7人目のスタンド使い魔 ~キャラバンAct2!~ 作:ローレンシウ
「いよいよ、アルビオンってとこに着くわけね」
異次元から戻ってきたリリーはそう独り言ちながら、甲板に出た。
舷側に寄って眼下を覗き見ると、白い雲が広がっている。
そして、船の進んで行こうとする方向には……。
「……おおー……」
『いやー、でっかいですなー』
思わず、感嘆の声が漏れた。
どこぞのアニメ映画に出てきた天空の城などを想像していたが、実際にこうして目の当たりにすると、それよりも遥かに大きいのがよくわかる。
目視では到底測ることもできないが、聞いたところによれば、この浮遊大陸の大きさはトリステインの国土ほどもあるらしい。
雲の切れ間から、黒々とした大陸が覗いていた。
大陸は視界の続く限り延びており、地表には山がそびえ、川が流れ、その川から溢れた水が空に落ち込んで白い霧となって、大陸の下半分を包んでいる。
「なるほど、『白の国』だわ」
アルビオンは主に大洋の上をさまよっているが、月に何度かハルケギニアの上にやってくる。
その際には常に広範囲にわたって大雨を降らす白い雲に包まれていることから、その名がついたのだという。
感心しながら雄大な眺めを楽しんでいたら、気付いた船長や船員たちが寄ってきた。
「おや、お気に召されましたかな。女空賊長どの」
「いやいや、どこからそんなのを!」
「まさか、本物のリリーシャロンだってんじゃあないでしょうね?」
今のリリーは、昨夜貸してもらった本の挿絵を参考にAct2の異次元で制作した、いかにも空賊船長って感じな衣装をセーラー服の上から着込んでいる。
ちなみに、戦場に着ていくことも考慮に入れ、防弾防刃で耐熱耐寒耐電、内部に各種ギミックを内蔵。
当然その分重いが、ジョセフの義手やシュトロハイムのボディから技術流用したパワードスーツ的な効果があるために、かえって動きは機敏になりさえするという代物だ。
SPW財団の技術班特製、高性能戦闘用特殊スーツを参考にしたハイテク構造である。
「『俺が何者か……貴族か平民か、男か女か、どこから来たのか……。そんなつまらんことを、いちいち気にするんじゃあない』」
リリーは帽子に手を当て、そんな芝居がかったことを言いながら、不敵な微笑みを浮かべてみせた。
船長らが、おおっ、と声を上げる。
「『俺の名はシャロン、空賊だ。手前らと同じだ。それ以上に何がある? さあ、黙って錨を上げろ。あの太陽を目指すんだ!』」
そう言ってビシッと朝日の方を指差すと、周囲から拍手が起こった。
「おおお。そいつぁ、『結成、リリーシャロン空賊団』のセリフじゃあないか!」
「いいぞぉ、女空賊長! かっけぇーぜ!」
「昨夜借りた本はしっかりと読んだ、ってわけだね!」
「そりゃあ、もちろんよ」
リリーは、フフン、と背中をそらす。
がんばって仕入れておいた情報とそれに基づいたサービスのおかげで狙い通りにお客さまが喜んでくれるのは、商売人冥利に尽きるというものだ。
「ありがとう、船長さん。本はお返しします」
そう言ってたくさんの本を丁寧に包んだ大きな袋と、もう一つの別の包みとを差し出す。
「お礼です。よかったら、みんなで食べてくださいな」
「これはまた、ご丁寧に……」
船長が包みを解くと、焼き立てのいい香りがあたりに漂った。
「……おおっ。これは……!」
「フィナンシェだ」
「『黄金のフィナンシェ』ってことかい?」
中には、まるで黄金のような美しい色合いに輝くフィナンシェがぎっしりと詰まっていた。
リリーシャロン・シリーズの異色作、『リリーシャロンのプリンセスメーカー』の作中に登場するお菓子を模したものである。
