愛ちゃん、誕生日おめでとう。
楽しんでいただけると嬉しいです。
それではどうぞ。
とある休日にて。
「いらっしゃ~い、って、あっ! 2人とも来てくれたんだね! サンキュー♪」
実家のお店のお手伝いをしてた
「来るに決まっているじゃないの。練習後に新作もんじゃの詳しい説明をされたら食べたくなっちゃうでしょ」
「
それは同じスクールアイドル同好会に所属してる
「うわっ、せっかくうちのもんじゃのアピールが上手くいったのに、同時に秘伝を盗まれてしまう危機とは! 困ったもんじゃ……もんじゃだけに」
2人を席に案内しながら、いつものダジャレを披露する愛。
「ふふふ~、覚悟してよ~♪」
「秘伝のもんじゃっていうの、楽しみにしてるわよ♪」
「おっけーおっけー! とにかくまあ、来てくれてすっごく嬉しいよ~!」
そんな事を話していると……
「いらっしゃいませ。こちら、お冷になります」
「あら、ありがと…………って、悠里?」
「びっくりした~」
「どうも。果林さん、彼方さん」
1人の店員がお冷を運んできた。その店員はなんと悠里だった。まさかの人物に驚く果林と彼方。
「ここでバイトしてるの~?」
「正確には臨時バイトですね」
「いやー、ゆうりんが手伝ってくれて、愛さん達も助かってるよ♪」
なんでも愛曰く、店の外の雰囲気を見て忙しくなるのを察した悠里が手伝うと立候補したらしい。愛の家族も悠里の事は昔から知ってる為、了承してくれたそうだ。
「すみませーん、ちょっといいですかー?」
「はーい、ただいまお伺いします。愛ちゃん、氷のストック、今新しく作ってるから。もし注文受けたら、10分くらい待つって言っておいて」
「オッケー」
他の客に呼ばれたので、悠里は愛に用件を伝えると呼ばれたテーブルの方に向かった。
「なんか悠里、手慣れてるわね?」
「ほんとに臨時バイト~?」
「他のお客さんにもよく言われるよ。ゆうりんが臨時バイトだって事を知ってるのは、昔からの常連さんくらいかな?」
果林と彼方の疑問に答える愛。なんだったら悠里が臨時でバイトに来る時は、お客が通常の1.5倍くらい来るらしい。
「あ、そうだ! 新作だけじゃなくて、他のおすすめもんじゃも用意するね!」
そして思い出したとばかりに、新作以外にも当店のおすすめもんじゃも用意すると言う愛。
「あら、そんなにたくさんあるの?」
「そりゃね! うちの自慢はたくさんあるから。全部制覇してほしいくらい♪」
「全部か……食べきれるかな?」
彼方が割と本気な眼をしてたので、慌てて愛は、通って、少しずつ制覇してってよと付け足す。
「制覇したら、何か特典があるのかしら?」
「特典欲しい~♪」
「特典があったら通い甲斐があるわよね」
果林と彼方がそんな事を言うと……
「ちなみに僕からの特典は、果林さんと彼方さんが
「「っ!?」」
先程のお客の注文を受け終わった悠里が通りすがるように、果林と彼方に言い切った。それを聞いた2人はなんで知ってるんだ!?とばかりの表情をしていたが。
「え? 何それ? カリンとカナちゃんって好きな人いるの!? 初耳なんだけど!?」
「ちょ、ちょっと愛。声が大きい……」
「さ、さすがの彼方ちゃんも、恥ずかしいな~……うう~……」
ちなみに悠里からその話を詳しく聞いた愛が、色んな意味で張り切ってしまうのは別の話。
読んでいただきありがとうございます。
なんとか間に合って良かったです……(苦笑)
次回の投稿日は、穂乃果ちゃんの誕生日になります。
頑張りますので、よろしくお願いします。
本日はありがとうございました。