白兎が精霊に愛されているのは間違っているだろうか? 作:謎の人でなしZ
今日は最後の投稿になりそうです
では、どうぞ!
ーーー数年後
「は~、また断られたよ・・・・」
道を歩きながら兎のような少年ーーーベル・クラネルはため息をもらす
ここは世界の中心である【迷宮都市オラリオ】である。このオラリオには他の都市にはないものがある。それは都市中央にそびえたつ『バベル』という天を穿つほどに高い建造物だ。このバベルは蓋のような役割を果たしている。
元々このオラリオには『
このようなことからオラリオはこう呼ばれることもある
---英雄が生まれる街、と
そんなオラリオの中でベルはもう一度大きなためいきをこぼす
「・・・お爺ちゃん、僕もう無理かも・・・」
なぜ村で暮らしていたベルがオラリオにいるのか。それはベルも祖父が関係している。
---ベルの祖父は他界した。2年前に村の人からそう聞いた。祖父はモンスターに襲われ数匹と一緒に深い谷底に落ちていったそうだ。その話を聞いたときベルは悲しみのどん底に落ちた。いつも笑いながら英雄譚を聞かせてくれていた祖父はもういないのだと現実を受け止めることができなかった。
そんなベルを救ってくれたのは、一緒に暮らしていたユキたちだった。悲しむベルを慰め支えてくれたのだ。ユキたちのおかげでベルは立ち上がることができた。
それからベルはもう大事な人を失わないために、2年間過酷な修業をしていた。ベルは5人の精霊と契約しているが精霊の力を使いこなせていなかった。しかしベルはユキたちと共に修業し精霊の力を十全に使いこなせるようになっていた。まあベルの修業のうちで精霊の守護者という変な男神に出会い、地獄のような特訓をさせられたこともあるのだが・・・・
そんなこんなでベルは精霊の力を完全にコントロールし、実力もついたと判断して祖父が語っていたオラリオに来たのだ。覚悟があるのならそこに行け、と。だが、今ベルのそばには誰もいない。確かにベルは精霊の力を使いこなせるようになった。しかしユキたち精霊は一体どこにいるのか?答えは簡単である
『・・・ベル、元気だして。きっといい
「・・・そうはいうけどさ・・・ユキ。さっきのでオラリオにある家族のほぼ全部まわったよ?」
『・・・・・・・・・・ファ、イト?』
「まさかの丸投げ!?」
傍から見たらベルが一人で話している様に見えるだろう。しかし本当は違う。ベルは2年間の修業の成果で精霊たちとの絆が深まった。だからであろうか?精霊たちはベルの体の中に入ることができたのだ。正確に言うと思念体になり、体ではなくベルの心の中の深層域に精霊たちはいるのだがその話はまた別の機会に。今は精霊だからだ、と伝えておこう
まぁつまりベルの中に精霊たちはいるのだ。ユキのように頭の中で会話することも
戦闘時にサポートすることもできる。視覚もベルと共有されており、自由にベルの体からを出入りできる。ベル自身としては初めの頃は大声を上げるほど驚いていたが、もう慣れたものである。精霊たちはベルの体に出たり入ったりできるだけで村で暮らしていた頃と環境はあまり変わらないのだ
頭の中でユキとそんな会話を広げるベルが現在何をしているのかというと『
その結果・・・・
「出てけ! お前みたいなひょろいガキに用はねぇ!」
「あっち行きな! 何の役に立ちそうもない穀潰しなんざ邪魔なだけだよ!」
「掃除係としてなら雇ってもいいぜ? ギャハハハ!」
「お前みたいな怪しい奴を入れる訳がないだろう! さっさと立ち去れ!」
誰も僕をファミリアに迎えようとしてくれなかった。
「……はぁっ。やっぱり僕って弱そうに見えるんだね」
『・・・ベルは、可愛、いよ?』
「・・・ユキ、それ褒め言葉になってないからね・・・』
そう答えると・・・
『あら?私は可愛いと思うわよ?兎みたいで♪』
『わたくしも、ベル様の容姿はとても愛くるしいと思います。それこそ、普通の女の子たちは嫉妬するぐらいに・・・』
『お兄ちゃんウサギみたいだもんね!髪も白いしモフモフ!!』
『あと抱きしめてくれた時あったかくて、心がホワァ~~、って幸せになる♪』
「ねえ!!だからそれ褒め言葉じゃないから!?女の子ならともかく、僕男だからね!?男に可愛いはどうかと思うな!!??」
頭の中で精霊全員から可愛い宣言。僕ってそんなに兎に似てるかな?こう見えて2年間鍛えてたから、脱いだらすごいんだよ?
