バンカラ街出身のバンは、初めての都会ハイカラスクエアにワクワク!早速ナワバリバトルに向かうが…!?

これは、たった1日のハイカラでバンカラな物語

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これはSplatoon3発売を記念して勝手に考えたお話です。
・Splatoon3のイカちゃんとコジャケが出ます。
・実際の情報と異なる事があります。
・バトルシーンは皆無です。

それでも良い方はどぞどぞ


ハイカラなバンカラ

「ここが、ハイカラスクエア…!」

 

バンは、サングラス越しに太陽を見る。光が眩しい。

コジャケも嬉しそうだ。

 

「遂に来たよ、ハイカラスクエアに!」

 

バンはワクワクが止まらなかった。バンカラ街が1番にしても、やっぱり都会はワクワクする。

 

「来たならさっそくナワバリバトルだよね!」

 

そう言って、上着を羽織り、フードを被る。

その被ったフードの中にコジャケも入り込む。

 

「流石にこの髪型と君が居たってバレたらマズイよね、しっかり隠れててよね」

 

コジャケはしっかり頷いた。

ニコっと微笑むとバンは、ロビーへと足を進めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

やっぱりスクエアは初めてだからか、初心者部屋となる。

マッチしたタイミングでバンは自分がこの街のブキを持っていないことに気づいた。

 

「ヤバ…!」

 

「…!、お前どうかしたのか?」

 

「え…」

 

目の前にはボーイが1人立っている。

心配そうに見てくる。

 

「え…えっと…ブキをわ、忘れちゃって…」

 

「なるほど…、じゃあ俺が貸すよ」

 

「え?良いの?」

 

「ああ」

 

ボーイはニッと笑うと画面を映し出す。

えーっと…と言いながらブキを探す。

 

「君は初心者だろ?」

 

「え…あ、うん」

 

「ならわかばシューターだな。…ほら」

 

「わっ!」

 

わかばシューターを受け取る。軽いブキだ、"あれ"と違って……。

初めて見るブキに感動を隠せない。

 

「これが…スクエアの…!」

 

「?、まあマッチングしたし行こうか」

 

「あ、うん!」

 

「あ!」

 

とボーイが声を上げ、言った。

 

「俺はカイト!お前は?」

 

「わ、私は、バンよ」

 

「よろしくな、バン!よし、行こうか」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バシャとリスポーンから出てくる。

バンは小声でコジャケに言う。

 

「振り落とされないようにね」

 

 

 

Ready……Go!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

finish!!!

 

 

「ナイス、バン!」

 

「へへ、ありがとう」

 

カイトはニッと笑った。

そこに駆け寄ってくるイカが2人…。

 

「お二人、めっちゃうまかったですね!」

 

「!、君らは…」

 

そこには、初心者のボーイとガールが居た。

ボーイが笑顔で自己紹介をする。

 

「俺はアオといいます」

 

「私はワカバです!お二人に是非ともフレンドになっていただきたくて!」

 

「え、わ、私も!?」

 

バンは驚きを隠せない。

カイトはハハッと笑うと言った。

 

「まあ、分かるぜ、バン上手かったからな」

 

「そ、そう?わかばシューターは初めて持ったんだけど…」

 

「マジか、すげぇな」

 

アオとワカバが目をキラキラとさせながら、言ってくる。

 

「お願いします!フレンドになってください!」

 

「お願いします!」

 

「あ~……」

 

バンは弱ってしまった。スクエアには遊びに来ただけで、またバンカラ街に戻るつもりでいたのだ。フレンドになってももう会えないだろう。

 

「なんか理由でもあるのか?バン」

 

「えーっと……私また地元に戻らなきゃなんだよなぁ」

 

「地元?遠いのか?」

 

「う、うん…」

 

2人は顔を見合わせ、また目をキラキラとさせながら言ってくる。

 

「それでも良いです!」

 

「フレンドになってください!」

 

「う………」

 

「………バンの負けだなw」

 

「あ"~、わかった!なるよ」

 

2人は顔を見合わせ、やったぁ!と飛び上がった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あれから彼らと何戦かし、別れた。

そしてそれからバンは、ギアを見に行ってみたり、美味しいと噂のロブの店に行ったりした。

 

「楽しかったぁ~!ね、コジャケ!」

 

コジャケもエビフライを食べながら、飛び跳ねる。

バンはニッと笑い、ブキケースを担ぐと帰路に付く。

駅までの帰り道、Bバスパークが見えた。

 

「あれ、公園かな?コジャケ行ってみよ!」

 

コジャケを肩に乗せ、走り出す。

そこではナワバリバトルが行われていた。

 

「ここもステージなのか~……」

 

その時だった。

 

「え………?」

 

目に飛び込んで来たのは、フレンドのカイト達。見たらワカバもアオも同じチームだ。だが……あと一人が見当たらない。

更に、敵達は意地悪い笑い声を上げながら、煽っている。

 

「な………」

 

ガッと飛び出しそうになるが、留まる。

勝手にナワバリに入るのはマズイ。誰かに許可を…と辺りをキョロキョロ。

 

「……!」

 

ダッと走り出すと、ジャッチくんの所へ。

 

「君っ!!!」

 

「ニ"ャ!?(なんだ!?)」

 

「お願いがあるんだ。あのナワバリバトルに入らせて!あの、黄色チームとして!」

 