作品の内容はというと、異界から来たお姫さま候補を護衛してリリーシャロンと仲間たちが伝説の妖精郷を旅するというものなのだが。
おそらく一番の見どころは、そこで出会った強敵『バターのトラ』相手に、彼女が恥じらいながらも体を張ってあれやこれやとがんばる場面だろう。
トラがとろけてできた極上のバターを収穫品として持ち帰ったリリーシャロンは、それを使って焼いたたくさんの『黄金のフィナンシェ』を口止め料代わりとして、お姫さまと仲間たちにふるまうのだ。
『手前ら、さっきの俺の格好、……見たことは忘れろよ。いいな?』
普段は男勝りなリリーシャロンの意外な一面や、姫君のロマンスが見られることから人気がある一方で、子供らには何かと有害だということで発禁処分になっていた時期もあるという、いわくつきの作品である。
「おいおいおい。その衣装といいこれといい、あんた本当に、一体どこから用意したんだ?」
「手品だとしても、船の中で焼き菓子とか用意できねーよな」
「実は凄腕のメイジで、『錬金』で作ったとか?」
「いやいや、どう見ても土くれから作ったとかそんな感じじゃあねーぞ、これは」
「……ンまい! 香り高いバターがたっぷりで、ホクホクしてやがる!」
リリーは彼らが騒いだり喜んだりしてくれているのを見て満足そうに微笑むと、ちっちっと指を振ってみせた。
「手品師と空賊は種明かしはしないのよ。ま、女の子には、秘密と夢がいっぱい詰まってるんだってことで」
『なんや、ドヤ顔しよってからに。注文通りにわしが作っただけやん』
まあ、アイディアとレシピを出したのはリリーだが。
「……ところで、ニューカッスル城は敵に包囲されてるって聞きましたけど。その中を突っ切ってお城まで行く、なんてことができるんですか?」
そう尋ねると、船長はにやりと笑った。
「確かに、女空賊長どの。ニューカッスル城は貴族派の艦船団によって、空から封鎖されておる。上空から近付くようなことは、とてもじゃないができませんな」
「じゃあ、どうやって……」
「空賊は、種明かしはせんものでしょう? まあ、見とってください」
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快速船は、浮遊大陸アルビオンの複雑な岸線を、雲に隠れるようにして航海していった。
そうして数時間ほど進んだ頃に、大陸から突き出た岬が見えてくる。
その突端には、高い城がそびえていた。
「あれがニューカッスル城です。しかし、このまま真っすぐに、上空から近付いていくことはできん」
船長はそう言うと、城の上空の方を指差す。
大きな船が、ちょうどそのあたりから降下してくる途中であった。
「貴族派の艦ですな。あれは……そう、『グラフトン』号のようだ」
船長が遠眼鏡で確認して、船名を呟く。
その船はゆるゆると降下したかと思うと、ニューカッスルの城めがけて並んだ砲門を開き、砲撃を加えた。
砲弾は城に着弾して城壁をいくらか砕き、その斉射の振動はこちらの船にまで伝わってくる。
もっとも、向こうからは雲に隠れている小型船の存在は見えていないようだが。
「旗艦の『レキシントン』号をはじめとする貴族派の船が、ああして常に空から城を包囲し、攻撃を加えている。いくらこっちが速度に勝る快速船だといっても、あちらには多数の砲門もあるし、竜騎兵もいる。とても、それを潜り抜けて城にまで辿り着くことはできませんな」
そう言うと、大陸の下側に潜り込むような進路を取る。
リリー以外の一行も既に起き出して、甲板に集まっていた。
「城は上にあるのに、どうして下の方に行くの?」
ルイズは不思議そうにしたが、リリーはピンときたようだ。
「あ。もしかしたら、城の地下から大陸の下に抜ける、隠し通路みたいなものがあるとか?」