『『『『『兎に似てる(((わね)ますね)!)』』』』』
「皆、僕いじめてそんなに楽しい!?」
ベルの絶叫が木霊する。まぁつまり今現在ベルは
ベル自身としては見た目だけで判断するような
「・・・そこに隠れている人。出てきてください、バレバレですよ?」
「!?」
隠れている人物の肩がビクリと震える。それから少しして、道の端の荷物の陰からある人物、いや神物が出てきた。初めに目につくのは黒髪のツインテール、そして低い身長には不釣り合いなほどに大きな胸。その胸を支えるかのように青色の紐が胸の下にある。一見ただの迷子の子供に見えるが体の奥底に潜む力は人間の比ではない。
ベルは一目で目の前の人物が神だと見抜いた。そんな神にベルは問いかける
「それで?神様が僕に何の用ですか?ずっとつけてきてたみたいですけど」
「!君はボクが神だって分かるのかい!?ボクってこんな容姿だから同じ神たちにもロり巨乳なんていわれてさ、下界の子供たちは僕が神だって誰も信じてくれないんだぜ?・・・っていうか尾行がバレてた!?一体いつから・・・」
「僕が訪ねた
「まさかの初めから!?」
「で、僕に何の用ですか?」
驚いている神様に再度僕は問いかける。それを聞いた神様は慌てながらも尾行の理由を説明する
「あ、と、ご、ごめんよ!別に変なことをしようとしたんじゃなくて・・・・・、君
「本当ですか!?」
「わあ!?」
その言葉を聞いた瞬間僕は目の前の神様の手を握り顔を近づけた
「ぜひ、入らせてください!いやそれよりも僕なんかが入っても大丈夫ですかファミリアに空きはありますか!?」
「あ、あるとも!なにせ君が初めての団員だからね!!新興
「いいに決まってるじゃないですか!?新興
「いったな!?もうとりけせないぞ!?ようこそ!【ヘスティア・ファミリア】へ!
やったーーー!!!初めての眷属だ!!!!!!!!!」
「よろしくお願いします!神様!!!!」
ベルはずっと断られ続けたからか少しおかしなテンションになっている。ヘスティアも初めての眷属を手に入れたことに歓喜してテンションが限界を突破していた。今ここは異様な雰囲気に包まれていた
ーーーちなみにベルの頭の中では・・・
『ねぇ?これ大丈夫?二人とも変なテンションになってるけど・・・』
『まぁ、いいのではないでしょうか?ベル様もやっと見つけた
『お兄ちゃんファミリア見つかったの!?よかった~~!ね、ルナ!!』
『うん!これでお兄さん冒険者?になれるね!ティナ!!』
『・・・ベル・・・グッジョブ!!』
こんな会話がされていた。さて現実世界のベルたちはというと・・・
「さぁ行くぞ!今からヘスティア・ファミリア創設の儀式だーーー!!!」
「はい!・・・・あ、ちょっと待ってください!神様!」
移動しようとするヘスティアをベルが呼び止めた。ヘスティアは足を止めベルの方に首をかしげながら向き直った。そんなヘスティアを見て、ベルは一度深呼吸をしていった
「僕の名前はベル・クラネルです。よろしくお願いします。神様」
ベルの言葉にヘスティアは軽く目を見開いたがすぐに笑顔になりベルにこたえる。
「こちらこそ。ボクは神ヘスティア。よろしくね、ベル君!」
「はい!」
二人の挨拶がすんだ後は、ヘスティア・ファミリアのホームに移動した。 そして神様に案内された先は古い教会だった。どうやらこの教会が神様の住居らしい。
色々と突っ込みどころがあるけど、今の僕には贅沢な事を言える立場じゃない。僕をファミリアとして迎えてくれた神様の役に立つ為、たくさんお金を稼げばいい話だから。
そして僕が
「え、えぇ!!な、何だい、このスキルは!?見たことも聞いたこともないぞ!?」
・・・まぁユキたち精霊のことがスキルに出たんだろうなーと僕は思った
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ベル・クラネル
Lv:1
力: I 0 耐久: I 0 器用: I 0 敏捷: I 0 魔力: I ?
《魔法》【六大精霊王の加護】
・火、水、風、土、光、闇の6つの属性の全ての魔法を使うことができる
・一度使用した魔法は詠唱を破棄できる
・精霊魔法を使用できる
・???
・???
《スキル》【精霊に愛されし者】
・早熟する。
・自身と精霊の絆がある限り効果持続
・自身と精霊の絆の大きさにより効果向上
【???】
・チャージ可能
・???を使用可能 詠唱式≪我願うは??? 来たれ???≫
・精霊の絆と繋がりによりその身に精霊の力を宿す。容姿変化する
可能な精霊
・ユキ (ヴァイス・アートルム)
・リディヤ (イフリート)
・リンネ (シルフ)
・ティナ (ウィンディーネ)
・ルナ (ブルーノ)
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いかがでしたか?
ベルくんのステータスは私が考え付く限り一番チートなものを考えました
これから随時スキルや魔法は更新予定です
それと私の技量不足ですが文字の上に・や読みの字を持ってくることができませんでした。
方法が分かる方は教えてくださるとうれしいです
ちなみに精霊たちのベルくんの呼び方をまとめると
ユキ→ベル
リディヤ→ベル
リンネ→ベル様
ティナ→お兄ちゃん
ルナ→お兄さん
です。 次回はベルくんダンジョンに行きます
あの人もだせたらいいなあ・・・
精霊たち以外にヒロインは誰にするか?
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アイズ・ヴァレンシュタイン
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リヴェリア・リヨス・アールヴ
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ティオナ・ヒリュテかリリルカ・アーデ
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レフィーヤ・ウィリディス
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リュー・リオンかシル・フローヴァ