『この世で最強のカードゲームと最強のプレイヤーを決めよ』
そして神は続けた
『最強のプレイヤーには望みのカードを何でも1デッキ分与えよう』
あるものはWINNERカード、あるものはα版、あるものはサイン入りカードを求め最強の座を争い始めた
世はまさに大決闘時代!
20xx年…カードの神はカードの中の王を求め、世界中のカードゲーマー達にある2つの試練を与えた
『この世で最強のカードゲームと最強のプレイヤーを決めよ』
そして神は続けた
『最強のプレイヤーには望みのカードを何でも1デッキぶん(サイドボード含めず)を与えよう』
あるものはWINNERカード、あるものはα版、あるものはサイン入りカードを求め最強の座を争い始めた
世はまさに大決闘時代!
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「とはいっても俺、他のカードゲーム知らないんだよなぁ。下環境もあんまり詳しくないし」
そう言ってカット&シャッフルしたデッキを相手に返しつつ電卓を用意するプレイヤー
「まあ、気楽にやりましょうよ。フリー対戦の気持ちで。あっ確認お願いします」
対する方もデッキを返して12枚のカードを相手に見せる
「先手はサイコロで勝った方が決めるで良いですか?」
「あっはい。大丈夫です」
サイコロが転がり、片方は五枚の手札と五枚の伏せられたカードを並べ、もう片方はそれを眺めながら引いたカードを悩ましげに並べかえる。」
「「対戦よろしくお願いします(しまーす)」」
先手MTG《ライフ20手札7》
VS
後手DM《シールド5手札5》
「じゃあ俺のターンから、島出してエンド」(手札6島1)
「……じゃあ私のターンドロー、マナ置いて【ブレイズクロー】出してエンドで」(手札4マナ1)
【狂戦士ブレイズクロー】
パワー1000
このクリーチャーは、可能なら毎ターン攻撃する。
「……ターンもらう前に青1払って【送還】対象は【ブレイズクロー】してからターン貰います」(手札5)
【送還】(青)
インスタント
クリーチャー1体を対象とし、それをオーナーの手札に戻す。
「アンタップアップキープドロー。島おいて【祖先の幻視】使ってエンド」(手札4島2(うち1枚タップ))(時間カウンタ―4)
祖先の幻視(青)
ソーサリー
待機4 ― (このカードをあなたの手札から唱えるのではなく、(青)を支払うとともにそれを時間(time)カウンターが4個置かれた状態で追放する。あなたのアップキープの開始時に、時間カウンターを1個取り除く。最後の1個を取り除いたとき、それをそのマナ・コストを支払うことなく唱える。)
プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーはカードを3枚引く。
「ドロー」(手札6)
ここでDMプレイヤーは少し考えた。この異種決闘ルールでは、戦うにおいて気を付けるべきはルール差である。
例えばライフとシールド。このゲームにおいてパワーライン差の補正などなく、仮にブレイズクローで相手を攻撃した場合1000点のダメージを与えることができ、そのまま勝利できる。これだけ聞けば自分は有利であるが、MTGにはMTGの強さがある。
1番わかりやすいのは今の【送還】だろう。任意のタイミングで【スパイラルゲート】のような強力な妨害を打つことができる。相手ターンのアクションが限られているDMにおいてこれは大きな差であった。また、パワー差は有れど、シールドはパワー1でも無限でもシールドを1枚ブレイク出来るし、なんならLOや特殊勝利など勝ち筋はいくらでもある。
だが、既に始まってしまったこのデュエル。今の手札とこれから引くであろうカード達で最高の動きをするしかない。
「マナチャージ【GIRIGIRI・チクタック】を召喚して───」(手札4マナ2)
【GIRIGIRI・チクタック】
パワー2000
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手のシールドが4つ以下なら、GR召喚する。
「【魔力の乱れ】でマナ1払えないなら打ち消します」(手札3)
余裕そうな顔で打ち消すMTGプレイヤー。だが、その実あまり良い状況とは言えないのに気が付いていた。基本スタンダード専な彼はいわゆるパワー9のようなパワカはあまり持っていない。今打った【魔力の乱れ】もオリパでたまたま手にいれた物であり、またこの特殊な環境用に作ったデッキ故に、調整も甘くあまり良い構築とも言えなかった。手札でダブる【厚かましい借り手】等のバウンスがその証拠だ。
このまま行くと手札が尽きると同時に【ブレイズクロー】を通されて負ける。
だが、勝ち筋がないわけじゃない。
