侑ちゃん、誕生日おめでとう。
楽しんでいただけると嬉しいです。
それではどうぞ。
とある日の平日。
「というわけで何かない!?」
「…とりあえず侑ちゃん、落ち着こうか。いきなりどうしたの?」
「その、いつも悠里にお願いとかしてもらったりしてるから……お礼とかしたくて、私でも何かできる事とかないかなって……」
「それで僕を見つけるなり、何かしてほしい事やお願い事とかあるって訊いてきたのか……」
「……うん」
少しシュンとした感じで先程の意味を話す侑。
「…侑ちゃんにお願い事ね~、なくはないんだけど……」
「ほんと!?」
「……(どうしよ?)」
今度はキラキラした表情でこちらを見上げる侑を見て、やっぱお願いするの止めようかなと渋る悠里。
「侑ちゃんのお願い事の件ってさ、
「うん。そもそも私が歩夢や
なるほど。2年生組全員がこの件を知ってるという事か。
「じゃあ
「?」
「とりあえず他の4人に服のサイズを訊いてもらっていい? …あとは……あ! アクセサリーは目立つ方と目立たない方のどっちが好きとかも」
◇
「って、悠里に言われたんだけど……」
休み時間。先程のやり取りを4人に話す侑。
「ゆ、悠里くんに私が普段着てる服のサイズを教えるの……お願いとはいえ、恥ずかしいよぉ……」
「偶に堂々と女の子に服のサイズを訊くのって、ゆうりんらしいよね~」
「確かに。アクセサリーの目立ち具合というのも気になりますね。どういう意味なんでしょうか?」
「もしかしたら何かのパーティーのお誘いじゃないかしら?」
「「「「パーティー?」」」」
その疑問にそう答えたのは
「かなり昔の話になるけど、悠里が主催でパーティーを開いてくれた時があったの」
「え? 悠里が主催で? 珍しくない?」
「なんかちょっとした無理難題を吹っ掛けられた~って、アタシとママに言ってたのを今でも憶えてるわ。ただパーティーが終わった後の悠里、すっごくニコニコしてたもの」
嵐珠の話によると、幼い頃に何が切っ掛けがは不明だが、悠里が主催でパーティーを開く事態になってしまったらしく、結果的には大成功だったとか。
「それにしても服のサイズかぁ……私、太ってたりしてないか不安になってきたんだけど……大丈夫かな? みんなは?」
「「「「……」」」」
「え!? なんで4人とも、目を逸らすの!?」
侑の言葉を聞いた歩夢、愛、せつ菜、嵐珠の4人は何故か目を逸らす。その反応を見た侑は軽く涙目になってしまうのであった。
読んでいただきありがとうございます。
なんとか間に合って良かったです……(苦笑)
次回の投稿日は愛ちゃんの誕生日になります。
頑張りますので、よろしくお願いします。
本日はありがとうございました。