神話と現代が混ざった世界で、普通な俺ですが頑張って生き残ってやる!!   作:鳩は平和

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この世は無常也

「ねえ、大丈夫?」

 

気がつけば………そこは帰宅路だった。美香が心配そうに顔を覗いていた。あれ……授業は?俺はいつのまに………たしか、俺は……神さまから加護(ファヴール)をもらう……もらうはずだったのに

 与えてくれる神様が1人もいないなんて………どういうことなんだよ!!八百万って無数っていう意味なんだろう!?

 

それなのに………それなのに、ないってどういうことなんだよ!?……はあ、前世でも変わらず無個性な俺がリア充生活が出来ないっていうことなんだな……そういうことなんだな………クソっ人生はやっぱりクソゲーすぎる。

 

「あっ、でも、宮崎先生が……いま、ほかの先生と会議しているし、よっぽどではない限り大丈夫………のはず!」

 

俺がこの世の終わりぐらいの絶望顔に励ましてくれる……ごめん……生まれて来てごめんなさい……うう、なんで………なんでなんだよ。

 

「おい、貴様」

 

「えっ?」

 

俺は誰かに呼ばれ、下に向いていた顔を見上げれば………刀の鞘が目の前にあった。その後勢いよく、風圧が来て……腰がぬけたのか俺は尻餅がついた。そこにいたのは美香とは似た容姿…………しかし……目つきがとても強い。

 

「さっきからネチネチ、負の感情を感じて鬱陶しい!!」

 

そう言われた………たしかに羨ましいし、悲しい気持ちがある……けど、最初から持っている神様(あなた)達に持たざる人の気持ちがわかるのか?

 

「いや……ちょっと待って!?なんで、ここに建御雷神(タケミカヅチ)様がここにいるんだ?」

 

俺は思わず立ち上がり、目の前にいる俺の質問に何言っているんだとという顔をする建御雷神(タケミカヅチ)……そして深いため息を吐く美香。

 

へ、……俺なんか悪いことを言ってしまったのか?

 

「何言っているのよ……加護(ファヴール)を与えた神様は3年間……違う、これからずっと一緒に住むのよ。わたし達、魂の質を上げ次のステップに行くための……これ中学で習ったよ」

 

ああ………その頃はずっと、どんな加護が貰えるか楽しみにしていたからな………まあ、結局貰えなかったけど。

 

「まあ………その……そうだな。こんなウジウジしても仕方がない。宮崎先生も優しそうだし、よっぽどじゃない限り退学も多分ない!!」

 

「ええ、そうよ……早く帰りましょう」

 

その後………帰り、アルバイトがあったことを思い出し別れた。金無しに休む暇なんてないんだ!!

 

ー○●○ー

 

「それじゃあ、今回の加護(ファヴール)チェックを始めようか〜」

 

私こと、神口学園の永久校長大国主(オオクニヌシ)の進行で始まりまーす。すると帳簿を持つ眼鏡の女性が立ち上がった。この人は教頭の天神道真公……怒ると怖いけど、私によくお菓子をくれるから好きなんだよね〜 

 

みっち〜(許可無し)も女の子で現世に降りたら良かったのに〜まあ、それを咎める権利にはわたしにはないんだけどね。

 

「ええ、今回の一年生達はとても優秀ですね………例えば、牛組には月詠(ツクヨミ)さま、辰組に須佐男(スサノオ)さまが降りました………ええ、その他にも名だたる神様が人たちに加護を授けました。

 

うーん、これは玉の世代が来てしまった、来てしまったのかな?ようやく、私たち日本神話の陣営陣が本気出せることを下半神(ギリシャ・ローマ神話)たちに見せつけてやる。

 

「何より、すごいのは…… 建御雷神(タケミカヅチ)様の加護(ファヴール)並びに天之麻迦古弓(あめのまかこゆみ)加護(ファヴール)を持つ生徒たちがいますね」

 

なるほど、なるほど………まあどの神がどの人たちに力を与えるのかは、その神の気分次第なんだよね。今日の朝もこの二柱が暴れるから………わたしも怒っちゃうところだったよ………建速須佐之男命(たけはやすさのおのみこと)さまと戦うと……ちょっと骨が折れるかな……

 

