白兎が精霊に愛されているのは間違っているだろうか?   作:謎の人でなしZ

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遅くなりました!!

次回から遠征に入っていけると思います、いけると・・・・いいなー

ではどうぞ!


白兎とステータス

「な~~~に~~~を~~~やってるんだ!!!!君はーーーーーーー!!!!!!!!!!」

 

「ご、ごめんなさ~~~~~~~~~~い!!!???????????!!?????」

 

 そんな絶叫が当たり一面に響き渡る

 

 ここは、町はずれの廃教会。【ヘスティア・ファミリア】のホームである。その地下室に三人の人影があった。ベル、ヘスティア、リリである。どういう状況かというと、現在ベルは二人に向かって極東の奥義『土下座』をかましていた。ヘスティアは髪を逆立たせ、リリは顔を片手で覆い、ため息をついている

 

 あれから僕が【黄昏の館】から帰る頃には日が沈んでおり、帰る途中で詫びの品であるじゃが丸くんを買ってホームに向かった。

 

 しかしホームの扉を開けた先には、神様とリリが満面の笑みで僕を待っていた。ヤバいと思い本日二度目の逃走をおこなったが、二人に腕を掴まれ失敗に終わった

 

 そこから先はご想像のとおりだ。神様とリリは、なにがあったのかを根掘り葉掘り尋問した。僕は正座をさせられ、正直に全てを話した。そして僕が話し終わったところで先程の絶叫である

 

 ベルは頭を上げて弁明する

 

「し、仕方なかったんです!!呼ばれていったら、いきなりアイズさんたちと戦うことになるし、途中から向こうも本気でしたし、頑張らないと死にそうだったんです!!!!!!!」

 

「だからってあの武器を使わなくても、魔法だけでも十分だったんじゃないかい!!?他所のファミリアに手の内をバラしてどうするんだーーーーーーー!!!!!!?????」

 

 神様の叫びに僕は猛省する。確かに『メディウム』は使うべきではなかったかもしれない。魔法で決着をつけるべきだったか、とあの時の選択を後悔はしていないが手の内を少し晒し過ぎたと反省する

 

 

 ――メディウムは世界中でただ一人僕にしか使えない。実はメディウムは精霊の力を宿している。ユキたち曰く、メディウムのように自分の力を具現化した武器をそれぞれ持っているらしい。そして契約者にその武器を授けるのだそうだ。これらの武器の名称は無かったが『精霊武装』と勝手に呼んでいる

 

 精霊たちの中でもティナとルナがその呼び名に目を輝かせ、リディヤはなぜかソワソワしてたけど・・・

 

 更に過去に僕と同じように大精霊と契約した人がいたそうで、その人も精霊武装を使っていたそうだ。その人は雷の大精霊と契約したそうで会ってみたいと思ったが、ずっと昔に亡くなったらしい。ユキたちはその雷の大精霊から話を聞いたみたいだ

 

 ・・・その時になぜか僕に会いたいと言ってきたらしい。理由は前の契約者とメチャクチャ似ているからだそうだ。そんなに似てるのかな?、と不思議に思ったが僕は会ってみたいと思った。しかしユキたちはそれを許さなかった。あらゆる手を使って僕と雷の大精霊さんが出会うのを阻止し続けていたのだ

 

 なぜそこまでするのか?と聞くと、なんでも雷の大精霊さんはユキたちと違い筋肉モリモリでやけにガタイのいい(じじい)だそうだ。そんな(じじい)がベルに用があると言っているのだ。ユキたちが必死になるのも頷ける。僕はその話を聞き、最悪の展開を想像して顔を真っ青にした。出来れば会いたくない。今ではそう思っている

 

 そして同時にそんな爺さんと契約した人に心底同情した。きっととても苦労したと思うから。僕は美少女の精霊(ユキたち)で良かった~。そう思う僕であった

 

 話がそれてしまったが、この精霊武装は精霊と契約している者にしか使えない。このメディウムもユキから貰ったものだ。他の四人からも精霊武装を貰っていて、僕は計五つの武装を持っている。どれもとてつもない力を宿しており、使い方を間違えると大変な事になる。もしかしたらこのオラリオなんて簡単に無くなってしまうくらいに

 

 更に不思議なことに、この武装たちは自我を持っている。ユキたちのように言葉はかわせないが、なんとなく考えていることが分かり、機嫌が悪いと切れ味や能力が著しく低下するのだ。なぜ自我を持っているのか?それはユキたちにも分からないそうだ