「ドロー。………エンド」(手札4島2)(時間カウンター3)
「(手札事故?それともこういうデッキ?)じゃあターン貰いますドロー、マナチャージで3マナ。先ず【ブレイズクロー】「通します」【チクタクチュリス】「青1とライフ枚払って【意思の力】(手札2)で打ち消し、【ブレイズクロー】に【些細な盗み】(手札1)でバウンス」ターンエンドで」(手札3マナ3)
【意志の力】(3)(青)(青)
インスタント
あなたは、この呪文のマナ・コストを支払うのではなく、1点のライフを支払うとともにあなたの手札にある青のカードを1枚、追放することを選んでもよい。
呪文1つを対象とし、それを打ち消す。
「ドロー……引けて良かった。島を置いて3マナで【基本に帰れ】使います」(手札0)(時間カウンター2)
【基本に帰れ】 (2)(青)
エンチャント
基本でない土地は、それらのコントローラーのアンタップ・ステップにアンタップしない。
「えっとぉこれはつまり……」
「基本でない…そのクリーチャー土地は全部寝たままですね。事前にジャッジに確認済みです。あとこれでエンドしますね」
「うええ」
DMプレイヤーはクソゲーじゃねぇかと思い頭を抱えるが、同時に手札のあるカードと相手の時間カウンターを見つめた。この2ターンで決めなくてはいけない。その考えを悟られぬようにカードを引く。
「ドロー、勿体ないなあ。マナチャージして本日3度目の【ブレイズクロー】出してエンド」(手札2)
「ターン貰いますドロー、【選択】して……トップそのままドロー【噴出】発動して島おいてエンド」(手札3(1枚島)島2)(時間カウンター1)
【噴出】(4)(青)
インスタント
あなたはこの呪文のマナ・コストを支払うのではなく、あなたがコントロールする島を2つ、オーナーの手札に戻すことを選んでもよい。カードを2枚引く。
「ドロー……マナチャージ【ブルースガー】を召喚しますが何かありますか?」
「……」
お互いに緊張が走る。MTGプレイヤーの手札には【送還】と【噴出】。彼はここが大切になることはわかったが、慣れないルールとデッキから、『見てから動こう』そう思ってしまった。
「何もないですどうぞ」
「では、私はこれで残り手札1枚。よって【“轟轟轟”ブランド】召喚します!」
【“轟轟轟”ブランド】火文明 (7)
パワー 9000
マスターG・G・G:自分の手札がこのカードだけなら、このクリーチャーをコストを支払わずに召喚してもよい。
スピードアタッカー
W・ブレイカー
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分のマナゾーンに火のカードがあれば、カードを1枚引く。その後、自分の手札を好きな枚数捨ててもよい。こうして捨てた手札1枚につき、相手のパワー6000以下のクリーチャーを1体、破壊する。
「踏み倒しに速攻にキャントリップに除去?【探索する獣】並みに盛ってるじゃねーか!【“轟轟轟”ブランド】着地前に【送還】(手札2)で【ブレイズクロ―】をバウンスしてから【噴出】!さあ、トップ勝負だ!」
結果は───
「……何もありません。着地どうぞ」
「【“轟轟轟”ブランド】召喚してワンドロー!そして攻撃!」
MTGプレイヤー ライフ19⇒-8981
「「対戦ありがとうございましたー」」
───
「へえー、序盤は軽量アタッカーで攻めて、その後盤面のクリーチャーをコストに踏み倒すデッキですかー。宝剣やルーカともまた違うな」
「やっぱりトリガーやシノビとも違って能動的に妨害できるっていいなあ。こっちにも輸入されないかな」
わいわいと2人で盛り上がる。
「お、レートの数字増えてる。トップ層の人のレートどこまで行くんでしょうね」
「うーん基準1500でー、この規模と日数だと2000とか行くんですかね。それにしてもちょっとデュエマ興味でてきたなー。始めるのにいくら位かかるんです?」
「えっとですねー」
カードキングを決めるために始まった戦い。
だが、これから生まれるのはカードキングだけではない。
これからきっと多くのデュエルと人の繋がりを作っていってくれるだろう
「じゃあ私のデッキ使ってフリーでデュエルしてみますか?えっとーなに持ってきてたかなドラグナーと……あ、ニコルボーラス使ってみます?」
「これがあのコラボの……」
彼らの戦いは始まったばかりだ
───
予告?
多くのデュエリストが最初に警戒したゲーム、遊戯王
妨害、展開に優れステータスの水準も低くないという今大会の優勝候補であった
だが、そんな王者に挑むものが一人
次回「魂のイグニッション」
デュエルをしたらみんな友達!!
続くかはわからない
原作名は果たして何にするのが正しかったのかもわからない
ルールも正しいのかもわからない