お正月の高天原………建速須佐之男命(たけはやすさのおのみこと)様と建御雷神(タケミカヅチ)が酒で酔って、宴会それどころじゃないし、天照大神(アマテラス)様もまたすぐに自分の部屋に引きこもってしまったし……

 

するとみっち〜が帳簿をじーっと見ている、何かあったのかな?何か面白いことだと嬉しいな〜

 

「どうかしたの、みっちー?」

 

「えっ、み、みっちー?……こほん………その子組の1人、神無月綾鷹は………誰とも神から加護(ファヴール)を授からない生徒が」

 

………へ?誰からも加護(ファヴール)を授からなかった?………そんなの有史始まって以来の出来事………いや、そんなわけない……自分でもいうのは日本神話陣営はそのほかの陣営と比べて、神様の数は八百万……数えきれないほどいるんだ……1柱ぐらいは魂の波長が合う……はず。

 

「そんな、五年前は便器の神様から授かった人もいるのに………困ったな」

 

授からないから退学というほどの理不尽な校則も無いけど………これは困ってしまったね……実習や体育も受けることは出来ずに留年か自主退学するかもね

 

「いっそのこと、わたしが加護(ファヴール)授けようかな」

 

よっぽどじゃない限り………大丈夫でしょう。私、こう見えて……凄い神様だし……それじゃあ、早速彼の家に行こう!!しかし、みっちーが深いため息を吐いた。

 

大国主(オオクニヌシ)様、ご冗談を………そんなことをすると、その他の陣営の主神さまが黙っていません」

 

だよね〜、特に隣須弥山の主神様が絶対に黙っていないし………この事がバレてしまい、説明するのも面倒かと言って、このまま野放しをするのも面倒。

 

「とにかく、様子見……かな……宮崎先生にもよろしくって言って置いてちょうだい」

 

「はあ、わかりました………お茶とお菓子です」

 

わあーい、今日のお菓子はなんだろう………今後のことについては明日のに考えよう。そして………神無月綾鷹くん…………とても面白い人の子だね。

 

ー○●○ー

 

「ありがとうね、あやちゃん……それじゃあ、帰っていいよ」

 

「店長、おつかれさまです」

 

コンビニのアルバイトが終わって、残り物のお弁当を鞄に詰め込んだ。これで二日分の食糧確保……ヤッホー!!久しぶりのお肉だ〜

 

「春といっても、夜は寒いな〜」

 

空を見上げると……満点の星だった……なんで、俺が二度目の人生を引き継いだんだろ。あのメスガキが原因なのか………嬉しいよ、うん………某スライム作品や某作品のように………いや、あれは俺と似たような感じだけど、ヒロインいっぱいだよな………羨ましいな、主人公こんちくしょう。

 

「ぐじゅ……じゅるるる」

 

つい、別のことを考えながら俺は路地裏を通り抜けている途中……その時時だった、何か動物みたいな声が聞こえた。

 

「誰か…………ペットの放し飼い?」

 

いやいや、放し飼いってそんな無責任な飼い主がいるのか………この時代でそんな珍しいことが起きるのか?

 

俺は気になった………どんな動物がいるのかが………神様もいるんだったらめっっっちゃくちゃ可愛い動物とかがいるかもしれない。

 

「ぐじゅぐじゅるるるる」

 

路地裏をくぐり抜け広い空間にたどり着いた………そこにいたのは………巨大な黒い毛皮を持つ犬……いや、あれを犬と言ってもいいのか?………尻尾と立髪の一本一本が蛇だった。化け物がこちらを振り返り…………犬の頭が二つあった。こんなの……まるで神話に登場する化け物。

 

「な、なんだよ………これ」

 

そんな化け物が食べていたのは………人……だったもの。人骨が地面に化け物の口には赤い液体で染み付いていた。こちらを見ているその化け物、唸るその姿は明らかに友好的な要素は何処にもなく、あるのは敵意のみだ。

 

「ぐるるるるる」

 

「け、警察………違う………か、神様に」

 

恐怖で震える手で俺はポケットからスマホを取り出す……早く、逃げないと……逃げないとあの人骨のように死ぬ。たとえ……武神と武神が戦い合う所を間近で見ようとも……それは自分が死ぬことはないからだ………こわい。

 

