新機動武闘伝 GガンダムSEED Destiny   作:カンナム

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さて、皆さん。

驚きの真実ですーー。

シン達は、シュバルツの手ほどきで、明鏡止水の境地を会得しようとしています。

そんな中、本日の対戦相手は、シン達のように東方不敗マスターアジアから手ほどきを受けた地球連合軍ファントムペインの3人組です

果たして、どのようなファイトの嵐が吹き荒れるのでしょうか!?

それでは、ガンダムファイト!

レディ、ゴー!!




第18話 激突 若き獅子達の邂逅

大西洋の海上でーー

 

 

 

4機のガンダムを前にインパルスガンダムーーシンは、エクスカリバーを正眼に構えた。

 

 

 

「お前達は、あのときの! アーモリーワンであった奴らか!!」

 

 

 

「ーー見つけたぜ、ガンダムシュピーゲル! 今日こそ落とぉおおす!」

 

 

 

水色のガンダムーーアビスが長柄を振りかぶりながら、攻撃を仕掛けてくる。

 

 

 

「それはこっちの台詞だあああ!」

 

 

 

それに対し、シンはインパルスの持つエクスカリバーを両手持ちに構えて袈裟懸けに切り返す。

 

 

 

二機のガンダムはそのまま、鍔迫り合いを行う。

 

 

 

「どけ! 俺が倒したいのは、お前じゃない!!」

 

 

 

自分の前に立ちはだかるアビスガンダムに、シンが下がるように告げると、彼ーーアウル・ニーダも好戦的な表情で返してきた。

 

 

 

「師匠に手を出そうなんて百年早いんだよぉ! お前こそ、どけよ! 僕の狙いはそこの忍者だ!!」

 

 

 

「はあ? お前、何言ってんだ? シュバルツさんは諦めろよ。格が違うし、俺がいる!!」

 

 

 

「なに言ってんだ? あんな覆面した変態忍者に僕が負けるわけないじゃないか!」

 

 

 

「お前の所の師匠ってのも、三つ編みおさげの変態じいさんじゃないか」

 

 

 

「お前、師匠になんてことをおおお!!」

 

 

 

「こっちの台詞だああああ!!」

 

 

 

鍔迫り合いの状態で舌戦を繰り広げた後、互いの獲物を斬りはらい、同時に打ち込み合う。

 

 

 

スピード、パワー、共に申し分ないレベルの一撃だった。

 

 

 

シンの目が、一気に警戒の色を強める。

 

 

 

「なにしてんのよ、シン」

 

「こいつら、強敵だ!」

 

 

 

呆れ気味に言ってくるルナマリアに、シンは警戒しろとばかりに声を張り上げた。

 

 

 

その姿に、シュバルツは納得したように頷き、黒い巨大なツノを持つガンダムーー、マスターガンダムを見据えた。

 

 

 

「さすがはマスターアジア。

 

MSとの人機一体の境地を彼らに叩きこんだようだな。

 

もしかすると、明鏡止水の境地にはやつらのほうが近いのかもしれん」

 

 

 

「機体性能の差もあるし、ちょっと厄介かもしれませんね」

 

 

 

「明鏡止水のレベルで負けている。機体性能でもこちらが不利。

 

となれば、この戦い。数の上では4対4ではあるがーー」

 

 

 

ルナマリア、レイも揃って警戒レベルを引き上げる。

 

 

 

同時に、マスターガンダムの脇から、緑色の機体、カオスガンダムがビームサーベルを抜いて、レイに切りかかってきた。

 

 

 

「ーークッ!!」

 

 

 

咄嗟に肩口にあるビームトマホークを抜き、切り返す。その動きと反応速度に、カオスガンダムのパイロット、スティング・オークレーは、満足気味に笑った。

 

 

 

「へえ? お前たちも明鏡止水の使い手か。

 

なら、どちらがより人機一体の境地に近づけているか、勝負と行こうぜ!」

 

 

 

鍔迫り合いを行う2機に、ルナマリアがオルトロスを構え放つ。

 

 

 

間一髪で避けるカオスガンダムの動きに、ルナマリアもレイも目つきを変えた。

 