「…ニャニャニャ…ニャニャ?(構わないが…リスポーン設定できないぞ?)」

 

リスポーンは本来ナワバリバトルが始まる前に登録しなくてはいけない。このままでは、やられたら復活は出来ない。

だが……バンカラな私にはそんな物は要らない。

 

「大丈夫、"自分で準備できる"から」

 

「…ニャ?(何?)」

 

「なんてったって、私はバンカラだからね!」

 

走り出す。ジャッチくんはハッとすると呟いた。

 

「…ニャニャニャ?(…バンカラだと?)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「やるよ、コジャケ」

 

ケースからあのブキを取り出した。持って来といて良かった。これさえあれば私は、戦える。

 

「コジャケ、しっかり捕まっときなよ!」

 

イカスポーンに飛び込むと、勢い良くイカスポーンは宙に浮いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「っ……いい加減にしろよ!何が楽しいんだよ!」

 

カイトは敵達に怒鳴る。

ワカバとアオは、青ざめた表情で、カイトを見た。

 

「初心者虐めて楽しむとか、イカの風上にも置けないぞ!」

 

「へっ、弱いほうが悪いんだよ、弱いやつはさっさとナワバリバトル辞めちまえ!」

 

敵達は声を合わせて、「辞ーめーろー!辞ーめーろー!」と騒ぎ立てる。

ワカバは涙目で耳を塞ぐ。アオも震えている。

 

 

 

 

「なら、私に負ける弱い君達も、ナワバリやめないとね」

 

「!!!、何!??」

 

全員が声のする方を見た。

そこには、宙に浮く謎の機械が1つ。

 

「………はぁ?」

 

全員が首を傾げて、無視をする。

 

 

 

その時だった。

バシャっと、その宙に浮く機械からイカが1人出てくる。

立ち上がるとニッと笑い、サングラスを外す。

ブキを構えた。

 

「Ready………Go!!!」

と、叫ぶや否や、勢い良く飛び出した。

そして、敵達の後ろに着地すると同時にブキを構えた。

 

「なっ……!」

 

カイト達は目を見開いた。

バンが持つブキは、まるで弓だった。

バッと放つ。3方向に放たれたインクの矢は、敵1人を射抜いた。

 

「な、なんだ!」

 

「まずは1人!続けて~……!」

 

素早く2人目を射抜いた。

 

「2人!」

 

「っ!あいつを倒せ!」

 

敵の1人がシューターで打ってくるが…

 

「おっと!」

 

素早くイカロールで避けると弓を構え、放った。3人目を射抜く。

 

「これで3人」

 

「…っ…」

 

「君達弱いね~、弱いならナワバリ辞めるんだっけ?」

 

「クッ…!」

 

シューターのインクを放つが、そこにはもうバンは居ない。

 

「なっ…!」

 

「遅いよ」

 

バンは真横から勢い良く射抜く。

パァン!とはじけた。

バンは振り返り、カイト達を見た。

 

「勝つよ!」

 

「……!、ああ!」

 

 

 

finish!!!

黄色チームの勝ち!

 

 

 

 

 

 

その後、バンはジャッチくんに散々叱られた。

危ない方法でバトル参加した為である。

イカスポーンは、まだ研究段階であり、完全な物ではなかったからである。

 

「はぁ~……絞られたぁ~」

 

「…バン!」

 

「ん?」

 

そこには3人が居る。

3人は笑顔でバンに言った。

 

「ありがとう、バン。助かったよ」

 

「……いーや、助けるのは当たり前。フレンド!なんだからね!」

 

「…ああ!」

 

そこにジャッチくんがやってくる。

 

「ニャニャニャニャニャ(まさかお前がバンカラ出身だったとは)」

 

「…バンカラ?」

 

3人は首を傾げるが、バンはビックリして言った。

 

「バンカラ街知ってるの!?」

 

「ニャニャ(当たり前だ)」

 

「なぁジャッチくん、バンカラって?」

 

ジャッチくんが説明をする。

 

「ニャニャニャニャニャニャ(バンカラはこの中心街から、電車で何時間もかかる所にある地方だ)」

 

「ち、地方!?」

 

「うん、私はバンカラ地方出身で、今日は遊びに来てたんだ」

 

「じゃあ、あのブキもその髪型もそのギアも?」

 

「そう、バンカラ地方特有の戦い方だよ」

 

カイトは少し考え、言った。

 

「今度は俺らがバンカラ地方に行くよ」

 

「…え?」

 

「で、そこの戦い方でナワバリバトルするんだ!」

 

「いいね、それ!」

 

「それ、面白そう!」

 

3人はガヤガヤ。バンはフフッと笑うと言った。

 

「まだバンカラ街は作られてる途中だから、ナワバリ施設とかも無いんだよ」

 

「えーーー」

 

「だから!」

 

 

バンは、ピシッと指差し、言った。

 

「だから、あのラストフェスから1年半後の2022年…、私の街に来てくれる?」

 

「……!」

 

「みんなのこと、待ってるよ」

 

「ああ絶対行くよ!」

 

 

 

 

 

 

「遅刻、厳禁だからね」

 

 

 

 

2022年

集え、イカした者たちよ。

混沌の街、バンカラ街ヘ。




見て頂きありがとうございました!

Splatoon最高!早く3がしたい!

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