「さすがは女空賊長どのだ。慧眼ですな」
船長はにやりと笑った。
「いかにも。大陸の下にはおそらく、王党派しか知らない秘密の抜け道があるのでしょう。もっとも、それは彼らにとっては最後の命綱となる機密。さすがに部外者の私らは、その場所までは知らされておりません」
「? じゃあ、どうやって物資を受け渡ししているの?」
「それとは別に、物資の引き渡し場所として使っている洞穴があるのですよ。私らは指示されたその場所に物資を運ぶ。王党派の方々は代金をそこに置いて物資を持っていく、というわけでね」
「なるほど。要するにその洞窟で待っていれば、遠からず王党派が物資の回収に来るはずだから、その時に事情を伝えてニューカッスル城まで連れて行ってもらえばいいってわけね」
「さよう、そういうことです」
キュルケの言葉に頷きを返すと、船長は船を大陸の下方に向かわせた。
雲中を通り、大陸の下に出ると、辺りは真っ暗になる。
大陸が頭上にあるため、日が差さないのだ。
そのうえ周囲は絶えずアルビオンから流れ落ちる水のためにできる雲に覆われていて、視界がゼロに等しい。
マストに灯された、魔法具による灯りだけが頼りだ。
「頭上の大陸に座礁する危険があるから、反乱軍もこのあたりには近寄らん。抜け道の存在を疑っていたとしても探るのは危険が大きすぎる。まず、見つかる心配はない」
「この船は大丈夫なの?」
周囲を暗闇と湿ったひんやりとした空気とに包まれて、ルイズが不安そうにする。
「もちろんだ。正確な地形図と測量技術、魔法の照明、それに確かな腕と度胸があれば、航行は容易いよ」
「俺たちにとっては造作もないことさ。まあ、任せといてくだせえ」
彼らはまるで恐れた様子もなく、むしろ楽しそうにしていた。
船長が指示を出し、それを受けて船員たちが暗闇の中でも迷うことなくきびきびと動いて、船を操っていく。
やがて、船は大陸の下部に開いた、黒々とした大きな洞穴の中に入っていった。
内部は大きな鍾乳洞で、周囲は壁面を覆う真っ白い発光性のコケによって、仄明るくなっている。
船員たちは魔法がかかっているらしいもやいの縄を一斉に放って大きな石筍に巻き付け、船を岸壁に寄せると、丈夫そうな橋板を渡した。
「よし、積荷を下ろせ」
船長の指示に従って、船員たちがてきぱきと動く。
船内から次々と軍需物資が運び出され、鍾乳洞の奥に積み上げられていった。
「あなたがたはまだ降りなくてもいいですよ。王党派の船が来るまでは、私らもここで待っておきますから」
手紙をただ見せるよりも自分の口から直接皇太子に事情を説明したほうが話が通りやすいだろうという船長に、ルイズは目を見開いた。
「え? ウェールズ殿下がご自分で、こんなところに物資を取りに来られるの?」
「いつもそうですな。皇太子どのは王立空軍の艦隊司令長官だが、艦隊といってももはや船は『イーグル』号一隻しか残っていないようですから。物資の輸送であれなんであれ、自らそれに乗って指揮を執るのは当然ということでしょう」
「だとしても、平民の君がまがりなりにも一国の皇太子と近づきになれたうえに話を通すことができるなどとは、にわかには信じがたいが」
懐疑的な顔をして、やや厳しげな口調でそう尋ねたワルドに、船長は肩をすくめる。
「まあ、普通ならそうでしょうな。だが、私らが近づきになったのは、皇太子のウェールズどのじゃない。空賊のウェールズどのですよ」
「空賊の?」
怪訝そうにするキュルケらに、船長は事の次第を説明していった。
「王党派は貴族派に完全に包囲され、船も残り一隻。王軍の軍艦旗を掲げて正面切って戦っても、とても勝ち目はない。ウェールズどのは敵の補給路を断つため、というよりも、自分たちの必要な物資だけでも得るために、今は空賊を装って、貴族派に補給物資を送る船を襲っておるようで」
