Bloodborne ~Hunting in Orario~ 作:まるっぷ
原作:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか
タグ:R-15 残酷な描写 クロスオーバー Bloodborne ブラッドボーン
オチらしいオチはありません。
作者の見た夢を無理やり文字に起こした息抜き作品です。
続く予定はありません。
それでも宜しければ、どうぞ。
オチらしいオチはありません。
作者の見た夢を無理やり文字に起こした息抜き作品です。
続く予定はありません。
それでも宜しければ、どうぞ。
やあ。君が新しい冒険者……じゃない、狩人だね。
君にどんな目的があってこの場所にまで来たのかは知らないけれど、ここにいる以上、君の身の回りの世話はボクが引き受けるよ。
そして、君。血の遺志を求めるんだ。
血の遺志を求めて、獣を狩るんだ。何よりも、君の意志のために。
……何を言われているのか分からない、という顔だね。分かった、それじゃあ手短に説明してあげよう。
かつてボク
モンスターで溢れるダンジョンと、それを打ち倒す冒険者たち。そして娯楽を求めて地上へと降り立った神々が共に暮らす街。それがかつての“迷宮都市オラリオ”であった。
【ロキ・ファミリア】と【フレイヤ・ファミリア】の二大派閥を筆頭に、オラリオには多くのファミリアが存在した。それは神々の数だけあり、探索系であったり鍛冶系であったり、はたまた医療系であったりもする。
ダンジョンで日々鍛えられている冒険者たちは皆精強で、周辺諸国など相手にならない程だ。定期的に侵攻してくるラキア王国など彼らにとっては片手間で事足りる。
誰もがこんな暮らしが続くと思っていた。
誰もが“暗黒期”のことを頭から忘れかけていた。
しかし、それは突然起こったのだ。
始まりは一体何だったのだろうか。
彼か、彼女か。ともかく神ではないその人物は、しかし神になろうという野望を抱いていた。
どんな経緯があってその考えに至ったのかは全くの不明である。人生に何らかの出来事があったのか、人の一生の短さを嘆いての事か。ともかく何かに取り憑かれたかのように研究に没頭し、それは日に日にエスカレートしてゆくのだった。
とある医療系ファミリアに所属していたその人物は【ステイタス】の更新の際に主神の血を手に入れた。それからの研究は留まるところを知らず、徐々に日の光を浴びる事も少なくなってゆく。
やがて幻聴が聞こえるようになった。
それは神の声だ。オラリオで堕落した神々とは違う、自分が追い求めていた本物の神の声なのだとその人物は理解した。
歓喜に震えながらも研究の手は休めない。そうしている内に新たな智慧が授けられてゆく。
神秘なる宇宙
もはや見えぬ湖
超次元的思索
ああ、なんという至福!
未知を知る事の、なんと甘美な事か!
脳が震える感覚を味わっている内にも、更なる智慧と声が溢れてくる。
赤い月
偉大なる上位者
赤子の声
青ざめた血
三本の三本目
求めろ、求めろ、求めろ、求めろ
ああ、アア、嗚呼!!
分かる、分かるぞ!私は今、脳に瞳が宿っている!
白痴の果てに見えるものこそ、上位者の叡智!!
赤い月が全てを照らし、赤子は泣き、偉大なる上位者が顕現する!!
宇宙は空にある!! 見たまえ、青ざめた血の空だ!!
おお、アメンドーズ!! 美しき星の娘!!
ゴース、あるいはゴスム!! オドン!! “青ざめた血”!!
上位者狩り、上位者狩り、上位者狩り!!
ウアアアアアアアアアアアア!
ウアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!