 

 

「海上じゃ、私やレイのザクは使えない。強敵だし、圧倒的に不利ね」

 

「はあ? 海上じゃMSを使えない? なに生ぬるいこと言ってやがんだか」

 

 

 

カオスガンダムのパイロット、スティングはそう言いながら自然な動きでガンダムを動かし、振り返る。

 

 

 

それにつられて、レイやルナマリアもそちらを見ると、驚愕に目を見開いた。

 

 

 

「お前たち、明鏡止水を使えるんなら、あれぐらいできないのかよ」

 

 

 

そこには、海面を4足で獣の如く疾駆するガイアがいた。

 

 

 

「「なっ!?」」

 

 

 

本来、ガイアには海面上で戦闘する機能はない。しかし、今、海面上を走るのは、間違いなくガイアという機体だ。

 

 

 

「海面の感覚、水の音、水の流れ、わかる。ステラわかる!」

 

 

 

まるで陸上のように海面を走るガイアに、ザフト軍に衝撃が走る。

 

 

 

「まじかよっ!?」

 

 

 

この事に、同じセカンドシリーズを使うシンも目をみはった。ミネルバクルーに至っては、完全に度肝を抜かれている。

 

 

 

「へっ! この程度で驚いてるようじゃお前たちの修行の成果っての、大したことないな!」

 

「な、に、をぉおお!?」

 

 

 

鍔迫り合いで、競り合っているアウルの言葉に、シンが激昂する。

 

 

 

しかし、スティングもアウルもステラも、今のシン達よりも遥かに早く、鋭い動きをしている。

 

 

 

まるで、本当の手足のように、機体の限界を越えて使いこなしているのだ。

 

 

 

「くっそお! このままじゃ!」

 

 

 

ことごとく、敵の反応が自分達を上回り、詰め将棋のように徐々に押されていくシン達。

 

 

 

「機体の性能っていうより、明らかに人機一体の境地で負けてるっ!」

 

 

 

ルナマリアの言うとおり、彼女達の動きより一回り早く、敵は動いている。

 

 

 

オルトロスを引くよりも一瞬早く、ガイアは半歩移動して避け、そのまま肩口からビームキャノンを放ってくる。

 

 

 

「ーークッ、何て避けづらい射撃!!」

 

 

 

正確な射撃に、赤いザクが、ミネルバの甲板上で宙返りしながら避ける。

 

 

 

「ーーこのザクのパイロット。凄い」

 

 

 

ステラは、ポツリとつぶやいた。

 

 

 

しかし、シン達と彼らの反応速度の差は、明らかに致命的だ。

 

 

 

ジリジリと追い詰められていく、インパルスガンダム。

 

 

 

「いい加減、下がれよ! インパルスガンダム!!」

 

 

 

攻撃を避け切れず、振り下ろされたビームグレイブ。

 

 

 

その時、シンの中で何かが弾ける感覚があった。

 

 

 

「くっそぉおおおお! こんなやつらにぃいいい!」

 

 

 

瞬間、インパルスガンダムのバーニアが一気に噴き出す。

 

 

 

 

 

 

 

「ぬっ!? 明鏡止水ではないようだが、こやつ、面白い力を秘めておるようだな」

 

「シン、目覚めたか。おのれのなかに眠る力に」

 

 

 

そのシンの変化を、敏感に2人のガンダムファイターが感じ取った。

 

 

 

 

 

そこからのシンの動きは、先程までとはまるで違った。反応速度が、桁違いに上がったのだ。

 

 

 

グレイブが振り下ろされるよりも早く、脇へと高速移動して避けている。

 

 

 

「なにっ!? さっきまで反応できなかったのに、なんでっ?!」

 

 

 

アウルの目には、それが異質なものに映った。

 

 

 

明鏡止水を学ぶアウルだからこそ、インパルスガンダムの変化に気付いたと言える。

 

 

 

「明鏡止水じゃないっ! お前、いったい何の力を!」

 

「そんなこと知るか! ただ、お前の攻撃が急に見えるようになっただけだ!!」

 

 

 