ある時、この船は、そんなウェールズの船に捕捉された。
自分たちの快速船を捕らえた手並みには感心したが、出てきた海賊どもは変装も演技も素人で、実はいいところの貴族だと丸わかりだった。
船長が自分たちの船には狙われるような積荷はないことを伝え、おそらくは王党派だろうがもう少しましな変装をしろと指摘してやったところ、その偽海賊船長は彼の度胸と慧眼に感心して正体を明かし、改善点を教えてくれと言ってきた。
それが、ウェールズ皇太子だったのだ。
王族としての義務を果たせず追い詰められた身ゆえということもあるのだろうが、身分の差などにこだわらないその素直な態度や人柄を気に入って、船長らは彼と意気投合し、補給物資の運搬を引き受けたのだという。
「へえ……。運命的な出会いって感じね」
リリーは得心したように頷いた。
確かに、いかにも空賊リリーシャロンに憧れる船長らの好きそうな話だ。
「なるほどな」
ワルドも同じように頷いたが、内心では、これはまた思いもかけぬ収穫だとほくそ笑んでいた。
(これはまた、いい手土産ができた。王党派の連中が用いる秘密の抜け道を、俺が突き止められたというわけだ)
もっとも、アルビオンの王族には、追い詰められたからといってそこから逃げ出そうという気はないのだろう。
そんな気があるなら、とうの昔にそうしているはずである。
王族として、己の国を棄てて地上に逃れるわけにはいかないと覚悟を決めているのだろう。
それに、単に大陸の下に通じる抜け道があるという程度のことなら、他の貴族派の者たちも既に掴んでいるか、少なくとも疑いくらいはもっている。
問題は、その正確な場所がわからず、座礁の危険を冒して手探りで調べるわけにもいかないという点なのだが、航海に関する知識のないワルドには、そこまで船で行ったところで正確な座標や航路などは判断できまい。
そういった諸々の点を考えると、どの程度価値のある情報といえるかは微妙なところだ。
貴族派が王党派を打倒して城を占拠すれば、どの道わかることなのだし。
それでもまあ、いちおうの土産話くらいにはなるし、その抜け道から王族が逃げないまでも、何か貴重なものが流出してしまわないか目を光らせておくことはできる。
「運命的な出会いは、こっちも同じね」
「渡りに船」
キュルケとタバサはそう言って腰を落ち着けると、船員たちの荷運びの様子を眺めたり、本を開いたりして時間を潰し始めた。
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何時間か過ぎた頃、鍾乳洞に別の船が姿をあらわした。
こちらの快速船よりも、二回りは大きい。
「船長、『イーグル』号が来ました」
物見の船員がそう報告すると、一同はウェールズ皇太子を出迎えるために、岸壁に整列した。
相手方の船が近付いてきてタラップを渡し、向こうの船員たちがぞろぞろと降りてくる。
誰も彼もが、いかにも空賊っぽい、荒くれ者のような格好をしていた。
「……本当に、こいつら、……この人たちが、王立空軍の軍人なの?」
ルイズが眉をひそめて、不安そうにした。
「そうなんでしょ。さっき、船長さんたちが演技指導して、しっかり空賊っぽくなったって言ってたじゃない」
リリーはむしろ面白そうにそんな連中の様子を眺めながら、伊達の眼帯を掛け直す。
やがて、空賊の頭らしい、ひときわ派手な格好の男が姿をあらわした。
元は白かったらしいが汗とグリース油で汚れて真っ黒になったシャツの胸をはだけ、そこから赤銅色に日焼けした逞しい胸を覗かせている。
