漫画『ジョジョの奇妙な冒険』の二次創作ゲームである『7人目のスタンド使い』と、小説『ゼロの使い魔』とのクロスオーバー作品になります。

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 あの日、ラジオから聞こえてきた奇妙な声に導かれて、この奇妙なスタンドという能力に目覚めてから、もう数年の年月が流れた……。
 エジプトでのジョースターの血統とDIOという名の吸血鬼との戦いに決着をつけ、騒がしかった日常も静かになった……。

 気がつけば高校も卒業……。
 大学へ進学……。

「……ねえ『キャラバン』。久し振りに、気分転換しようか?」
『あいよ、Act2な。20SPやでー』

 大学の生活は楽しかったが、それでもあの旅に比べれば刺激の少ない、平穏な日々。
 私は時々、自分のスタンドがもつ袋の入口から、その先にある異次元空間へと出掛けることにしていた。
 仲間たちと共に旅をしていたあの頃と変わらないこの空間は、ごくごく狭い範囲ではあるものの、高校時代の冒険生活を思い出させてくれる。
 ほどよい刺激にもなるし、何よりも数日ほどここに滞在しても現実世界での時間は流れないので、ストレスを抜くのにいい。

 
 しかし、運命は自分にまた新しく、より刺激に満ちた冒険を強いることを……。
 この時の私は、知る由もなかった……。

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