自分の鋭くなった感覚に任せ、機体を動かし、エクスカリバーを振り下ろして攻撃を行う。

 

 

 

それにアウルも見事な反応で、エクスカリバーを切り払い、グレイブをぶつけていく。

 

 

 

両者の斬撃は、ハッキリと大気を切り裂く程のものだ。まともに当たれば、真っ二つになる。

 

それを互いに紙一重でかわしながら、鋭い斬撃を放ち合う。

 

ほとんど互角の斬り合いを演じるインパルスとアビス。

 

 

 

均衡はしばらくして、崩れ始めた。

 

 

 

アウルが思慮深げに、インパルスガンダムの状態を見抜く。

 

 

 

「ーーとはいえ、反応速度は互角でも、機体が悲鳴を上げ始めてるな!」

 

 

 

インパルスが関節部から火花を上げはじめていたのだ。

 

 

 

「肘が痛い……。ということは、インパルスの機体稼働領域を越えてる!?」

 

 

 

シンも明鏡止水の影響で機体の悲鳴を感じ始める。

 

 

 

そして、不可解な疑問を思い切りぶつけた。

 

 

 

「俺よりはるかに速く動いているのに!

 

なんでこいつ、なんでこのパイロット! なんでアビスは大丈夫なんだあぁああああ!」

 

 

 

機体のカタログスペックをゆうに凌駕した二機の動き。

 

 

 

しかし、インパルスのエネルギーが一気に減っていき、動きも鈍くなっていく。

 

 

 

「やばい、エネルギーがっ!」

 

 

 

追い詰められてきたインパルスに、アビスのパイロットーーアウルがニヤリと笑いながら、告げる。

 

 

 

「当たり前だろぉ? 

 

明鏡止水をちゃんと使いこなせていない証拠さ。

 

自分の感覚を優先させてる奴が、MSを顧みずに動けば、MSの限界も早くなる!

 

自分の感覚をMSに押し付けてるようじゃ、人機一体の境地なんて、できやしないっ!」

 

 

 

「なんでだっ!? なんで同じセカンドステージなのに、やつらの機体は俺と同じスピードで動いても平気なんだっ!?」

 

 

 

インパルスのエネルギー残量がいよいよ危うくなってきている。

 

 

 

対して、アビスの動きには、乱れがなく、エネルギーもまだまだ余裕がありそうだった。

 

 

 

 

 

 

 

ボシュウッ

 

 

 

煙が上がる音にルナマリアが振り返って見れば、レイのザクファントムが持つビームライフルがショートした所だった。

 

 

 

「くそ! また銃身が壊れたか!」

 

「またなのっ!?」

 

 

 

使いものにならなくなったライフルを捨て、左手に盾を、右手にビームトマホークを構えるレイ。

 

 

 

「どうしたどうしたどうしたぁあ! お前に合わせてわざわざビームサーベルで攻撃してやってんだぜ! こっちはよぉお」

 

 

 

そこへカオスガンダムのスティングが、ビームサーベルで切りかかってきた。

 

 

 

彼は背中にある二つの円筒型のガンバレルを使わず、純粋なバーニアとして使用していた。

 

 

 

カオスガンダムの機動性を活かしたサーベルでの攻撃に対し、レイもトマホークで切り返す。

 

 

 

しかし、シンのインパルスガンダム程は拮抗せずに、スピードも反応も、カオスガンダムに押されるザクファントム。

 

 

 

「明鏡止水の使い手って聞いたからそこそこ使えるのかと思ったら、まるで期待はずれだな! まだあっちの白いやつのほうが楽しそうだ!」

 

チラっとスティングは、アビスと斬り合いを繰り広げているインパルスに目を向けた。

 

それにアウルも不敵な笑みを浮かべてインパルスガンダムの斬撃を斬り返す。

 

 

 

「楽しいぜ、こいつ! もっとも、僕の方がが上だけどね!」

 

「くっそ! このままじゃジリ貧だ!」

 

 

 

焦りを感じながらも、シンはちらりと海に浮かんでいるソードシルエットを見、もう一振りのエクスカリバーの所在を確認する。

 

 

 

