魔人ブウとの激戦を制した地球。
そこの影に新たな闇が蠢いていた……
悟空は界王星で修行をしている最中、ベジータの前に1人の戦士が降り立った。
彼は一体何処から来て、何が目的なのか……
今、再び宇宙を巻き込む大事件が起ころうとしている。
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これは、ドラゴンボール特有のifの世界線です。
超でもGTでもない、もしものZ線。
なので、ビルスや全王もいません。
超サイヤ人ゴッドもありません。
ベジータは、魔人ブウとの激戦を終えた後自らの殻を破るべくトレーニングを続けていた。
しかし、いつまで経っても成果というものが出ずに苛立ちを隠せないでいた。
「クソッタレ…このままではいつまで経ってもカカロットの後ろを歩く事になる。何かがオレに足りない…」
『ベジーター!ご飯出来たわよ〜!トレーニング終わらせてこっちいらっしゃい!』
「…あぁ、今行く」
モニターから話しかけてきたブルマに返事をし、重力室を後にした。
その時である。
ドォオオオオオン!!
「な、何だ!?」
ベジータはそのままカプセルコーポレーションを飛び出し、庭に出た。
そこには見たこともない宇宙船が墜落していたのだった。
「べ、ベジータ!何なのよ今の音は!?」
「ブルマ!!来るんじゃない!!家に引っ込んでいろ!!」
「わ、わかったわ…ベジータ気をつけてよ!?」
「あぁ分かってる!」
ベジータはそのまま宇宙船を見ていたが、誰かが出てくる気配はない。
近づき中を覗いてみると、1人の少年が気を失っていた。
「……チッ!面倒な事が起きそうだぜ」
一先ず宇宙船から少年を取り出し、ベジータはカプセルコーポレーションの中に入っていった。
「おいブルマ。コイツを治療してやれ、確か回復装置が出来ているんだろう?」
「えぇ出来てるわ、だけど大丈夫かしら…見た感じは可愛い男の子だけど」
「妙な事をせんかオレが見ておく、お前はその間にピッコロを呼んでこい。いいな」
「わかったわ、急いで行ってくる!」
ブルマを見送り、改めて少年を見やる。
容姿は紫色の髪に、未来のトランクス程の背丈、身体はそこまで弱そうには見えない。
(コイツは一体……)
ベジータは、少年の身につけていた謎の剣を壁にかけその横に寄りかかった。
30分後、ピッコロが到着しベジータは事の顛末を語った。
「成程、そういう事か」
「コイツからは怪しい気は感じない、だが突然現れこの状態なのは普通じゃないだろう」
「あぁ、厄介な事が起きなければいいのだが」
「まぁこいつが起きたら分かるだろうぜ」
「他に誰か知らせているのか?」
「いや、ピッコロ以外には知らせてはいない。事によっては悟飯も呼ばないとな」
「そうか……」
時は過ぎ、1週間後の事である。
「パパ!あの人が目を覚ましたよ!」
「やっとか、奴は?」
「大人しくしてるよ、早く来て!」
「あぁ」
ベジータとトランクス、そしてピッコロとブルマが部屋に到着すると少年はベッドに腰掛けていた。
「やっと目を覚ましたな、貴様は誰だ」
「僕の名前は、ゼクスです。助けてくれてありがとうございました」
この後、ゼクスから衝撃の事実をベジータ達は聞かされることとなる。
筆が乗った時が吉日
という事で始まりました。
よろしくお願いします