がっこうぐらし! 男キャラで全員生存ルート RTA風実況 作:fruit侍
アンケートの結果、小説パートを一話ごとに書くことになりましたが、先に言っておきます。私は小説を書くのが下手です。今回も多少強引な形となってしまいました。
それと短いです。
今回は屋上までめぐねえを連れてきたとこからです。開けろ! デトロイト市警だ!
扉を開けると、そこには丈槍ゆきことゆきちゃんと若狭ゆうりことりーさんが……!
「めぐねえ! 無事だったんだ!」
ゆきちゃんがめぐねえに抱きついてきました。やっぱめぐねえのこと好きなんですねぇ。
ゆきちゃんがめぐねえに抱きついてる間、ノンケ君は屋上の扉をバリケードで塞いでおきましょう。そしてゆきちゃんとりーさんが現状把握をするまで耐えます。
初日に屋上に着くと必ず、どっから出てきたんだよ! って叫びたくなるくらいの量の『かれら』が屋上に押し寄せてきます。
この場にいるメンバーは初日はほとんど戦力にならない上に、今はシャベルゴリラことくるみちゃんもいませんので、もし扉を破られた場合はプレイヤー一人でえげつない量の『かれら』を処理することになります。こんな数に勝てるわけないだろ!
ですが初日ですし、よっぽどのことがない限り死ぬことはありません。それこそ、武器を何も持ってない状態で群れに突っ込む、みたいなことをしなければ(1敗)。
もし破られたとしても、ドライバーが大量にあるのでなんとかなるでしょう。モップと違って大量にストックが可能なので、武器切れになることはおそらくありません。
「あ、呑谷君!」
めぐねえが一人で頑張ってるノンケ君を見て、補助に来ましたね。それにつられてゆきちゃんとりーさんも加わりました。これでスマブラになることはないですね。
『かれら』をしばらく抑えていると、興味を失いどこかに行ってしまいます。武器などが十分でない場合は、教室に立て籠って戦闘を避けることも可能です。
扉から音がしなくなりました。どうやら去ったようですね。
「よかった……」
ノンケ君以外のメンバーが安心して座り込みました。ノンケ君もちょっと疲労がすごいので座らせてあげましょう。自分、休憩いいっすか?
あとはくるみちゃんが来るのを待つだけなんですが、それまで少し時間があるので、この場にいるメンバーの解説をしたいと思います。
まずはゆきちゃんです。ゆきちゃんは全体的にステータスが低く、戦闘向けではないですが、登場キャラの中で直感がずば抜けて高く、全キャラ中1位です。
直感が高いと、敵の居場所が大体分かったり、隠されているアイテムを発見しやすくなります。ので、探索には必須キャラとなりますね。
次にりーさんです。りーさんはステータスが高くもなく低くもない、バランスのいいステータスをしています。ですが正気度最大値が全キャラ中最低という致命的な弱点を持っています。
しかも正気度がなくなると一番やばい人物でもあり、狂ったように笑いながら包丁を振り回してきたりすることなんて当たり前で、初見でりーさんにムッコロされたプレイヤーは少なくないと思います。
しかし、この弱点をなくす方法が一つだけあります。ですがそろそろくるみちゃんが来るので、説明はまた今度します。
さて大分待ったので、そろそろ来るはずですが……。
「おい、開けてくれ!」
来ましたね。ちゃんと人の声がしたので、めぐねえ達も開けることを許容してくれます。じゃけん、バリケード退かしましょうね~。
よっこいせ。(どんがらがっしゃーん!)
