僕には師匠がいた。
拳法とか仙人になるとかそういうモノの師匠ではない。オカルト道の師匠だ。
人間なのに人里には住まず、少し離れた魔法の森に家を構えている。
いつからか彼女と出会った後に、彼女を畏怖と敬愛を込めて「師匠」と呼んでいた。
  #1 宝石
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