屋敷!その光はいったい何なのだ!」
強烈な光を発する倒れ伏す六人達を見て、鬼舞辻無惨はまぶしさが耐えられないとばかりに後ずさる。
「世界は・・・終わらない・・・俺たちが終わらせない」
「まだだ。まだ終われないぜ」
「今回ばかりはおっぱいお預けだぜ」
「まだ私たちは負けてない」
「いつだって・・・俺は兄貴に負けるわけにはいかねーんだよ」
「んーーーー」
光に包まれた六人が死の淵から蘇り、そしてそれぞれの手を握り円陣を組む。
「みんな、呼吸を合わせるんだ。今度こそ鬼舞辻無惨を倒すぞ」
「「「「「全集中の呼吸!!!!!」」」」」
コオオオオオオオォォォォォォォ!!!!
六人の呼吸が合わさり、膨大な力の奔流が湧き上がる。
その力は光となり、闇を照らし、天を貫く。
その光は月へと至り、そして月はその姿を変えていく。
「まさか・・・月が・・・月が太陽に・・・そんなバカな・・・」
太陽へと転じた月から膨大な力が地に降り注ぎ・・・
そこに日の神が顕現した。
炎渦巻く剣を手にした日の神。
それが鬼舞辻無惨が身構える隙も与えずに一刀のもとに切り裂く。
「・・・ばかな・・・こんな・・・我が・・・よもや一撃で・・・」
その言葉とともに鬼舞辻無惨は塵となり崩れ去っていった。
「本当に・・・倒したんですね、鬼舞辻無惨を」
カナヲは感無量とばかりに涙を流しながら鬼舞辻無惨が消え去った方を見ている。
「ああ、これで禰豆子も人間に…って戻ってない?」
「んーーー」
禰豆子は何故かまだ鬼の様子。
「鬼化と鬼舞辻無惨って別問題なのかな」
不思議がる炭治郎達。
だがそこに不思議な声が聞こえてきた。
見上げると夜空に巨大な人影が映っていた。
『ふはははは。まさか日の神を召喚するとは。そんなことが出来るとは思いもしなかったぞ』
「なっ誰だ!」
『どうやら勝った気になって安心していたようだが、残念。お前たちが倒した十二鬼月とあの痴れ者は紛い物よ』
「なんだって!ではお前が」
『そう、私こそが真の鬼舞辻無惨だ。そして本当の十二鬼月はあの偽物どもなど足元にも及ばぬ強者。此度のはお前らの力を試すための単なるお遊びだったのだ』
その言葉に炭治郎達は凍り付く。あの鬼達相手でも命からがらだったというのにもっと強い鬼達がいるのか。
『まぁ今宵の戦いはなかなかに一興だった。今後も道化ぶりを見させてくれることを期待しておこうか、ハハハハハハハハハ!!!!』
だが、死闘を潜り抜けた炭治郎達はもう心折れることはない。
「今は笑っているがいい鬼舞辻無惨!いつの日か、俺たち鬼殺隊がお前の首を取ってやる!絶対!絶対だ!」
いつまでも続く鬼舞辻無惨の高笑いを聞き、鬼殺の誓いを新たにする炭治郎達であった。
ufotableは偉大ですね。
【設定】
・偽十二鬼月
背中に壱から十二までの番号が刻まれているなんちゃって十二鬼月。
「今日からお前らが十二鬼月だ」という鬼舞辻無惨のブラフにより有頂天になる。
血鬼術は『鬼の力を増幅させる事のできる結界・鬼月城を作り出す』
人間の頃は仲良し十二人組の天下取りを目指す山賊だったため、お互い協力し合う血鬼術に。
その効果は十二人揃えば雑魚鬼を下弦レベルまで引き上げることができるほど。
最初に柱たちが蹴散らされたのはこの血鬼術で下弦レベルの雑魚鬼が大量に奇襲してきたため。
でも、炭治郎達が来たときは偽鬼舞辻無惨を強化するために全力を注いでいたため雑魚鬼や自分たちを強化することができなかった。
・偽鬼舞辻無惨
産屋敷の血が遠縁だが混ざっていたため鬼化したときに予想外に強くなり、鬼舞辻無惨の呪いが効きにくい体質と特殊な血鬼術を有していたために鬼舞辻無惨には疎まれていた。
でもただ処分するにはもったいないと思った鬼舞辻無惨が今回の余興として使った。
血鬼術は『妄想具現化』
この血鬼術は自身では認識することはできないという欠点があるが、自分の思い込みを叶える能力がある。
そのために「満月の日に産屋敷を生贄にして儀式を行えば最強の鬼になれるよ」という鬼舞辻無惨の嘘を真に受けて血鬼術が発動された。
偽十二鬼月の血鬼術が『妄想具現化』を強化した結果、鬼舞辻無惨の予想を超えるほどの強化が成されて、鬼舞辻無惨は内心ハラハラしてました。
強化後は鬼舞辻無惨の呪いも解けて、力・耐久・不死性は上弦の壱を超えるレベル。鬼舞辻無惨相手でもワンチャンありました。
謎の日の神によって倒されたので鬼舞辻無惨も安心して上機嫌になっちゃいました。
・日の神
監督の捏造
日ノ神神楽?なにそれ?よく分かんないけど最強の敵を倒すんだから神様でも召喚するんだろうきっと。
そんな感じに捏造されました。