「助けてくれ! 先輩が!」
というわけでシャベルゴリラこと恵飛須沢くるみちゃんのご登場です。因みに背中に噛まれた先輩を背負ってますが、これはくるみちゃんにムッコロさせましょう。ここでくるみちゃんがムッコロさないと、シャベルゴリラになる機会を失い、後々すっげぇきつくなります。
ですがくるみちゃんが噛まれないよう、サポートはしてあげましょう。これはゲームですので、たまに原作通りにいかないことがあります。例えば、ここでくるみちゃんが素材にシャベルを突き刺せず、噛まれてしまう、とかですね(2敗)。
お、今回は無事に突き刺せたようですね。とここで、今この場にいるメンバーに、ある変化が起きます。
まあ要約すれば、今自分達に起きていることを大体理解した上で、学校に籠ることを決意します。原作通りですね。こうなれば一週間後の雨の日まで誰も氏ぬことはないので、安心して探索できます。
今日はもう暗いので、屋上にあるブルーシートや段ボールを使って簡易的な寝床を作って寝ることになります。素材があれなので、作るのにそう時間はかかりません。
ですがスペースが小さいため、一度に寝れるのは四人となります。勿論、ノンケ君をハブります。
これにはちゃんと理由があります。寝るのは、正気度と体力を回復するのに一番いい方法ですが、寝床の質によって回復する量が変わります。
先程確認したところ、ノンケ君がこの中で一番正気度が高かったので、ここはノンケ君以外の四人に譲ります。(コンクリートの床)冷えてるか~?
というわけで初日終了と同時に今回はここまでです。ご視聴ありがとうございました。
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今まで、いろいろなことがありすぎた。眠りながら、私はそう思った。
突然ゾンビのようなものが襲ってきて、私の生徒である呑谷君に連れられるがまま屋上に来たかと思えば、同じく生徒の恵飛須沢さんが、想いを抱いていた先輩君を自ら殺めた。
何を言ってるのか分からないという人がほとんどだろう。自分でも何を言ってるのか分からない。
できれば夢であってほしい。これは悪い夢だ。目を覚ませばいつもの私の部屋で、心配性の母からメッセージが来ているはず。
私は目を開けた。
そこには、段ボールの骨組みとそれに被せられただけのブルーシートがある。寝る前に見た、簡易テントの中。
ああ、これは夢なんかじゃない。現実だ。
隣で寝息を立てる生徒達を起こさないように、私はテントから出た。
外には呑谷君が床で寝ていた。おそらくテントには入れないからだろう。でも、あれでは風邪をひいてしまう。教師として、それは見過ごせない。私は余ったブルーシートを取り、呑谷君に近づく。
彼は床で寝ているにも関わらず、ぐっすり眠っていた。まるで自分の家のベッドに寝ているようだった。彼にブルーシートをかけようとした時だった。
彼が、手に何か持っていた。
「……写真?」
私は思わず手にとって見てしまった。
「これは、若い頃の呑谷君……かしら?」
写真には、今より少し小さい呑谷君と、見たことがない男女が写っていた。後ろには、○○年X月Y日と書かれていた。今から約5年前だ。若い頃の呑谷君と知らない男女、後ろの日付。そこから推測されるのは、一つだけ。
「家族写真……」
その時、月明かりが差し込んできた。月明かりは呑谷君の顔をスポットライトのように照らす。いつもは髪でよく見えない目の辺りまで、くっきりと見え……
「……ッ!!」
私はそこで、信じられないものを見てしまった。
それは、呑谷君の目の周りにある酷い火傷の痕だった。
そして私が持っている家族写真。先程は暗くて分からなかったが、写真には所々焦げた痕があった。
もしかして……呑谷君は……。
私はそっと呑谷君の手に写真を戻し、ブルーシートを被せて、テントに戻る。そして、これから自分がすべきことを整理することにした。
ここに来るまで、私は呑谷君に助けられっぱなしだった。私は何もできず、ただ呑谷君に従うだけだった。
本当だったら、私が助ける側だったのに。
あの写真と火傷痕から推測するに、呑谷君は心に大きな傷を負っているに違いない。いつも冷静で有名な呑谷君も、この状況だとかなり無理をしているだろう。
ならば、私が守ってあげなくちゃならない。私は、教師だから。
今度は、私が呑谷君を助ける番だ。
大事なことなのでもう一度言います。私は小説を書くのが下手です。
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