「そぉら! 終わりだああ!」

 

 

 

ビームグレイブを旋回させながら、なぎ払いを放ち、インパルスを下がらせると、肩口から連座式のビーム砲をぶっ放す。

 

後方に下がらされたシンは、その連装ビーム砲ガンバレル放たれると同時に、インパルスガンダムの踵を海面に着けさせながら弧を描いて旋回する。

 

 

 

そのスピードは音速を超えており、海面から水飛沫が上がると、一瞬インパルスの姿が見えなくなる。

 

 

 

超スピードでそこから動いているので、アウル側やルナマリア達から見ると水飛沫が刎ねた瞬間にインパルスが消えたように見える動きだ。

 

 

 

「シンっ!?」

 

「なんて動きだ!」

 

 

 

レイと彼に対峙するスティングにも、その動きに戦慄した。

 

 

 

シンの狙いは、海面上に浮かんで放置されているソードシルエットだ。

 

 

 

左手を伸ばし、エクスカリバーを取った瞬間に、ビームライフルがソードシルエットに当たり、インパルスガンダムを巻き込んで爆発した。

 

 

 

「知らなかったか?

 

 明鏡止水は、機体を通して水の音、風の音、鳥の声を聞く。お前が、何を狙って動いているかなんて、動きを見れば僕には全て、分かるんだよ!」

 

 

 

勝ちほこるアウルに、ルナマリアがオルトロスを構える。

 

 

 

「ーーよくも、シンを!!」

 

 

 

アウルもルナマリアの方を向いて構えたその時だった。

 

 

 

アビスガンダムの側面にあった海面がせり上がり、そこからインパルスが出てきたのだ。

 

 

 

「なっ!?」

 

 

 

水を滴らせながら、両の目を光らせ、インパルスガンダムがアビスガンダムに向けて、左右に握った二振りのエクスカリバーを振り下ろした。

 

「お前の明鏡止水も、完全じゃないぃいいい!」

 

 

 

「ーークッ」

 

 

 

咄嗟にビームグレイブの長柄で止めるアウル。

 

 

 

「これに反応するのかよっ!?」

 

「なんてやつだ! あのタイミングで避けたのかよ!?

 

僕よりも明鏡止水を使いこなせてないのにっ」

 

 

 

互いに攻撃を防いだことに驚愕しあう両者。

 

 

 

「アウル!」

 

「大丈夫、アウル」

 

 

 

情勢がアビスに不利になってきたと悟ったスティングとステラの二人が、アウルの援護に来た。

 

 

 

「ーークソッ」

 

 

 

さすがのシンも下がらざるを得なかった。

 

そんなシン達の闘いを目の当たりにしたレイは、自分のザクファントムを見下ろし、屈辱に拳を握りしめた。

 

 

 

「俺もーー、俺ももっと明鏡止水を窮めていれば、海面で戦うことだってできたはずなのに!!」

 

 

 

「一週間やそこらじゃ無理ってこと?」

 

 

 

自分達との実力差を痛感し、焦りを感じるルナマリアは、3機に囲まれたインパルスガンダムを見ると、後方にいたガンダムシュピーゲルに援軍を求める。

 

 

 

「シュバルツさん、シンが!」

 

「慌てるな、ルナマリア。奴らの剣には殺気がない」

 

「えっ?」

 

 

 

シュバルツの言葉に、スティング達が一斉に頷いた。

 

「当たり前だ。俺たちの狙いはシュバルツ・ブルーダー。あんたなんだからな!」

 

「あのとき、なにも出来なかったステラたちじゃない」

 

「ぼくたちは強くなった! ガンダムに乗ったあんたを倒せるほどに!」

 

 

 

その気迫を受け、ガンダムシュピーゲルは静かに3機のガンダムの顔を見据える。

 

 

 

「どうする、シュバルツ! こやつらの挑戦、受けるか!」

 

 

 

マスターガンダムからの言葉に、彼らの後方に浮かんでいる戦艦をちらりと見る。

 

 

 

名をガーティ・ルー。

 

 

 

ロゴスの息のかかった連合艦を確認したシュバルツは、静かに構えた。

 