じゃあ、どうやって逃げる…………鞄を囮にして逃げるか?無理だ………顔が二つあるし、どっちに当てるか悩むうちに買われて死ぬだけだ。いや、違う………もし、逃げたらこの化け物は……街中で暴れて人をまた食うはずだ。俺は決意を固めた

 

 

 

ぐじゅり

 

………が、すぐに簡単にその決意は砕けた。スマホをを持っていたはずの右腕の感触がなく……激痛が走る。

 

「ア………ァァァアアアアアア!!」

 

頭を紛らすために全力で叫んだ………腕からとめどもなく血が流れ出る。痛い痛い………傷口が熱い………痛い……それが無限ループする。化け物を舐めていた……知能はそこまで高くないと慢心した。けど………化け物は最初から俺じゃなく……持っていたスマホの右手だった……仲間を呼ばないために……化け物はケータイを持った右手ごと………もう、二度と、右手で何かを持つことは出来ない。

 

「……がっ!!」

 

化け物の蛇の尻尾で俺を壁際まで吹き飛ばした………背骨…絶対に折れた。もう……逃げるのは無理そうだな。

 

「グじゅるるる」

 

バギゴキッ!!

 

「ああぁぁぁぁ!!」

 

化け物は倒れた俺に上乗せ、念入りに逃げない為なのか俺の左腕をゆっくりと、確実に押しつぶし、骨を折った。

 

 

死ぬのか……また、あの前世のように無意味に………嫌だ。

 

 

死にたくない………死にたくない死にたくない死にたくない死にたくないない死にたくない死にたくない死にたくない殺したい死にたくない死にたくない死にたくない

 

 

………違う………言葉が今脳内に出た………死にたくない(殺したい)………()して()して、あの化け物の五臓六腑をぶちまけて……死んで死んで死に去らせ

 

『綾鷹〜』

 

 

何かドス黒くネバネバした……何かわからないものが溜まる中……一筋の光……違う、この声は………美香の声だ。なんでこんな時に……死ぬ直前なのに……なん……でだろう。

 

視界が霞んできた………トラックの交通事故の次は………化け物に殺されて死ぬのか………

 

「ぐる?………ぐじゅるるる!!」

 

化け物は何かを察したのか………前足を折った左腕から放しどこかへと逃げた。どういう………ことなんだろう

 

 

苦しい………入学初日で化け物に殺されるとか……ついてないな………でも、家族いないし……迷惑………かけないか……でも……俺が死んだら美香は泣いてくれるのかな。

 

「……やられましたね」

 

なんか別の女性の声が聞こえた……初めて聞いたのな……どこかで聞いたことがあるような……黒い髪で片目が隠れているのか……表情がわからない。

 

「魔獣なのに………人祓いを……また別の………」

 

頭を持ち上げたのか、謎の浮遊感の後に何か頭の後ろから柔らかく、人の温もりを感じ……意識がどんどん沈んでいく…………深い闇の底みたいに……

 

ー○●○ー

 

木製の鳩笛を吹くような、頼りのない変な鳥の囀りと目覚まし時計の声が聞こえた。もう……朝……時計の音がうるさい……この音がなるいうことは二度寝の合図

 

ピピピピっ!!

 

うるさい………時計……時計どこだったかな。俺は寝ぼけながら時計を探すが触らない。

 

その時だった………何かむにゅっとやわらかい………()()()()()()()()()()()()()、そして人肌のように暖かい……こう……小さい頃に憧れた作り立ての巨大なスライム?小さい頃を思い出す。

 

「あっ………」

 

聞き覚えがない……女性の甘い声が漏れたかのように聞こえ、震え出した。俺はまさかと思い、その柔らかいものからすぐに手を離し布団をどこかへと吹き飛ばした。

 

そこにいたのは………あの、長い黒髪で片目を隠した長身の女性……白い布をゆったりとした服を着ており………まるでヴィーナスの誕生の女神が飛び出しような格好だ。

 

そして今何より………メートル級のおっぱいだった……俺は自分の手を見て、グーパーグーパーする……俺がさっき右手の五指で使うんだのは………生おっぱいだったのか、二次元とかではなく……本物の美少女……ああ、幸せすぎるけど……グッバイ、青春、こんにちは、お巡りさん。

 

 

いや違う………なんで、俺は……生きているんだ?俺は確か、あの化け物に殺されかけて、右腕を食いちぎられ、左上も踏み潰れて死ぬ所だったのに……なんで俺は生きているんだ……そして、俺は誰かに……そう今目の前にいる女性みたいに………いや、違う!!俺はこの人に助けてもらったんだ………どうやって、俺は生き残ったんだ?

