あるところに百万回生きた猫がいました。
その猫は百万回死んで、百万回生きたのです。
あるとき猫は救国の聖女の猫でした。
またあるとき猫は皇帝の猫でした。
そのほかにも王の猫だった時もありました。
しかし猫は、聖女も皇帝も王なんかも大嫌いでした。


そんな百万人に愛された猫が、今世で目覚めたのは猛吹雪の中に囚われた大きな大きな施設です。

そこで猫は逞しく今日を生きるのでした。
  プロローグ
  100万回生きた猫とキリシュタリア()
X(Twitter)  ▲ページの一番上に飛ぶ