 ちなみに武装たちは生みの親ともいえる精霊たちとも仲がいいのだが時々喧嘩をすることがある。中でもユキとメディウムはよく喧嘩をしている。が、すぐに仲直りしているので本気ではないのだろう

 

 

 まあそんなこんなで、精霊武装は僕の切り札の一つなのだ。それを仕方なかったとはいえ無闇に使うのは褒められたことではないだろう

 

「・・・すいませんでした。さすがにやりすぎだったと思います・・・・・」

「そ、そうかい?ま、まあ次は気を付けてくれよ?」

 

 僕の謝罪に神様は戸惑いながらもそう言ってくれた。すると今度はリリが僕に聞いてきた

 

「話も落ち着いたところで、ロキ・ファミリアの遠征参加の件ですが・・・・」

 

 その言葉に場が緊張に包まれる。そう、まだ遠征の問題が残っていた。ヘスティアは頭を抱えながら唸っている

 

「ぐぬぬぬぬ‥‥ロキめ!僕のベル君に何をさせる気だーーー!!!!」

「お、落ち着いてください!神様!!」

「そうですよ。それにまだ参加するとは決まってないじゃないですか」

 

 リリの言葉にヘスティアは落ち着きを取り戻した。そしてベルの方を向く

 

「そ、そうか!ベル君!君はもちろん参加なんてしないよねー?」

 

 ヘスティアの期待の眼差しに対しベルは・・・

 

「え、参加しますけど?」

 

 瞬間ヘスティアは凍りついた

 

「と、いいますか・・・聞かれたときに即OKしました」

 

 そして崩れ落ちる

 

「ど、どうしてだい!?」

「どうしてと言われても・・・・」

 

 ヘスティアの問い詰めにベルは苦笑しながら答える

 

「ユキたちが行きたいと言ったので・・・」

「・・・・・・・・あー・・・・」

 

 ヘスティアは察した。あの精霊たちならこんな面白そう(精霊たち限定)なことに乗らない筈がない。ただでさえダンジョンから帰ってきたときに、モンスターが弱すぎる、と愚痴っていたのだ。今回の話はまさに精霊たちにとってまたとない暇つぶしなのだ。ベルも精霊たちには甘い所があるので了承したのだろう

 

 頭を抱えるヘスティアを他所にリリが話しかける

 

「ベル様、なんとなく受けた理由は察しがつきますが・・・リリもついていきますか?」

「いや、気持ちは嬉しいんだけど、今回はかなり深いところまで潜るらしいんだ。ユキたちがいるから大丈夫かもしれないけど、もしものことがあったら大変だからリリは神様のことをお願い」

「で、ですが・・・」

 

 リリは不安そうにそう言ってくる。そんなリリの頭を撫でながらベルは笑いかける

 

「!!」

「大丈夫だよ。必ず生きて帰ってくるから。それにユキたちもいるしね?どんなことがあっても大丈夫だよ」

「・・・分かりました。けど無茶だけはしないでくださいね?」

「もちろん!約束するよ」

 

 そしてベルはヘスティアの方に向き直る

 

「神様。僕、少しばかり遠征に参加してきます!!」

「・・・・・はあ~~~・・・分かったよ。けどさっきサポーター君が言った通り、無茶だけはしないでくれよ?君がいなくなったらボクもサポーター君もすっごく泣くからね?」

「はいっ!!」

「分かったならよし・・・・・リディヤ君、リンネ君。ベル君が無茶しないようにしっかりと見張っといてくれよ?」

 

 ヘスティアの言葉にベルの中のリディヤたちが答える

 

『任せなさい。私がいる限りこいつに無茶なんてさせないから』

『勿論です。ベル様のことはわたくしたちにお任せください』

『・・・なぜ私が呼ばれないの?』

『まーまー落ち着いてユキ姉』

『それよりも遠征か~楽しみだな♪』

 

 精霊たちの反応にベルは苦笑する。どうやら皆も楽しみのようだ。そして、ユキ大丈夫?とベルの中で体育座りで落ち込んでいるユキを励ましながら、ベルも内心ワクワクしていた

 

 ベルの反応にリディヤたちの返答を察したヘスティアはベルに話しかける

 

「さて、ベル君。遠征のこともあるしステータスの更新をしようじゃないか!」

「あ、はい。お願いします」

 

 そう言ってベルは上着を脱いでソファにうつ伏せになる。ヘスティアはベルの腰の上に馬乗りになり、更新を始める

 

「・・・さて、と。今回は・・・・・」

 

 ヘスティアはそうつぶやいた。あれからスキルの件もありベルは普通では考えられないくらいの速さで成長していった。まだ冒険者になって一か月も経っていないというのに、ステータスはLv1の中でもトップクラスになっていた。まあ、そのたびにヘスティアは心労を重ねていったのだが・・・・