 

しかし、俺にはやらねばいけない使命が目の前にある。

 

「ご、ごめんなさいぃぃぃ!!」

 

俺はすぐさまに土下座した………そんな、助けて貰った女性の胸を揉んだとか……もう、こんなの死ぬしかない!!いや、もう……なんでもしますから、だからどうか……どうか警察での通報はやめてください!!

 

 

その時だった、ぐ〜ぎゅるるるとその女性から大きな腹の虫がなった。

 

「あの………昨日貰った朝ごはんをいただきますか?」

 

コクリと頷き、俺は起き上がった時………違和感があった。なぜ俺の声は高いんだ?そして……胸が寝巻きに擦って気持ち悪いし、何故俺の胸はここまで盛り上がっているんだ?

 

「ハハハ、そんな………あるわけない」

 

俺は、恐る恐る自身のズボンを覗いた…………ない!!男には絶対にあるはずの息子がいない!!さよなら息子……まだ使ってあげることが出来なかった父親(まだ結婚していない)を許してくれ。

 

信じたくないが………俺は……俺は女の子になってしまったのかぁぁぁぁ!!

 

「………俺、こんなパンツ持ってないし買う余裕もない」

 

ピンポーンと玄関のチャイムの時間が聞こえた、地面に転がっている時計を見ればすでに学校に登校している準備

 

『ねえ、綾鷹、大丈夫?』

 

扉の外から美香の声が聞こえ、俺の心臓の鼓動が速くなる。ヤヴァイヤヴァイ……俺が女の子になったのもそうだけど、それ以上に………女の子と一緒に布団の中で一緒に寝ていた……なんて、拳一発では済まない。

 

これから起こることに身震いし…………顔が真っ青になっていく。

 

「み、美香さんや…………出来れば先に行って欲しいな〜………なんて」

 

「ちょっと………今の声誰よ!?どうして、知らない女の子の声が聞こえるのよ!?」

 

ドンドンと声を叩く……ああ、そうでしたね。今の俺、女の子でしたね!?美香さんから聞いたらそうなるわ!!ごめん、説明すると色々ヤヴァイ!!だからお願い、ちょっと落ち着いて話し合おう!!

 

「美香、落ち着いて話そう!!俺だよ、神無月綾鷹だよ!!」

 

俺の名前が聞こえたのか、美香はドアを叩くのをやめた。

 

『え?……でも、女の子………え?……えぇぇぇ!?』

 

美香も戸惑い驚きの声を上げた………そうなるよ。俺だって今の現状を受け入れることはできないし、できればしたくない。

 

『とりあえずわかったわ………開けてちょうだい』

 

俺はゆっくりと扉を開ける………そして俺の姿を見て唖然とする。そうだよな………普通はそうなるはずだ……もう、笑ってくれよ。加護(ファブール)もない、男としての尊厳もない、この俺を………

 

ー○●○ー

 

そして俺は昨日起きた化け物のこと………そしてこの女性に助けてもらった事を説明する。

 

「なるほどね………事情はわかったわ」

 

俺と美香はちゃぶ台にて話した………ひとまず納得してくれたのがよかった

 

「ほっ、よかった」

 

「それでどうするの?」

 

どうするとは?…………どういう事なのかわからない俺に美香は深いため息を吐いた………あっれぇ、最近こんな事多くない。

 

「あなた、女の子のまま学校にいくの?」

 

たしかに……このまま投稿したら絶対に俺は……注目の的だ……いや、それだけで済めばいい下手したら退学っていう可能性もある。

 

「かと言って、このまま不登校なのも不味いし………宮崎先生に聞くか」

 

「それしかないわね………でも変ね」

 

「変って?」

 

「そんな、化け物がいるならどうして、今まで気付かないのか………ニュースもやっていないわ……魔獣だって山奥じゃない限り出てこないし………」

 

たしかに………名を残すほどの魔獣だって、ほとんどは主神級がほとんど倒したって中学で習った。

 