「いいだろう! 相手になってやる!」

 

 

 

 

 

その時だった。

 

「ふざけるなぁあああ!」

 

左右に持つエクスカリバーをクロスさせて一閃し、シンが吠える。

 

「わたしたちも舐められたものね!」

 

「俺たちは……強い!」

 

ルナマリアがオルトロスを、レイがビームアクスを構えてシンに続く。

 

 

 

 

 

「やめとけよ、今のお前たちじゃ俺たちには勝てない!」

 

「ぼくたち弱い者いじめをする気はないんだよね」

 

「邪魔しないで。ネオの一番の障害は、そこの忍者だから」

 

 

 

3人の連合パイロットの言葉に、ルナマリアが怒鳴りつける。

 

「邪魔もなにも! いきなり中立コロニーで攻撃してくるわ、MSを奪うわ!! 挙句、他人の進行方向にいきなり現れたのは、アンタたちのほうでしょうが!!」

 

「お前たち連合は、俺たちザフトの敵!! つまり、俺たちが倒さねばならない敵だ!!」

 

その横で、レイも敵意を剥き出しにする。しかし、そんな両者に対し、声を張り上げるものがいた。

 

 

 

「勝負はここまでだ!」

 

 

 

東方不敗マスターアジアである。

 

「なぜです、師匠っ!? ぼくたちはまだ!」

 

 

 

アウルは納得いかず、マスターアジアに詰め寄るも、アビスガンダムをアゴで差し、マスターガンダムは告げた。

 

「自分たちの機体の状態をよく見てみよ! 特にアウル!!」

 

「えっ?」

 

 

 

アウルが改めてアビスガンダムを見ると、両手で持っていたビームグレイブの長柄の部分が、真ん中から2つに切り落とされた。

 

 

 

「なっ!」

 

 

 

「そのまま戦っておれば、どちらが勝っておったかは分からんぞ。いかに、敵の機体稼働が限界に近いとはいえ、近接用の武器を壊されるようではな。

 

修行が足りんわ!」

 

「く、くそぉおお!」

 

 

 

アウルが呻く横で、スティングが舌打ちをする。

 

「ーー腹が立つが、2対1じゃ、ガンダムシュピーゲルーーシュバルツ・ブルーダーとは勝負にならないっ!」

 

 

 

「あ、く、ま、で!! シュバルツさんしか目にないわけね……」

 

スティングの発言に明らかにイラっとしながら、ルナマリアが頬を引くつかせる。

 

「お前ら三人まとめて俺が倒してやる!」

 

その横で、シンがエクスカリバーを二刀流にして構える。

 

 

 

 

 

「なにぃっ!」

 

「調子にのるなよぉ!」

 

「お前、私たちの相手を1人で出来ると思うのか」

 

シンの発言に、今度はステラ達が色めき立つ。

 

 

 

そこに、シュバルツの換言が入った。

 

「馬鹿者っ! シン、お前はよく戦った! ここは引き時だ」

 

「けど! こいつら、このまま野放しにしたら!」

 

シンは、敵に武器を構えながら、言うもシュバルツに更に止められた。

 

 

 

「ーーいや、ここは引け」

 

「えっ!?」

 

「いずれわかる。こ奴らと拳を交えていくことで、な」

 

 

 

そう言いながら、シュバルツは静かにマスターガンダムを見据えた。

 

 

 

その全身から凄まじい闘気を溢れさせて。

 

 

 

対するマスターガンダムから感じる重圧も、それまでの比ではない。

 

 

 

「ーーシン、ルナマリア、レイ。よく見ておくが良い」

 

 

 

「ーースティング、アウル、ステラよ。コレより本当のガンダムファイトを見せてやろう。片時も目を離すでないぞ!!」

 

 

 

空前絶後の闘いの火蓋が、切って落とされようとしていたーー。

 

 




皆さん、お待ちかね〜!!

シン達とアウル達の対決を見た、シュバルツとマスターは、彼らの前で真のガンダムファイトを見せつけてくれます!!

次回、機動武道伝Gガンダム SEEDーDestinyー第19話に。

レディ、ゴー!!
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