神になろうとした者は発狂した。
それでもなお研究は止めなかった。
そして、それを完成させたのだ。
オラリオを破滅へと導いた……一滴の血を。
その日はいつも通りの一日で終わるはずだった。
冒険者たちはダンジョンから帰還し、ファミリアを挙げて宴を催す。夜のメインストリートは活気に満ち溢れ、あちこちから嬉し気な声が聞こえてくる。そうやって活力を取り戻し、来たる明日を生き続ける。
……そうなる、はずだった。
ぴちゃり、と、一滴の血が落ちる。
雫はたちまち広がり、地面に染み込む。
そこを起点に、青ざめた波紋が浮かび上がる。
はぁ、と熱い吐息が漏れる。
これでいい。 これでいい。
私の研究は報われた。“神”にはなれなかったけれど、もっと尊い“もの”に出会えたのだから。
その証拠に、ほら。
見たまえ……青ざめた血の空だ。
この日を境に、オラリオは夜に閉じ込められた。
真っ赤な月と形容し難い空ばかりが支配する、異形の都市となったのだ。
本当に突然だったんだ。
その日ボクは【ファミリア】の皆と一緒に……ああ、【ファミリア】っていうのは、まぁ一種の組織のようなものさ。今やもう廃れた、古い呼び方だけどね。
冒険者ではなく狩人だけど、似たような組織はあるんだ。
【狩人連合】とか、【獣血同盟】とか、あとはほとんど聞かなくなったけど【
……話が逸れたね、ごめん。
ともかくその日、ボクらは普通に過ごしていたんだ。普通にホームで皆に『お帰り』って言って、普通に晩御飯を食べて、笑って、そして……。
そして………。
それが………なんで………。
突如として変貌した住民。
獣に、蜘蛛に、あるいはナニカに。
友は友を喰らい、親は子を喰らい、子は親を喰らう。
ダンジョンから溢れたモンスターは人々を喰らい、同胞をも喰らう。
誰もが、誰かを喰らう。
泣き叫ぶ声。嗤う獣の声。冒険者たちは奮起し、勇み戦うも、やがてその声は痛苦に彩られる。
都市は不可視の霧に包まれた。手応えの無い扉を何度も叩き、多くの命が血に沈んだ。
やがて訪れるは静寂。血と臓物の化粧が都市に溢れる。
娯楽に餓えた神々さえも泣き叫び、我先にと送還の光に縋りつく。
が、それは許されぬ。この都市に存在する上位者は、もはや彼らではないのだから。
果てに来たるは、新たなる時代。
獣を狩り、狩り、狩り……ただ、狩る。
狩り殺し、狩り殺し、狩り殺す。
己以外は信じるなかれ。
信じるに値するのは、己の牙のみ。
即ち、刃を並べ血を削る鋸のみ。
………素晴らしい。
“狩人の時代”の、幕開けだ。
ああ、君が新しい狩人……かな?
ようこそ。ここは、取りあえずは君の『家』になる場所だよ。
僕は……ベル。君たちの助言者……に、なるのかな?あはは。
今は何も分からないかも知れないけど、難しく考えなくても大丈夫。
今はモンスター……じゃないや。獣を狩ればいい。それが、結局は君の力になる。
狩人っているのは、そういうものだから……。
だから、直に慣れるよ……。
僕も、慣れたんだから………。
~オラリオに潜む獣~
貴い獣 アルシャー
九魔獣 ナイン・ヘル
剛獣 エルガルム
小さな獣 ブレイバー
半身のブリンガル
白獣 ヒルドスレイブ
etc……?
~貴方と出会う住民、狩人たち~
祈るのみの少女 レフィーヤ
凶狩人 ベート
半身狩り ティオナ
狩人狩り アイズ
小さな狩人 アルフレッグ
小さな狩人 グレール
黒狩人 ヘグニ
etc……?
ダンまち×ブラボ小説を書きたいけど、中々構想が上手くいかないから書き殴っただけのお話。
同性愛者な狩人がダンまちの世界に来ていたら?という話も頭の中にはあるんですが、全然文字に起こせていないという……本当に、身体が二個欲しいくらいです。