「魔獣………いる」

 

ずっと無口だった女性が口開き、俺と美香はその人に顔向けた。

 

「ただ、ずっと……鳴りを潜めていただけ………上位の魔神は……人々の恐れや負の感情で不滅の神権(レガリア)もっている」

 

「………あの、貴方は誰?」

 

美香がそういうと、その女性は立ち上がって俺の方をみた。俺……え、まだ何も悪いことはしてないよ。

 

「私……アイア。ギリシャ・ローマ付属アイオンハイスクール一年」

 

それを聞いて俺たちは驚いた………主神ゼウスが校長務める西ヨーロッパ最大の学院。

 

「ちょ、ちょっと待ちなさいよ!!なんで、西ヨーロッパの学院の生徒がここにいるのよ!!」

 

た、たしかに………俺も頷く。

 

「今日から……神口学園へ留学生として転入してきた。一年子組に入る予定」

 

ー○●○ー

 

「ちょっと、ゼウス!!どういうことよ!」

 

私は校長室にて液晶スクリーン越しに映る長いゆるふわの白髪の女性、頭には赤と黄金の装飾が施されている王冠をのせている。ギリシャ・ローマ陣営

 

私はつい、声を荒げた………こんなの認めることは出来ない。

 

『何って言われても、その紙の通り、私たち、アイオンハイスクールの生徒を留学生として貴方達の神口学園一年子組へ送ったのよ』

 

「こっちはまだ入学が終わって間もないのよ、それを急にされても受け入れることは出来ないわ」

 

「でも、私はちゃんと送ったし、こっちの手続きは終わっているわ………それとも何か()()()()()()()()()()()()()()()()?」

 

ゼウスの言葉に苦虫を噛み潰したような表情になっている私………本当、自分が楽しめればそれでいい………本当に全能な神は嫌になる。別に留学生は構わない、だけど、こいつに弱みをしられると絶対何かしてくる………隣の大陸の陣営ともそこまで仲は良くない。まあ、基本的に陣営優先が当たり前だし、全員腹真っ暗だし

 

「ええ、わかったよ、こっちでもその子の資料をちょうだいね」

 

「はいはい〜それと、アポロンちゃんが言っていたんだけど、そっちで近々怪異が発生する予言が出てきたから気をつけてね」

 

はっ!?ちょっと待ちなさいって言おうすると、すぐに通信が切れた………あの腐れ○ッチババァァァァ!!

 

「はあ、あとで各教室の担任と……天照大神さまにも連絡入れておかないと……きょうは残業かな」

 

本当、神様を残業させるとか……絶対にあの主神を許せないわ……一枚の紙が出てきた……それはこちらに送る留学生の情報だった。

 

「アイン?…………ファミリーネームは無し?いえもしかしたら隠しているのかもしれないのね………加護(ファヴール)は……またこれが厄介な人選ね」

 

下手をすれば……死人が出てもおかしくはないわね………頭痛い。私は………早速作業に急いで取り掛かるのであった




大国主(オオクニヌシ)
概要
神口学園の校長。金髪ツインテール幼女。好きなものは和菓子と定時退社。神権(レガリア)を持つが、一番やりがいあるのは経営であると思っている。神々の間では常識人の部類。嫌いなものは節操ない神々たち。

菅原道真
神口学園教頭。学問の神でもあるが天神として恐れられたために一度逆鱗に触れると怖い。長髪の黒髪黒スーツの女性。大国主や神々からはみっちーと呼ばれている。

アイン・■■■■
ギリシャ・ローマ陣営が経営するアイオンハイスクールの留学生。神権(レガリア)は不明だが、主神ゼウスが推すほどではあるが、本人はゼウスのことが苦手である。長髪黒髪により片目が隠れている長身の女性。色々デカイ

ゼウス
アイオンハイスクールに校長にしてギリシャ・ローマ主神。ゆるふわの長髪白髪の女性。実力も神権(レガリア)神威礼装(アーティファクト)も協力ではあるが、常に脳内は下ネタや愉悦な事を考えている

魔獣
古今東西の神話・物語に登場する神々の不倶戴天の敵。神話に名前を残す魔神又は聖書に記される悪などは人々の恐れ、妬みなどの負の感情による不滅の神権(レガリア)を持つ。
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