パッと思い付いたダキア人と扶桑人の娘のお話。
皆さんの想像に頼る部分が多いです。

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とあるダキア人の航空ウィッチは祖国を追われカールスラントの亡命航空ウィッチとして沿岸警備に従事していた…
これはそんな彼女がある日から見始めた夢、その続きを知る話である。


あの日の夢の続き

『そうか、それが君の夢か…それなら私が居ればすぐに叶っちゃうから大丈夫だな。…私の夢かい?そうだね、私の夢は…』

まただ、またここで目が覚めてしまう。夢の中とはいえアイツの夢がなんなのか気になって仕方ない。かといってアイツとは然して仲良くない、なんならまだ関係はほぼ無い様なものだ。どうしてこんなにアイツが気になるのだろうか……こんなに気になるようになったのはあの日、そうアイツが私の所に空から降ってきた時である。

 アイツとの出会いは常識外れもいい所でいきなり上から降ってきたアイツを私が途中でキャッチしたことである。どうやら上空で魔力を使い果たして気絶して私の上に落ちて来たらしい。

沿岸警備隊にいるウィッチである私は本来ならアイツみたいのが海に落ちたら出動する。だから墜ちる前にたまたまキャッチ出来たのは仕事良かったのだが、私のストライカーは航続距離に魔力パターンを全振りしており非力なので一緒に落ちるんじゃないかとかなり肝を冷やした。そのまま気絶したまま病院に届けたからアイツは私の顔を知らない筈である。2.3日後、非番の日に行く先もないからとこの国の海軍を見てやる為に港に顔を出した際にすれ違ったが当然アイツは私に気付かなかったから間違いない。

アイツはいい笑顔をする、卑屈な上部面のビジネススマイルをする私とは違うちゃんとした笑顔で快活に笑い飛ばすのだ。誰とでも仲がよくて空戦も上手くて部下に慕われている、人にこき使われいつも皮肉ばかり言って仲間の責任負ってる省かれ者の私とは全く違う、そんなアイツを私は羨ましく妬ましく思っていた。

 アイツを助けて2ヶ月程した日、いつもと変わらぬ海上監視をしていた私の所にアイツがいきなり来た。

「やぁ、しけた面して飛んでるな」

いきなり話しかけといて第一声がこれとは大変失礼な奴である。私が

「悪かったですね。で人気者の新井准尉が何の用です。私なんかに」

と答えるとアイツは

「いやぁ君が俺を助けてくれたんだろ?サンキューな!……まぁ…実はそれがいいたかっただけなんだ」

と言って私の肩に腕を回して笑う。アイツの身体からはいい匂いがした、あまりに眩しい人気者の笑顔が卑屈な私には鋭く突き刺さる。これ以上一緒に居ると光に塗りつぶされ陰の者の私は存在が消えてしまいそうだ。ともかく離れようと腕をどかした時、アイツが私に聞いてきた

「君、名前は?あと……夢!いきなり変なこと聞いてわりぃな」

私は

「……名前はキンガ・ストイーカ。夢?夢は……そうですね……世界平和ですかね…」

冗談半分で答えてやった、確かに世界平和は重要だ。だが、私にとっては世界平和なんかより早くこんな部隊を環境を離れたいが本音だった。聞いたアイツは

『そうだよな、あっててよかった。そうかぁ、それが君の夢か…それなら俺が居ればすぐに叶っちゃうから大丈夫だな。」

と笑いとばしたのだ。驚いた驚いた、夢とおなじことを抜かしよるのだ。あまりに驚いた、だから私は勇気をだしてアイツに聞いてみた。夢で聞けなかったその先を知れると思ったのだ。

「じゃあ貴女の夢は?」

ひとしきり笑った後、アイツは口を開いた。

「…俺の夢?俺の夢はね…」

そこで私の意識は途切れることなくアイツは色々喋り続けている、凄く恥ずかしいことや壮大な夢、知らなかったアイツと私の関係を恥ずかしげもなく私にぶつけてくる、本当になんて奴だろうか。買いかぶりすぎだと恥ずかしくて誤魔化す私を今度はアイツが勝手に抱き抱えて運ぶ。まさかこんな結末だったとは、予想を遥かに越えたアイツの回答に私は困惑しっぱなしであった。元から光や誘いには弱い私だ、そんな光から誘われてしまっては断れない。そのままアイツの夢の1つを叶えてしまった。

 こうして今日、私は遂に気になって気になって仕方なかったあの日の夢の続きを知ったのである。

 

 今も彼女は私の脇で、あのいい笑顔で笑っている




お題でSS作り、見たいな奴の派生なので正直内容が薄いですね……
皆さんの想像に頼らないでよい作品がいつか書けたらと思います。

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