 

 今回はどれくらいだろうな~、と若干悟りきった目で指を動かすヘスティアだが突然動きを止めた。その事に気づきベルとリリはヘスティアに問いかけた

 

「?神様?」

「どうしたんですか?」

 

 二人の質問にヘスティアは反応を示さない。だが、やがて茫然としながら口を開いた

 

「・・・・・・ランクアップ、してる・・・・」

「「へ?」」

 

 二人はヘスティアの言葉を理解できなかった。普通の冒険者はランクアップに数年はかかる。今の最短記録だって、アイズの一年だ。だがベルはまだ冒険者になって三週間程だ。アイズの記録を大幅に超えて塗り替えたことになる

 

 やがて言葉の意味を理解したベルとリリの二人は、同時に絶叫した

 

「「え、えええええええええぇぇぇぇぇぇぇぇえええええええ!?!?!?!?!???!???!?」」

 

 再び絶叫があたりに響きわたる。ユキたちはベルの中で、さも当然かのような顔でふんぞり返っていた。ティナとルナはすっごーーい!!、と目を輝かせていたが・・・・

 

 

 なにはともあれ、いまここに白兎はランクアップを果たしたのであった

 

 

 

 

 

―――――――――――――――――――――――――――――――――

 

 

 

ベル・クラネル(最終ステータス)

 

 

 

 

 

 

 

Lv:1

 

 

 

 

 

 

 

力 : B 798→EX 1500

 

 

 

耐久: A 812→EX 1500

 

 

 

器用: S 996→EX 1500

 

 

 

敏捷: SS 1256→EX ?

 

 

 

魔力: SSS ?→EX ?

 

 

 

 

 

 

 

《魔法》【六大精霊王の加護】

 

 

 

・火、水、風、土、光、闇の6つの属性の全ての魔法を使うことができる

 

・一度使用した魔法は詠唱を破棄できる

 

・精霊魔法を使用できる

 

・???

 

・???

 

 

 

 

 

《スキル》【精霊に愛されし者】

 

 

 

・早熟する

 

・自身と精霊の絆がある限り効果持続

 

・自身と精霊の絆の大きさにより効果向上

 

 

 

 

 

【???】

 

 

 

・チャージ可能

 

・???を使用可能  詠唱式≪我願うは??? 来たれ???≫

 

・精霊の絆と繋がりによりその身に精霊の力を宿す。容姿変化する

 

可能な精霊 

 

 

 

   ・ユキ   (ヴァイス・アートルム)

 

   ・リディヤ (イフリート)

 

   ・リンネ  (シルフ)

 

   ・ティナ  (ウィンディーネ)

 

   ・ルナ   (ブルーノ)

 

 

 

 

 

 

―――――――――――――――――――――――――――――――――

 

 

 

 

 

―――――――――――――――――――――――――――――――――

 

 

ベル・クラネル

 

 

 

 

 

 

 

Lv:2

 

 

 

 

 

 

 

力 : I 0

 

 

 

耐久: I 0

 

 

 

器用: I 0

 

 

 

敏捷: I 0

 

 

 

魔力: I ?

 

 

 

幸運:I

 

 

 

 

 

 

 

《魔法》【六大精霊王の加護】

 

 

 

・火、水、風、土、光、闇の6つの属性の全ての魔法を使うことができる

 

・一度使用した魔法は詠唱を破棄できる

 

・精霊魔法を使用できる

 

・召喚魔法を使用できる  New!

 

・???

 

 

 

 

 

《スキル》【精霊に愛されし者】

 

 

 

・早熟する

 

・自身と精霊の絆がある限り効果持続

 

・自身と精霊の絆の大きさにより効果向上

 

 

 

 

 

【精霊を救いし者】

 

 

 

・チャージ可能

 

・精霊武装を使用可能  詠唱式≪我願うは??? 来たれ???≫

 

・???  New!

 

・精霊の絆と繋がりによりその身に精霊の力を宿す。容姿変化する

 

可能な精霊 

 

 

 

   ・ユキ   (ヴァイス・アートルム)

 

   ・リディヤ (イフリート)

 

   ・リンネ  (シルフ)

 

   ・ティナ  (ウィンディーネ)

 

   ・ルナ   (ブルーノ)

 

 

 

 

 

 

―――――――――――――――――――――――――――――――――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




いかがでしたか?

ランクアップしたので新しいスキル効果を入れてみました

出来るだけ早めに更新したいと思います

おやすみなさい

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