そんな15分の出来事
雇用形態、その様なモノがこの世にはある
雇用形態の意味ではハンターは
個人事業主ではなかろうか
モンスターを狩り報酬を得る、
しかしながら怪我による休止などの
間の保証は無いし、退職金も無い。
つまり社会保障は一切存在しない
なのに命を張って狩りをする、
自分の命と報酬を天秤に載せて、
稼げるうちに稼げるだけ稼げ…
ということである
しかしながら私はお金にそれほど
執着がない、
生活するためには必要ではあるが、
あまり物欲がないのだ
一戸建てが欲しいとは思わない
(あったらいいなぁ程度)し、余計な
贅沢をしようとも思わない
集会所で寝れば家賃さえ発生しない
私は何処ででも寝られる
なのに今日もブラックな職場に突撃
してモンスターを狩らなければならない
そう、ブラックなのだ
解ってはいるのだ
でも就職してしまったのだ
勤務時間は昼夜を問わず、
ミーティングを含めると残業時間が
サービスである
こんなものが常態化したら私を含めて
過労死へ一直線だ
怪我をしても労災など請求出来ない、
薬草でも拾って来いと?
何かこう、気分的な安らぎや癒しは
存在しないものだろうか…
観察してみるとそれは
ギルドガールの笑顔である
そう、ただのスマイル
0円のアレ
それだけで男のハンターは舞い上がり
ホイホイ命を掛けるのだ
安い!
安いぞ!
貴方の命とプライドは!
そろそろ騙されていることに気付け諸君!
さて、そもそも私は闘いに向いて
いるのだろうか、まぁ戦っては来たが…
前の職場もブラックだった
上司は私をアゴで使った…
私に指図して何度も何度も敵に
突撃させた
武器を持った人間にだ
私が居なくなって今頃
困っているだろう…
ザマァ!!
あの金髪忍者モドキ!!
何がパピーだガル◯ォード!
それ仔犬って意味だぞ!
仔犬の時に仔犬って名前付けられた
悲しみを思い知れ!
そういえばあの頃に出会った鷹は
元気だろうか、私と同じように
コキ使われ私と目が合った瞬間
シンパシーを感じたものだ
救いは主がアイヌの可愛い娘だった事
位だろう
確か名前は継母だったか
アイツの名前もヒドかった
昔、噂で聞いた一番ブラックな職場
では私達の扱いはもっと酷かった
らしい、
なんでも鬼のアジトへ強盗
するために協力させられ、
命を掛けた報酬がキビダンゴとか
言う何かだったそうだ
どこかの鬼殺隊のほうが
給与体系が良さそうだ
そんな訳のわからない素材?的な
モノ一つで命を掛けたのだ、
猿とキジと協力し動物虐待で
集団訴訟すると良いだろう
むっ?主人が呼んでいる、
どうやら懲りずにマガイマガドに
行くらしい
だからランスは止めろって、
あんた15分じゃ時間足らないだろ?
「お前呼んだのに何で来ないんだよ、
まぁた時間切れじゃねぇか」
「クゥゥン…」
訳
いや私マガドの尻尾食らって
回復中だったよね?!
見れば動けないの解るよね?
しかもあんたランスだよ?
突進使えば走れるじゃん?
「もう50回はやってんのに…」
「クゥゥン…」
訳
あのさ、言いたくないけど操作
ミスってるよね?
RとZR間違えてガード失敗してるよね?
「あーあ、もっと簡単に倒せねぇかなぁ」
笛担げよ!!!
「お前に乗ったままランスで攻撃出来た
ほうが自然じゃね?騎馬兵みてぇに」
CAPCOMに言え!
ランス使いは全員そう思ったわ!
あんたを載せて走るだけじゃなく
崖登るわ飛び降りるわ私って
頑張ってるじゃない!!
なんか報酬ないんかい!!
肉寄越せ肉!
「よしよし、お疲れ」
なせ私は撫でられただけで
尻尾を振ってしまうのか
これで思い残す事はない、
ライズに集中しよう