海未ちゃん、誕生日おめでとう。
今回から6周目になります。もう6周目かあ……。
6周目の誕生日回も、去年の誕生日回の続きや、その他諸々の話にしようかなと思っています。
楽しんでいただけると嬉しいです。
それではどうぞ。
とある平日の昼。
「え? 私の休日の過ごし方が気になるのですか?」
「うん。みーちゃんって、休日はどんな事をして過ごしてるのかな~?ってふと気になって」
幼馴染みである
「そうですね……悠里君はご存知かもしれませんが、私は日本舞踊や弓道をたしなんでいますので、その練習や披露をしてる事が多いでしょうか」
「あ、練習だけじゃなくて、披露とかもするんだ? …緊張したりしないの?」
「晴れやかな着物で舞台に立つことは緊張しますが、練習の成果を皆さんの前で披露する瞬間がとても好きです」
なんでも海未曰く、日本舞踊とスクールアイドルはあまり接点がないように見えるが、『舞台に立つ』という意味ではどちらもかけがえのない経験だと思うとの事。
「…なんというか……そう考えると、みーちゃんの休日って、練習がたくさんで大変そうだね……」
「練習は好きですから、そう考えた事はありません。日程が合えば、スクールアイドルのレッスンも追加していますよ」
そう聞いて、海未は凄いなと思う悠里。
「ちなみに練習とは逆に、何か息抜きとかってするの?」
「特に息抜きが必要とは考えた事がなかったのですが、敢えて息抜きと言うなら……
これはまた意外な……というか、体力が更に必要そうな単語が海未の口から出てきた。
「険しい山を一歩ずつ、小さな足取りで着実に進んでいく。山はとてもいいと思います!」
「…僕、やった事ないかもしれない……その、山登り……」
「えっ、ゆ、悠里君、山登りをした事がない? そんな!」
悠里がポツリと呟くと、ちょっとだけショックそうな表情をする海未。
「…いや、厳密には山自体は行った事あるんだよ? 今でもよく行ってる時もあるし……でも僕が山でしてる事って、テントを立てながら1人でお茶してるだけなんだけどね……」
「? 凄く楽しそうだと思いますけど……」
寧ろ、それはそれで素敵な趣味だなと海未は聞いてて思った。なんだったら自分もやってみたい。
「……でも、みーちゃんが思ってる山登りは……僕ほんとにやった事ないんだよ……」
「それなら私と一緒に山登りをしませんか?」
「え?」
悠里の手を握りながら、一緒に山登りをしないか?と誘う海未。
「一度登れば、きっと悠里君も山の魅力が分かると思いますよ。だから、一緒に山……登りましょう!」
「…じゃあ、今週の休みに一緒に行ってくれる?」
「もちろんです!」
そして2人は、初の一緒に山登りをする計画を立てるのであった。
余談だが、予定を立てる途中で先程の誘い方で悠里の手を握ってたのを海未は思い出してしまったのか、顔を真っ赤にしながら、あわあわと恥ずかしさが抜け出せずにいたのは別の話。
読んでいただきありがとうございます。
なんとか間に合って良かったです……(苦笑)
次回の投稿は、侑ちゃんの誕生日になると思います。
頑張りますので、よろしくお願いします。
本日はありがとうございました。