ぼさぼさの長い黒髪は赤い布で雑に纏められ、無精ひげが顔中に生えていて、左目には眼帯が巻いてあった。
そいつはにやりと笑い、大股にずかずかと船長の前に歩み寄ると、外見に似合わぬ爽やかな声で話しかける。
「やあ、シャルト船長。久し振りだね、ここまで来てくれて嬉しいよ」
「ウェールズどのも、ご無事でなによりですな」
二人はそう言って朗らかに笑い合うと、固い握手を交わした。
それから、ウェールズと呼ばれた男は視線を巡らせて、ルイズら一行の姿を見て首を傾げる。
「おや、貴族を乗せてくるとは。護衛かい? それに……、そちらはまさか、君のごひいきの空賊リリーシャロンどのではあるまいね?」
そんな彼の言葉に応じて、ワルドが一歩進み出ると、優雅に頭を下げた。
他の面々も、恭しく一礼する。
「トリステイン王国魔法衛士隊、グリフォン隊隊長、ワルド子爵です」
「なに? トリステインの魔法衛士だって?」
「は。そしてこちらが姫殿下よりの大任をおおせつかったラ・ヴァリエール嬢と、その使い魔の娘にございます、皇太子殿下」
「ああ、あたしたち二人は、ただの付き添いですわ」
どういうことかと目を丸くしたウェールズに、船長が事の次第を説明した。
「……なんと。外国にまだ我々の味方の貴族がいるなどとは、夢にも思わなかった。では、君たちはトリステインからの大使だと?」
「はい。アンリエッタ姫殿下より、密書を言付かって参りました」
ルイズは手紙を差し出そうとしたが、本当に皇太子なのかという疑念で、一度躊躇する。
「いや、疑われるのも無理はない。こんななりではね」
ウェールズは苦笑すると、まず変装を外した。
縮れた黒髪の鬘をはいできちんと整えられた金髪を晒し、眼帯を取りはずし、作り物の髭をはがす。
それから身だしなみを整え直すと、明らかに高い身分の者とわかる立ち居振る舞いの、凛々しい若者になった。
次いで、自分の薬指に光る指輪をルイズの手にある水のルビーに近づけると、二つの宝石は共鳴しあい、虹色の光を振りまく。
「水と風の二つの宝石が、王家の間にかかる虹を作る。これで、身の証を立てたと認めてもらえるかな?」
「大変、失礼をいたしました」
ルイズは深々と頭を下げて、あらためて手紙を差し出した。
ウェールズは愛おしげにその手紙を見つめると、花押に接吻をしてから封を開き、読み始める。
「……そうか。アンリエッタは結婚するのか。あの、私の可愛い……、従妹が」
読み終えてそうぽつりと呟くと、彼は微笑んだ。
「なるほど、了解した。姫は、私に以前にいただいたある手紙を返して欲しいとのことだ。何より大切な姫からの手紙だが、姫の望みは私の望みだ。もちろんお返しする」
そう言いながら手紙を畳んで、懐にしまう。
「だが、この空賊船の中には持ってきていない。他国からの大使の方々に面倒と危険をおかけすることになるが、ニューカッスル城まで取りに来てもらいたい」
「それでは、私どもは対価をいただいて、失礼するとしよう」
船長はそう言って会釈をし、立ち去ろうとする。
だが、ウェールズは彼に笑いかけ、引き留めた。
「待ってくれ、シャルト船長」
「? なにか?」
「これまで君にはずっとよくしてもらった、感謝しているよ。おそらく、今回が最後の取引になるだろう」
「……さようで」
船長は少し顔をしかめて、頭を下げた。
「ついては、このまま帰ってもらってももちろんいいのだが。もし来てくれるのなら、君たちも城に招待したい。今宵は宴があるんだよ」
ウェールズは明るい声でそう言って、彼の肩を叩く。
「それに、実はついさっき大戦果があったばかりでね。此方の船は積荷をたっぷり載せているので、物資を君の船で運んでくれると嬉しいんだ。もちろん、追加報酬は払うさ」